JPH05334414A - 分岐構造図形の点列入力方式 - Google Patents

分岐構造図形の点列入力方式

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JPH05334414A
JPH05334414A JP16222392A JP16222392A JPH05334414A JP H05334414 A JPH05334414 A JP H05334414A JP 16222392 A JP16222392 A JP 16222392A JP 16222392 A JP16222392 A JP 16222392A JP H05334414 A JPH05334414 A JP H05334414A
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branch
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trigger
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JP16222392A
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English (en)
Inventor
Miwako Yonezawa
美和子 米澤
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分岐構造図形に係る点の座標値の全ての指定
を少ない処理量で正確に行うことができるようにする。 【構成】 トリガ判定手段31は、トリガの種類に基づ
いて点の種類を判定する。分岐データ格納手段36は、
点の種類が分岐点である場合に、分岐データテーブル3
8の更新を行う。座標データ比較手段32は、点の種類
が終了点である場合に、その終了点の座標値と分岐デー
タテーブル38中の「分岐点の数」番目の分岐点認識番
号に対応する座標データテーブル37中の座標値とが一
致するか否かを判定する。分岐データ制御手段33は、
この判定に基づき分岐データテーブル38中の分岐点の
数の減少等を行う。カーソル移動手段34は、分岐デー
タテーブル38中の「分岐点の数」番目の分岐点認識番
号に対応する座標データテーブル37中の座標値の位置
に図形描画装置10のカーソルを移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は分岐構造図形の点列入力
方式に関し、特にマウス等の入力装置(ポインティング
デバイス)と図形描画装置とを有する図形処理システム
において分岐構造図形(ツリー構造の図形のような分岐
を持つ図形、すなわち一連続による描画(一筆書き)に
よっては表現できない図形。例えば、図2に示すような
図形)を特定する点(例えば、図2中のa点〜g点。以
下、「分岐構造図形に係る点」という)の座標値を指定
するための点列入力(複数の点の座標値を順次に対話的
に入力すること)を行う分岐構造図形の点列入力方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の分岐構造図形の点列入力方式にお
ける点列入力では、入力(指定)対象の複数の点に関す
る情報として、座標値だけしか指定することができなか
った。すなわち、各点がどのような種類の点であるかを
示す情報を指定することができなかった。
【0003】そのために、従来の分岐構造図形の点列入
力方式の第1の方式では、分岐構造図形に係る点の座標
値の全てを指定するためには、分岐構造図形の分岐の数
に対応する複数回の点列入力を行う必要があった(この
必要性は分岐の存在を「点の種類」の指定によって示す
ことができないことに起因して生ずる)。すなわち、分
岐の起点となる点を含む1つの点列入力が終了した後
に、その分岐の起点を開始点とする別の点列入力を行う
必要があった。
【0004】このような複数回の点列入力を避けるため
の従来の分岐構造図形の点列入力方式(従来の分岐構造
図形の点列入力方式の第2の方式)では、分岐構造図形
に係る点の座標値の全ての指定を1回の点列入力で終了
させるために、同一の点の座標値を重複して指定する必
要があった(一筆書きで同じ線を重複して描画するよう
な動作が必要であった)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の分岐構
