JP2001258953A - 介護ベッド - Google Patents

介護ベッド

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JP2001258953A
JP2001258953A JP2000071134A JP2000071134A JP2001258953A JP 2001258953 A JP2001258953 A JP 2001258953A JP 2000071134 A JP2000071134 A JP 2000071134A JP 2000071134 A JP2000071134 A JP 2000071134A JP 2001258953 A JP2001258953 A JP 2001258953A
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JP2000071134A
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Yoshiaki Abura
善紀 油
Hideo Okutsu
秀雄 奥津
Masahiro Yamashita
昌宏 山下
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一人での運搬や設置施工に応ずることができ
るものとする。 【解決手段】 頭部側の床面板が起倒自在となっている
介護ベッドにおいて、床面板4を備えた本体フレーム3
がその長手方向において分割された分割フレーム3a,
3bとして形成されているとともに、接地部を備えてい
るベースフレーム1に対して着脱自在となっている。ベ
ースフレーム1と本体フレーム3とを着脱自在とするだ
けでなく、本体フレーム3を分割構成とすることで、一
人でも扱うことができる部材サイズとなるようにしたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は背床面部分を起こし
て背もたれとすることができる介護ベッドに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】この種の介護ベッド、殊に電動型のもの
はサイズが大きい上に重く、運搬や設置施工に多くの人
手が必要となっている。レンタル等に供されるために、
何度も分解組立が行われる場合は、この点は大きな問題
となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑みなされたものであって、その目的とするところは
一人での運搬や設置施工に応ずることができる介護ベッ
ドを提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、頭部
側の床面板が起倒自在となっている介護ベッドにおい
て、床面板を備えた本体フレームがその長手方向におい
て分割された分割フレームとして形成されているととも
に、接地部を備えているベースフレームに対して着脱自
在となっていることに特徴を有している。
【0005】ベースフレームと本体フレームとを着脱自
在とするだけでなく、本体フレームを分割構成とするこ
とで、一人でも扱うことができる部材サイズとなるよう
にしたものである。
【0006】本体フレームとベースフレームとの間に本
体フレーム全体を昇降させる昇降機能を有する昇降ユニ
ットを介在させたものであってもよく、この場合、ベー
スフレームと昇降ユニットとを着脱自在にするととも
に、昇降ユニットと本体フレームとを着脱自在としてお
く。
【0007】また、ベースフレームもしくは昇降ユニッ
トは、2分割された本体フレームの仮置き部と着脱自在
な連結部とを備えたものとしておくのが好ましい。
【0008】起倒自在な頭部側の床面板も該床面板の起
倒用機構を備えた本体フレームに対して着脱自在として
おくとよく、この場合の起倒用機構は、床面板の回動用
軸と、床面板の上記回動軸と異なる位置に摺動自在に接
触する回転アームとを備えたものを好適に用いることが
でき、さらに起倒用機構は頭部側の床面板の両側縁より
も中央寄りに設けておくのが好ましい。また、起倒用機
構が電動駆動源にて動作するものであれ、に電動駆動源
を起倒用機構を備えた本体フレームに対して着脱自在と
しておくとよい。
