JPH05330911A - セラミック用組成物及びそれを得る方法 - Google Patents

セラミック用組成物及びそれを得る方法

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JPH05330911A
JPH05330911A JP3131658A JP13165891A JPH05330911A JP H05330911 A JPH05330911 A JP H05330911A JP 3131658 A JP3131658 A JP 3131658A JP 13165891 A JP13165891 A JP 13165891A JP H05330911 A JPH05330911 A JP H05330911A
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マルセル・ボンクール
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ジル・ガスニエ
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ルイ・マンジョル
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 焼結セラミック体の製造に使用することがで
きる酸化イットリウム基材組成物を提供する。 【構成】 酸化イットリウム及び少なくとも1種の酸化
チタン、又は該酸化物の前駆物質から形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セラミックの製造向け
の組成物に関する。また、本発明は、それを得るための
方法及びそれを焼結セラミック体の製造に使用すること
に関する。
【0002】
【発明の背景】酸化イットリウムをセラミック用の粉末
として単独で使用しても、緻密化の間に結晶生長があま
り急速に起こるために満足なセラミックを得ることが不
可能である。次いで、この物質は、極めて高い温度で一
般には1,700℃よりも高い温度で焼結されなければ
ならない。例えば荷重下の焼結によって又は加熱下の等
圧圧縮によって供給される外圧の助けを借りないと、密
度は、理論の約95%において結晶内多孔性によって制
限されたままである。この残留多孔性及び粒度は、特性
特に機械的特性に有害である。
【0003】発生する問題は、結晶生長プロセスに比較
して緻密化プロセスを促進させることである。これによ
って、低温における高い密度、理論密度に近い最終密度
及び向上したミクロ構造を有するセラミックを得ること
が可能になる。
【0004】
【発明の概要】それ故に、本発明の目的は、酸化イット
リウム粉末の焼結性を促進する組成物を見い出すことで
ある。
【0005】ここに本発明において、酸化イットリウム
及び少なくとも1種の酸化チタン、又は該酸化物の前駆
物質を含むことを特徴とする焼結セラミック体製造用の
酸化イットリウム基材組成物が見い出され、そしてこれ
が本発明の課題を構成する。
【0006】酸化イットリウム及び酸化チタンの前駆物
質とは、焼結セラミック体の製造条件下に酸化物相を生
成することができるすべてのイットリウム又はチタン化
合物(無機又は有機塩、水酸化物及び類似物)を意味す
る。
【0007】酸化チタンとは、酸化チタンTiO2 及び
(又は)混成Ti−Y酸化物例えばY2 TiO5 及び
(又は)Y2 Ti27 を意味する。
【0008】本発明によれば、酸化イットリウムの焼結
間におけるチタンイオンの存在は、所定の焼結温度にお
いて酸化イットリウムの緻密化を容易にし且つ促進する
ことが分かった。
【0009】換言すれば、本発明に従えば、酸化イット
リウムのみを含有する粉末の焼結温度よりも低い焼結温
度において所定の緻密化でセラミックを得ることが可能
である。
【0010】
【発明の詳細な記述】TiO2 として表わしたチタンイ
オン及びY23 として表わしたイットリウムイオンの
割合は、広い範囲内で変動することができる。しかしな
がら、それらを次の割合で、即ち、 −0.01〜20重量%のTiO2 、 −80〜99.99重量%のY23 、 の割合で使用するのが適当である。好ましい組成物は、
次のもの、即ち、 −0.02〜10重量%のTiO2 、 −90〜99.98重量%のY23 、 を含む。