造図形の点列入力方式の第1の方式では、複数回の点列
入力を行う必要があり、分岐の起点となる点の座標値を
重複して指定する必要があるので、座標値の指定(入
力)回数が多くなり(分岐構造図形に係る点の座標値の
指定のための点列入力における処理量が多くなる)、同
一の点(分岐の起点)の座標値を正確に(ずれないよう
に)重ねて指定するための操作者の負担が大きくなると
いう問題点があった。
【0006】また、上述した従来の分岐構造図形の点列
入力方式の第2の方式においても、同一の点の座標値を
重複して指定する必要があるので、同様の問題点があっ
た。
【0007】本発明の目的は、上述の点に鑑み、分岐構
造図形に係る点の座標値の全ての指定を少ない処理量で
正確に行うことができる分岐構造図形の点列入力方式を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の分岐構造図形の
点列入力方式は、分岐構造図形に係る点の座標値を指定
するための点列入力を行う分岐構造図形の点列入力方式
において、トリガの発生時に分岐点,継続点および終了
点のいずれかを示すトリガの種類を指定する入力装置上
のトリガ種類指定装置と、トリガの発生時に前記トリガ
種類指定装置によって指定されたトリガの種類によって
示される点の種類を判定するトリガ判定手段と、トリガ
発生時カーソル位置の座標値が座標データテーブルに存
在しない場合にそのトリガ発生時カーソル位置の座標値
と前記トリガ判定手段によって判定された点の種類と認
識番号とを前記座標データテーブルに格納する座標デー
タ格納手段と、前記トリガ判定手段によって点の種類が
分岐点であると判定された場合にその分岐点の分岐点認
識番号を分岐データテーブルに格納しこの分岐データテ
ーブル内の分岐点の数を増加させる分岐データ格納手段
と、前記トリガ判定手段によって点の種類が終了点であ
ると判定された場合にその終了点の座標値とその時点に
おける前記分岐データテーブル中の「分岐点の数」番目
の分岐点認識番号に対応する前記座標データテーブル中
の座標値とを比較して両方の座標値が一致するか否かを
判定する座標データ比較手段と、この座標データ比較手
段によって両方の座標値が一致すると判定された場合に
前記分岐データテーブル中の分岐点の数を減少させ前記
分岐データテーブル中の分岐点の数に基づいて点列入力
の終了の可否を判定する分岐データ制御手段と、前記座
標データ比較手段および前記分岐データ制御手段による
判定結果と前記座標データテーブルおよび前記分岐デー
タテーブルに対する参照とに基づいて図形描画装置上の
カーソルをその時点における前記分岐データテーブル中
の「分岐点の数」番目の分岐点認識番号に対応する前記
座標データテーブル中の座標値の位置に移動させるカー
ソル移動手段とを有する。
【0009】
【作用】本発明の分岐構造図形の点列入力方式では、入
力装置上のトリガ種類指定装置がトリガの発生時に分岐
点,継続点および終了点のいずれかを示すトリガの種類
を指定し、トリガ判定手段がトリガの発生時にトリガ種
類指定装置によって指定されたトリガの種類によって示
される点の種類を判定し、座標データ格納手段がトリガ
発生時カーソル位置の座標値が座標データテーブルに存
在しない場合にそのトリガ発生時カーソル位置の座標値
とトリガ判定手段によって判定された点の種類と認識番
号とを座標データテーブルに格納し、分岐データ格納手
段がトリガ判定手段によって点の種類が分岐点であると
判定された場合にその分岐点の分岐点認識番号を分岐デ
ータテーブルに格納し分岐データテーブル内の分岐点の
数を増加させ、座標データ比較手段がトリガ判定手段に
よって点の種類が終了点であると判定された場合にその
終了点の座標値とその時点における分岐データテーブル
中の「分岐点の数」番目の分岐点認識番号に対応する座
標データテーブル中の座標値とを比較して両方の座標値
が一致するか否かを判定し、分岐データ制御手段が座標
データ比較手段によって両方の座標値が一致すると判定
された場合に分岐データテーブル中の分岐点の数を減少
させ分岐データテーブル中の分岐点の数に基づいて点列
入力の終了の可否を判定し、カーソル移動手段が座標デ
ータ比較手段および分岐データ制御手段による判定結果
と座標データテーブルおよび分岐データテーブルに対す
る参照とに基づいて図形描画装置上のカーソルをその時
点における分岐データテーブル中の「分岐点の数」番目
の分岐点認識番号に対応する座標データテーブル中の座
