JPH0532927U - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0532927U
JPH0532927U JP7898691U JP7898691U JPH0532927U JP H0532927 U JPH0532927 U JP H0532927U JP 7898691 U JP7898691 U JP 7898691U JP 7898691 U JP7898691 U JP 7898691U JP H0532927 U JPH0532927 U JP H0532927U
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光夫 小川
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松下冷機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、安価で、簡単で安全に吊上げるこ
とができ、吊上げのための構成が目だたない空気調和機
を提供することを目的とする。 【構成】 キャビネット8の底面8aにおけるキャビネ
ット8を基礎台13に固定するためのアンカーステー部
10を設けていない側の対向する2辺8bからその2辺
8bに沿って下方に突出し先端9aが内側に折曲がった
ベルト引っ掛け部9を設け、キャビネット8の底面8a
とベルト引っ掛け部9の折曲がった先端9aとの間にベ
ルト12を係止めする凹部11を形成し、ベルト引っ掛
け部9の下端と基礎台との間にベルト12の厚みより大
きい空間14を形成し、ベルト引っ掛け部9の先端9a
とアンカーステー部10との間にベルト12の幅より大
きい空間を形成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ベルトを用いて吊上げ移動させる空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のベルトを用いて吊上げ移動させる空気調和機を図5を参考に説明する。 図において、1は空気調和機の室外機のキャビネットで、側板2および正面板3 および天板4で構成されており、天板4の各コーナ部にはL字型の吊り金具5の 垂直面に吊下げ用の穴6を有しボルト7にて取り付けられている。そして,この 空気調和機の室外機を吊上げる場合には、L字型の吊り金具5の穴6にベルトや ワイヤー(図示せず)を通して空気調和機の室外機を吊上げている。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】
しかしながら上記のような構成では、重量が数百キロもある室外機を4本の吊 り金具5だけで吊上げるため、4本の吊り金具5及び4本の吊り金具5を天板4 に固定するボルト7に大きな力がかかり、吊り金具5の穴6に亀裂が生じて吊り 金具5の穴6からベルトやワイヤーが外れたり、吊り金具5が天板4から外れた りして、空気調和機の室外機が落下するおそれがあった。
【0004】 また、上記のような構成で空気調和機の室外機の落下を防止しようとすると、 強度的に優れた吊り金具5、ボルト7及びキャビネット1を使用しなければなら ず、そうするとコスト面において高くついたり、強度を上げるため吊り金具5及 びボルト7を大型化すると設置場所によっては吊り金具5が美観を損ねる的にも 思わしくなかった。
【0005】 そこで本考案は、上記従来の課題を解決するもので、安価で、かつ簡単で安全 に吊上げることが出来、吊上げのための構成が目だたない空気調和機を提供する ことを第1の目的としている。
【0006】 また、本考案は、さらに吊上げ時の転倒を防止することを第2の目的としてい る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この第1の目的を達成するために本考案の空気調和機は、キャビネットの底面 における前記キャビネットを基礎台に固定するためのアンカーステー部を設けて いない側の対向する2辺から前記2辺に沿って下方に突出し先端が内側に折曲が ったベルト引っ掛け部を設け、前記キャビネットの底面と前記ベルト引っ掛け部 の折曲がった前記先端との間にベルトを係止めする凹部を形成し、前記ベルト引 っ掛け部の下端と前記基礎台との間に前記ベルトの厚みより大きい空間を形成し 、前記ベルト引っ掛け部の前記先端と前記アンカーステー部との間に前記ベルト の幅より大きい空間を形成しているのである。
【0008】 また、第2の目的を達成するために本考案の空気調和機は、さらにキャビネッ トの側面におけるベルトが当接する部分に前記ベルトを保持する内側に折曲がっ た略L字型の金具を有するのである。
【0009】
【作用】
本考案は上記の構成によって、キャビネットの底面とベルト引っ掛け部の折曲 がった先端との間の凹部にベルトを係止めして空気調和機を吊上げるので、ベル ト引っ掛け部とベルトとの接触面積を大きくとることができ、また、ベルトはキ ャビネットの底面にかかるので天板の吊り金具により吊上げる従来に比べてキャ ビネットの強度を弱くすることができる。
【0010】 またベルト引っ掛け部はキャビネットの底面と一体に構成することができ、ベ ルト引っ掛け部は凹部からベルトが外れない程度の比較的弱い強度しか要求され ないため、簡単な構成で安価にできる。また、ベルト引っ掛け部はキャビネット の底面に設けられるので目だたない。
【0011】 また、さらにキャビネットの側面におけるベルトが当接する部分に前記ベルト を保持する内側に折曲がった略L字型の金具を設けることにより、吊上げ時の空 気調和機の傾きを小さく抑えることができ、一方のベルト引っ掛け部からベルト が外れても、空気調和機の落下及び転倒を略L字型の金具で防止することができ る。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の第1の実施例を図1、図2を参考に説明する。図において、8 は、コンプレッサー、室外熱交換器、制御装置(図示せず)等を内蔵した空気調 和機の室外機のキャビネットである。