【0011】本発明の課題である組成物は、焼結セラミ
ック体の製造に向けられる。これは、本質的に製造法に
関係する多数の形態を取ることができる。これらの製造
法については以下で詳細に説明する。
【0012】この組成物はすべて酸化物であってよく、
即ち、それは酸化イットリウム及び酸化チタンを単一酸
化物の形態で又は随意として混成酸化物Y2 TiO5
2Ti27 の形態で含有することができる。
【0013】これは、酸化イットリウムと酸化チタンの
前駆物質との混合物の形態であってもよい。また、共沈
を用いる場合にはイットリウム及びチタンの両方が前駆
物質の形態であることも可能である。すべての場合に、
酸化物前駆物質は、焼結セラミック体を得るために、所
望ならば予備焼成段階間か又は組成物の焼結間のどちら
かでその対応する酸化物に転化される。
【0014】先に記載したように、本発明のセラミック
用組成物は、様々の方法で製造することができる。
【0015】本発明の第一の別の形態は、“シャモット
製造”技術よりなる。酸化イットリウムと少なくとも1
種の酸化チタンとの均質な混合物が調製され、次いで必
要ならば乾燥される。
【0016】本発明において使用される酸化イットリウ
ムは、文献に記載される公知の製品である。これは、特
に空気中において400〜1,000℃の温度で水酸化
イットリウム又はある酸素含有塩例えば硝酸塩、硫酸
塩、炭酸塩、修酸塩及び酢酸塩を加熱することによって
製造することができる[ポール・パスカル氏の“New Tr
eatise on Inorganic Chemistry ”のVol. VIIを参照さ
れたい]。
【0017】使用される酸化イットリウムは、高純度好
ましくは99%よりも高い純度を有するものが好まし
い。
【0018】酸化チタンについて言えば、使用されるも
のは、一酸化チタン、セスキ酸化チタン又はアナターゼ
若しくはルチル型の二酸化チタンであってよい。
【0019】また、チタンイオンを混成イットリウムチ
タン酸化物特にY2 TiO5 及びY2 Ti27 の形態
で導入することも可能である。これらは、例えば、適当
な割合の酸化チタンと酸化イットリウムとの混合物から
約1,300℃でチャモット(Chamotte)を作ることに
よって得られる。
【0020】また、上記酸化物の混合物を用いることも
できる。各酸化物の使用割合は、先に記載した如き重量
%が存在するようなものである。
【0021】必要ならば、各酸化物粉末は、硬いアグロ
メレートを形成しないように破断される。それらの粒度
範囲は、それらの平均直径が1μm以下になる程である
のが望ましい。粒度分析は、懸濁粒子の分布を測定する
“Sedigraph 5000D”測定器の助けを借りて実施さ
れる。
【0022】平均直径は、粒子の50重量%が平均直径
よりも大きい又は小さい直径を有するような直径と規定
される。
【0023】たいていの場合に、所望の粒度の粉末を得
るめにミリング(微粉砕)が実施されるが、これは湿式
又は乾式で実施することができる。エアジェットミリン
グを使用することができるが、しかしたいていの場合に
ミリングはこれらの技術において慣用される添加剤例え
ばミリング剤及び分散剤の存在下に又は不在下に通常の
乾式で又は懸濁状態で行われる。
【0024】酸化物粉末のミリングは、好ましくは、水
中において、又はアルコール例えばメタノール、エタノ
ール、n−プロパノール若しくはイソプロパノール又は
アルデヒド或いはケトン例えばベンズアルデヒドのよう
な有機液体中において、そして随意として例えばヘキサ
メタリン酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、トリエタノ
ールアミン、ポリアクリル酸アンモニウム、プロピレン
グリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール等の如きグリコールのような分散剤の存在下に懸
濁状態で実施される。このミリング操作の終りに、40
〜80%の水又は有機液体を含有することができる混合
物が得られる。次いで、これを乾燥によって除去するの
が望ましい。
【0025】乾燥は、除去しようとする液体に依存しそ
してたいていの場合に20〜400℃好ましくは20〜
150℃の間にある温度において実施される。この操作
は、空気中において又は減圧下に例えば1〜100mm
Hg(133.322Pa〜13332.2Pa)の圧
