JPS6347063Y2 - - Google Patents

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JPS6347063Y2
JPS6347063Y2 JP1980079173U JP7917380U JPS6347063Y2 JP S6347063 Y2 JPS6347063 Y2 JP S6347063Y2 JP 1980079173 U JP1980079173 U JP 1980079173U JP 7917380 U JP7917380 U JP 7917380U JP S6347063 Y2 JPS6347063 Y2 JP S6347063Y2
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JP
Japan
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transistor
resistor
ground
present
emitter
Prior art date
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Expired
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JP1980079173U
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English (en)
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JPS574810U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は増幅回路の信号源側と出力側との間に
存在するコモンモードノイズを排除するアイソレ
ータに関する。
従来、アイソレータとしては、インスツルメン
テーシヨン増幅回路を含む差動増幅回路、ライン
変圧器、ホトカブラなどを用いるものが通常であ
るが、差動増幅器、ホトカブラは高価なうえに、
歪率が悪く、ライン変圧器は外部誘導に弱い欠点
があつた。特に差動増幅回路においてはコモンモ
ードノイズ排除能力はエミツタ側の定電流特性に
依存しており、50dB程度が限度で構成素子数も
多くなり高価となる欠点があつた。
また、集積回路化されたアイソレータもある
が、その構造上、外部誘導ノイズ(振幅変調され
たもの)の排除能力に限界がある欠点があつた。
本考案は上記にかんがみなされたもので、構成
が簡単であり、分離効果が大きく、十分にコモン
モードノイズを排除することができ、かつ外部誘
導(振幅変調ノイズも含む)を排除することがで
きるアイソレータを提供することを目的とするも
のである。
以下、本考案を実施例により説明する。
第1図は本考案の一実施例の回路図である。
Q1は増幅器としてトランジスタであり、また
信号源eg側のアースと出力側のアースとを分離す
る。抵抗R1とコンデンサC1とでデカツプリング
回路(減結合フイルタ回路)を構成し、抵抗R1
の一端は電源+Bに、コンデンサC1の一端は出
力側のアースに接続し、トランジスタQ1のエミ
ツタと、抵抗R1とコンデンサC1との接続点とを
コレクタ抵抗R4で接続し、トランジスタQ1のエ
ミツタと信号源eg側のアースとの間にエミツタ抵
抗R5を接続し、入力端子INに印加した信号源eg
からの入力信号電圧をカツプリングコンデンサ
C2を通してトランジスタQ1のベースに印加し、
トランジスタQ1のコレクタはカツプリングコン
デンサC3を通して出力端子に接続し、共通エミ
ツタ増幅回路を構成する。なお、R2およびR3
バイアス用抵抗で、トランジスタQ1のベースに
電源帰還バイアス電圧を印加し、抵抗R3の一端
は信号源eg側のアースに接続する。
上記の如く構成した第1図に示す回路の等価回
路は第2図に示す如くになる。
いま、信号源eg側と出力側との間に発生するコ
モンモードノイズをeCM、信号源egからの入力信
号をeg、抵抗R5の両端の電圧をef′、出力側のア
ースとトランジスタQ1のベース間の電圧をe1
出力側のアースとトランジスタQ1のエミツタと
の間の電圧をef、出力側のアースとトランジスタ
Q1のコレクタとの間の電圧をe2、トランジスタ
Q1のベース・エミツタ間電圧をeiとすれば、 e1=eg+eCM ef=ef′+eCM トランジスタQ1の裸の電圧利得Avは Av=−e2/ei で表わされる。
いま、ei=e1−efであるため、ei=eg−ef′とな
り、eCMは完全に除去される。
なお、抵抗R2,R3、およびR5からなる帰還ル
ーブを考慮に入れた帰還後の電圧利得Avfは Avf=Av/(1−Av・β)≒R4/R5 で表わされる。βは前記帰還ルーブの利得であ
る。
なお、第1図に示した本実施例のアイソレータ
を用いて同一条件で電源リツプル・リジエクシヨ
ン特性の実測結果は第3図に示す如くである。
第3図において、曲線Aはデカツプリングコン
デンサに10μFを用いた場合であり、曲線Bはデ
カツプリングコンデンサに100μFを用いた場合を
示しており、100μF以上でも電源リツプル・リジ
エクシヨン特性は不変であつた。ここで比較のた
め本実施例を用いない場合の電源リツプル・リジ
エクシヨン特性を第4図に示す。
つぎに本考案の他の実施例について説明する。
第5図、第6図、第7図および第8図はそれぞ
