JPH05331173A - 7−置換−3−アリールオキシカルボニルオキシメチル−3−セフェム化合物及びその製造法 - Google Patents

7−置換−3−アリールオキシカルボニルオキシメチル−3−セフェム化合物及びその製造法

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JPH05331173A
JPH05331173A JP16951291A JP16951291A JPH05331173A JP H05331173 A JPH05331173 A JP H05331173A JP 16951291 A JP16951291 A JP 16951291A JP 16951291 A JP16951291 A JP 16951291A JP H05331173 A JPH05331173 A JP H05331173A
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Shigeto Negi
茂人 根木
Motosuke Yamanaka
基資 山中
Kamamasa Katsu
鎌政 勝
Isao Sugiyama
功 杉山
Takeki Komatsu
雄毅 小松
Atsushi Kamata
厚 鎌田
Akihiko Tsuruoka
明彦 鶴岡
Yoshimasa Machida
善正 町田
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Eisai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 7−置換−3−カルバモイルオキシメチル−
3,セフェム化合物の製造における有用な中間体である
7−置換−3−アリールオキシカルボニルオキシメチル
−3−セフェム化合物及びその製造法を提供する。 【構成】 一般式: (式中、Rはアミノ基またはアシルアミノ基であり、
はカルボキシ基または保護されたカルボキシ基であ
り、Xは水素、低級アルキル基、ハロゲン原子または、
ニトロ基である)で示される7−置換−3−アリールオ
キシカルボニルオキシメチル−3−セフェム化合物及び
その製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、7−置換−3−アリー
ルオキシカルボニルオキシメチル−3−セフェム化合物
及びその製造法に関するものである。
【0002】更に詳しくは、本発明は、一般式(I):
【0003】
【化5】
【0004】(式中、Rはアミノ基またはアシルアミ
ノ基であり、Rはカルボキシ基または保護されたカル
ボキシル基であり、Xは水素原子、低級アルキル基、ハ
ロゲン原子またはニトロ基である)で表わされる新規な
7−置換−3−アリールオキシカルボニルオキシメチル
−3−セフェム化合物及びその製造法に関するものであ
り、該化合物は一般式(IV):
【0005】
【化6】
【0006】(式中、R及びRは上記に定義したと
おりであり、R及びRは同一または異なってもよい
水素原子、低級アルキル基、ハロゲン原子で置換された
低級アルキル基または低級アルコキシ基で置換された低
級アルキル基である)で表わされる7−置換−3−カル
バモイルオキシメチル−3−セフェム化合物の製造にお
ける中間体として有用である。
【0007】
【従来の技術】7−置換−3−アリールオキシカルボニ
ルオキシメチル−3−セフェム化合物は抗菌剤研究のな
かでその合成例は知られていない。
【0008】従来、3−ヒドロキシメチルセフェム化合
物から3−カルバモイルメチルセフェム化合物を製造す
る方法としては、次のものが掲げられる。
【0009】(1)N−置換イソシアネートを反応さ
せ、3−(N−置換カルバモイルオキシメチル)セフェ
ム誘導体とし、N−置換基を脱離して得る方法。
【0010】(2)カルバモイルクロライドを第三級ア
ミンの存在下に反応して得る方法。
【0011】(3)ホスゲンおよび適当なアミンを反応
して得る方法。
【0012】(4)N,N′−カルボニルジイミダゾー
ルと反応して、3−(1−イミダゾリル)カルボニルオ
