JPS5830787B2 - 信号処理回路 - Google Patents

信号処理回路

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JPS5830787B2
JPS5830787B2 JP53089041A JP8904178A JPS5830787B2 JP S5830787 B2 JPS5830787 B2 JP S5830787B2 JP 53089041 A JP53089041 A JP 53089041A JP 8904178 A JP8904178 A JP 8904178A JP S5830787 B2 JPS5830787 B2 JP S5830787B2
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JP
Japan
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transistor
emitter
output
emitter follower
signal processing
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JP53089041A
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English (en)
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JPS5516542A (en
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繁幸 崎道
真一 松下
親 福田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテレビジョン映像信号等の処理回路に関し、所
定の周波数帯域を効率良く取出し得ると共に、出力の直
流レベルの温度ドリフトが極めて少なく、IC化に好適
な信号処理回路を提供するものである。
第1図に従来より用いられている映像信号処理回路の一
例を示す。
同図において、22,23゜24はトランジスタ、25
は入力端子、26.27は出力端子、28,29.30
は抵抗をそれぞれ示している。
この従来例においては、映像信号は映像検波された後、
入力端子25から映像増幅中トランジスタ22に入力さ
れ、ここで増幅された映像信号はエミッタホロワトラン
ジスタ23.24によりインピーダンス変換し、出力端
子26.27に出力する形態をとっている。
ところで、このような回路構成による信号処理回路では
、増幅用トランジスタ22から映像出力増幅回路、音声
中間周波増幅回路などの複数の回路に信号を分岐させる
場合、それぞれの回路にそれぞれのエミッタホロワトラ
ンジスタ23.24を設けても、互いに干渉し合って満
足な信号処理を行なうことが困難であるという問題があ
った。
すなわち、出力端子26に音声トラップ回路等、特定の
周波数に対して低インピーダンスとなるような負荷が接
続されると増幅用トランジスタ22のコレクタ側にその
影響がフィードバックされ、他の出力端子27にもその
影響が伝達されるという問題点があった。
さらに、第1図のごとき回路において、増幅用トランジ
スタ22の周波数帯域の上限は負荷抵抗28と、コレク
タ側に接続される全容量(=トランジスタ22の出力容
量+トランジスタ23.24の入力容量+浮遊容量)と
で決まるが、通常の回路設計においては、この上限周波
数が映像信号周波数にくらべて十分高くなるように増幅
段の各素子の定数を設定しているため、出力端子26.
27には必要な映像信号周波数と共にトランジスタ22
の動作周波数帯域全般にわたる雑音信号をも出力する。
この雑音信号は出力端子26.27の後に設けられる回
路に対してSN比の低下、あるいは寄生発振等の原因に
なる場合があり、改善が望まれていた。
本発明は、そのような従来の信号処理回路の問題点を解
決し、複数の信号出力を効率良く取出し得ると共に、出
力レベルの温度ドリフトの極めて少ない信号処理回路を
提供せんとするものである。
以下、本発明を図示の実施例に基いて説明する。
第2図は本発明の一実施例を示すもので、図中の1.2
,3.4はトランジスタ、5は電流源、6.7,8,1
0,11,12は抵抗、9はコンデンサ、13は入力端
子、14.15は出力端子をそれぞれ示している。
第3図は同本発明の実施例による効果の一例を示す特性
図で、第4図は同本発明の実施例におけるフィルタ部を
示す回路構成図、第5図は通常のローパスフィルタの回
路構成図である。
第2図に示す本発明の実施例は、電流源5を有する映像
増幅用トランジスタ1と、直列接続された抵抗7,8お
よびコンデンサ9から戒るフィルタで前記映像増幅用ト
ランジスタ1と結合されたエミッタホロワトランジスタ
2と、このトランジスタ2の出力で駆動されるエミッタ
ホロワトランジスタ3,4とで構成され、トランジスタ
4は前記トランジスタ2と逆極性のもので構成している
このような構成にすると、出力信号は2段のエミッタホ
ロワ2,3により十分低い出力インピーダンスとなって
いるため、出力端子14に音声トラップ回路のごとく特
定の周波数に対して低いインピーダンスとなる負荷を接
続しても、他の出力端子15やトランジスタ1に対する
干渉を防止することができる。
また、エミッタホロワトランジスタ2と逆極性のトラン
ジスタ4を用いて出力を取出す形式にすることにより、
温度によるトランジスタのベース・エミッタ間電圧の変
動をもキャンセルし得るため、出力端子15に得られる
信号の温度ドリフトは極めて少なく安定なものとなる。
このようにトランジスタ1で映像増幅された信号を第1
のエミッタホロワトランジスタ2でインピーダンス変換
し、更に第2のエミッタホロワトランジスタ3あるいは
4で再度低インピーダンス化して出力を取出すことによ
り、トランジスタ1の出力信号を効率良く複数の出力と
して取出し得ることができる。
加えてトランジスタ4のごとく前段のトランジスタ2と
逆極性のトランジスタでエミッタホロワ回路を構成する
ことにより、その出力レベルの温度ドリフトを極めて小
さくすることができる。
なお、第2図の実施例においてトランジスタ1のコレク
タとトランジスタ2のベースを直結した場合には、その
周波数特性は第3図Cで示すごとく極めて広い帯域特性
となる。
通常の映像増幅器においては、第3図のCのごとき広帯