【0009】昇降ユニットを備えたものでは、本体フレ
ームに設けられて頭部側の床面板を起倒させる起倒用機
構の電動駆動源と昇降ユニットの電動駆動源とはベッド
の幅方向において異なる位置に配置しておくのが低床化
を図ることができる点で好ましい。
【0010】また、低床化の点では、ベースフレームは
キャスターの取り付け部をベースフレームの最下面より
も高い位置に備えたものとするのも好ましい。
【0011】ベースフレームの接地部はベースフレーム
の最下面に着脱自在に取り付けた接地脚としてもよい。
【0012】前記昇降ユニットは、左右一対の平行リン
ク機構と、両平行リンク機構のバランス調整部とからな
るものを好適に用いることができ、上記バランス調整部
としてはターンバックル型の伸縮リンクを用いることが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に
基づいて詳述すると、図示例の介護ベッドは図1に示す
ように、ベースフレーム1と昇降ユニット2、頭部側フ
レーム3aと脚部側フレーム3bとからなる本体フレー
ム3、本体フレーム3に取り付けられる床面板4a,4
b、ヘッドボード51、フットボード52等で構成され
ているとともに、電動による本体フレーム3の昇降と、
床面板4a,4bの電動による起倒動作を行えるように
したものであり、またその大きさとレンタル用品として
の利用される場合とを考慮して、ユーザー側での分解組
立を行うことができるようにしているとともに、一人で
分解組立を行うことができるようにしている。
【0014】ベースフレーム1は図2にも示すように左
右の枠片11,11と両端の枠片12,12とを連結固
定することで構成されたものであり、下側に位置する左
右の枠片11,11の両端下面には低プロフィール型の
接地脚15が取り付けられている。
【0015】昇降ユニット2は上記ベースフレーム1上
に配設されるもので、図17及び図18に示すように、
ベースフレーム1の枠片11,12上にねじ止め固定さ
れる左右の枠片20,20と、この枠片20,20間に
架設された一対の回転軸21,21と、両端が回転軸2
1,21から突出するアームに連結された電動の伸縮ア
クチュエータ22と、各回転軸21,21と一体に回転
する2対のリンク23,23、各リンク23の先端に連
結されるアーム25を一体に備えた一対の支持バー2
4,24、支持バー24,24間を連結しているリンク
26及び支持バー24,24間を所定間隔に保つ連結プ
レート28、そして前記回転軸21,21間に架設され
た調節ユニット27とからなるもので、両端を回転軸2
1,21から突出するアームに連結することで吊り下げ
られた状態となっている伸縮アクチュエータ22を伸ば
せば、回転軸21,21が軸回りに回転するものであ
り、この回転によって回動する上記リンク23,23
は、アーム25を介して連結された支持バー24を上方
に移動させる(図22,23,24参照)。
【0016】ところで、左右のリンク26及びアーム2
5の長さに微妙な差があったり、回転軸21への取り付
け位置等が少しでもずれていると、左右一対の平行リン
ク機構で支持されたものとなっている支持バー24,2
4は互いに平行とならずにねじれたような状態となる。
このために、ターンバックル部を有して長さ調節自在と
なっている前記調節ユニット27を回転軸21,21の
一端寄りに設けており、該長さ調節で回転軸21,21
の一端側に軸回り方向の力を加えることで、上記両支持
バー24,24が平行となるように調整することができ
るものとなっている。
【0017】昇降ユニット2の上記支持バー24,24
上に配設される本体フレーム3は、前述のように頭部側
フレーム3aとこの頭部側フレーム3aに連結固定され
る脚部側フレーム3bとから構成されるが、昇降ユニッ
ト2上への取り付けにあたっては、図3及び図4に示す
ように、まず頭部側フレーム3aを取り付け、次いで脚
部側フレーム3bを取り付けるとともに頭部側フレーム
3aに連結するという手順で組み立てられる。
【0018】頭部側フレーム3aは一対の回転軸31,
32が架設されているもので、回転軸31には先端にロ
ーラ34を備えた左右一対のアーム33,33が固定さ
れているとともに、一対のアーム35、35が連結され
ている。また、回転軸32には先端にローラ37を備え