キシメチル−2もしくは3−セフェム誘導体に導き、適
当なアミンと反応させて得る方法。
【0013】しかしながら、特公昭64−2597号公
報に示されているように、(1)、(2)の方法は原料
となるN−置換イソシアネートおよびカルバモイルクロ
ライドの合成が困難、高価、不安定など欠点があった。
さらに、これらの方法ではN,N−ジ置換カルバモイル
メチル化合物はできないという大きな欠点があった。
【0014】また、(3)の方法には、有毒なホスゲン
を使用するという欠点がある。
【0015】他方、(4)の方法は上述したような欠点
はないが、N,N′−カルボニルジイミダゾールと反応
させ、3−(1−イミダゾリル)カルボニルオキシメチ
ル−2もしくは3−セフェム誘導体に導き、適当なアミ
ンと反応させると、目的とする3−セフェム化合物は得
られず、2−セフェム誘導体が主成績体として得られ
る。したがって、2−セフェム誘導体を酸化・還元して
目的とする3−セフェム化合物に導かなければならない
という欠点があった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このような現状にかん
がみ、解決しようとする問題点は、一般式(IV)で示
される7−置換−3−カルバモイルオキシメチル−3−
セフェム化合物の製造における有用な中間体を提供する
ことである。
【0017】
【問題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意研究
の結果、3−ヒドロキシメチルセフェム化合物又はその
塩類を、ハロゲノ炭酸エステルと反応させ7−置換−3
−アリールオキシカルボニルオキシメチル−3−セフェ
ム化合物に導き、4位カルボン酸体又はその塩類にした
後、適当なアミンと反応させると、異性化がおこらずに
極めて高収率で目的とする7−置換−3−カルバモイル
オキシメチル−3−セフェム化合物又はその塩類を得ら
れることを見出した。
【0018】
【発明の開示】上記の一般式(I)の定義について説明
する。
【0019】Rで示されるアシルアミノ基におけるア
シル基としては、例えばカルバモイル基、脂肪族アシル
基、芳香環または複素環を含むアシル基が挙げられ、さ
らに詳細には、ホルミル、アセチル、プロピオニル、ブ
チリル、イソブチリル、バレリル、イソバレリル、オキ
サリル、サクシニル、ピバロイル等のアルカノイル基、
メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシ
カルボニル、1−シクロプロピルエトキシカルボニル、
イソプロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、第3
級ブトキシカルボニル、ペンチルオキシカルボニル、第
3級ペンチルオキシカルボニル、ヘキシルオキシカルボ
ニル等のアルコキルカルボニル基、ベンジルオキシカル
ボニル、フェネチルオキシカルボニル等のアラルコキシ
カルボニル基、メシル、エタンスルホニル、プロパンス
ルホニル、イソプロパンスルホニル、ブタンスルホニル
等のアルカンスルホニル基、ベンゼンスルホニル、トル
エンスルホニル等のアレーンスルホニル基、ベンゾイ
ル、トルオイル、ナフトイル、フタロイル、インダンカ
ルボニル等のアロイル基、フェニルアセチル、フェニル
プロピオニル等のアラルカノイル基、フェノキシアセチ
ル、フェノキシプロピオニル等のアリールオキシアルカ
ノイル基、フロイル、テノイル、ニコチノイル等の複素
環カルボニル基、チエニルグリオキシロイル、チアゾリ
ルグリオキシロイリル等の複素環グリオキシロイル基、
チエニルアセチル、チアゾリルアセチル等の複素環アル
カノイル基等が挙げられ、これらの基は、例えば塩素、
臭素、沃素、弗素を含むハロゲン、ニトロ基、アミノ
基、ホルミルアミノ、アセチルアミノ等のアルカノイル
アミノ基、シアノ基、メチル、エチル、プロピル、イソ
プロピル、ブチル等のアルキル基、ビニル、アリル等の
アルケニル基、式=N−OR(式中Rは水素、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、ペンチ
ル、ヘキシル等のアルキル基、ビニル、プロペニル等の