れ本考案の他の実施例の回路図である。
第5図に示す本考案の他の実施例は本考案の一
実施例のバイアス用の抵抗R3の一端を出力側の
アースに接続した場合の例である。また第6図に
示す本考案の他の実施例は抵抗R2とR3とに代つ
て抵抗R6を用いてトランジスタQ1のベースバイ
アス回路に電圧帰還バイアス回路を構成した場合
の例である。
第7図および第8図は増幅素子に電界効果トラ
ンジスタQ2を用いた場合の例である。第7図は
第1図に示した本考案の一実施例に対応し、抵抗
R2,R3およびR7はバイアス回路を構成し、抵抗
R4,R5に代つてドレイン抵抗RD、ソース抵抗RS
を用い、抵抗R3の一端は信号源eg側のアースに
接続して構成した場合の例である。また第8図は
第5図に示した本考案の他の実施例に対応し、抵
抗R2,R3およびR7はバイアス回路を構成し、抵
抗R4,R5に代つてドレイン抵抗RD、ソース抵抗
RSを用い、抵抗R3の一端は信号源側に接続して
構成した場合の例である。
上記第5図から第8図に示す本考案の他の実施
例においてもデカツプリング用のコンデンサC1
は出力側のアースに接続してあり、コモンモード
ノイズの除去に関する作用は第1図の本実施例の
一実施例の場合と同様である。
以上説明した如く本考案によれば、アイソレー
タ効果が大きく、理論的にはライン変圧器と同じ
く無限大であり、そのための回路構成は簡単であ
るほか、増幅度を持つことができる。
また、振幅変調ノイズを含む外部誘導を排除す
ることができ、ライン出力インピーダンスを適当
に設定できるので、低くすることにより低雑音伝
送が可能となる。またさらに、アナログ信号とデ
ジタル信号とのアイソレータとしても利用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の回路図、第2図は
本考案の一実施例の等価回路、第3図は本考案の
一実施例を用いたときの電源リツプル・リジエク
シヨン特性図、第4図は第3図と同一条件におけ
る従来の場合の電源リツプル・リジエクシヨン特
性図、第5図、第6図、第7図および第8図は本
考案の他の実施例の回路図である。 Q1およびQ2……トランジスタ、C1……デカツ
プリング用のコンデンサ、C2およびC3……カツ
プリングコンデンサ、eg……信号源、eCM……コ
モンモードノイズ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 増幅回路の信号源側と出力側との間に存在する
    コモンモードノイズを排除するアイソレータにお
    いて、 前記増幅回路を構成するトランジスタのコレク
    タ(又はドレイン)を第1及び第2の抵抗を介し
    て電源に、前記トランジスタのエミツタ(又はソ
    ース)を第3の抵抗を介して信号源側のアース
    に、かつ前記トランジスタのベース(又はゲー
    ト)を信号入力端にそれぞれ接続すると共に、前
    記トランジスタのコレクタ(又はドレイン)を信
    号出力端に接続し、かつ前記第1及び第2の抵抗
    の接続点と出力側のアースとの間にデカツプリン
    グコンデンサを接続したことを特徴とするアイソ
    レータ。
JP1980079173U 1980-06-09 1980-06-09 Expired JPS6347063Y2 (ja)

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JP1980079173U JPS6347063Y2 (ja) 1980-06-09 1980-06-09

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JPS574810U JPS574810U (ja) 1982-01-11
JPS6347063Y2 true JPS6347063Y2 (ja) 1988-12-06

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ID=29441665

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KR20170001955U (ko) * 2015-11-26 2017-06-05 새코롬영농조합법인 철심을 구비한 박스

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US7418213B2 (en) * 2004-08-12 2008-08-26 Finisar Corporation Transimpedance amplifier with integrated filtering and reduced parasitic capacitance

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US3464021A (en) * 1967-04-21 1969-08-26 Honeywell Inc Transistor amplifier apparatus having common mode rejection

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JPS574810U (ja) 1982-01-11

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