た左右一対のアーム36,36が固定されている。
【0019】上記両回転軸31,32は、頭部側フレー
ム3aに後付けで固定される電動ユニット5によって回
転駆動される。この電動ユニット5は、2つの電動式ス
ライドアクチュエータを内蔵したもので、一方のスライ
ドアクチュエータは回転軸31を回転させ、他方のスラ
イドアクチュエータは回転軸32を回転させる。
【0020】なお、上記電動ユニット5は本体フレーム
3の片側に寄った位置に取り付けているが、これは昇降
ユニット2の伸縮アクチュエータ22との干渉を避ける
ことで、設置面から本体フレーム3の表面までの高さを
低くすることができるようにしているためである。
【0021】ここで、頭部側フレーム3a及び脚部側フ
レーム3bは、図10に示すように、支持バー24,2
4の両端部に被さる受け部70と、抜け止めのためのピ
ン71とを備えており、ピン71を一体に備えたノブ7
2をばね74に抗して引いた状態で支持バー24上に受
け部70を載せ、ピン71を復帰させることで支持バー
24に連結する。なお、ばね74によって付勢されてい
るピン71はノブ72側の部分に突起73を備えてお
り、ノブ72を引いて90度回せば、上記突起73はピ
ン71及びばね74を納めたスリーブ75のキャップ7
6に設けた溝77から抜け出してキャップ76表面で止
まるために、ピン71を引いた状態が保たれる。従っ
て、重量のある頭部側フレーム3a及び脚部側フレーム
3bを支持バー24に取り付けるにあたって、ノブ72
を手で引いたまま作業をしなくてもよく、本体フレーム
3の昇降ユニット2に対する着脱作業を簡単に行うこと
ができる。また、昇降ユニット2を低くしている状態で
は、回転軸21とほぼ同じ高さに支持バー24が位置し
ており、回転軸21や昇降ユニット2におけるリンク部
分上にフレーム3a,3bを仮置きした状態で上記連結
作業を行うことができるために、この点においても着脱
作業を簡単に行うことができる。
【0022】また、頭部側フレーム3aと脚部側フレー
ム3bとは図5に示すように頭部側フレーム3aの端面
より突出する差し込み片38を脚部側フレーム3bの端
部開口内に差し込み係合させるとともに、脚部側フレー
ム3bから突出する受け片39で頭部側フレーム3aの
端部を受け、上記受け片39と頭部側フレーム3aとを
手で回すことができるねじ(図示せず)で固定すること
で行う。
【0023】ベッドの床面は、前述の床面板4a,4b
と、本体フレーム3に固定されている床面板4cとから
なる床面板4によって構成されている。頭部側に配設さ
れる床面板4aは、前述のアーム35先端に設けた軸4
0にスナップピンで連結されて該軸40で軸支されると
ともに、アーム33先端のローラ34で下面が受けられ
ることで本体フレーム3上に配設される。スナップピン
の着脱だけで床面板3aの着脱を行うことができるよう
になっているわけである。脚部側に配設される床面板4
bは、屈曲軸部41を有してこの部分で折り曲げること
ができるようになっている。
【0024】ここにおいて、アーム35は回転軸31に
直接連結したものではなく、図25に示すように、回転
軸31と支持バー24との間に架設した支点アーム55
の下部よりの部分に軸56で支持されたものとなってい
る。なお、支点アーム55は回転軸31に対して回転自
在に連結されるとともに支持バー55上に載せられたも
ので、回転軸31の軸回りの回転を防ぐために、支持バ
ー24には手で締めたり緩めたりすることができるボル
ト57で止められている。このボルト57は支持バー2
4がその昇降時に軸回りの回転を行うことから、支点ア
ーム55に設けた円弧状の長孔58に挿通してある。
【0025】そして、ベルクランク状に形成されている
上記アーム35の中程と、回転軸31と一体のアーム5
3とをリンク54で連結してあり、回転軸31が回転す
る時、アーム35はリンク54で駆動されて軸56を中
心とする回転を行う。
【0026】従って、本体フレーム3上に床面板4aが
フラットな状態で配設されている状態から電動ユニット
5を作動させることで回転軸31を回転させれば、アー
ム33の上方への回動で、床面板4aは軸40を中心と
して回動して起きあがるとともに、上記軸40が少し上
方で且つ頭部側へと移動する。つまり、床面板4上にマ
ットレス8を介して寝ている人にとっては、その腰の部