標値の位置に移動させる。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0011】図1は、本発明の分岐構造図形の点列入力
方式の一実施例の構成を示すブロック図である。本実施
例の分岐構造図形の点列入力方式は、図形描画装置10
と、入力装置20(ポインティングデバイス。例えば、
マウス)と、図形処理部30とを含んで構成されてい
る。
【0012】入力装置20は、トリガ種類指定装置21
(例えば、マウスにおける複数のクリックボタン)を含
んで構成されている。
【0013】図形処理部30は、トリガ判定手段31
と、座標データ比較手段32と、分岐データ制御手段3
3と、カーソル移動手段34と、座標データ格納手段3
5と、分岐データ格納手段36と、座標データテーブル
37と、分岐データテーブル38とを含んで構成されて
いる。
【0014】図2は、分岐構造図形の一例を示す図であ
る。
【0015】図3(a)および(b)は、座標データテ
ーブル37および分岐データテーブル38の内容の一例
(図2に示す分岐構造図形に係る点の座標値を指定する
ための点列入力が行われる際の内容)を示す図である。
【0016】図3(a)に示す座標データテーブル37
は、認識番号,X座標値,Y座標値および点の種類の組
み合わせと、座標点の数とを有している。
【0017】図3(b)に示す分岐データテーブル38
は、分岐点認識番号と、分岐点の数とを有している。
【0018】図4は、本実施例の分岐構造図形の点列入
力方式の処理を示す流れ図である。この処理は、座標点
数および分岐点数初期化ステップ400と、トリガ捕獲
ステップ401と、点種類判定ステップ402と、継続
点対応座標データ格納手段処理ステップ403と、分岐
点対応座標データ格納手段処理ステップ404と、分岐
データ格納手段処理ステップ405と、トリガ発生時カ
ーソル位置座標値判定ステップ406と、終了点対応座
標データ格納手段処理ステップ407と、カーソル移動
ステップ408と、分岐点数減算ステップ409と、分
岐点数判定ステップ410とからなる。
【0019】図5は、本実施例の分岐構造図形の点列入
力方式の動作と比較して従来の分岐構造図形の点列入力
方式の動作を説明するための図(従来の分岐構造図形の
点列入力方式の第2の方式において生成される従来の座
標データテーブルの内容の一例(図3(a)に示す座標
データテーブル37の内容に対応するもの)を示す図)
である。
【0020】次に、このように構成された本実施例の分
岐構造図形の点列入力方式の動作について説明する。
【0021】本実施例、ひいては本発明の分岐構造図形
の点列入力方式では、点列入力の対象となる分岐構造図
形に係る点の種類として、分岐点,継続点および終了点
の3種類の点が設定される。各点は、それぞれ以下のよ
うな意味を持つ。 分岐点とは、3つ以上の他の点と接続される点をい
う。ただし、点列入力の開始点となる点については、2
つの他の点と接続され点も「分岐点」とする。 継続点とは、2つの他の点と接続される点をいう。
ただし、点列入力の開始点となる点については、1つの
他の点と接続され点も「継続点」とする。 終了点とは、1つの他の点と接続される点であり、
かつ点列入力の開始点ではない点をいう。
【0022】点列入力の開始点は、分岐点または継続点
として入力される。また、終了点の入力が行われると、
その時点までに入力された分岐点の中で最後に入力され
た分岐点の座標値で示される図形描画装置10上の位置
にカーソルが自動的に戻る。さらに、ある分岐点でその
分岐点における全ての分岐に関する入力が終了した場合
には、その分岐点は終了点として扱われるようになる。
このような取扱いによって、i(正整数)番目に入力さ
れた分岐点における全ての分岐に関する入力の終了後に
は(i−1)番目に入力された分岐点についての分岐に
関する入力が行われることになる。
【0023】図形処理部30は、入力装置20による指
示(マウスの移動量等)に基づく図形描画装置10上の
カーソルの移動(カーソルによって示される座標値の変
化)とトリガ種類指定装置21により指定されたトリガ
の種類によって示される点の種類とに基づき、図形描画
装置10上に分岐構造図形に係る点等のエコー(応答)
を描画していく。このような描画により、図形処理部3
0は、分岐構造図形に係る点の座標値を指定するための
点列入力を実現する。
【0024】図形処理部30が点列入力を受け付けるこ
