JPH0532732B2 - - Google Patents

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JPH0532732B2
JPH0532732B2 JP57136772A JP13677282A JPH0532732B2 JP H0532732 B2 JPH0532732 B2 JP H0532732B2 JP 57136772 A JP57136772 A JP 57136772A JP 13677282 A JP13677282 A JP 13677282A JP H0532732 B2 JPH0532732 B2 JP H0532732B2
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JP
Japan
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motor
speed
lens
output
circuit
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JP57136772A
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JPS5926709A (ja
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Masayasu Hirano
Yukio Miki
Norio Ishikawa
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP13677282A priority Critical patent/JPS5926709A/ja
Publication of JPS5926709A publication Critical patent/JPS5926709A/ja
Publication of JPH0532732B2 publication Critical patent/JPH0532732B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/36Systems for automatic generation of focusing signals using image sharpness techniques, e.g. image processing techniques for generating autofocus signals

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動焦点調節式カメラのレンズ駆動
制御装置に関する。
従来の技術およびその課題 自動焦点調節式カメラのレンズ駆動制御装置に
おいては、高速性と正確さが要求される。高速性
の要求に対してはレンズを高速で移動させればよ
いが、高速で移動しているレンズを急に目的位置
で停止させようとしても、慣性力のためにオーバ
ーランが生じてしまい、正確さの要求が満たされ
なくなる。オーバーランを防ぐために強いブレー
キ力を作用させることも考えられるが、この場合
には装置全体に非常に無理な力が作用することと
なり、実際問題として実現困難である。また、適
当なブレーキ力の作用の下でのオーバーラン量を
見込んで早めにレンズ停止の動作を行わせると、
高速性とある程度の正確さと無理のない作用力が
実現できるはずであるが、実際には、オーバーラ
ン量はいろいろな因子の影響を受けて変動するた
め正確さが期し難い。
従つて本発明の目的は、高速で正確かつ無理な
力が使用しないという要求を満足するレンズ駆動
制御装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明のレンズ駆動制御装置は、レンズが合焦
位置から所定範囲内か範囲外かでレンズの駆動制
御方法を切替えることを特徴としている。つま
り、本発明のレンズ駆動制御装置は、撮影レンズ
の所定移動量毎にパルスを出力するパルス発生手
段を備え、上記所定範囲外では、パルス発生手段
から出力されるパルス間隔を所定のパルス間隔と
比較し、パルス発生手段から出力されるパルス間
隔が所定のパルス間隔よりも短いときにはモータ
ーに対する通電を停止し、長いときにはモーター
に対して通電することにより撮影レンズを高速に
駆動し、上記範囲内では、パルス発生手段から所
定のパルスが出力されたときにそのパルス間隔と
は無関係にモーターに対する通電を停止し、パル
ス発生手段から所定の時間パルスが出力されない
ときにモーターに対して通電することにより撮影
レンズを低速で駆動する。
作 用 レンズが合焦位置から所定量以上離れている場
合レンズは高速に駆動され、合焦位置から所定範
囲内であれば低速にて駆動される。
実施例 以下、図面に基づいて本発明を説明する。な
お、第1図から第8図は本発明に関する参考例を
示すものであり、第9図以降が本発明を適用した
実施例を示すものである。
まず、第1図は1眼レフカメラにおけるオート
フオーカス(以下AFとする)システムのブロツ
ク図、第2図はそのモーター駆動部関係の回路
図、第3図はモーターの速度制御を行わない場合
のモーターの負荷変動、電源変動とオーバーラン
量とを示す特性図、第4図はモーターに速度制御
をかけた場合の負荷変動、電源変動とオーバーラ
ン量とを示す特性図、第5図はモーターとレンズ
の動き、合焦位置よりのオーバーラン量を示す図
である。
第1図において1は撮影レンズ、2はレンズを
前後に動かすためのギヤー部、3はペンタプリズ
ム、4はレンズ1よりの光をペンタプリズム3を
含むフアインダーに導くためのミラー、5は補助
ミラーでミラー4のハーフミラーになつている部
分を通過してくる光を合焦検出素子7へ導くため
のミラー、7は電荷蓄積型の合焦検出素子、8は
処理制御回路で合焦検出素子7よりの出力からレ
ンズ1を合焦まで動かす量を計算しモーター駆動
回路を制御する。9は処理、制御回路8よりの出
力信号でモータ10を動かす駆動回路、モータ1
0はレンズマウント部の伝達機構(図示なし)と
ギヤー2を通してレンズ1を動かす。11はモー
ターの回転量、速度を検出するためモーターに取
付けられたエンコーダ、12はエンコーダの検出
回路で、エンコーダー11の放射状の縞模様を光
電的に検出し、エンコーダー信号として波形整形
して処理制御回路8及び速度制御回路13へ送
る。速度制御回路13はエンコーダ信号を受けて
モーターの速度を検出し検出した速度と基準速度
とを比較して駆動回路9を制御する。第2図に鎖
線13で示す速度制御回路内において、15は発
振器で基準速度信号となる2つの発振周波数を有
し、処理制御回路8からの信号によつて発振周波
数を切り換える。14は速度検出回路でエンコー
ダー検出回路12の周波数と発振器よりの基準速
度信号の周波数を比較してモーターの速度が基準
速度より速いときにはフリツプフロツプ回路FF
1をリセツトし、遅いときにはFF1をセツトす
る。
次に第5図に従つて本発明のモータ制御の動き
を説明する。今第5図においてレンズが位置イに
あつたとする。前述のようにレンズ1を通過して
きた光を合焦検出素子7で受光しその出力を処理
制御回路8で演算処理し、レンズを合焦位置迄動
かすための方向と距離Lを計算する。このとき回
路8は交換レンズ1よりマウントからの信号でレ
ンズとモーター間の伝達定数βが与えられレンズ
の必要移動距離に対するモーターの回転量即ちエ
ンコーダーのパルス数Nを計算する。こゝでNは
N=β・Lで求まる。従つて位置イよりレンズを
合焦位置Foに移動させるにはエンコーダパルス
がN回出るようにモーターを回転させればよいこ
とになる。そして処理制御回路8はNの大きさに
よつて現在のレンズ位置が合焦近傍領域Fn〜
Fn′かどうかを下記の計算でチエツクする。
N1=N−α α=β・l (lは合焦近傍領域幅) N1が正の値であればレンズは合焦近傍外にあ
り、負の値であれば合焦近傍内である。そして
N1が正の値のときN1は合焦近傍までのエンコー
ダーのパルス数となる。第5図からわかるように
レンズ位置イでは明らかにN1>0でありレンズ
は合焦近傍外であると処理制御回路8は認識す
る。
次に制御回路8はレンズを合焦位置Foに移動
させるため前記で算出した方向により第2図に示
す端子MF,MBの何れかに信号を出す。MFが
Hのときはレンズは前進しMBがHになるとレン
ズは後退するように第2図に示す駆動回路9は構
成されている。
ここで第2図に示す駆動回路9の動作を説明す
ると、MFがH,MBがLになるとAND1を通し
てTr5がONしこれによりTr1,Tr3がONし
てモータ駆動電流IFが流れ、モーターはレンズ
を前進させる向きに回転する。又、MBがH,
MFがLになるとAND2を通してTr6がONし
これによりTr2,Tr4がONしてモーター駆動
電流IBが流れモーターはレンズを後退させる向
きに回転する。又、MF,MB共にL又はAND
1,AND2の共通側入力がLのときはNOR1の
出力がHになりAND3のINV1より接続された
入口がHのときAND3の出力がHになつてTr
4,Tr3をONさせモーター端子間は短絡しモー
ターのブレーキとなる。Tr3,Tr4はブレーキ
時どちらか一方のエミツターコレクターが逆方向
に電流が流れることになるのでコレクタ方向に流
れるベース電流に対する電流増幅率に配慮がなさ