アルケニル基、エチニル、プロピニル等のアルキニル基
を意味する)で示される基等の適当な置換分を1個以上
有してもよい場合等が挙げられる。上記Rで示される
アシルアミノ基の好ましい例としては、例えばフェニル
アセトアミド、フェニルプロピオンアミド等のアラルカ
ノイル基、2−メトキシイミノ−2−(2−アミノチア
ゾール−4−イル)アセトアミド、2−エトキシイミノ
−2−(2−アミノチアゾール−4−イル)アセトアミ
ド、2−プロポキシイミノ−2−(2−アミノチアゾー
ル−4−イル)アセトアミド、2−イソプロポキシイミ
ノ−2−(2−アミノチアゾール−4−イル)アセトア
ミド、2−ブトキシイミノ−2−(2−アミノチアゾー
ル−4−イル)アセトアミド、2−イソブトキシイミノ
−2−(2−アミノチアゾール−4−イル)アセトアミ
ド、2−ヘキシルオキシイミノ−2−(2−アミノチア
ゾール−4−イル)アセトアミド、2−アリルオキシイ
ミノ−2−(2−アミノチアゾール−4−イル)アセト
アミド、2−(2−プロピニル)オキシイミノ−2−
(2−アミノチアゾール−4−イル)アセトアミド等の
アミノチアゾリル基およびアルコキシイミノ基(もしく
はアルケニルオキシ基もしくはアルキニルオキシ基)で
置換されたアルカンアミド基、2−メトキシイミノ−2
−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イル)アセトア
ミド、2−エトキシイミノ−2−(ホルムアミドチアゾ
ール−4−イル)アセトアミド、2−プロポキシイミノ
−2−(ホルムアミドチアゾール−4−イル)アセトア
ミド、2−イソプロポキシイミノ−2−(2−ホルムア
ミドチアゾール−4−イル)アセトアミド、2−ブトキ
シイミノ−2−(2−ホルムアミドチアゾール−4−イ
ル)アセトアミド、2−イソブトキシイミノ−2−(2
−ホルムアミドチアゾール−4−イル)アセトアミド等
のアルカノイルアミノチアジアゾリル基およびアルコキ
シイミノ基で置換されたアルカンアミド基、2−メトキ
シイミノ−2−(2−フリル)アセトアミドのようなフ
リル基およびアルコキシイミノ基で置換されたアルカン
アミド基、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)ア
セトアミドのようなアミノチアゾール基で置換されたア
ルカンアミド基、2−(2−アミノチアゾール−4−イ
ル)グリオキシルアミド、2−(2−ホルムアミドチア
ゾール−4−イル)グリオキシルアミド等のアミノチア
ゾール基もしくはアルカノイルアミノチアゾール基で置
換されたグリオキシルアミド基、2−ヒドロキシ−2−
(2−アミノチアゾール−4−イル)アセトアミドのよ
うなアミノチアゾリル基およびヒドロキシ基で置換され
たアルカンアミド基等が挙げられる。
【0020】Rで示される保護されたカルボキシル基
としては、エステル化されたカルボキシル基が挙げら
れ、エステル化されたカルボキシ基におけるエステル部
分としては、例えばメチルエステル、エチルエステル、
プロピルエステル、イソプロピルエステル、ブチルエス
テル、イソブチルエステル、第3級ブチルエステル、ペ
ンチルエステル、ヘキシルエステル、1−シクロプロピ
ルエチルエステル等のアルキルエステル、アセトキシメ
チルエステル、プロピオニルオキシメチルエステル、ブ
チリルオキシメチルエステル、バレリルオキシメチルエ
ステル、2−アセトキシエチルエステル、2−プロピオ
ニルオキシエチルエステル、ピバロイルオキシメチルエ
ステル、ヘキサノイルオキシメチルエステル等のアルカ
ノイルオキシアルキルエステル、メシルメチルエステ
ル、エタンスルホニルチルエステル等のアルカンスルホ
ニルアルキルエステル、2−ヨードエチルエステル、
2,2,2−トリクロロエチルエステル等のモノ(もし
くはジもしくはトリ)ハロアルキルエステル等の1個以
上の適当な置換分を有するアルキルエステル、ビニルエ
ステル、アリルエステル等のアルケニルエステル、エチ
ニルエステル、プロピニルエステル等のアルキニルエス
テル、ベンジルエステル、4−メトキシベンジルエステ
ル、4−ニトロベンジルエステル、フェネチルエステ
