JPH0578797U - 床下収納庫 - Google Patents
床下収納庫Info
- Publication number
- JPH0578797U JPH0578797U JP1677992U JP1677992U JPH0578797U JP H0578797 U JPH0578797 U JP H0578797U JP 1677992 U JP1677992 U JP 1677992U JP 1677992 U JP1677992 U JP 1677992U JP H0578797 U JPH0578797 U JP H0578797U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ladder
- storage
- entrance
- hook
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Ladders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 庫内への出入りおよび収納物の出し入れを安
全に行うことでき、しかも、梯子の脱着を簡単に行うこ
とが可能な構造の床下収納庫を提供する。 【構成】 梯子掛け具の構造は、略コの字形状に形成さ
れた線材を、収納庫入口の角部などへの固定用の座に、
そのコの字の曲がり部を座から離した状態で固着した構
造としており、一方、梯子の上端部には、梯子掛け具の
線材に上方から引っ掛かる爪部を設けている。このよう
な構成により、収納庫入口部には、コの字状に折り曲げ
られた線材が突き出すだけで、しかも、その突き出し部
分の長さも短くすることができる結果、所期の目的を達
成できる。
全に行うことでき、しかも、梯子の脱着を簡単に行うこ
とが可能な構造の床下収納庫を提供する。 【構成】 梯子掛け具の構造は、略コの字形状に形成さ
れた線材を、収納庫入口の角部などへの固定用の座に、
そのコの字の曲がり部を座から離した状態で固着した構
造としており、一方、梯子の上端部には、梯子掛け具の
線材に上方から引っ掛かる爪部を設けている。このよう
な構成により、収納庫入口部には、コの字状に折り曲げ
られた線材が突き出すだけで、しかも、その突き出し部
分の長さも短くすることができる結果、所期の目的を達
成できる。
Description
【0001】
本考案は、例えば大型地下収納庫や半地下式の収納庫等、人が出入りすること が可能な構造の床下収納庫に関する。
【0002】
大型地下収納庫等の床下収納庫においては、人が出入りして庫内に物品を収納 する構造となっており、その庫内への出入りのための梯子が庫内に設置される。
【0003】 また、庫内への出入りの容易化をはかるために、梯子は、斜めに傾けて配置さ れる場合が多い。
【0004】
ところで、梯子を斜めに傾けて配置すると、大型地下収納庫の場合には、特に 問題はないが、例えば半地下式の収納庫などの比較的小型の床下収納庫において は、収納物の整理や出し入れの作業を行う際に梯子が邪魔になる。
【0005】 このような問題を解消するために、従来では、庫内に取り付けた梯子を、使用 時での傾斜状態から直立状態へと移行でき、しかも、取り外しが可能とした構造 のものが提案されている(実開平1−94532号)。ところが、この公報の技 術によれば、梯子の上端部を支持するための支持具が側壁から収納庫入口の近辺 に向けて大きく突き出した構造で、その支持具が収納物品の庫内への出し入れの 際に邪魔になる。しかも、支持具の縦片(板材)が側壁から突き出しているので 、庫内での作業中にその縦片で頭など打ったりして危険である。さらに、梯子の 取り外し作業が行い難く、また、支持具の構造が複雑で、そのコストが高くつく といった問題がある。
【0006】 本考案は、このような点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、 庫内への出入りおよび収納物の出し入れを安全に行うことでき、しかも、梯子の 脱着を簡単に行うことが可能な構造の床下収納庫を提供することにある。
【0007】
上記の目的を達成するための構成を、実施例に対応する図1乃至図3を参照し つつ説明すると、本考案は、収納庫入口1の近傍に配置された梯子掛け具3・・3 と、収納庫1内に配置され上端部が梯子掛け具3・・3で支持される梯子4を備え ている。そして、梯子掛け具3は、収納庫入口1の近傍の壁体(例えば接続枠1 3等)への固定に用いられる座3aに、略コの字形状に形成された線材3bが、 そのコの字の曲がり部を座3aから離した状態で固着された構造となっている。 また、梯子4には、その上端部に、梯子掛け具3の座3aと線材3bとによって 囲われる空間Sに、その上方からの抜き差しが自在な爪部4aが設けられている ことによって特徴づけられる。
【0008】
梯子掛け具3・・3が収納庫入口2に対して突き出す部分は、線材3bのみとす ることが可能で、しかも、その線材3bはコの字状に折り曲げた形状であること から、作業者が梯子掛け具3・・3に接触する機会が少なく、また接触しても安全 である。
【0009】 また、梯子4の爪部4aを、梯子掛け具3の空間Sに差し込むか、あるいはそ の空間Sから抜き取るだけで、梯子4の着脱を簡単に行うこができる。
【0010】
本考案の実施例を、以下、図面に基づいて説明する。 図1は本考案実施例の要部構成を示す斜視図で、図2はその実施例の縦断面図 である。