とができる状態になると、座標データ格納手段35は座
標データテーブル37中の座標点の数を0に設定し、分
岐データ格納手段36は分岐データテーブル中の分岐点
の数を0に設定する(ステップ400)。
【0025】トリガの発生時にトリガ種類指定装置21
によってトリガの種類が指定されると、図形処理部30
内のトリガ判定手段31はそのトリガ(そのトリガの発
生時における図形描画装置10上のカーソルの位置(以
下、「トリガ発生時カーソル位置」という)によって示
される座標値を含む)を捕獲し(ステップ401)、そ
のトリガの種類によって示される点の種類を判定する
(ステップ402)。
【0026】以下に、ステップ402による判定結果毎
の動作を説明する。
【0027】 ステップ402で「そのトリガの種類
によって示される点の種類が継続点である」と判定され
た場合
【0028】この場合には、座標データ格納手段35
は、そのトリガとともに捕獲された座標値(X座標値お
よびY座標値)とステップ402の判定結果の点の種類
(この場合には、「継続点」)とを座標データテーブル
37に格納し、座標データテーブル37中の座標点の数
に1を加算し(ステップ403)、ステップ401に制
御を戻す。なお、座標データ格納手段35は、ステップ
403における加算後の座標点の数を、ステップ403
において格納された座標値および点の種類に対応する認
識番号として座標データテーブル37に設定する(座標
点の数が「i」になった場合には認識番号を「i」とし
て設定する。ステップ404およびステップ407にお
いても同様)。
【0029】 ステップ402で「そのトリガの種類
によって示される点の種類が分岐点である」と判定され
た場合
【0030】この場合には、座標データ格納手段35
は、そのトリガとともに捕獲された座標値とステップ4
02の判定結果の点の種類(この場合には、「分岐
点」)とを座標データテーブル37に格納し、座標デー
タテーブル37中の座標点の数に1を加算する(ステッ
プ404)。なお、上述のように、座標データ格納手段
35は認識番号の設定をも行う。
【0031】分岐データ格納手段36は、ステップ40
4で格納された座標値および点の種類に対応する認識番
号を分岐点認識番号として分岐データテーブル38に格
納し、分岐データテーブル38中の分岐点の数に1を加
算し(ステップ405)、ステップ401に制御を戻
す。
【0032】 ステップ402で「そのトリガの種類
によって示される点の種類が終了点である」と判定され
た場合
【0033】この場合には、座標データ比較手段32
は、その時点における分岐データテーブル38中の「分
岐点の数」番目の分岐点認識番号(図3(b)に示す分
岐データテーブル38においては「分岐点の数」である
「2」番目の分岐点認識番号である「3」)に対応する
座標データテーブル37中の座標値(その分岐点認識番
号と同一の値を持つ認識番号に対応する座標値)とステ
ップ401で捕獲された座標値(トリガ発生時カーソル
位置の座標値)とが一致するか否かを判定する(ステッ
プ406)。
【0034】ステップ406で「両方の座標値が一致し
ない」と判定された場合には、座標データ格納手段35
は、トリガ発生時カーソル位置の座標値とステップ40
2の判定結果の点の種類(この場合には、「終了点」)
とを座標データテーブル37に格納し、座標データテー
ブル中の座標点の数に1を加算する(ステップ40
7)。
【0035】カーソル移動手段34は、その時点におけ
る分岐データテーブル38中の「分岐点の数」番目の分
岐点認識番号に対応する座標データテーブル37中の座
標値の位置を示すように図形描画装置10上のカーソル
を移動させ(ステップ408)、ステップ401に制御
を戻す。
【0036】ステップ406で「両方の座標値が一致す
る」と判定された場合には、分岐データ制御手段33
は、分岐データテーブル38中の分岐点の数から1を減
算し(ステップ409)、減算後の分岐点の数が0であ
るか否かを判定する(ステップ410)。
【0037】ステップ410で「分岐点の数が0でな
い」と判定された場合には、カーソル移動手段34は、
その時点における分岐データテーブル38中の「分岐点
の数」番目の分岐点認識番号に対応する座標データテー
ブル37中の座標値の位置を示すように図形描画装置1
0上のカーソルを移動させ(ステップ408)、ステッ
プ401に制御を戻す。
【0038】ステップ410で「分岐点の数が0であ
