JPH0533059Y2 - - Google Patents

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JPH0533059Y2
JPH0533059Y2 JP1986147774U JP14777486U JPH0533059Y2 JP H0533059 Y2 JPH0533059 Y2 JP H0533059Y2 JP 1986147774 U JP1986147774 U JP 1986147774U JP 14777486 U JP14777486 U JP 14777486U JP H0533059 Y2 JPH0533059 Y2 JP H0533059Y2
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JP
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power supply
capacitor
ripple
transistor
base
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案はベース接地形増幅回路に関する。
(従来の技術) 増幅回路において、電源にリツプルが有る場
合、このリツプルが信号に影響を与えるためリツ
プルを無くす事は重要である。このリツプルを無
くす方法として電源のレギユレーシヨンを良くし
たり、電源ラインにリツプルフイルターを強くす
る等の方法がある。第4図に従来のベース接地形
増幅回路の一例を示す。ここで1は入力信号源、
2は出力端子、3は電源回路である。
ところで、上述したように電源のリツプルを無
くすために電源ラインのフイルターを大きくする
のであるが、リツプル周波数が低くなると、フイ
ルターを構成するコイルL1及びコンデンサC1
値をより大きくする必要がある。しかしながら、
L1の値を大きくするコイルL1の内部抵抗から電
源電圧の低下が大となる。また、コンデンサC1
の容量を大きくすると、このコンデンサC1の形
状が大きくなる。従つて、スペースを多くとるこ
とになり、回路基板が大きくなつてしまう。
(考案が解決しようとする問題点) 上述したように従来は電源ラインのリツプルを
低減しようとすると、電源電圧の低下が大となつ
たり、コンデンサの形状が大となつてスペースを
取つてしまうという欠点があつた。
本考案はこのような点にかんがみてなされたも
ので、上記問題を生じることなく電源ラインのリ
ツプルの低減を簡単な構成で達成しうるベース接
地形増幅回路を提供することを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案では、直列接続した2ケのコンデンサの
一端側を電源に接続し、他端側を接地し、さらに
これらコンデンサの接続中点をトランジスタのベ
ース端に接続するようにしている。
(作用) 上記構成により電源ラインのリツプルがトラン
ジスタのベースに印加され、コレクタにはリツプ
ルと逆相でかつ同レベルの信号が発生する。これ
によりリツプルは打消し合う。従つて、リツプル
は低減する。
(実施例) 以下、本考案になるベース接地形増幅回路の一
実施例を第1図にもとづいて説明する。
ここで11は電源端、12は出力端、13は入
力信号源である。またC11,C12,C13はコンデン
サ、R11乃至R15は抵抗、Tr2haトランジスタであ
る。
次にこの回路の動作を説明する。電源ラインに
v1のリツプルが発生しているとする。このときト
ランジスタTr2のコレクタにもv1のリツプル電圧
が発生する。またトランジスタTr2のベースには v2=V1・C12/C11+C12 のリツプル電圧が発生する。この電圧v2は増幅さ
れ、コレクタには v3=−v1・C12/C11+C12・A (A=R13/R14//R15で、ベース側から見たトラ ンジスタTr2noゲイン) の信号が発生する。従つて、v1=−v3となると
き、電源ラインのリツプルはトランジスタTr2
コレクタにて打消すことができる。このときのコ
ンデンサC12の値は C12=C11/A−1 と求まる。すなわち、 C12/C11=1/(A−1) であれば、トランジスタTr2のコレクタにはリツ
プルがあらわれないことになる。
本考案はまた第2図に示すようなベース接地形
加算回路にも適用可能である。この場合、トラン
ジスタTr2のゲインAをR13/R14//R15//R16とし て、コンデンサC12の値を決定すれば、第1図の
回路と同様リツプルはあらわれない。なお、ここ
で14は信号入力源、R16は抵抗、C14はコンデン
サである。
さらに、一般的な形として第3図に示すような
回路においても Z12/Z11=A−1(A=R13/R14//R15) となるようにZ11,Z12を決定すれば、出力端にお
いて、リツプルを低減できる。
[考案の効果] 以上述べたように本考案によれば、簡単な構成
で効果的にリツプルを低減できるベース接地形増
幅回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になるベース接地形増幅回路の
一実施例を示す回路図、第2図及び第3図に本考
案の他の実施例を示す回路図であり、第4図は従
来のベース接地形増幅回路の一実施例を示す回路
図である。 11……電源端、12……出力端、13……入
力信号源、C11乃至C13……コンデンサ、R11乃至
R15……抵抗、Tr2……トランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端が電源に接続された第1のコンデンサと、
    一端がこの第1のコンデンサの他端側に接続され
    他端が接地された第2のコンデンサと、これら第
    1、第2のコンデンサの接続中点にベースが接続
    されたトランジスタを有するトランジスタ回路と
    を具備し、前記第1、第2のコンデンサの容量比
    を1/(A−1)(Aは前記ベース側から見た前
    記トランジスタ回路のゲイン)としたことを特徴
    とするベース接地形増幅回路。
JP1986147774U 1986-09-29 1986-09-29 Expired - Lifetime JPH0533059Y2 (ja)

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JPS6355616U JPS6355616U (ja) 1988-04-14
JPH0533059Y2 true JPH0533059Y2 (ja) 1993-08-24

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4998460B2 (ja) * 2006-03-10 2012-08-15 富士通株式会社 低雑音増幅器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60116013A (ja) * 1983-11-29 1985-06-22 Nec Corp 基準電位安定化回路

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60116013A (ja) * 1983-11-29 1985-06-22 Nec Corp 基準電位安定化回路

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JP4998460B2 (ja) * 2006-03-10 2012-08-15 富士通株式会社 低雑音増幅器

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