【0011】 収納庫本体1は、一般住宅の台所などの床下に設置され、その設置状態で、上 方の一部が地面GLよりも突出する、いわゆる半地下式のもので、その天井1aの 所定位置に矩形の収納庫入口2が設けられている。また、収納庫本体1が設置さ れた場所の上方の床10には、その収納庫入口2に対応する位置に開口部11が 設けられており、この開口部11と収納庫入口2とは接続枠13によって互いに 連結されている。なお床の開口部11は、通常、蓋12によって閉鎖される。
【0012】 さて、収納庫入口2の一辺2a相応する部位に、一対の梯子掛け具3・・3が配 置されている。この各掛け具3は、図3(a) 〜(c) および図4に示すように、L 字形状の固定座3aの一方の片にコの字形状の線材3bを、そのコの字の曲がり 部分が固定座3aから突き出した状態で、溶接によって固着した構造で、そのコ の字状線材3bと固定座3aとによって囲われる空間Sは、後述する梯子4の爪 部4aを嵌め込むことが可能な程度の大きさとなっている。
【0013】 また、各掛け具3の固定は、固定座3aの内側の角を、収納庫入口2の角部、 つまりその入口の一辺2aと接続枠13との連結部分に合わせた状態で、その固 定座3aを、接続枠13の壁体などにねじ止めすることによって行う。なお、図 3に示す部番3cは、固定ねじ用の貫通孔である。
【0014】 一方、梯子4は、その最上段のステップ40の両端部に、それぞれ爪部4aが 一体に形成されている。その各爪部4aは、梯子最上段のステップ40の端部か ら梯子の裏面側に突出し、さらに、内方に向けて折れ曲がったL字形状の水平部 41aと、この水平部41aの先端から下方に向けて延びる垂直部42aとを有 し、その垂直部42aが先の梯子掛け具3の空間Sに差し込まれて、その垂直部 42aおよび水平部41aが掛け具の線材3bに掛かり合う。
【0015】 また、梯子4の長さは、爪部4a・・4aを梯子掛け具3・・3に引っ掛けて、下 端を収納庫本体1の床面に置いた状態で、人が庫内に出入りするのに適した角度 例えば鉛直方向に対して約15°の角度だけ傾くような長さに設定されている。 さらに、そのような角度で、爪部4aが梯子掛け具3から抜け難くするために、 爪部4aの垂直部42aは、梯子本体が延びる方向に対して、外方に約約15° の角度だけ傾けてある。なお、爪部4aの角には、安全対策として、面取りやア ール加工が十分に施されている。
【0016】 以上の本考案実施例によると、梯子4の上端の爪部4a・・4aを掛け具3・・3 に引っ掛けた状態で、梯子に人の体重が掛かると、この梯子4の上端部には、図 2に示す矢印の向きに力が作用するので、その上端の爪部4aが梯子掛け具3か 抜けることはなく、常に確実に支持される。また、作業者が庫内に入った後、梯 子4を移動させるときには、梯子4を僅かに持ち上げるだけで、梯子掛け具3・・ 3から離脱させることができる。
【0017】 なお、梯子掛け具の構造としては、図3および図4に示したものの他、例えば 図5に示すように、コの字形状に加工し、さらに固定座53aへの固定面に対し て斜め外方に折り曲げた形状の線材53bを、固定座53aの2辺のうち垂直配 置される側の片に、そのコの字の曲がり部分を上に向けて固着して、この線材5 3bと固定座53aとの間に、梯子4の爪部の垂直部42aを嵌め込むことが可 能な大きさの空間S5 を設けた構造のものであってもよい。
【0018】 また、梯子の上端部に設ける爪部は、図1などに示した形状の他、梯子掛け具 3の空間Sに上方から差し込み可能な形状で、安全性の高い構造のものであれば 特に限定されない。
【0019】
以上説明したように、本考案によれば、梯子掛け具を、略コの字形状に形成さ れた線材を、収納庫入口の角部などへの固定用の座に、そのコの字の曲がり部を 座から離した状態で固着した構造とするとともに、梯子の上端部には、梯子掛け 具の線材に上方から引っ掛かる爪部を設けたから、収納庫入口部には、コの字状 に折り曲げられた線材が突き出すだけで、しかも、その突き出し部分の長さも短 くすることができ、これによって、庫内への出入り時や庫内での作業の際などの 安全性が向上する。また、梯子掛け具に対する梯子の着脱が簡単で、しかも梯子 を確実に支持できる。さらに、梯子の上端部を支持する部分の構造が簡単で、そ のコストが安いといった効果もある。
【図1】本考案実施例の要部構成を示す斜視図
【図2】本考案実施例の構造を示す縦断面図
【図3】本考案実施例の梯子掛け具3の構造を示す図
で、(a) は正面図、(b) は側面図(c) は下面図
で、(a) は正面図、(b) は側面図(c) は下面図
【図4】本考案実施例の梯子掛け具3の全体斜視図
【図5】本考案実施例の梯子掛け具の変形例を示す全体
斜視図
斜視図
1・・・・収納庫本体 10・・・・床 11・・・・開口部 13・・・・接続枠 2・・・・収納庫入口 3・・3・・・・梯子掛け具 3a・・・・固定座 3b・・・・線材 S・・・・空間 4・・・・梯子 40・・・・ステップ(最上段) 4a・・・・爪部 41a・・・・水平部 42a・・・・垂直部
Claims (1)
- 【請求項1】 床下に設置される構造で、かつ床に設け
た開口部および収納庫入口を通じて庫内への出入りが可
能な収納庫において、上記収納庫入口の近傍に配置され
た梯子掛け具と、当該収納庫内に配置され上端部が上記