ル、トリチルエステル、ベンズヒドリルエステル、ジフ
ェニルエチルエステル、ビス(メトキシフェニル)メチ
ルエステル、3,4−ジメトキシベンジルエステル、4
−ヒドロキシ−3,4−ジ第3級ブチルベンジルエステ
ル等の1個以上の適当な置換基を有していてもよいアラ
ルキルエステル、フェニルエステル、トリルエステル、
第3級ブチルフェニルエステル、4−クロロフェニルエ
ステル、キシリルエステル、メシチルエステル、クメニ
ルエステル等の1個以上の適当な置換基を有していても
よいアリールエステルが挙げられるが、これらに限定さ
れるものではなく、その他のカルボキシ保護基として公
知のものはすべて包含される。
【0021】RおよびRで示される適当な置換基を
有していてもよいアルキル基としては、例えばメチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、第3級ブチ
ル、ペンチル、ヘキシル等のアルキル基が挙げられ、こ
れらの基は例えば塩素、臭素等のハロゲン、メトキシ、
エトキシ、プロポキシ等のアルコキシ基等の適当な置換
基を1個以上有していてもよい。
【0022】Xで示される基としては、水素あるいは低
級アルキル詳細にはメチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル基、またはフッ素、塩素、臭素などのハロゲン原
子、ニトロ基などが挙げられる。またこれらの基で同一
または異なって1から5個置換されていてもよい。
【0023】本発明の化合物(I)は一般式(II):
【0024】
【化7】
【0025】(式中、R及びRはさきに定義したと
おりである)で示される7−置換−3−ハイドロキシメ
チル−3−セフェム化合物又はその塩類を、一般式(I
II):
【0026】
【化8】
【0027】(式中、Xはさきに定義したとおりであ
り、Yはハロゲン原子である)で示される化合物と、塩
基の存在下にアシル化反応を行うことにより得られる。
【0028】上記7−置換−3−ハイドロキシメチル−
3−セフェム化合物の塩類としては例えばアルカリ金属
塩(ナトリウム塩、カリウム塩など)アルカリ土類金属
塩(カルシウム塩、マグネシウム塩など)アンモニウム
塩、有機アミン塩(トリメチルアミン塩、トリエチルア
ミン塩など)、有機酸塩(ギ酸塩、トリフルオロ酢酸
塩、トルエンスルホン酸塩など)無機酸塩(塩酸塩、硫
酸塩など)があげられる。
【0029】好適な塩基としては、例えば水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化バリウム、水酸化マグネ
シウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナト
リウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属塩またはア
ルカリ土類金属塩、或は酢酸ナトリウム、酢酸カリウ
ム、酢酸バリウム、酢酸マグネシウム等の有機酸アルカ
リ金属塩、アルカリ土類金属塩、或はトリエチルアミ
ン、トリブチルアミン、N−メチルモルホリン、ピリジ
ン、トルイジン、ルチジン、N,N−ジメチルアミノピ
リジンなどの三級アミンがあげられる。
【0030】反応は通常、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、アセトン、アセトニトリル、テトラハイドロフラ
ン、ジオキサン、ジクロロメタン、クロロホルム、酢酸
エチル、酢酸メチル、ベンゼン、トルエン、ヘキサンな
どの不活性溶媒またはそれらの混合液中で行なわれる。
【0031】反応は、通常−78℃〜80℃で行なうこ
とができるが、好ましくは氷冷下から室温下で行なわれ
る。
【0032】本発明の化合物(I)から7−置換−3−
カルバモイルオキシメチル−3−セフェム化合物を製造
する工程の概略を下記に示す。
【0033】
【化9】
【0034】化合物(V)は、化合物(I)を酸の存在
下に加水分解を行なうことにより得る。この場合、好適
な酸としては、例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸等の無機
