JP2836048B2 - ボトルラック - Google Patents

ボトルラック

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JP2836048B2
JP2836048B2 JP8097296A JP8097296A JP2836048B2 JP 2836048 B2 JP2836048 B2 JP 2836048B2 JP 8097296 A JP8097296 A JP 8097296A JP 8097296 A JP8097296 A JP 8097296A JP 2836048 B2 JP2836048 B2 JP 2836048B2
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば流し台等の
キャビネット内に設置された置き棚の横枠に取り付け
て、酒瓶や醤油瓶等を斜めに寝かせた状態で保持するボ
トルラックに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】流し台などのキャビネ
ット内部は、調理器具や日用雑貨などの収納スペースと
して広く利用されている。また現在では、多種多様な物
品をより多く整然と収納するため、キャビネット内部に
設置可能な組立式の置き棚が種々考案されており、収納
効率の向上が図られている。その一例を図5に示すと、
支脚(イ)・(イ)間にパイプなどの横枠(ロ)を2本
掛け渡し、両横枠(ロ)・(ロ)間にフック(ハ)を備
えた棚材(ニ)…(ニ)を取り外し自在に掛止したもの
が知られている(登録実用新案第3004815号公
報)。
【0003】しかし、上記形態で例えば一升瓶やペット
ボトルといった大型の瓶をキャビネット内に収納するに
は、瓶の高さに応じて上下方向の棚材(ニ)を取り外さ
なければならない。そうすると、その分だけ収納できる
物品数が減り、収納効率の向上を図るこの種置き棚の目
的に反する。また、棚材(ニ)を取り外せば数本の瓶を
収納することが可能であるが、この場合、横枠(ロ)に
瓶の取り出しが阻害されたり、その内の1本を取り出そ
うとすれば、手前の瓶を一旦キャビネットから出さなけ
ればならないという手間が生じていた。さらに、同じよ
うな形態の瓶を数本立てた状態で収納している場合、ラ
ベル等が他の瓶で隠れてしまうため、内容物を識別しに
くいといった問題があった。
【0004】一方、棚材(ニ)を外さず、瓶を寝かせた
状態で収容することも考えられるが、この場合は、瓶の
形状からして安定性に欠けるため不用意に棚から転げ落
ちたり、開封済みの瓶であれば内容物が漏出するおそれ
がある。
【0005】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであって、その目的は、置き棚による収納効果を
低下させることなく、大型の瓶を効率よくキャビネット
内に収納することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために本発明では、ラック本体の表面に、断面湾曲の抱
持凹部を長手方向に設け、この抱持凹部の後方に底壁を
形成すると共に、ラック本体の先端近傍に掛止部を設け
てボトルラックを構成した。そして、上記掛止部をキャ
ビネット内の横枠に掛止して抱持凹部を先端上がりに傾
斜保持、または水平に保持するものである。このボトル
ラックによれば、抱持凹部で瓶胴体の転がりを規制しつ
つ、その傾きに応じた角度で瓶を保持する。また、底壁
は瓶底を支えて瓶が抱持凹部から滑り落ちることを防
ぐ。
【0007】また別手段として、先端の掛止部とは別に
ラック本体の後面にさらに掛止部を設けることもあり、
キャビネット内に横枠が2本懸架されている場合に両掛
止部を横枠に引っ掛けて利用できるものである。具体的
には、抱持凹部がラック本体の底面に対して水平に形成
されていることを前提とすれば、ラック本体後面の掛止
部をラック本体先端の掛止部よりも上方に設けることに
よって、抱持凹部を先端上がりに傾斜保持でき、両掛止
部を同じ水平位置に設けた場合は、抱持凹部を水平に保
持することができる。この他、抱持凹部を傾斜保持する
手段として、抱持凹部自体をラック本体に後端下がりに
形成するという手段によっても可能である。このことか
ら、ラック本体と抱持凹部の傾きは必ずしも一致せず、
本発明で必要なことは瓶を抱持する抱持凹部を先端上が
りに傾斜保持、または水平に保持することである。ラッ
ク本体後面の上下方向に複数の掛止部を設けることもあ
り、そのうち何れか一つを選択することで抱持凹部の傾
きを適宜変えることができる。ここで、キャビネット内
の横枠は、キャビネット内に水平に固定された棒体を意
味するものであって、従来公知の置き棚を構成する横枠
のみならず、キャビネットの両側壁に直接懸架されたも
のまでも含むのである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を添付した図面に従って説明する。図1は本ボトルラ
ックの第一の実施形態を示した斜視図であって、ラック
本体1の後部に底壁1aを残しつつ、その表面を長手方
向に凹設して断面湾曲の抱持凹部1bを形成している。
また、ラック本体1の先端近傍には掛止部2を設けてい
る。
【0009】図2は、第二の実施形態を示したもので、
ラック本体1の表面に抱持凹部1bを形成すること、お
よび、ラック本体1の後端を直角に立ち上げて底壁1a
を形成することは上記第一実施形態と同じであるが、こ