【0013】 キャビネット8の底面8aにおけるキャビネット8を基礎台13に固定するた めのアンカーステー部10を設けていない側の対向する2辺8bからその2辺8 bに沿って下方に突出し先端9aが内側に折曲がったベルト引っ掛け部9を設け 、キャビネット8の底面8aとベルト引っ掛け部9の折曲がった先端9aとの間 にベルト12を係止めする凹部11を形成し、ベルト引っ掛け部9の下端と基礎 台との間にベルト12の厚みより大きい空間14を形成し、ベルト引っ掛け部9 の先端9aとアンカーステー部10との間にベルト12の幅より大きい空間を形 成している。
【0014】 アンカーステー部10の下端10aは外側に折曲がっておりボルトで基礎台1 3に固定する。凹部11はベルト12がキャビネット8の前後面8c、8dにわ たって掛けられた時に、ベルト12が係止め凹部11に簡単にはまりこむ。
【0015】 本実施例では、キャビネット8の底面8aとベルト引っ掛け部9の折曲がった 先端9aとの間の凹部11にベルト12を係止めして空気調和機を吊上げるので 、ベルト引っ掛け部9とベルト12との接触面積を大きくとることができ、また 、ベルト12はキャビネット8の底面8aにかかるので天板の吊り金具により吊 上げる従来に比べてキャビネット8の強度を弱くすることができる。
【0016】 またベルト引っ掛け部9はキャビネット8の底面8aと一体に構成することが でき、ベルト引っ掛け部9は凹部11からベルト12が外れない程度の比較的弱 い強度しか要求されないため、簡単な構成で安価にできる。また、ベルト引っ掛 け部9はキャビネット8の底面8aに設けられるので目だたない。
【0017】 次に、本考案の第2の実施例を図3、図4を参考に説明する。なお、第1の実 施例と同一構成の部分には同一符号を付しその詳細な説明を省略する。図におい て、15は、キャビネット8の前後面8c、8dにおけるベルト12が当接する 部分に設けられた内側に折曲がった略L字型の金具であり、ベルト12を保持す る。
【0018】 本実施例では、第1の実施例の構成に加えて、キャビネット8の前後面8c、 8dにおけるベルト12が当接する部分にベルト12を保持する内側に折曲がっ た略L字型の金具15を設けることにより、吊上げ時の空気調和機の傾きを小さ く抑えることができ、一方のベルト引っ掛け部9からベルト12が外れても、空 気調和機の落下及び転倒を略L字型の金具15で防止することができる。
【0019】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように本考案の空気調和機は、キャビネットの底面に おける前記キャビネットを基礎台に固定するためのアンカーステー部を設けてい ない側の対向する2辺から前記2辺に沿って下方に突出し先端が内側に折曲がっ たベルト引っ掛け部を設け、前記キャビネットの底面と前記ベルト引っ掛け部の 折曲がった前記先端との間にベルトを係止めする凹部を形成し、前記ベルト引っ 掛け部の下端と前記基礎台との間に前記ベルトの厚みより大きい空間を形成し、 前記ベルト引っ掛け部の前記先端と前記アンカーステー部との間に前記ベルトの 幅より大きい空間を形成しているのである。
【0020】 そのため、ベルト引っ掛け部とベルトとの接触面積を大きくとることができ、 また、ベルトはキャビネットの底面にかかるので天板の吊り金具により吊上げる 従来に比べてキャビネットの強度を弱くすることができる。
【0021】 またベルト引っ掛け部はキャビネットの底面と一体に構成することができ、ベ ルト引っ掛け部は凹部からベルトが外れない程度の比較的弱い強度しか要求され ないため、簡単な構成で安価にできる。また、ベルト引っ掛け部はキャビネット の底面に設けられるので目だたない。
【0022】 また、さらにキャビネットの側面におけるベルトが当接する部分に前記ベルト を保持する内側に折曲がった略L字型の金具を設けることにより、吊上げ時の空 気調和機の傾きを小さく抑えることができ、一方のベルト引っ掛け部からベルト が外れても、空気調和機の落下及び転倒を略L字型の金具で防止することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例における空気調和機を吊
上げた状態を示す斜視図
【図2】同実施例の空気調和機の下部を示す要部拡大側
面図
【図3】本考案の第2の実施例における空気調和機を吊
上げた状態を示す斜視図
【図4】同実施例の空気調和機の要部上面図
【図5】従来の空気調和機を吊上げた状態を示す斜視図
【符号の説明】
8 キャビネット 8a 底面 8b 辺 9 ベルト引っ掛け部 9a 先端 10 アンカーステー部 11 凹部 13 基礎台 14 空間 15 略L字型の金具

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットの底面における前記キャビ
    ネットを基礎台に固定するためのアンカーステー部を設
    けていない側の対向する2辺から前記2辺に沿って下方
    に突出し先端が内側に折曲がったベルト引っ掛け部を設
    け、前記キャビネットの底面と前記ベルト引っ掛け部の
    折曲がった前記先端との間にベルトを係止めする凹部を
    形成し、前記ベルト引っ掛け部の下端と前記基礎台との
    間に前記ベルトの厚みより大きい空間を形成し、前記ベ
    ルト引っ掛け部の前記先端と前記アンカーステー部との
    間に前記ベルトの幅より大きい空間を形成したことを特
    徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 キャビネットの側面におけるベルトが当
    接する部分に前記ベルトを保持する内側に折曲がった略
    L字型の金具を有する請求項1記載の空気調和機。
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