る」と判定された場合には、図形処理部30は分岐構造
図形に係る点の座標値を指定するための点列入力を終了
させる。
【0039】なお、以上のようにして入力(指定)され
た分岐構造図形に係る座標値の操作者等への返却(その
分岐構造図形を使用した後の処理のための座標値の印字
出力等)は、次のようにして行われる。 座標データテーブル37の内容(X座標値,Y座標
値および点の種類の組み合わせ)がそのまま返却され
る。 国際標準規格のGKS(Graphical Ke
rnel System)やPHIGS(Progra
mmer’s Hierachical Interr
active Graphics System)にお
ける形式の座標データテーブル(X座標値およびY座標
値の組み合わせを有する従来の座標データテーブル。図
5参照)の内容に座標データテーブル37の内容が変換
されて返却される。
【0040】次に、本実施例の分岐構造図形の点列入力
方式の具体的な動作について、図2に示す分岐構造図形
に係る点の座標値を指定するための点列入力が行われる
場合を例にして説明する。
【0041】この場合には、入力装置20の指示に基づ
く座標値の指定(図形描画装置10上のカーソルの移
動)と入力装置20上のトリガ種類指定装置21による
トリガの種類の指定とに基づいて、図2に示す分岐構造
図形に係るa点〜g点の指定が行われていく。
【0042】まず、a点の位置にカーソルが移動され、
「継続点」を示すトリガの種類が指定される。
【0043】次に、b点の位置にカーソルが移動され、
「分岐点」を示すトリガの種類が指定される。
【0044】以上のような指定に基づいて、a点,b点
およびa−b線(a点とb点とを接続する線)がエコー
として図形描画装置10に描画(表示等)される。
【0045】次に、c点の位置にカーソルが移動され、
「分岐点」を示すトリガの種類が指定される(これによ
り、c点およびb−c線がエコーとして描画される)。
【0046】d点の位置にカーソルが移動されて「終了
点」を示すトリガの種類が指定されると、d点およびc
−d線がエコーとして描画された後に、カーソルはc点
に自動的に戻る(図4中のステップ408参照)。
【0047】さらに、e点の位置にカーソルが移動され
て「終了点」を示すトリガの種類が指定されると、e点
およびc−e線がエコーとして描画された後に、カーソ
ルはc点に自動的に戻る。
【0048】c点における全ての分岐の終了を示すため
に、カーソルが移動されることなくc点に対して「終了
点」を示すトリガの種類が指定されると、カーソルがb
点に自動的に戻る。
【0049】次に、f点の位置にカーソルが移動されて
「継続点」を示すトリガの種類が指定され、g点の位置
にカーソルが移動されて「終了点」を示すトリガの種類
が指定されると、f点,b−f線,g点およびf−g線
がエコーとして描画され、その後にカーソルがb点に自
動的に戻る。
【0050】b点における全ての分岐の終了を示すため
に、カーソルが移動されることなくb点に対して「終了
点」を示すトリガの種類が指定されると、一連の点列入
力が終了する。この時点での、座標データテーブル37
の内容は、図3(a)に示すようになっている(a点の
X座標値はXa でありa点のY座標値はYa であるもの
とする。b点〜g点についても同様)。
【0051】図5は、従来の分岐構造図形の点列入力方
式の第2の方式によって、図2に示す分岐構造図形に係
る点の座標値を指定するための点列入力が行われた際の
従来の座標データテーブル(図3(a)に示す座標デー
タテーブル37に対応する座標データテーブル)の内容
を示す図である。
【0052】図5に示すように、従来の分岐構造図形の
点列入力方式の第2の方式では、点c(X座標がXc
ありY座標がYc である点)の指定が3回行われてお
り、点bの指定が2回行われている。このような従来の
分岐構造図形の点列入力方式に比べて、本実施例の分岐
構造図形の点列入力方式では、処理量が減少することに
なり、同一の点(例えば、上述の点c)の座標値をずれ
が生じないように正確に指定するための操作者の負担が
なくなる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、分岐構造
図形に係る点の座標値を指定するための点列入力におい
て「点の種類」の指定を可能にすることにより、同一の
点の座標値の複数回の指定が不要になり、同一の点の座