分を支えている床面板4aの軸40付近の部分が後退す
るものであり、このために床面板4aを起こしても、腰
の部分が押されてしまうということがなく、腹部圧迫が
生じることがないものである。
【0027】上記軸40やアーム33,35は図14及
び図20に示すように、床面板4aの両側端よりも内側
の中央寄りに配置しているが、これは床面板4を掴んだ
指がアーム35などで挟まれてしまうことがないように
するためである。
【0028】脚部側に配される床面板4bは、その一端
側に設けたピン71を図7に示すように本体フレーム3
の内面に設けた支持穴80に差し込むとともに、他端側
に設けたスライドピン78を本体フレーム3の内面に設
けたスライドレール部81にスライド自在に係合させる
ことで本体フレーム3に取り付けられて、前記アーム3
6先端のローラ37で屈曲軸部42よりもスライドピン
78側(足先側)の部分が受けられる(図22〜図24
に示すように、ピン71側をローラ37で受けてもよ
い)。
【0029】従って、電動ユニット5の他方のスライド
アクチュエータを作動させて回転軸32を回転させれ
ば、一体に回動するアーム36先端のローラ37が床面
板4bの中程を押し上げるために、ベッド上で膝を立て
た状態とする時にも床面板4で大腿部から下腿部にかけ
てを支えることができるものであり、これに伴って、床
面板4aを起こして背もたれとした時に生じやすい「ず
り下がり」を防ぐことができる。
【0030】この時、身長の個人差によって膝の位置が
異なるが、床面板4bのピン71を受ける支持穴80を
図7に示すように、本体フレーム3の長手方向において
複数箇所設けてあり、ピン71を差し込む位置を選択す
ることによって、屈曲軸部42の位置を変更することが
できるようにして対応している。
【0031】前述のヘッドボード51及びフットボード
52は、本体フレーム3の長手方向両端部に差し込み係
合させることで取り付けることができるようにしてあ
る。また、本体フレーム3の左右側面は、合成樹脂製の
サイドカバー90が被せられる。サイドガード92は本
体フレーム3の左右両側面に着脱自在な取り付け金具9
1を介して本体フレーム3に取り付けられる。
【0032】床面板4上に配設されるマットレス8は、
頭部側の部分8aと脚部側の部分8bとを表面側で連結
したもので、床面板4aを起こした時、下面側で上記両
部分8a,8b間に隙間が生じるようにしてある。図8
に示すマットレス8の頭部側の下面に設けたストラップ
8dは、頭部側の端部を床面板4aに係止して、床面板
4aを起立させる時にマットレス8がずれないようにし
ているものであり、床面板4cに装着する金具93は、
マットレス8の脚部側の端部がずれることを防ぐ。
【0033】電動ユニット5及び伸縮アクチュエータ2
2は、コントローラCによって制御するが、該コントロ
ーラCはキースイッチを備えており、安全ロックキーを
差し込まないことには操作することができないようにし
てある。
【0034】ところで、この介護ベッドは前述のように
低床型(床面板4の高さがほぼ25cm)となるように
構成しているのであるが、ベースフレーム1の接地脚1
5に代えてキャスターを取り付けた場合、どうしても背
が高くなってしまう。これを防ぐために、ここでは図1
1に示すように、ベースフレーム11を構成する枠片1
1,12のうち、キャスター14については上段側に位
置する枠片12の下面に取り付けるものとして高さが殆
ど変わらないようにしている。
【0035】また、人体つり上げ用のリフトを使用する
時など、介護ベッドの下方にリフトの脚部が入るスペー
スを確保しなくてはならないが、この場合は図11に示
すスペーサー13を枠片11と接地脚15との間に介在
させたり、上記キャスター14を接地脚15に代えて枠
片11の仮面に取り付けることで対応するようにしてい
る。
【0036】昇降ユニット2を備えている介護ベッドの
例を示したが、本体フレーム3を受ける一対の支持バー
24,24をベースフレーム1等に設けておけば、昇降
機能を持たない介護ベッドと本体フレーム3その他を共
用することができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明においては、頭部側
の床面板が起倒自在となっている介護ベッドにおいて、