酸、蟻酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン
酸、p−トルエンスルホン酸等の有機酸、三フッ化ホウ
素、三塩化アルミニウム、塩化第二スズ、塩化第二鉄、
四塩化チタン、塩化亜鉛等のルイス酸があげられる。必
要に応じて、アニソール等の陽イオン捕捉剤の存在下に
反応を行なうのが好ましい。
【0035】加水分解は通常、水、メタノール、エタノ
ール、プロパノール、テトラハイドロフラン、N,N−
ジメチルホルムアミド、ジオキサン、塩化メチレン等の
不活性溶媒またはそれらの混合溶媒中で行なわれる。ま
た、上記酸を溶媒として用いてもよい。
【0036】反応は、通常−78℃〜80℃で行なうこ
とができるが、好ましくは氷冷下から室温下で行なわれ
る。
【0037】化合物(IV)は、化合物(V)又はその
塩類と、対応する一般式(VI):
【0038】
【化10】
【0039】(式中、R及びRはさきに定義したと
おりである)で示される化合物とを反応させることによ
り得る。
【0040】反応は通常、水、メタノール、エタノー
ル、プロパノール、アセトン、メチルエチルケトン、テ
トラハイドロフラン、ジオキサン、アセトニトリル、
N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセ
トアミド、ベンゼン、塩化メチレン、クロロホルム等の
不活性溶媒またはそれらの混合溶媒中で行なわれる。
【0041】反応は、通常−78℃〜80℃で行なうこ
とができるが、好ましくは氷冷下から室温下で行なわれ
る、反応時間は通常10分から1時間行なうだけで十分
である。
【0042】次に実施例及び参考例を掲げて本発明を更
に具体的に説明する。ただし、本発明はこれらの実施例
のみに限定されるものではない。
【0043】
【実施例】
【0044】実施例1 7−ホルムアミド−3−p−ニトロフェノキシカルボニ
ルオキシメチル−3−セフェム−4−カルボン酸 ベン
ツヒドリルエステル
【0045】
【化11】
【0046】7−ホルムアミド−3−ハイドロキシメチ
ル−3−セフェム−4−カルボン酸ベンツヒドリルエス
テル 106gと、р−ニトロフェニルクロロホルメー
ト50.4gとを、氷冷下、テトラハイドロフラン70
0ml中で攪拌した。この懸濁液にピリジン19.8g
を5分間かけて滴下加えた。35分後、酢酸エチル1リ
ットルと水1リットルからなる混液に投入し、有機層を
水0.5リットルで2回、飽和食塩水で1回洗浄し、硫
酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を約400mlまで減圧
留去した。残滓をイソプロピルエーテル2リットル中に
ゆっくり投入して、生じた結晶を濾取し目的物133g
を得た。(収率90%)
【0047】NMR (DMSO−d,δ) 3.67,3.77(2H,ABq,J=18Hz),
4.91,5.11(2H,ABq,J=12Hz),
5.21(1H,J=4.8Hz),5.91(1H,
dd,J=4.8Hz,8.5Hz),6.91(1
H,s),7.2−7.5(12H,m),8.14
(2H,d,J=9Hz),8.31(2H,d,J=
9Hz),9.11(1H,d,J=8.5Hz)
【0048】実施例2 7−ホルムアミド−3−р−ニトロフェノキシカルボニ
ルオキシメチル−3−セフェム−4−カルボン酸
【0049】
【化12】
【0050】実施例1で得た化合物133gをジクロロ
メタン265mlに攪拌懸濁し、氷冷下、トリフルオロ
酢酸200mlを25分間かけ滴下して加えた。10分
後、イソプロピルエーテル2.5リットル中に投入し、
生じた結晶を濾取し、さらにイソプロピルエーテルで洗
浄して目的物103gを得た。(収率97.4%)
【0051】NMR (DMSO−d,δ) 3.62,3.72(2H,ABq,J=18Hz),
4.94,5.23(2H,ABq,J=12.6H
z),5.15(1H,J=4.9Hz),5.81
(1H,dd,J=4.9Hz,8.8Hz),7.5
6(2H,d,J=9Hz),8.13(1H,s),