梯子掛け具で支持される梯子を備え、上記梯子掛け具
は、上記収納庫入口近傍の壁体への固定に用いる座に、
略コの字形状に形成された線材が、そのコの字の曲がり
部を上記座から離した状態で固着された構造となってお
り、上記梯子には、その上端部に上記梯子掛け具の座と
線材とによって囲われる空間に、その上方からの抜き差
しが自在な爪部が設けられていることを特徴する床下収
納庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1677992U JP2560570Y2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 床下収納庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1677992U JP2560570Y2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 床下収納庫 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0578797U true JPH0578797U (ja) | 1993-10-26 |
JP2560570Y2 JP2560570Y2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=11925688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1677992U Expired - Fee Related JP2560570Y2 (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | 床下収納庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2560570Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001089048A (ja) * | 1999-09-22 | 2001-04-03 | Toshiba Corp | エレベータのピット梯子収納装置 |
KR20170001678U (ko) * | 2015-11-05 | 2017-05-15 | 조규선 | 손잡이가 구비된 접이식 발판형 안전사다리 |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP1677992U patent/JP2560570Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001089048A (ja) * | 1999-09-22 | 2001-04-03 | Toshiba Corp | エレベータのピット梯子収納装置 |
KR20170001678U (ko) * | 2015-11-05 | 2017-05-15 | 조규선 | 손잡이가 구비된 접이식 발판형 안전사다리 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2560570Y2 (ja) | 1998-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5203426A (en) | Portable window perch assembly | |
JPH0578797U (ja) | 床下収納庫 | |
JP3161320U (ja) | ハンガー | |
JP3500978B2 (ja) | 吊り棚の取付構造 | |
JPH0642237Y2 (ja) | 放射線防護用スカートのハンガー装置 | |
JPH0578796U (ja) | 床下収納庫 | |
JP2546740Y2 (ja) | 物品棚における載置物転落防止装置 | |
JPH0752282Y2 (ja) | 天井裏足場支持金物 | |
JPS6041607Y2 (ja) | 物品吊下装置 | |
JP2505647B2 (ja) | 袖壁の固定方法 | |
JPH03101254U (ja) | ||
JP2836048B2 (ja) | ボトルラック | |
JPH0632917U (ja) | パネルヒータ | |
JPS6031551Y2 (ja) | 湿度センサの保持構造 | |
JPH0613136Y2 (ja) | カートリツジラツクの保管装置 | |
JP3016693U (ja) | 倒れ込み防止具付き梯子 | |
JP2832549B2 (ja) | マンホール等昇降ステップ構造 | |
JP3068218U (ja) | 商品陳列用台車 | |
JPS6013867Y2 (ja) | マンホール出入口用手掛装置 | |
JP2526176B2 (ja) | 衣服かけ | |
JP3114859U (ja) | 高所作業用物置き台 | |
JPH065334Y2 (ja) | 揚重用コンテナ | |
JP3608189B2 (ja) | 棚装置におけるエンドパネル取付け装置 | |
JPH0551191U (ja) | 浴室収納具 | |
JPH0334007Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |