JPH0322677Y2 - - Google Patents

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JPH0322677Y2
JPH0322677Y2 JP1986019317U JP1931786U JPH0322677Y2 JP H0322677 Y2 JPH0322677 Y2 JP H0322677Y2 JP 1986019317 U JP1986019317 U JP 1986019317U JP 1931786 U JP1931786 U JP 1931786U JP H0322677 Y2 JPH0322677 Y2 JP H0322677Y2
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sides
wire
casing
locking recesses
portions
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JP1986019317U
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JPS62130317U (ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、ワイヤを用いて簡単に吊り上げる
ことができる冷凍装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、この種の冷凍装置としては第5図に示す
ものがある(実公昭58−34339号公報参照)。この
冷凍装置は、ケーシング1の対向する両側面1
a,1aの下部両側にL字形状の金具2,2,…
の垂直部2a,2a,…をボルト3,3,…で固
定して、水平部2b,2b,…を側方に突出して
いる。そして、この冷凍装置を吊り上げる場合に
は、ケーシング1の両側面1a,1aの金具2,
2…の水平部2b,2b,…の下側にワイヤ5を
引つ掛けて、このワイヤ5で冷凍装置を吊り上げ
ている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが、上記従来の冷凍装置では、金具2,
2,…を必要とするため、コストが高くなるとい
る問題がある。また金具2,2,…を取り付ける
のに手間がかかり、面倒である。
そこで、この考案の目的は、特別な部品を必要
とせず、安価で、かつ簡単に吊り上げることがで
きる冷凍装置を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、この考案の冷凍装
置は、第1図に例示するように、ケーシング11
の底面11aの対向する両辺近傍かつ上記両辺に
連なる箇所に底面11aから浮き上がつて上記辺
に沿う方向に両端まで延在する段部14,14を
形成し、この各段部14,14の両端のコーナー
にワイヤ12が係止される係止凹部16,16,
16,16を形成したことを特徴とする。
〈作用〉 両段部14,14の端から端に第1図中矢印X
に示す側方からワイヤ12を引つ掛ける。このワ
イヤ12の引つ掛け作業は、段部14,14が底
面11aの対向する両辺に連なり、かつ、底面1
1aから浮き上がつているので、簡単、迅速に行
なわれる。上記段部14,14に引つ掛けられた
ワイヤ12は、段部14,14の両端のコーナー
に形成された係止凹部16,16,16,16に
嵌り込んで、係止される。このように、ワイヤ1
2は係止凹部16,16,16,16に係止され
るから、冷凍装置を吊り上げる際に、ワイヤ12
が冷凍装置から外れることがなく、安全である。
〈実施例〉 以下、この考案を図示の実施例により詳細に説
明する。
第1図はこの考案の一実施例の冷凍装置を示
し、11は図示しないコンプレツサ、室外コイ
ル、制御装置等を内蔵するケーシングである。上
記ケーシング11の底面11aにおける対向する
両辺11b,11bの近傍かつ両辺11b,11
bに連なる箇所には、第1,2図に示すように、
底面11aから浮き上がつた段部14,14をそ
れぞれ形成している。この段部14は上記辺11
bに沿う方向に端から端まで延在し、段部14と
底面11aとは傾斜面15で連続している。上記
段部14の両端のコーナーには、第3,4図に示
すように、円錐を軸線を通る平面で切断した形状
の係止凹部16,16を形成している。この係止
凹部16は、外方に向けて末拡りになつていて、
ワイヤ12がケーシング11の段部14からケー
シング11の前後面11c,11dにわたつて掛
けられたときに、ワイヤ12が係止凹部16に簡
単に嵌まり込んで係止されるようにしている。
上記ケーシング11はプレスワークで製作し、
段部14,14および係止凹部16,16,1
6,16はプレスワーク時に同時に形成してい
る。したがつて、この段部14,14および係止
凹部16,16,16,16のためのコストは極
く僅かである。
上記構成の冷凍装置は、ケーシング11の底面
11aの両側の段部14,14が底面11aから
浮き上がり、かつ、両辺11b,11bに連なつ
ているから、冷凍装置を基礎台17に置くと、基
礎台17と両辺11b,11bおよび段部14,
14との間に空間18,18が形成される。した
がつて、ワイヤ12を矢印X方向から段部14に
端から端まで容易に掛け渡すことができ、ワイヤ
12のケーシング11への引つ掛け作業が迅速に
できる。このようにして引つ掛けられたワイヤ1
2は係止凹部16,16,16,16に完全に嵌
り込んで係止されるから、ワイヤ12がケーシン
グ11から外れることはなく、安全に吊り上げ作
業を行うことができる。
上記実施例では、係止凹部16は半円錐形であ
つたが、半円筒形であつてもよく、要は、ワイヤ
を係止できる凹部であればよい。また、上記係止
凹部16,16,16,16は、上記四角部のみ
に設けた例の他、上記辺11bに沿つて一端から
他端まで全長にわたり設けてもよいものである。
〈考案の効果〉 以上より明らかなように、この考案の冷凍装置
は、ケーシングの底面の対向する両辺近傍かつ上
記両辺に連なる箇所に底面から浮き上がつて上記
辺に沿う方向に両端まで延在する段部を形成し、
この各段部の両端のコーナーに、ワイヤを係止す
る係止凹部を形成したものである。
したがつて、この考案によれば、吊り上げ用の
特別の金具が不要となり、部品点数を減らすこと
ができ、コストを低減できる。
また、この考案によれば、ケーシングの底面の
対向する両辺近傍かつ上記両辺に連なる箇所に段
部を底面から浮き上げて形成したから、段部にワ
イヤを容易に引つ掛けることができる。
また、この考案によれば、上記段部の両コーナ
ーにワイヤを係止する係止凹部を形成したので、
ワイヤがケーシングから外れることがなくなり、
安全に吊り上げ作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の冷凍装置を吊り
上げた状態を示す図、第2図は上記実施例の段部
を示す図、第3図は第2図の−線断面図、第
4図は第2図の−線矢視図、第5図は従来例
の冷凍装置を吊り上げた状態を示す図である。 11……ケーシング、11a……底面、12…
…ワイヤ、14……段部、16……係止凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング11の底面11aの対向する両辺近
    傍かつ上記両辺に連なる箇所に底面11aから浮
    き上がつて上記辺に沿う方向に両端まで延在する
    段部14,14を形成し、この各段部14,14
    の両端のコーナーにワイヤが係止される係止凹部
    16,16,16,16を形成したことを特徴と
    する冷凍装置。
JP1986019317U 1986-02-12 1986-02-12 Expired JPH0322677Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986019317U JPH0322677Y2 (ja) 1986-02-12 1986-02-12

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JPS62130317U JPS62130317U (ja) 1987-08-18
JPH0322677Y2 true JPH0322677Y2 (ja) 1991-05-17

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