標値を正確に重ねて指定するための操作者の負担をなく
すことができ、分岐構造図形に係る点の座標値の全ての
指定を少ない処理量で正確に行うことができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】分岐構造図形の一例を示す図である。
【図3】(a)は図1中の座標データテーブルの内容の
一例を示す図であり、(b)は図1中の分岐データテー
ブルの内容の一例を示す図である。
【図4】図1に示す分岐構造図形の点列入力方式の処理
を示す流れ図である。
【図5】従来の分岐構造図形の点列入力方式によって生
成される従来の座標データテーブルの内容の一例を示す
図である。
【符号の説明】
10 図形描画装置 20 入力装置 21 トリガ種類指定装置 30 図形処理部 31 トリガ判定手段 32 座標データ比較手段 33 分岐データ制御手段 34 カーソル移動手段 35 座標データ格納手段 36 分岐データ格納手段 37 座標データテーブル 38 分岐データテーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分岐構造図形に係る点の座標値を指定す
    るための点列入力を行う分岐構造図形の点列入力方式に
    おいて、 トリガの発生時に分岐点,継続点および終了点のいずれ
    かを示すトリガの種類を指定する入力装置上のトリガ種
    類指定装置と、 トリガの発生時に前記トリガ種類指定装置によって指定
    されたトリガの種類によって示される点の種類を判定す
    るトリガ判定手段と、 トリガ発生時カーソル位置の座標値が座標データテーブ
    ルに存在しない場合にそのトリガ発生時カーソル位置の
    座標値と前記トリガ判定手段によって判定された点の種
    類と認識番号とを前記座標データテーブルに格納する座
    標データ格納手段と、 前記トリガ判定手段によって点の種類が分岐点であると
    判定された場合に、その分岐点の分岐点認識番号を分岐
    データテーブルに格納しこの分岐データテーブル内の分
    岐点の数を増加させる分岐データ格納手段と、 前記トリガ判定手段によって点の種類が終了点であると
    判定された場合に、その終了点の座標値とその時点にお
    ける前記分岐データテーブル中の「分岐点の数」番目の
    分岐点認識番号に対応する前記座標データテーブル中の
    座標値とを比較して両方の座標値が一致するか否かを判
    定する座標データ比較手段と、 この座標データ比較手段によって両方の座標値が一致す
    ると判定された場合に、前記分岐データテーブル中の分
    岐点の数を減少させ、前記分岐データテーブル中の分岐
    点の数に基づいて点列入力の終了の可否を判定する分岐
    データ制御手段と、 前記座標データ比較手段および前記分岐データ制御手段
    による判定結果と前記座標データテーブルおよび前記分
    岐データテーブルに対する参照とに基づいて図形描画装
    置上のカーソルをその時点における前記分岐データテー
    ブル中の「分岐点の数」番目の分岐点認識番号に対応す
    る前記座標データテーブル中の座標値の位置に移動させ
    るカーソル移動手段とを有することを特徴とする分岐構
    造図形の点列入力方式。
JP16222392A 1992-05-28 1992-05-28 分岐構造図形の点列入力方式 Pending JPH05334414A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014002129A (ja) * 2012-05-25 2014-01-09 Japan Advanced Institute Of Science & Technology Hokuriku 高分子の長鎖分岐構造解析方法、高分子の評価方法、高分子の製造方法及び高分子

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JP2014002129A (ja) * 2012-05-25 2014-01-09 Japan Advanced Institute Of Science & Technology Hokuriku 高分子の長鎖分岐構造解析方法、高分子の評価方法、高分子の製造方法及び高分子

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