れている。さて、第5図にもどりレンズが位置イ
よりMF,MB信号により合焦方向に動きはじめ
るとする。このとき前述のN1=N−αよりN1
正であるので処理制御回路8は端子vcより発振
器15に第1速度(高速)に対応するHレベル信
号を送る。これを受けて発振器15は速度検出回
路14に第1速度(高速)に対応する基準速度信
号を出す。速度検出回路14はこの基準速度信号
とエンコーダー回路12よりの信号と比較しエン
コーダーのパルス間隔が狭い(モーターの速度が
速い)とFF1をリセツトし出力QをLにして
AND1,AND2の出力をLにしてモーターへの
通電を断ちこのときvcはHレベルでINV1の出
力はLとなり、AND3の出力は速度を落とすよ
うに働き、エンコーダーのパルス間隔が広い(モ
ーターの速度が遅い)とFF1をセツトし出力Q
をH,AND1,AND2の出力をHにしてモータ
ーに駆動電流を流して速度を上げるように働く。
従つてモーターは第1速度(第5図のV1)に負
荷及び電源の変動に影響されず一定に保たれる。
そしてモーターが動き出すと処理制御回路8は
エンコーダ回路12よりのエンコーダパルスをカ
ウントし、そのカウント数がN1に達する(合焦
近傍領域になる)と、処理制御回路8は端子vc
より発振器15に出している信号vcを第2速度
に対応したもの(Lレベル)に切替える。発振器
はその信号をうけてただちに出力周波数を第2速
度(低速)に対応した値にする。従つて速度検出
回路14はエンコーダーのパルス間隔と比較し、
モーター速度が速すぎることを検出してFF1を
リセツトし、AND1,AND2の共通側端子をL
にする。このときvcがLなのでAND3の出力は
HになりTr3,Tr4をONさせモーターにブレ
ーキをかけ第2速度(低速)までモーター速度を
落す。この速度と第1速度から第2速度まで落す
までにレンズが移動する距離は第5図のP〜Rで
示す線上となる。後で詳しく述べるがモーターの
負荷トルクTが大きいと速く減速するためRの近
くを負荷トルクTが小さいとゆつくり減速するた
めPに近い線上を通つてr,pへ移動し第2速度
で一定となる。又第1速度のとき述べたように第
2速度でも速度制御回路13により負荷、電源変
動に影響されず一定に保たれる。なお第2速度の
ときはモーター速度が速くなるとモーター通電を
断つだけでなく、AND3がHとなりTr3,Tr4
がONしてモーターにブレーキをかけ速度を落
す。そして第2速度で合焦近傍を進み、処理制御
回路8のカウント数がNになる。即ちレンズが合
焦点にくると処理制御回路8はモーター駆動信号
MF又はMBをLにし、Tr3,Tr4をONにして
モーターにブレーキをかけてレンズを停止させ
る。これでモーターの1回の動作は終りである。
ここで第1速度での走行時のみvcをHにし、
AND3の出力をLにしてブレーキ機能を使用し
ていない。これは第2速度のようなブレーキの機
能も含めた速度制御ではモータでの消費電力が増
加し好ましくないためで従つて第1速度のように
走行距離の長い場合はブレーキをかけない速度制
御(この場合図4のように機械的負荷により速度
は落ちようとする)にして、むだな消費電流の増
大を防いでいる。
前記の動作は第5図のロ,ハ,ニ,ホにレンズ
があつても同様の過程を通つてレンズが合焦点に
移動するわけでロはイよりもさらに合焦点側にあ
つた場合ハは第1速度に達する前に合焦近傍に入
つて減速した場合、ニはN1(=N−α)が負のと
きで最初からモータ速度は第2速度(低速)にな
るようにvcが出力されカウントパルス数がNに
なつたところでモーターは停止する。ホは今まで
の場合とは逆の合焦点側にレンズがあつた場合で
ある。従つてイ〜ホいずれの位置にレンズがあつ
ても合焦近傍に入つて一度速度を落としてから合
焦点に移動する。前述のようにモーターの1回の
動作が終ると、処理制御回路8は再び合焦検出素
子7からの出力を得てレンズ移動量を計算する。
通常はこの時レンズは合焦点に入つておりレンズ
移動量は0となりモーターは回転せず合焦点とな
る。
しかし1回目のモーター駆動中に被写体が動い
たり手ぶれなどで素子7の測定する対称が変つた
時は再び素子7からの出力でレンズ移動量が処理
制御回路8で計算され再び前述した過程でモータ
ーが回転し合集域に移動する。これは素子7の出
力で処理制御回路8が合集域に入つたと判断する
まで続けられる。又、2回以上上記のようにモー
ターが動くとき、2回目以降は1度モーターが停
止したのちそれから素子7より出てくる2回目の
信号を処理制御回路8は計算しモーターを駆動す
る。これは素子7が電荷蓄積型であり、一定時間
積分測光した値なのでモーター回転中(レンズ移
動中)の信号ではレンズがどの位置にあつたとき