の実施形態では底壁1aをさらに高く延成することで瓶
をより確実に保持し得る構成を採用している。また、底
壁1aにはその先端を折曲してフック状の掛止部3を形
成している。なお、図1、図2において1cは盗み部
で、抱持凹部1bの底を長手方向に省略してラックの軽
量化を図っている。
【0010】次に上記両形態のボトルラックの使用態様
を図3に従って説明する。ここで、キャビネット内には
上下二段の置き棚(図4参照)が設置されているものと
し、図3は、この置き棚の下段に上記第一実施形態のボ
トルラック10を、一方、上段には上記第二実施形態の
ボトルラック20を掛けた状態を示している。先ず、上
下の横枠30a・30bに掛止された棚材を一つづつ外
しておき、ボトルラック10・20の先端掛止部2それ
ぞれを前方の横枠30a・30a(図面において左側2
本)に引っ掛ける。さらに、第二実施形態のボトルラッ
ク20については、底壁1aに設けた後端掛止部3を後
方の横枠30bに引っ掛けてラックを保持する。このよ
うにすることで、両ボトルラック10・20とも抱持凹
部1bを先端上がり(図面において左肩上がり)に傾斜
保持することができる。従って、瓶Bを抱持凹部の傾き
に応じた角度に保持することができ、同時に瓶底は底壁
1aで支えられ、瓶胴体は抱持凹部1bで抱持されるた
め、瓶Bを確実に保持することができるのである。ここ
で、下段の横枠30a・30bに第二実施形態のボトル
ラック20を上段と同じ要領で保持することもできる
が、ラック後方の角部1dを床面Fに接地させること
で、必ずしも後端の掛止部3を横枠30bに引っ掛ける
必要はない。このことから、置き棚の下段の場合に限り
先端のみに掛止部2を設けた第一実施形態のボトルラッ
ク10を使用することができる。
【0011】上述したように、置き棚を設置したキャビ
ネット内に一升瓶やペットボトルといった大型の瓶を収
容する場合でも、取り外す棚材はラックの数、すなわち
収納したい瓶の本数と同じですむため、従来のように瓶
1本に対して棚材を複数取り外す必要はなく、効率よく
瓶を収納することができる。同時に、複数本の瓶を収納
する場合でも、それぞれは別個のラックに載置され、お
互いが干渉することないので、瓶の取り出しも容易であ
る。
【0012】なお、第二実施形態では底壁1aの先端を
折曲して掛止部3を設けたが、底壁1aに対する掛止部
3の形成位置はこれに限定されず、抱持凹部1bを水平
または先端上がりに保持することを条件にラック本体1
後面の任意箇所に形成することができる。ここで必要な
ことは、後端掛止部3を先端掛止部2よりも上方若しく
は同じ水平位置に形成して、抱持凹部1bを少なくとも
先端下がりとしないことである。
【0013】また、底壁1aには、図4に示したよう
に、複数の掛止部3・3を上下に設けることもあり、何
れか一方を横枠に掛止することによってラック本体1の
傾斜角度を変えることができる。
【0014】さらに、掛止部3には、その先端内側に突
部4を設けることが好ましい。その理由は、この突部4
が抜け止めとなって、ラック本体に下方から力が加わっ
たとしても不用意に掛止部3が横枠から外れることがな
いからである。ただし、突部4は必須要件ではなく、横
枠に遊嵌できるような構成であってもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のボトルラ
ックは、キャビネット内に置き棚が設置されている場合
でも、上記置き棚の収納効果を全く損なうことなく、効
率よく瓶を収納できるものである。また、瓶の取り出し
も行いやすく、キャップやラベルの確認も容易である。
さらに、ラック本体後面に掛止部を複数設けることによ
って、抱持凹部の傾斜角度を適宜変えることができるた
め、内容物の量などに応じて瓶を保持することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ボトルラックの第一実施形態を示した斜
視図
【図2】本発明ボトルラックの第二実施形態を示した斜
視図
【図3】置き棚へのボトルラックの使用態様を示した側
面図
【図4】底壁の別実施形態を示した側面図
【図5】キャビネットに設置可能な置き棚の斜視図
【符号の説明】
1 ラック本体 1a 底壁 1b 抱持凹部 1c 盗み部 2 掛止部 3 掛止部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラック本体の表面に断面湾曲の抱持凹部を
    長手方向に設け、この抱持凹部の後方に底壁を形成する
    と共に、ラック本体の先端近傍に掛止部を設け、この掛
    止部を水平に懸架した横枠に掛止して上記抱持凹部を先
    端上がりに傾斜保持、または水平に保持することを特徴
    としたボトルラック。
  2. 【請求項2】ラック本体の表面に断面湾曲の抱持凹部を
    長手方向に設け、この抱持凹部の後方に底壁を形成する
    と共に、ラック本体の先端近傍に掛止部を設け、さらに
    ラック本体の後面に掛止部を設け、上記両掛止部を水平
    に懸架した横枠に掛止して上記抱持凹部を先端上がりに
    傾斜保持、または水平に保持することを特徴としたボト
    ルラック。
  3. 【請求項3】ラック本体の後面の上下方向に複数の掛止
    部を設けた請求項2記載のボトルラック。
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