8.30(2H,d,J=9Hz),9.07(1H,
d,J=8.8Hz)
【0052】参考例A 7−ホルムアミド−3−N,N−ジメチルカルバモイル
オキシメチル−3−セフェム−4−カルボン酸 ナトリ
ウム塩
【0053】
【化13】
【0054】実施例2で得た化合物103gをメタノー
ル600mlに溶解し、氷冷下、ジメチルアミン22g
を含むテトラハイドロフラン44mlを5分間かけて滴
下した。1時間後、酢酸ナトリウム24gを加え、減圧
下濃縮をした。残滓に、イソプロピルアルコール0.8
リットルを加え、続いて、イソプロピルエーテル1.5
リットルを加え、生じた沈澱を濾過して集めた。得られ
た固体をメタノール0.5リットルに溶解し、結晶が析
出した後、イソプロピルエーテル1.5リットルを加え
濾過して目的物72gを得た。(収率84%)
【0055】NMR (DMSO−d,δ) 2.79(6H,s),3.22,3.46(2H,A
Bq,J=17.2Hz),4.68,4.94(2
H,ABq,J=12.0Hz),4.96(1H,
d,J=4.8Hz),5.55(1H,dd,J=
4.8Hz,9Hz),8.10(1H,s),8.9
3(1H,d,J=9Hz)
【0056】実施例3 7−チエニルアセタミド−3−р−ニトロフェノキシカ
ルボニルオキシメチル−3−セフェム−4−カルボン酸
ベンツヒドリルエステル
【0057】
【化14】
【0058】7−チエニルアセタミド−3−ハイドロキ
シメチル−3−セフェム−4−カルボン酸 ベンツヒド
リルエステル 1.6gと、р−ニトロフェニルクロロ
ホルメート 0.6gとを用い実施例1と同様にして目
的物2.3g(定量的)得た。
【0059】NMR (CDCl,δ) 3.43,3.62(2H,ABq,J=19Hz),
4.85(2H,s),4.97,5.24(2H,A
Bq,J=13Hz),5.01(1H,d,J=4.
5Hz),5.91(1H,dd,J=4.5Hz,9
Hz),6.93(1H,s),6.97〜7.02
(2H,m),7.24〜7.38(11H,m),
7.42(2H,d,J=8Hz),8.26(2H,
d,J=8Hz)
【0060】実施例4 7−チエニルアセタミド−3−р−ニトロフェノキシカ
ルボニルオキシメチル−3−セフェム−4−カルボン酸
【0061】
【化15】
【0062】実施例3で得た化合物1.4g、トリフル
オロ酢酸1ml、及びアニソール2mlを、氷冷下30
分間撹拌した。イソプロピルエーテル50mlを加え、
生じた沈殿を濾取して目的物900mg(収率85%)
を得た。
【0063】NMR (CDOD,δ) 3.57,3.73(2H,ABq,J=19Hz),
3.80(2H,s),5.06,5.33(2H,A
Bq,J=12Hz),5.09(1H,d,J=4.
5Hz),5.77(1H,d,J=4.5Hz),
6.9〜7.0(2H,m),7.23〜7.28(1
H,m),7.46(2H,d,J=8Hz),8.2
9(2H,d,J=8Hz)
【0064】参考例B 7−チエニルアセタミド−3−N,N−ジメチルカルバ
モイルオキシメチル−3−セフェム−4−カルボン酸
【0065】
【化16】
【0066】実施例4で得た化合物100mgをN,N
−ジメチルホルムアミド1mlに溶解し、氷冷下50%
ジメチルアミン水溶液50mgを加え15分間反応させ
た。酢酸エチル50mlと水30mlを加え、有機層を
分離し、水洗、飽和食塩水洗後、硫酸マグネシウムで乾
燥し、減圧濃縮し、残滓にイソプロピルエーテルを加
え、生じた固体を濾過して目的物60mg(収率75
%)を得た。
【0067】NMR (DMSO−d,δ) 2.82(3H,s),2.84(3H,s),3.4
8,3.60(2H,ABq,J=19Hz),3.7
8(2H,s),4.48,4.99(2H,ABq,
J=11Hz),5.09(1H,d,J=4.5H
z),5.64(1H,dd,J=4.5Hz,8H
z),6.92〜7.00(2H,m)7.38(1
H,d,J=3Hz),9.12(1H,d,J=8H
z)
【0068】実施例5 7−ホルムアミド−3−フェノキシカルボニルオキシメ
チル−3−セフェム−4−カルボン酸 ベンツヒドリル