のものなのかがわからないので信頼性に欠けるた
めで、停止後1回目はまだ素子7の信号にレンズ
移動中の要素が含まれる可能性があり従つてモー
ター(レンズ)停止中のみに測光された信号であ
る2回目のものを使うのである。
又ズームレンズのように焦点距離によつて伝達
定数βが一定しない場合、βはそのズームレンズ
の最小値に設定する。こうすれば上記のようなく
り返し動作により1回で合焦しなくとも合焦点に
くり返し動作によつて収束する(βを最大にする
とレンズが前後に振動しながら収束するので好ま
しくない)。
第6図は処理制御回路8の構成を示したもので
演算制御部20は合焦検出素子7からの信号と上
記定数βの信号とを受け、レンズ駆動方向を指定
する信号MFo,MBoと、上記N,N′の信号を出
力する。カウンター回路21はエンコーダ検出回
路12からのパルス数がN′に等しくなつたとき
出力VcをLに反転させる。又、カウンター回路
22はエンコーダ検出回路12からのパルス数が
Nに等しくなつたとき出力をLに反転させる。レ
ンズを前進させるべきで、かつ回路12からのパ
ルス数がNに達しないうちは、AND81がMF
をHにし、レンズを後退させるべきで回路12か
らのパルス数がNに達しないうちはAND82が
MBをHにする。なお、回路12からのパルスは
この処理制御回路8を通過して速度制御回路13
にも入力される。
第7図は速度制御回路13の構成を示したもの
で、その各部における出力イ乃至ルモーターの回
転速度との関係は第8図に示してある。エンコー
ダ検出回路12からのパルスイはAND131、
微分回路23に入力されると共に、インバータ
IN131により反転されて微分回路24に入力
される。エンコーダ検出回路12から一つの正の
パルスイが出たとき、その立上りで微分回路23
が8進カウンター25をリセツトし、又その立下
りで微分回路24が出力ヘをAND132,AND
133に入力させる。処理制御回路8の出力を受
ける発振器15は、低速駆動用の低周波パルスロ
を発生する発振器15L,高速駆動用の高周波パ
ルスハを発生する発振器15H,AND151,
AND152,OR151,インバータIN151
から成る。VcがHのとき即ちカウンタ21の計
数が未だN1に達しない間は、AND152が高速
用の発振器15Hからのパルスハを出力し、この
パルスハがOR151を介してAND131に入力
される。又、VcがLのときAND151が発振器
15Lからのパルスロを出力し、このパルスロが
OR151を介してAND131に入力される。
今、回路12から一つの正のパルスがAND13
1に入力されると、VcがHであるかLであるか
に応じてハ又はロのパルスが8進カウンタ25の
クロツク入力端子に入力される。8進カウンタ2
5は8個のパルスをカウントすると、その出力ト
がHになる。すなわち、モータの回転が基準速度
より遅い場合、回路12からの一つの正のパルス
が立下るまでの間にカウンタ25が8個のパルス
をカウントし、その出力トがHになつて、AND
132を通して微分回路24の出力ヘにより
AND132が出力リを出し、フリツプフロツプ
FF1がセツトされ、FF1のセツト出力によりモ
ータ10に通電される。これに対し、モータの回
転が基準速度より速いときは、回転12からの一
つの正のパルスが立下るまでの間にカウンタ25
が8個のパルスをカウントできなくて、その出力
トはLであるので、インバータ132の出力がH
となり、微分回路24の出力ヘによりAND13
3が出力ヌを出し、フリツプフロツプFF1がリ
セツトされ、そのQ出力ルがLになつてモータ1
0への通電が断たれる。そしてこれによりモータ
ーは基準速度に制御される。
第9図は、本発明にかかわる速度制御回路13
の実施例を示す。この実施例は上述実施例におけ
るオンオフ制御による低速駆動をステツプ状駆動
の繰返にしたものである。回路Iは第7図におけ
る回路13から低速駆動のための回路構成を除い
た残りの第1速(高速)用速度制御回路と同じ
で、エンコーダ回路12からの出力と基準発振器
(高速用)15Hからの出力とを比較して制御出
力をフリツプフロツプFF1の出力端子ルに出力
する。この回路Iには第7図における低速制御用
の発振器15Lが無く低速制御機能もなくて、こ
の代りをするのが回路であり、その制御出力は
フリツプフロツプFF2の出力端子Eに出力され
る。回路の動作は次のようになる。回路によ
り制御された時の各端子出力のタイムチヤートを
第10図に示す。
エンコーダ回路12の立上り立下り部分はワン
シヨツト回路によりそれぞれ短いパルスホ,ヘに
変換されORゲート155により合成出力Aとな
る。発振器(STEP用)15Sよりの短い幅のパ
ルス出力BはANDゲート156によりc出力さ