力下に実施することができる。これは、吹付技術を使用
して即ち上記範囲で選択される温度の熱い空気の流れ中
に吹き付けることによって実施することができる。加熱
時間は、除去しようとする液体の量及び用いる技術に左
右される。それ故に、それは広い範囲例えば15分間〜
48時間の間を変動することができる。
【0026】本発明の他の具体例は、(a)イットリウ
ム及びチタンの可溶性塩の溶液からこれらの元素の化合
物の共沈を行ない、(b)得られた共沈物を分離し、次
いで(c)必要に応じてそれを焼成する、ことからなる
共沈法に従ってセラミック用組成物を製造することから
なる。
【0027】本発明の方法の第一段階では、イットリウ
ム及びチタンが共沈される。可溶性塩の出発溶液は、無
機又は有機金属化合物の水性又は有機溶液であってよ
い。
【0028】有機溶剤に関して言えば、水と混和性のも
の好ましくは1〜4個の炭素原子を含有する脂肪族アル
コール又は例えばエチレングリコール又はジエチレング
リコールの如きグリコールが選択される。
【0029】出発するのに用いられる可溶性イットリウ
ム塩の溶液は、好ましくは、イットリウムの硝酸塩、塩
化物及び(又は)硫酸塩の溶液である。イットリウム塩
は、焼成生成物中に出てくる可能性があるいかなる不純
物も含有しないように選択される。99%よりも高い純
度のイットリウム塩を使用するのが有益である。溶液中
のイットリウム塩の濃度は本発明によれば厳密な因子で
なく、これは広い範囲内で変動することができる。1リ
ットル当り0.2〜4モルの濃度が好ましい。
【0030】チタン塩に関して言えば、用いることがで
きる化合物の例としては、塩化チタン、オキシ塩化チタ
ン、1〜4個の炭素原子を含有する脂肪族アルコールか
ら誘導されるチタンアルコラート例えばチタンテトラメ
チラート、テトラエチラート、テトラn−プロピラー
ト、テトライソプロピラート、テトラ−n−ブチラート
及びテトライソブチラートが挙げられるが、これらに限
定されるものではない。チタン塩は、好ましくは、イッ
トリウム塩のように高純度のものから選択される。溶液
中のチタン塩の濃度は厳密なものではなく、これも好ま
しくは1リットル当り0.002〜0.04モルの間を
変動することができる。
【0031】上記の各化合物は任意の順序で混合される
が、この割合は先に規定した重量割合が得られるような
ものである。
【0032】沈殿させることができるイットリウム及び
チタンの化合物として、水酸化物、修酸塩及び炭酸塩を
特に挙げることができる。
【0033】水酸化物の共沈は、可溶性塩の溶液を塩基
性溶液と混合することによって行なうことができる。
【0034】使用される塩基性溶液は、特に、アンモニ
アの水溶液又は水酸化ナトリウム若しくは水酸化カリウ
ムの水溶液であってよい。アンモニアの水溶液を使用す
るのが好ましい。使用される塩基性溶液の規定度は、本
発明に従えば厳密な因子ではない。これは広い範囲内を
変動してよいが、しかしそれは1〜5N好ましくは2〜
3Nの間であるのが有益である。
【0035】イットリウム及びチタンの可溶性塩の溶液
に対する塩基性溶液の割合は、塩基の当量数がイットリ
ウム及びチタンの当量数以上になるようでなければなら
ない。反応媒体のpHは厳密なものではなく、7〜約1
4の間を変動することができる。それは、有益には、9
〜12の間である。反応媒体の温度は、一般には、10
〜95℃であるのが好ましい。イットリウム及びチタン
の水酸化物の混成共沈物が得られる。
【0036】他の沈殿法は、特に修酸共沈法であってよ
い。イットリウム及びチタン塩の溶液は、上記の特性に
従う。沈殿剤について言えば、使用するものは、無水又
は含水形態の修酸又はその塩好ましくはアンモニウム塩
であってよい。これは、結晶形態で又は水溶液の形態で
用いることができる。この場合には、修酸として表わし
た濃度は、0.8〜3モル/リットル好ましくは0.3
〜1モル/リットルの間を変動することができる。可溶
性イットリウム及びチタン塩の溶液に対する修酸溶液の
割合は、修酸の当量数がイットリウム及びチタンの当量
数以上になるようなものである。化学量論的量の50%
までに相当する過剰量を用いることができる。共沈は、
10〜95℃の温度において5.5〜6のpHで行われ
る。イットリウム及びチタンの修酸塩の共沈物が得られ
る。
【0037】本法の第二段階は、得られた懸濁液から共