エステル
【0069】
【化17】
【0070】р−ニトロフェニルクロロホルメートの代
りに、フェニルクロロホルメートを用いて実施例1と同
様にして、目的物を得た。(収率90%)
【0071】NMR (DMSO−d,δ) 3.66,3.75(2H,ABq,J=19Hz),
4.85,5.05(2H,ABq,J=14Hz),
5.21(1H,d,J=4.5Hz),5.91(1
H,dd,J=4.8Hz,8Hz),6.90(1
H,s),7.17〜7.50(15H,m),8.1
4(1H,s),9.11(1H,d,J=8Hz)
【0072】実施例6 7−ホルムアミド−3−フェノキシカルボニルオキシメ
チル−3−セフェム−4−カルボン酸
【0073】
【化18】
【0074】実施例5で得た化合物を用いて、実施例2
と同様に処理して、目的物を得た。(収率90%)
【0075】NMR (DMSO−d,δ) 3.61,3.72(2H,ABq,J=18Hz),
4.89,5.19(2H,ABq,J=12Hz),
5.14(1H,d,J=4.5Hz,8Hz),7.
20〜7.45(5H,m),8.12(1H,s),
9.06(1H,d,J=8Hz)
【0076】参考例C 7−ホルムアミド−3−N,N−ジメチルカルバモイル
オキシメチル−3−セフェムカルボン酸 ナトリウム塩
【0077】
【化19】
【0078】実施例6で得た化合物を用いて、参考例A
と同様にして目的物を得た。(収率35%)
【0079】本実施例で得た化合物は、HPLC(高速
液体クロマトグラフィー)、TLC(薄層クロマトグラ
フィー)、NMRスペクトルなど全ての物理化学的性質
において参考例Aと同一の化合物であった。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、7−置換−3−ハ
イドロキシメチル−3−セフェム化合物から高収率を以
って、本願発明の7−置換−3−アリルオキシカルボニ
ルオキシメチル−3−セフェム化合物を製造することが
でき、更に本発明の化合物は高収率を以って7−置換−
3−カルバモイルオキシメチル−3−セフェム化合物に
転化することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小松 雄毅 茨城県つくば市梅園2−16−1 (72)発明者 鎌田 厚 茨城県つくば市春日4−19−13 (72)発明者 鶴岡 明彦 茨城県つくば市天久保2−23−5 (72)発明者 町田 善正 茨城県つくば市下広岡500−81

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式: 【化1】 (式中、Rはアミノ基またはアシルアミノ基であり、
    はカルボキシル基または保護されたカルボキシル基
    であり、Xは水素原子、低級アルキル基、ハロゲン原子
    または、ニトロ基である)で表わされる7−置換−3−
    アリールオキシカルボニルオキシメチル−3−セフェム
    化合物。
  2. 【請求項2】 一般式: 【化2】 (式中、Rはアミノ基またはアシルアミノ基であり、
    はカルボキシル基または保護されたカルボキシル基
    である)で表わされる7−置換−3−ハイドロキシメチ
    ル−3−セフェム化合物又はその塩類を、塩基存在下
    で、 一般式: 【化3】 (式中、Xは水素、低級アルキル基、ハロゲン原子また
    はニトロ基であり、Yはハロゲン原子である。)で表わ
    される化合物と反応させることを特徴とする、 一般式: 【化4】 (式中、R、R及びXはそれぞれ先に定義したのと
    同一意味を有する)で表わされる7−置換−3−アリー
    ルオキシカルボニルオキシメチル−3−セフェム化合物
    の製造法。
JP16951291A 1990-11-09 1991-04-12 7−置換−3−アリールオキシカルボニルオキシメチル−3−セフェム化合物及びその製造法 Pending JPH05331173A (ja)

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