域の出力は必要でなく、かえって、そのように広帯域の
出力信号を後段の回路に伝達するとSN比特性の低下、
あるいは寄生発振等の新たな問題を引起こす場合がある
このような場合、第5図に示すごとく、抵抗20とコン
デンサ21より成るローパスフィルタを挿入して不要な
帯域を減衰させると、第3図に特性Bで示すように比較
的広帯域のフィルタ特性となるため、十分な効果をあげ
ることは困難であるが、第4図に示すごとく抵抗7,8
、コンデンサ9およびトランジスタ2の入力容量16と
でローパスフィルタを構成すると、第3図の特性Aのご
とく極めて良好なフィルタ特性を得ることが可能となり
、SN比の改善、寄生発振の防止等に効果的で、しかも
必要な映像周波数帯域特性を有する回路を容易に実現す
ることができる。
さらに詳しく言えば、抵抗7の値をR1、抵抗8の値を
R2、コンデンサ9の値をC1、入力容量16の値をC
2とし、また、トランジスタ1のコレクタ出力信号をe
l、トランジスタ2のエミッタ出力信号をeoとすると
、ei、eoは下式の関係となる。
ここで、入力容量C2はトランジスタ2の動作条件によ
って定まる定数であり、通常、数pFの値となる。
必要な周波数帯域(−ω。)でのe。/eiを最大とし
、ω。
を越える周波数でのe。/eiが最小となるようにCI
+ RI R2の定数を設定することにより、第3図
の特性Aのごとき帯域特性を得ることができる。
次に、具体的数値例をあげて本発明の効果を更に詳しく
説明する。
第2図に示す実施例において、C2,3としてNPN
l−ランジスタを使用し、4としてPNPトランジスタ
を使用した。
また、5として1.5mAの電流源とし、抵抗6=1.
511、抵抗72に、Q、抵抗8=1.5に、Q、抵抗
10=10に、Q、抵抗11=10に、2、抵抗12.
15に、Q、コンデンサ9=15pF、トランジスタ2
の入力容量を5pF、電源電圧を6■として、入力端子
13に帯域30MHzのビデオスイープ信号を入力した
場合、出力端子14および15の出力信号周波数特性は
第3図の特性Aのとと(10MHz以上の周波数に対し
て大きな減衰を与えることができ、出力端子14に接続
した音声中間周波増幅段のSN比特性と、20■h近辺
の雑音信号により引起されていた寄生発振を防止するこ
とができた。
加えて、出力端子15から得られる信号の温度ドリフト
が極めて少ないため、出力端子15に直結接続したビデ
オ出力増幅器を安定に動作させることができた。
以上述べたごとく、トランジスタ1の出力周波数帯域を
第4図のごとく構成したローパスフィルタを介してトラ
ンジスタ2でインピーダンス変換し、この信号を複数の
エミッタホロワトランジスタでさらに低インピーダンス
化して出力する回路構成とし、さらに出力用のエミッタ
ホロワトランジスタの極性を前段のエミッタホロワと逆
極性のもので構成することによって、必要な映像信号周
波数帯域を効率よく、しかも温度ドリフトの少ない出力
信号として取出すことができる。
加えて、回路がすべて直結で構成し得るため、回路のI
C化にも有利となる。
なお、前記本発明の実施例においては映像信号処理回路
とした場合について説明したが、本発明は他の信号処理
回路、例えばラジオ受信機等の信号処理回路としても有
効であることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の信号処理回路の一例の回路構成図、第2
図は本発明の一実施例の回路構成図、第3図は周波数対
相対出力レベルの特性図、第4図は本発明の実施例にお
けるフィルタ部の回路構成図、第5図は従来のローパス
フィルタの回路構成図である。 1.2,3.4・・・・・・トランジスタ、5・・・・
・・電流源、6,7.8,10,11.12・・・・・
・抵抗、9・・・・・・コンデンサ、16・・・・・・
入力容量。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エミッタ側に電流源を有する第1のエミッタ接地ト
    ランジスタと、前記第1のトランジスタの出力が直列接
    続された複数個の抵抗を介してベースに入力され、かつ
    エミッタが前記直列接続された複数個の抵抗の中点にコ
    ンデンサを通して接続された第2のエミッタホロワトラ
    ンジスタと、前記第2のエミッタホロワトランジスタの
    出力がそれぞれベースに入力される複数個のエミッタホ
    ロワトランジスタを具備し、前記複数個のエミッタホロ
    ワトランジスタの少なくとも1個以上のトランジスタの
    極性を前記第2のエミッタホロワトランジスタと逆極性
    のものとしたことを特徴とする信号処理回路。 2 エミッタ側に電流源を有する第1のエミッタ接地ト
    ランジスタと、前記第1のトランジスタの出力が直列接
    続された複数個の抵抗を介してベースに入力され、かつ
    エミッタが前記直列接続された複数個の抵抗の中点にコ
    ンデンサを通して接続された第2のエミッタホロワトラ
    ンジスタと、前記第2のエミッタホロワトランジスタの
    出力がそれぞれベースに入力される複数個のエミッタホ
    ロワトランジスタを具備し、前記複数個のエミッタホロ
    ワトランジスタの少なくとも1個以上のトランジスタの
    極性を前記第2のエミッタホロワトランジスタと逆極性
    のものとするとともに、前記複数個の抵抗と、前記コン
    デンサと、前記第2のエミッタホロワトランジスタおよ
    び、この第2のエミッタホロワトランジスタの入力側容
    量を含めてローパスフィルタを構成し、そのカットオフ
    周波数が所定の周波数となるように前記抵抗とコンデン
    サの値を選定したことを特徴とする信号処理回路。
JP53089041A 1978-07-20 1978-07-20 信号処理回路 Expired JPS5830787B2 (ja)

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JPS5516542A JPS5516542A (en) 1980-02-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58124684U (ja) * 1982-02-19 1983-08-24 三菱重工業株式会社 圧縮機
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