沈物を分離することよりなる。この分離は、デカンテー
ション、ドレン、濾過及び(又は)遠心分離の如き通常
の液固分離技術によって行なうことができる。
【0038】本発明の方法の別の具体例によれば、分離
された共沈物は次いで水洗することができる。分離およ
び随意としての洗浄後に得られる生成物は、次いで、上
記の条件下に乾燥されることができる。乾燥温度は、好
ましくは、20〜150℃の間である。乾燥時間は、好
ましくは、15分〜48時間の間である。
【0039】乾燥生成物は、次いで、焼成することがで
きる。焼成は、一般には、400〜600℃の温度で行
われる。焼成時間は、30分〜24時間例えば好ましく
は1〜13時間の間を変動することができる。焼成時間
は温度と関係し、これは焼成温度が高くなる程比例して
短かくなる。
【0040】本発明の更に他の具体例は、酸化イットリ
ウムに加熱時に酸化物に分解することができる少なくと
も1種のチタン塩(これは、単に酸化物前駆物質と称さ
れる)の溶液を含浸させる技術を用いることよりなる。
上記の如く水性又は有機溶液に転化される上記の可溶性
塩を酸化物前駆物質として用いることができる。酸化物
前駆物質溶液の濃度は、該前駆物質の溶解度に左右され
る。
【0041】実施に当って、含浸は、アルコール性媒体
中での酸化イットリウムの砕解間に可溶性チタン塩を導
入することによって、例えばテトラブチラート又はテト
ライソプロピラートの如き有料金属チタン化合物を導入
することによって、そしてこの有機金属化合物を水の添
加によって加水分解することによって実施することがで
きる。次いで、懸濁した酸化物粉末は、シャモット製造
技術の場合におけるように乾燥される。乾燥及び焼成
は、先に記載した条件に従って行なうことができる。
【0042】各経路によって得られる本発明の組成物
は、セラミック体の製造に向けられる。これらの粒度
は、それらの平均直径が約1μm以下になり且つ粒度分
布ができるだけ単峰形になるようなものであるのが好ま
しい。上記組成物は、一軸同圧圧縮の如き公知法によっ
て又は他に注入若しくは射出によって成形加工される。
次いで、成形体は、本発明に従って焼結セラミック体を
形成するのに必要な緻密化を受けるように焼付けされ
る。
【0043】本発明の他の課題は、高い密度を有しそし
て酸化イットリウムとして表わして約80〜99.99
重量%のイットリウム及びTiO2 として表わして約
0.01〜20重量%のチタンより本質上なる焼結セラ
ミック体を提供することである。
【0044】酸化イットリウムの理論密度は5.031
g/cm3 である。本発明の組成物から得られた焼結セ
ラミック体は少なくとも4.50g/cm3 の密度を有
するが、これは、格子パラメーターの函数として測定し
た理論相対密度の90%に相当する相対密度を表わす。
焼結セラミック体は、約90〜99.98重量%の酸化
イットリウム及び0.02〜10重量%の酸化チタンか
らなる組成を有するのが有益である。
【0045】得られたセラミック体は、理論密度に極め
て近い好ましくは4.78g/cm3 よりも大きい密度
を有するが、これは、理論相対密度の95〜100%に
相当する相対密度を表わす。
【0046】それ故に、成形加工後、得られた成形体
は、温度が室温から1,700℃好ましくは室温から
1,550℃の範囲にわたりそして温度が温度及び所望
のミクロ構造に左右される期間にわたって1,300〜
1,550℃に達したときに維持されるような加熱サイ
クルの過程で焼結される。この温度のプラトー(platea
u)の詳細については実施例を参照されたい。
【0047】中焼結温度において極めて高い密度が得ら
れることに注目すべきである。イットリウムのみを焼結
するのに必要とされる焼結温度と比較して、焼結温度の
300〜400℃の低下が順守される。
【0048】更に、焼結セラミック体は、過度の焼結生
長なしに極めて良好なミクロ構造を示す。一例として、
走査電子顕微鏡でとった種々のセラミックの写真を示す
図1及び図2(それぞれ、5,000及び10,000
の倍率)を参照することができる。
【0049】第1図と第2図との比較から、上記の焼結
添加剤の存在は得られるセラミックのミクロ構造を相当
に向上させることが分かる。
【0050】本発明の組成物は、それらの良好な特性の
結果として、特にセラミックの製造における原料とし
て、アルミナの補強材として、ミリング用の媒体として
