JPS6145633Y2 - - Google Patents

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JPS6145633Y2
JPS6145633Y2 JP10936879U JP10936879U JPS6145633Y2 JP S6145633 Y2 JPS6145633 Y2 JP S6145633Y2 JP 10936879 U JP10936879 U JP 10936879U JP 10936879 U JP10936879 U JP 10936879U JP S6145633 Y2 JPS6145633 Y2 JP S6145633Y2
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JP
Japan
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signal
supplied
transistor
agc
level
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 差動アンプは、バイアス回路及び接地回路が簡
単であり、コンデンサを必要としないなどの理由
により、各種の回路をIC化する場合、その一部
として広く使用されている。
第1図は、差動アンプをAM受信機のAGC回路
に使用した場合の一例を示すもので、トランジス
タQa,Qbに中間周波信号が供給され、トランジ
スタQcにAGC信号が供給される。従つて、この
AGC信号によつて入力レベルが大きくなるにつ
れてトランジスタQcのコレクタ電流が減少して
トランジスタQa,Qbの利得が低下するので、ト
ランジスタQa,Qbからは一定レベルの中間周波
信号が取り出される。
しかしながら、差動アンプは、一般にダイナミ
ツクレンジがあまり広くないので、第2図Aに示
すように大きなレベルの中間周波信号がトランジ
スタQa,Qbに供給されたとすれば、その正のエ
ンベロープの正のピーク部分で、出力は抑制さ
れ、検波出力は第2図Bに示すように歪波形とな
つてしまう。このため、通常の差動アンプでは、
入力レベルが70dBμ以上のときには、検波出力
が歪んでしまう。
この考案は、このような問題点を解決しようと
するものである。
以下その一例について説明しよう。
第3図において、トランジスタQ1,Q2は差動
アンプ1を構成しているもので、そのベースは入
力端子T1,T2に接続され、そのコレクタが抵抗
器R1,R2に接続され、そのエミツタが共通接続
されると共に、トランジスタQ3のコレクタ・エ
ミツタ間及び抵抗器R3を通じて接地される。そ
して、端子T1,T2は前段の中間周波アンプ、中
間周波フイルタあるいはミキサ回路に接続されて
互いに逆相の中間周波信号Siが供給される。
さらに、トランジスタQ1,Q2のコレクタがア
ンプ2の入力端に接続され、その出力が終段の中
間周波トランスを通じて負極性のAM検波回路3
に供給されて検波信号Sdが取り出される。な
お、31は中間周波成分除去用のフイルタであ
る。
そしてこの信号Sdが反転アンプ4に供給さ
れ、その出力信号Scがアンプ5を通じてスピー
カ6に供給される。
また、信号Sdが、ローパスフイルタ7に供給
されて信号Saの直流分、すなわち、AGC信号Sa
が取り出され、この信号Saが抵抗器R4を通じて
トランジスタQ3のベースに供給される。なお、
このとき、電源E1から抵抗器R5を通じて信号Sa
にバイアスが与えられる。
さらに、アンプ4から所定のレベルの出力信号
ScがコンデンサC1を通じてトランジスタQ3のベ
ースに供給される。
このような構成によれば、端子T1,T2に例え
ば第4図Aに示すような中間周波信号Siが供給さ
れると、その検波信号Sdは第4図Bに示すよう
になる。すなわち、検波回路3は負極性とされて
いるので、本来の検波信号は負の直流レベルを有
し、この直流レベルは中間周波信号Siのレベルに
比例した大きさとなるが、検波信号Sdには、電
源E1によつてバイアスが与えられているので、
この検波信号Sdの直流レベルは正となり、この
直流レベルは、中間周波信号Siのレベルに反比例
した大きさとなる。ただし、信号Sdの交流分は
信号Siの負のエンベロープに等しい。
そして、この信号Sdの直流分がAGC信号Saと
なるのであるから、AGC信号Saのレベルは、中
間周波信号Siのレベルが大きくなるほど小さくな
る。
従つて、中間周波信号Siのレベルが大きくなる
と、AGC信号Saのレベルが小さくなるので、ト
ランジスタQ3のコレクタ電流が小さくなつてト
ランジスタQ1,Q2のコレクタ電流が小さくな
り、アンプ1の利得は低下する。従つて、アンプ
1においてリバースAGCが行われ、検波信号Sd
は一定レベルとされる。
そして、この場合、以上の動作だけであれば、
上述のように、大信号時に信号Siの正のエンベロ
ープの正のピーク部分で信号Siは抑制され、信号
Sdの負のピーク部分には第4図Bに破線で示す
ように歪みを生じてしまう。
しかし、この考案においては、アンプ4の出力
信号ScがコンデンサC1を通じてトランジスタQ3
のベースに供給される。そして、アンプ4は反転
アンプであるから、トランジスタQ3に供給され
る信号Scは第4図Cに示すように、信号Siの正
のエンベロープと同相となる。従つて、信号Sc
の正のピーク部分でトランジスタQ3のコレクタ
電流が増加してトランジスタQ1,Q2のコレクタ
電流が増加するので、信号Siの正のエンベロープ
の正のピーク部分でアンプ1の利得が上昇するこ
とになる。従つて、信号Siの正のエンベロープの
正のピーク部分における抑制はなくなり、信号
Sdは第4図Bに実線で示すように歪みのない波
形となる。実験によれば、入力レベルを従来に比
べ10dB上昇させても、歪みは従来と同レベルな
いしはそれ以下であつた。
こうして、この考案によれば、大信号時におけ
る歪みを減少させることができる。しかも、その
ための構成は、アンプ4の出力信号Scをトラン
ジスタQ3に供給するだけでよいので、簡単であ
り、安価である。
なお、上述において、アンプ4を非反転アンプ
としてもよく、その場合には、信号Siの正のエン
ベロープに対して信号Scが逆相となるので、負
帰還がかかり、従つて、やはり歪みを軽減でき
る。
また、AGCもリバースAGC及びフオワード
AGCのどちらでもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案を説明するための
図、第3図はこの考案の一例の接続図、第4図は
その説明のための図である。1,2,4,6はア
ンプである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1及び第2のトランジスタのエミツタが第3
    のトランジスタのコレクタに接続されると共に、
    この第3のトランジスタがエミツタ接地とされて
    差動アンプが構成され、上記第1及び第2のトラ
    ンジスタのベース間にAM変調信号が供給され、
    そのコレクタ出力がAM検波回路に供給され、こ
    のAM検波回路の検波出力がローパスフイルタに
    供給されてAGC信号が取り出され、このAGC信
    号と所定の直流バイアスとが上記第3のトランジ
    スタのベースに供給されてAGCが行われ、か
    つ、上記AM検波回路の検波出力のうちの交流信
    号成分が上記第3のトランジスタのベースに供給
    されて上記AM検波回路の検波出力の波形歪みが
    補正されるようにしたAM検波装置。
JP10936879U 1979-08-08 1979-08-08 Expired JPS6145633Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10936879U JPS6145633Y2 (ja) 1979-08-08 1979-08-08

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JP10936879U JPS6145633Y2 (ja) 1979-08-08 1979-08-08

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Publication Number Publication Date
JPS5626420U JPS5626420U (ja) 1981-03-11
JPS6145633Y2 true JPS6145633Y2 (ja) 1986-12-22

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JP10936879U Expired JPS6145633Y2 (ja) 1979-08-08 1979-08-08

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JPS5626420U (ja) 1981-03-11

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