JPS5822336Y2 - アクティブ・フィルタ−回路 - Google Patents

アクティブ・フィルタ−回路

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JPS5822336Y2
JPS5822336Y2 JP7471277U JP7471277U JPS5822336Y2 JP S5822336 Y2 JPS5822336 Y2 JP S5822336Y2 JP 7471277 U JP7471277 U JP 7471277U JP 7471277 U JP7471277 U JP 7471277U JP S5822336 Y2 JPS5822336 Y2 JP S5822336Y2
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JP
Japan
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filter circuit
output terminal
operational amplifier
resistor
filter
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Expired
Application number
JP7471277U
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English (en)
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JPS542330U (ja
Inventor
正己 初山
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は利得を持ったフィルター回路いわゆるアクティ
ブ・フィルター回路に関し、その目的とするところはフ
ィルター回路のダンピング係数ζ(ツエータ)が、該回
路を構成する抵抗の値のバラツキの影響を受は難いよう
になし、フィルター通過信号の原信号に対する位相遅れ
等の問題が生じないようにすることにある。
一般に、コンデンサ、抵抗等の受動素子を2段重ねるこ
とによって得られるLPF(ローパスフィルタ)のダン
ピング係数ζ・はζ≧1となり、トランジスタ等の能動
素子を用いたアクティブLPFを用いればζを1以下に
自由に設計できることが知られている。
また、2次系の場合、フィルターのしゃ断層波数をfc
とすればfcより低い周波数f(即ちf<fc)での位
相遅れはダンピング係数ζが小さい程少なくすることが
できることも知られている。
したがって位相遅れが同じであれば、アクティブフィル
ターを用いた方がf。
をfに近ずけ易く、それだけフィルター効果が大きいと
いうことになる。
また上記ダンピング係数ζがフィルター回路を構成する
部品のバラツキの影響を大きく受けると、フィルターの
位相遅れも当然その影響を受け、不安定になる。
本考案はダンピング係数ζがフィルター回路構成部品の
バラツキの影響を受けにくいアクティブフィルター回路
を提供するものであり、以下、本考案の一実施例につき
図面と共に説明する。
図に於て、Rt、Ctは第1の抵抗、第1のコンデンサ
、R2,C2は第2の抵抗、第2のコンデンサ、R3は
第3の抵抗である。
Aは電流入力端子、Bは出力端子である。
また1は演算増幅器(オペアンプ)であり、1(S)は
そのマイナク入力端子、■(S)はフィルター回路の出
力電圧、e(s)はオペアンプ1の出力電圧である。
回路接続についていうと、オペアンプ1の負側入力端と
出力端との間に上記第1の抵抗R1と第1のコンテ゛ン
サC1が並列に接続され、上記オペアンプ1の出力端は
第2の抵抗R2を介してフィルター回路の出力端子Bに
接続され、さらにこの出力端子Bとアースとの間には第
2のコンデンサC2が接続され、かつ上記出力端子Bと
オペアンプ1の負側入力端との間に第3の抵抗R3が接
続されている。
上記実施例において今、オペアンプ1を理想的なものと
し、そのゲインをOO(無限大)とする。
J、7’Z であるから、 となり、 これより、 Z (slを更に変形して2次糸の一般式で表わすと、
但し くTcはフィルタ の時定数) 例えばCIRI 02 R2 Tの制約条件をつけると、 よう ここで とする と とすると となり、R1,R2,R3が変化してもダンピング係数
ζは余り変化しないことがわかる。
即ちダンピング係数ζは回路部品のバラツキに余り影響
されない、安定したフィルターが得られる。
以上説明したように本考案のアクティブ・フィルター回
路によれば回路構成部品のバラツキによってダンピング
係数が変化することがほとんどなく、位相遅れ等の問題
がない安定したフィルター回路を提供することができる
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例におけるアクティブ・ローパス
フィルターの回路図である。 1・・・・・・演算増幅器、R1−R3・・・・・・第
1〜第3の抵抗、C1,C2・・・・・・第1.第2の
コンテ゛ンサ、A・・・・・・入力端子、B・・・・・
・出力端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 演算増幅器の負側入力端と出力端との間に第1の抵抗と
    第1のコンデンサを並列に接続し、上記演算増幅器の出
    力端を第2の抵抗を介してフィルター回路の出力端子に
    接続すると共に、この出力端子とアースとの間に第2の
    コンデンサを接続し、かつ上記出力端子と演算増幅器の
    負側入力端との間に第3の抵抗を接続してなるアクティ
    ブ・フィルター回路。
JP7471277U 1977-06-07 1977-06-07 アクティブ・フィルタ−回路 Expired JPS5822336Y2 (ja)

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JPS542330U JPS542330U (ja) 1979-01-09
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JP2800009B2 (ja) * 1988-08-12 1998-09-21 興亜石油株式会社 空気電池

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