使用することができる。また、これらは、冶金学の分野
において特にルツボ及び液状金属のフィルターの製造に
使用することができる。
【0051】次の実施例は本発明を例示するものである
が、本発明はこれらに限定されるものではない。実施例
に与えられる百分率は、重量基準で表わされる。
【0052】例1〜3 本例では、粉末酸化イットリウム及び酸化チタンを混合
することによって本発明の組成物を調製した。400回
転/分で回転するジルコンボールミル(Attritor)にお
いて、仕込量に相当する量で導入されたエタノール中
で、次の粉末、 −“Sedigraph ”で測定して3.4μmの平均粒径を有
し且つ99.99%の純度(発光体等級)を有するロー
ヌ・プーラン社製の酸化イットリウム、 −8.5μmの平均粒径を有し且つ99%以上の純度を
有するアナターゼ型酸化チタンTiO2 、を混合した。
【0053】先ず、ミルに50gの酸化イットリウムを
導入しそしてこれを60%の割合で使用したエタノール
中において1時間ミリングした。次いで、酸化チタンを
表1に記載の適当な量で加えそしてミリングを30分間
行なった。水ポンプによって発生された減圧下に蒸発器
で蒸発させることによってエタノール及び水を除去し
た。粉末形態の組成物が得られた。この粉末にふるい分
け操作を施こして直径が400μmよりも大きい凝集体
を除去した。
【0054】次いで、これを150MPaの圧力でペレ
ット化しそしてこれに焼結操作を施こした。温度を20
℃/分で1,000℃まで次いで3℃/分で1,500
℃の焼結温度まで漸次的に上昇させた。この温度を3時
間維持した。得られた結果を表1に記載する。
【表1】
【0055】表1において、dは得られたセラミックの
相対強度(“Archimedes”の技術によって液体として脱
イオン水を使用して測定)を表わし、そしてdrは二相
23 −Y2 TiO5 混合物の仮定の下で計算した理
論密度の百分率として表わした相対密度である。
【0056】得られたセラミックは、良好なミクロ構造
を有した。これは、実質上同じ形状の粒子を有し、そし
て1,500℃での焼結後に1〜5μmで変動するそれ
らの寸法の均一な分布を示した。
【0057】例4〜5 本例では、酸化イットリウム及び酸化チタンを含有する
組成物を含浸技術によって調製した。50gの酸化イッ
トリウムに50cm3 のエタノールを混合した。次い
で、TiO2 の0.2%に相当する0.425gのチタ
ンテトラ−n−ブチラートを加えた。次いで、その全体
に200回転/分で回転するジルコンボールミル(Attr
itor)においてミリング操作を15分間施こした。次い
で、10cm3 の蒸留水を加えそしてミリング操作を1
時間45分間続けた。水ポンプによって発生された減圧
下に蒸発器で蒸発させることによってエノタール及び水
を除去した。粉末形態の組成物が得られた。この粉末を
100μmにおいてふるい分けした。
【0058】次いで、これを150MPaの圧力でペレ
ット化しそしてこれに焼結操作を施こした。温度を15
℃/分で1,100℃まで次いで5℃/分で1,500
℃の焼結温度まで漸次的に上昇させた。この温度を3時
間維持した。得られた結果を表2に記載する。
【表2】
【0059】例6〜7 本例では、酸化イットリウム及びY2 Ti25 から本
発明の組成物を調製した。200回転/分で回転するジ
ルコンボールミルにおいて、表III に記載の割合で導入
したY23 及びY2 Ti25 の混合ミリングをエタ
ノール中で2時間実施した。水ポンプによって発生され
た減圧下に蒸発器で蒸発させることによってエタノール
及び水を除去した。粉末が得られたので、これを100
μmにおいてふるい分けした。
【0060】次いで、これを150MPaの圧力でペレ
ット化した。例4〜5の条件(焼結温度=1,500
℃)下に焼結を実施した。結果を表3に記載する。
【表3】
【図面の簡単な説明】
【図1】酸化イットリウムのみを1,500℃で焼結さ
せてなるセラミックのミクロ構造を示す電子顕微鏡写真
(5,000倍率)である。
【図2】例1に従って99%のY23 及び1%のTi
2 を含有する粉末を1,500℃で焼結させてなるセ
ラミックのミクロ構造を示す電子顕微鏡写真(10,0
00倍率)である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年7月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 0.01〜20重量%のTiO及び8
0〜99.99重量%のYを含むことを特徴とす
る請求項1に記載のセラミック用組成物。
【請求項】 酸化イットリウムと少なくとも1種の酸
化チタンとを緊密に混合し、そして得られた混合物を必
要に応じて乾燥することよりなることを特徴とする請求
項1〜のいずれか一項に記載のセラミック用組成物の
製造法。
【請求項】 酸化イットリウム及び酸化チタンが、9
9%よりも高い純度を有することを特徴とする請求項
に記載の方法。
【請求項】 酸化物粉末が、平均直径が1μm以下に
なるような粒子寸法を有することを特徴とする請求項
に記載の方法。
【請求項】 酸化チタンが、一酸化チタン、セスキ酸
化チタン、アナターゼ若しくはルチル型の二酸化チタ
ン、又は混成酸化物YTiO及び(又は)YTi
であってよいことを特徴とする請求項のい
ずれか一項に記載の方法。
【請求項】 均質混合物が乾寸又は湿式ミリングによ
って作られることを特徴とする請求項のいずれか
一項に記載の方法。
【請求項10】乾燥が20〜150℃の温度で行われる
ことを特徴とする請求項のいずれか一項に記載の
方法。
【請求項11】 (a)イットリウム及びチタン化合物
の共沈物をかかる元素の可溶性塩の溶液から予備形成
し、(b)得られた共沈物を分離し、そして(c)必要
に応じて共沈物を焼成することよりなることを特徴とす
る請求項1〜のいずれか一項に記載のセラミック用組
成物の製造法。
【請求項12】 可溶性イットリウム塩の溶液が硝酸
塩、塩化物及び(又は)硫酸塩溶液であってよいことを
特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項13】 可溶性チタン塩が、塩化チタン、オキ
シ塩化チタン又は1〜4個の炭素原子を含有する脂肪族
アルコールから誘導されるチタンアルコラートであって
よいことを特徴とする請求項11又は12に記載の方
法。
【請求項14】 元素が、水酸化物、修酸塩又は炭酸塩
の形態で共沈されることを特徴とする請求項1113
のいずれか一項に記載の方法。
【請求項15】 水酸化物の共沈が、その元素の可溶性
塩の溶液に塩基性溶液を混合することによって行われる
ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項16】 修酸塩の共沈が、かかる元素の可溶性
塩の溶液と修酸又はその塩とを混合することによって行
われることを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項17】 乾燥が20〜150℃の温度で行われ
ることを特徴とする請求項1116のいずれか一項に
記載の方法。
【請求項18】 焼成が400〜600℃の温度で行わ
れることを特徴とする請求項1117のいずれか一項
に記載の方法。
【請求項19】 酸化イットリウムに少なくとも1種の
チタン塩の溶液を含浸させ、次いで必要に応じて乾燥及
び焼成操作を行なうことを特徴とする請求項1〜のい
ずれか一項に記載のセラミック用組成物の製造法。
【請求項20】 チタン塩が、塩化チタン、オキシ塩化
チタン又は1〜4個の炭素原子を含有する脂肪族アルコ
ールから誘導されるチタンアルコラートであってよいこ
とを特徴とする請求項19に記載の方法。
【請求項21】 乾燥が20〜150℃の温度で行わ
れ、そして焼成が400〜600℃の温度で行われるこ
とを特徴とする請求項19に記載の方法。
【請求項22】 Yとして表わして約80〜9
9.99重量%のイットリウム及びTiOとして表わ
して約0.01〜20重量%のチタンより本質上なるこ
とを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の組
成物から製造した焼結セラミック体。
【請求項23】 Yとして表わして約90〜9
9.98重量%のイットリウム及びTiOとして表わ
して約0.02〜10重量%のチタンより本質上なるこ
とを特徴とする請求項22に記載の焼結セラミック体。
【請求項24】 4.50g/cmよりも高い密度を
有することを特徴とする請求項22又は23に記載の焼
結セラミック体。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月10日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】酸化イットリウムのみを1,500℃で焼結さ
せてなるセラミック材料の組織を示す電子顕微鏡写真
(5,000倍率)である。
【図2】例1に従って99%のY及び1%のTi
を含有する粉末を1,500℃で焼結させてなるセ
ラミック材料の組織を示す電子顕微鏡写真(10,00
0倍率)である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャンフランソワ・ボーマール フランス国リモージュ、リュ・モンジュ、 12 (72)発明者 マルセル・ボンクール フランス国パリ、リュ・マルサルラン、22 (72)発明者 ジル・ガスニエ フランス国リモージュ、リュ・サントクレ ール、5 (72)発明者 ルイ・マンジョル フランス国クールブボワ、リュ・ド・ラブ ルーボワール、12

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化イットリウム及び少なくとも1種の
    酸化チタン、又は該酸化物の前駆物質を含むことを特徴
    とする酸化イットリウム基材セラミック用組成物。
  2. 【請求項2】 酸化チタンが、TiO2 及び(又は)Y
    2 TiO5 及び(又は)Y2 Ti27 であることを特
    徴とする請求項1に記載のセラミック用組成物。
  3. 【請求項3】 酸化イットリウム及び酸化チタン及び
    (或いは)混成イットリウム−チタン酸化物、酸化イッ
    トリウム及び酸化チタン前駆物質、又は共に酸化物前駆
    物質の形態にある酸化イットリウム及び酸化チタンを含
    むことを特徴とする請求項1に記載のセラミック用組成
    物。
  4. 【請求項4】 酸化チタン前駆物質がチタン塩又はチタ
    ンアルコラートであり、そして酸化イットリウム及び酸
    化チタン前駆物質が水酸化物、修酸塩又は炭酸塩共沈物
    であることを特徴とする請求項3に記載のセラミック用
    組成物。
  5. 【請求項5】 0.01〜20重量%のTiO2 及び8
    0〜99.99重量%のY23 を含むことを特徴とす
    る請求項1に記載のセラミック用組成物。
  6. 【請求項6】 0.02〜10重量%のTiO2 及び9
    0〜99.98重量%のY23 を含むことを特徴とす
    る請求項2に記載のセラミック用組成物。
  7. 【請求項7】 酸化イットリウムと少なくとも1種の酸
    化チタンとを緊密に混合し、そして得られた混合物を必
    要に応じて乾燥することよりなることを特徴とする請求
    項1〜6のいずれか一項に記載のセラミック用組成物の
    製造法。
  8. 【請求項8】 酸化イットリウム及び酸化チタンが、9
    9%よりも高い純度を有することを特徴とする請求項7
    に記載の方法。
  9. 【請求項9】 酸化物粉末が、平均直径が1μm以下に
    なるような粒子寸法を有することを特徴とする請求項7
    に記載の方法。
  10. 【請求項10】 酸化チタンが、一酸化チタン、セスキ
    酸化チタン、アナターゼ若しくはルチル型の二酸化チタ
    ン、又は混成酸化物Y2 TiO5 及び(又は)Y2 Ti
    27 であってよいことを特徴とする請求項7〜9のい
    ずれか一項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 均質混合物が乾式又は湿式ミリングに
    よって作られることを特徴とする請求項7〜10のいず
    れか一項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 乾燥が20〜150℃の温度で行われ
    ることを特徴とする請求項7〜11のいずれか一項に記
    載の方法。
  13. 【請求項13】 (a)イットリウム及びチタン化合物
    の共沈物をかかる元素の可溶性塩の溶液から予備形成
    し、(b)得られた共沈物を分離し、そして(c)必要
    に応じて共沈物を焼成することよりなることを特徴とす
    る請求項1〜6のいずれか一項に記載のセラミック用組
    成物の製造法。
  14. 【請求項14】 可溶性イットリウム塩の溶液が硝酸
