JPS5915126Y2 - 平衡差動入力形の増幅器 - Google Patents

平衡差動入力形の増幅器

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JPS5915126Y2
JPS5915126Y2 JP9904478U JP9904478U JPS5915126Y2 JP S5915126 Y2 JPS5915126 Y2 JP S5915126Y2 JP 9904478 U JP9904478 U JP 9904478U JP 9904478 U JP9904478 U JP 9904478U JP S5915126 Y2 JPS5915126 Y2 JP S5915126Y2
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JP
Japan
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operational amplifier
amplifier
inverting input
input terminal
resistor
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Expired
Application number
JP9904478U
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English (en)
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JPS5526905U (ja
Inventor
守 佐薙
Original Assignee
横河電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、平衡差動入力形の増幅器に関するもので、特
に高コモンモード電圧に耐えコモンモード除去比に優れ
た平衡差動入力形の増幅器に関するものである。
従来より、直結差動増幅器はリニアリティ、周波数特性
などにおいて優れた特性を示すため各方面で利用されて
いる。
しかし、許されるコモンモード電圧は増幅器の電源電圧
により制限され、高コモンモード電圧化が困難であるば
かりでなく、高コモンモード除去比が得られないという
欠点があった。
本考案の目的は、このような欠点を除去し、簡単な回路
により従来の直結差動増幅器の利点に加え、高コモンモ
ード除去比を有する平衡差動入力形の増幅器を実現しよ
うとしたものである。
また、本考案の他の目的は、高コモンモード電圧化を図
った平衡差動人力形の増幅器を実現しようとしたもので
ある。
以下図面を用いて本考案を詳細に説明する。
図は本考案に係る平衡差動入力形の増幅器の一実施例を
示す電気回路図であって、A1はゲインにの高入力イン
ピーダンスの差動増幅器、A2.A3は第1及び第2の
演算増幅器、PI、P2は互いに絶縁された第1及び第
2の電源である。
差動増幅器A1の反転入力端子及び非反転入力端子は入
力端子H及びLに直結している。
入力端子H及びLと入力端子Gとの間に信号源電圧 がそれぞれ印加される。
また、差動増幅器A1の電源端子(図示せず)には電源
P1の正及び負電圧子Vccl、−Vcclが与えられ
、コモン端子GND1は電源P1のコモンラインに接続
されている。
第1の演算増幅器A2の反転入力端子は、第1の抵抗R
1を介して差動増幅器A1の出力端a点に接続されると
共に帰還抵抗R7を介して出力端に接続され、また演算
増幅器A2の非反転入力端子は第2の抵抗R2を介して
差動増幅器A1のコモン端子b点に接続されている。
第2の演算増幅器A3は、その反転入力端子が第5及び
第6の抵抗R5,R6を介して第1の演算増幅器A2の
反転入力端子及び非反転入力端子にそれぞれ接続され、
またその非反転入力端子が第1の演算増幅器A2のコモ
ン端子に接続され、更にその出力端が第3及び第4の抵
抗R3,R4を介して0点及びd点にそれぞれ接続され
たものである。
なお、0点は抵抗R1と演算増幅器A2の反転入力端子
との接続点、d点は抵抗R2と演算増幅器A2の非反転
入力端子との接続点である。
第1及び第2の演算増幅器A2゜A3の電源端子(図示
せず)には電源P2の正及び負電圧十VCC2,−vC
C2が与えられ、それぞれのコモン端子GND2は電源
P2のコモンラインに共通に接続されている。
このような構成において、信号源にコモンモード電圧e
cITlが加わった場合すなわちコモン端子GND2と
入力端子Gとの間にコモンモード電圧ecTnが加わっ
た場合について説明すると次のとおりである。