床面板を備えた本体フレームがその長手方向において分
割された分割フレームとして形成されているとともに、
接地部を備えているベースフレームに対して着脱自在と
なっているために、運搬時にはベースフレームと本体フ
レームとを個別に運搬することができるだけでなく、最
もサイズが大きい本体フレームも分割運搬することがで
きるものであり、分解組立時も扱うサイズが小さくなる
ために、一人でも分解組立を行うことができるものであ
る。
【0038】本体フレームとベースフレームとの間に本
体フレーム全体を昇降させる昇降機能を有する昇降ユニ
ットを介在させたものでは、ベースフレームと昇降ユニ
ットとを着脱自在にするとともに、昇降ユニットと本体
フレームとを着脱自在としておくことで取り扱いの便を
良くすることができる。
【0039】また、ベースフレームもしくは昇降ユニッ
トは、2分割された本体フレームの仮置き部と着脱自在
な連結部とを備えたものとしておくのが好ましい。分割
されているとはいえ、重さのある本体フレームの組み付
けあるいは分解作業を容易に行うことができる。
【0040】起倒自在な頭部側の床面板も該床面板の起
倒用機構を備えた本体フレームに対して着脱自在として
おくことで、運搬や分解組立時における本体フレームの
重さを軽くすることができる。
【0041】この場合の起倒用機構は、床面板の回動用
軸と、床面板の上記回動軸と異なる位置に摺動自在に接
触する回転アームとを備えたものを用いると、軸の着脱
だけで床面板の着脱を行うことができる。
【0042】さらに起倒用機構は頭部側の床面板の両側
縁よりも中央寄りに設けておくことでベッド利用者が指
を挟んだりする虞をなくすことができる。
【0043】また、起倒用機構が電動駆動源にて動作す
るものであれば、電動駆動源を起倒用機構を備えた本体
フレームに対して着脱自在としておくことで、本体フレ
ームの組立時の重さを軽減することができる上に、床面
板が起立した状態で電動駆動源に問題が生じた時など、
電動駆動源を取り外してしまうことで床面板を倒すこと
ができる。
【0044】昇降ユニットを備えたものでは、本体フレ
ームに設けられて頭部側の床面板を起倒させる起倒用機
構の電動駆動源と昇降ユニットの電動駆動源とはベッド
の幅方向において異なる位置に配置しておくと、両電動
駆動源の干渉を避けることができるために、低床化を図
ることができる。
【0045】また、低床化の点では、ベースフレームは
キャスターの取り付け部をベースフレームの最下面より
も高い位置に備えたものとすることで、キャスターの背
が高くとも低床化することができる。
【0046】ベースフレームの接地部はベースフレーム
の最下面に着脱自在に取り付けた接地脚としてもよい。
設置脚として高さの異なるものを使用することで、ベー
スフレームを任意の高さにセットすることができる。
【0047】前記昇降ユニットは、左右一対の平行リン
ク機構からなるものがコスト的にも重量的にも有利であ
るが、この場合に問題となる部品精度等に起因するとこ
ろの両平行リンク機構のアンバランスは、バランス調整
部で調整することができるようにしておくとよく、この
場合のバランス調整部としてはターンバックル型の伸縮
リンクがコストや重量、調整の容易さの点などで有利で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の分解斜視図であ
る。
【図2】同上のベースフレームと昇降ユニットの分解斜
視図である。
【図3】同上の昇降ユニットと本体フレームの分解斜視
図である。
【図4】同上の昇降ユニットと本体フレームの分解斜視
図である。
【図5】(a)〜(d)は同上の本体フレームの連結の説明図
である。
【図6】昇降ユニット及び本体フレームと頭部側の床面
板の分解斜視図である。
【図7】(a)(b)は脚部側の床面板と本体フレームとの連
結部分を示す斜視図である。
【図8】本体フレーム及びマットレスの分解斜視図であ
る。
【図9】動作を示す斜視図である。
【図10】(a)(b)は本体フレームの昇降ユニットとの連
結部を示す断面図である。
【図11】ベースフレームの接地部分の分解斜視図であ
る。
【図12】ヘッドボード及びフットボードの正面図であ
る。
【図13】側面図である。
【図14】平面図である。
【図15】部分正面図である。