    塩、塩化物及び(又は)硫酸塩溶液であってよいことを
    特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 可溶性チタン塩が、塩化チタン、オキ
    シ塩化チタン又は1〜4個の炭素原子を含有する脂肪族
    アルコールから誘導されるチタンアルコラートであって
    よいことを特徴とする請求項13又は14に記載の方
    法。
  16. 【請求項16】 塩が水性又は有機溶液状であることを
    特徴とする請求項14又は15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 元素が、水酸化物、修酸塩又は炭酸塩
    の形態で共沈されることを特徴とする請求項13〜16
    のいずれか一項に記載の方法。
  18. 【請求項18】 水酸化物の共沈が、その元素の可溶性
    塩の溶液に塩基性溶液を混合することによって行われる
    ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  19. 【請求項19】 反応媒体のpHが9〜12であること
    を特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 修酸塩の共沈が、かかる元素の可溶性
    塩の溶液と修酸又はその塩とを混合することによって行
    われることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  21. 【請求項21】 沈殿剤が修酸アンモニウムであること
    を特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 反応媒体のpHが5.5〜6であるこ
    とを特徴とする請求項20又は21項に記載の方法。
  23. 【請求項23】 乾燥が20〜150℃の温度で行われ
    ることを特徴とする請求項13〜22のいずれか一項に
    記載の方法。
  24. 【請求項24】 焼成が400〜600℃の温度で行わ
    れることを特徴とする請求項13〜23のいずれか一項
    に記載の方法。
  25. 【請求項25】 酸化イットリウムに少なくとも1種の
    チタン塩の溶液を含浸させ、次いで必要に応じて乾燥及
    び焼成操作を行なうことを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれか一項に記載のセラミック用組成物の製造法。
  26. 【請求項26】 チタン塩が、塩化チタン、オキシ塩化
    チタン又は1〜4個の炭素原子を含有する脂肪族アルコ
    ールから誘導されるチタンアルコラートであってよいこ
    とを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 乾燥が20〜150℃の温度で行わ
    れ、そして焼成が400〜600℃の温度で行われるこ
    とを特徴とする請求項25に記載の方法。
  28. 【請求項28】 Y23 として表わして約80〜9
    9.99重量%のイットリウム及びTiO2 として表わ
    して約0.01〜20重量%のチタンより本質上なるこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の組
    成物から製造した焼結セラミック体。
  29. 【請求項29】 Y23 として表わして約90〜9
    9.98重量%のイットリウム及びTiO2 として表わ
    して約0.02〜10重量%のチタンより本質上なるこ
    とを特徴とする請求項28に記載の焼結セラミック体。
  30. 【請求項30】 4.50g/cm3 よりも高い密度を
    有することを特徴とする請求項28又は29に記載の焼
    結セラミック体。
  31. 【請求項31】 4.78g/cm3 よりも高い密度を
    有することを特徴とする請求項30に記載の焼結セラミ
    ック体。
  32. 【請求項32】 密度が、1,300〜1,700℃の
    温度での焼結後に得られることを特徴とする請求項30
    又は31に記載の焼結セラミック体。
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