a点及びb点の電位をea及びe5とすると次の関係が
ある。
”b=’cm e&= eb−に−61= ecm−に−ei
(1)第2の演算増幅器A3は0点及びd点の電
位ec及びedがそれぞれ平均して零になるように抵抗
R3,R4に電流を供給するようになっており、また演
算増幅器3のオープンループゲインを充分大きく選定し
てあればe、=edが成立する。
したがって、 ecm @d:O(2) となり、抵抗R2に流れる電流iR2は、となる。
一方、演算増幅器A2.A3のバイアス電流が共に充分
小さいので、抵抗R6の端子間電圧は零であり、したが
って抵抗R4を流れる電流はIR2と等しい。
故に、e点の電位eeは、(1) 、 (2)及び(3
)式の関係により出力電圧e。
はここで、R1=R2,R3二R4とすると、(4)式
となる。
(5)式より明らかなようにコモンモード電圧ecmは
出力電圧e。
から除去され、高コモンモード除去比の増幅器が得られ
る。
なお、2個の電源P1.42間の回路インピーダンスが
低いため、これらの間の分布容量はコモンモード除去比
に影響しない。
また、許される最大コモンモード電圧e cmmaxは
、第2の演算増幅器A3の最大出力電圧を±eemax
とすると、(3)式に基づき次のようになる。
例えば、R2/ R4= 50 、 e emax =
±10■の場合には、e cmmaxは±500Vとな
る。
このように、比較的容易に高コモシモード電圧に耐え得
る増幅器を得ることができる。
なお、実施例ではR1=R2,R3=R4としたが、必
ずしも等しくなる必要はなく、(4)式における第1項
が第2項に比べて充分大きければ高コモンモード除去比
を得ることができる。
この場合第1項を充分大きくするためには、差動増幅器
A1にゲインにの充分に大きいものを使用することによ
り達成される。
以上説明したように、本考案の平衡差動入力形の増幅器
は、次のような特徴を有し、実用に供して効果が大きい
(イ)差動増幅器のゲインを大きくすることにより高コ
モンモード除去比が得られる。
(ロ)直結方式のためリニアリティ、周波数特性に優れ
ている。
(ハ)2個の電源間の分布容量がコモンモード除去比に
影響しない。
(ニ)通常の例えば±15Vの電源を用いた直結増幅器
にもかかわらず、高いコモンモード電圧に耐え得る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る平衡差動入力形の増幅器の一実施例を
示す電気回路図である。 A1・・・・・・差動増幅器、A 2.A 3・・・・
・・第1及び第2の演算増幅器、R1,R2,R3,R
4,R5,R6・・・・・・第1.第2.第3.第4.
第5及び第6の抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 他方の電源とは絶縁された第1の電源により駆動される
    差動増幅器と、帰還抵抗を有してなりその反転入力端子
    が第1の抵抗を介して前記差動増幅器の出力端に接続さ
    れると共に非反転入力端子が第2の抵抗を介して前記差
    動増幅器のコモン端子に接続された第1の演算増幅器と
    、その反転入力端子が第5の抵抗を介して第1の演算増
    幅器の反転入力端子に接続されると共に第6の抵抗を介
    して第1の演算増幅器の非反転入力端子に接続され、ま
    たその非反転入力端子が前記第1の演算増幅器のコモン
    端子に接続され、更にまたその出力端が第3の抵抗を介
    して第1の演算増幅器の反転入力端子に接続されると共
    に第4の抵抗を介して第1の演算増幅器の非反転入力端
    子に接続されてなる第2の演算増幅器と、前記第1の電
    源とは絶縁され、前記第1の演算増幅器及び第2の演算
    増幅器に電源電圧を供給する第2の電源を具備し、前記
    差動増幅器で入力信号を受け、前記第1の演算増幅器の
    出力端と第1の演算増幅器のコモン端子間より増幅出力
    を得るようにしたことを特徴とする平衡差動入力形の増
    幅器。
JP9904478U 1978-07-19 1978-07-19 平衡差動入力形の増幅器 Expired JPS5915126Y2 (ja)

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JPS5526905U JPS5526905U (ja) 1980-02-21
JPS5915126Y2 true JPS5915126Y2 (ja) 1984-05-04

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