【図16】部分正面図である。
【図17】ベースフレーム及び昇降ユニットの側面図で
ある。
【図18】ベースフレーム及び昇降ユニットの平面図で
ある。
【図19】本体フレーム及び床面板の側面図である。
【図20】本体フレーム及び床面板の平面図である。
【図21】本体フレーム及び床面板の正面図である。
【図22】昇降動作を示す側面図である。
【図23】昇降動作を示す側面図である。
【図24】昇降動作を示す側面図である。
【図25】頭部側床面板の起立動作時の軸部分の動作説
明図である。
【符号の説明】
1 ベースフレーム 2 昇降ユニット 3 本体フレーム 3a 頭部側フレーム 3b 脚部側フレーム 4 床面板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 昌宏 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 4C040 AA05 BB01 BB06 DD05 EE05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部側の床面板が起倒自在となっている
    介護ベッドにおいて、床面板を備えた本体フレームがそ
    の長手方向において分割された分割フレームとして形成
    されているとともに、接地部を備えているベースフレー
    ムに対して着脱自在となっていることを特徴とする介護
    ベッド。
  2. 【請求項2】 本体フレームとベースフレームとの間に
    本体フレーム全体を昇降させる昇降機能を有する昇降ユ
    ニットが介在しているとともに、ベースフレームと昇降
    ユニットとが着脱自在に且つ昇降ユニットと本体フレー
    ムとが着脱自在となっていることを特徴とする請求項1
    記載の介護ベッド。
  3. 【請求項3】 ベースフレームもしくは昇降ユニット
    は、2分割された本体フレームの仮置き部と着脱自在な
    連結部とを備えていることを特徴とする請求項1または
    2記載の介護ベッド。
  4. 【請求項4】 起倒自在な頭部側の床面板が該床面板の
    起倒用機構を備えた本体フレームに対して着脱自在とな
    っていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項
    に記載の介護ベッド。
  5. 【請求項5】 起倒用機構は、床面板の回動用軸と、床
    面板の上記回動軸と異なる位置に摺動自在に接触する回
    転アームとを備えていることを特徴とする請求項4記載
    の介護ベッド。
  6. 【請求項6】 起倒用機構は頭部側の床面板の両側縁よ
    りも中央寄りに設けられていることを特徴とする請求項
    4または5記載の介護ベッド。
  7. 【請求項7】 起倒用機構は電動駆動源にて動作するも
    のであるとともに電動駆動源が起倒用機構を備えた本体
    フレームに対して着脱自在となっていることを特徴とす
    る請求項4〜6のいずれかの項に記載の介護ベッド。
  8. 【請求項8】 本体フレームに設けられて頭部側の床面
    板を起倒させる起倒用機構の電動駆動源と昇降ユニット
    の電動駆動源とがベッドの幅方向において異なる位置に
    配置されていることを特徴とする請求項2記載の介護ベ
    ッド。
  9. 【請求項9】 ベースフレームはキャスターの取り付け
    部をベースフレームの最下面よりも高い位置に備えてい
    ることを特徴とする請求項1〜8のいずれかの項に記載
    の介護ベッド。
  10. 【請求項10】 ベースフレームの接地部はベースフレ
    ームの最下面に取り付けた接地脚であることを特徴とす
    る請求項1〜8のいずれかの項に記載の介護ベッド。
  11. 【請求項11】 昇降ユニットは、左右一対の平行リン
    ク機構と、両平行リンク機構のバランス調整部とからな
    ることを特徴とする請求項2記載の介護ベッド。
  12. 【請求項12】 バランス調整部はターンバックル型の
    伸縮リンクであることを特徴とする請求項11記載の介
    護ベッド。
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