れFF2のセツトS入力に入る。タイマー回路T
13は第12図に示すように発振器とカウンタと
からなり、リセツト端子にH信号が入ると、出力
DがLレベルになり発振器15Sの出力Bが
ANDゲート156の出力端子Cに出力されるの
を阻止する。リセツト端子がLになつてタイマー
T13により定まる一定時間Ttを経過すると出
力DはHになり発振器15Sの出力BをANDゲ
ート156の出力に出す。
上記のような構成であると、タイマーT13に
一定時間Tt以上経過してもリセツト信号が入ら
ないときその出力DはHレベルになり発振器15
Sの出力により、FF2がセツトされ、FF2の出
力EがHレベルになり、モーターを駆動する。そ
してモーターが回転を始めるとエンコーダ回路1
2を通してORゲート155の出力Aに立上り又
は立下り信号が出力され、この信号によりFF2
はリセツトされ、その出力EはLレベルになりモ
ーターの駆動信号はなくなる。しかし駆動信号が
なくなつても、モーターはその慣性により減速し
ながらしばらくは回転を続ける。そしてその回転
中は、エンコーダの立上り立下り信号が、タイマ
ーT13をリセツトし続けタイマーT13の出力
はLのままなので発振器15Sからの出力がFF
2をセツトすることはない。モーターの回転が非
常に遅くなると、エンコーダ12からのパルス間
隔も長くなりやがてパルス間隔が前述一定時間
Ttより長くなる(このときモーターはほとんど
停止状態)と、タイマーT13の出力はHにな
り、発振器15Sの出力で再びFF2がセツトさ
れモーターが動き出す。そしてまた上記と同じ動
作がくり返される。このような制御を行うとモー
ターはステツプ状に近い動きをする。モータ駆動
回路9によりレンズを移動させるときの動作を説
明すると既述のようにまず処理演算回路8が合焦
点までの距離を計算し、それが合焦点近傍外のと
きは、まず端子VcをHレベルにし、同時にMF又
はMBをHにする。すると、Vcの出力ヲにより
アンドゲート157,158の出力G,Fのうち
Gが選択され高速制御出力によつてモータが駆動
される。レンズが合焦近傍に来ると、VcはLレ
ベルになり今度はアンドゲート158の出力Fが
選択され、前述した発振器15Sによる低速
(STEP)制御出力により、モーターが駆動され
るようになる。VcがLレベルになつた直後はそ
れまでモータが高速で回転していたため、エンコ
ーダ回路によりタイマー回路T13はその出力を
Lレベルにしており、モータ駆動信号は出ず、し
ばらくブレーキがかかる。そしてタイマーT13
の出力がHになり得るような速度までモーターが
減速されると、はじめて前述の低速(STEP)制
御が始まる。そして合焦点に来ると、MF又は
MBがLレベルになるので、モーター駆動信号は
無くなりモータが停止する。第11図はこの場合
のモータ速度と距離との関係を示し、STEPと記
入された鋸歯状波の部分が上述した低速
(STEP)制御の部分である。
第9図の回路は第7図の回路に比し、タイマー
回路T13及びフリツプフロツプFF2が余分と
なつているが、機能上次のような特徴を有する。
第7図の回路方式の場合、低速制御時には最低で
もエンコーダ検出回路12のパルス2個分の間駆
動信号が続くので、低速制御には下方限界があ
り、低速にする程速度変化の波の振幅が大きくな
る。これに対して第9図の回路方式であると低速
制御の場合、エンコーダ検出回路出力パルスの任
意の点から駆動が始まり次の立上り又は立下りで
通電がオフとなるので駆動期間が第7図の方式よ
り短かくなり、平均速度を低くすることができ、
オーバーランも統計的に減少する。従つてモータ
ーを停止するタイミングを合焦点より予め一定量
手前にしてもよく、精度よく停止させることがで
きる。
次にどうしてこのように一度合焦近傍で速度を
一定速に保つように落とす必要があるかを第3
図、第4図、第5図を用いて説明する。
第4図はモーターに前述第5図のような速度制
御をかけた場合の起動から停止までのモーター速
度とレンズ位置の関係を示したものでモーター速
度(モーター制御速度)V1,V2,V3,V4
のいずれの場合もC3でモーター駆動電流を断つ
てモーターにブレーキをかけて停止させている。
前述のようにモーターは速度制御をされているの
で駆動中はモーターの負荷トルクTや電源電圧
Vccの変動をうけても速度は一定である。ブレー
キをかけてからのレンズ移動量(即ちオーバーラ
ン量)とモーター速度との関係は図のように速度
が大きいほどオーバーラン量が多くなる。又負荷
トルク変動については負荷トルクTが大きいほ
ど、オーバーラン量が少なくその幅もl1→l2
→l3→l4となるに従つて即ち速度が小さいほ
ど小さくなつている。C3を第5図での合焦点
Foと考えると上記l1,l2,l3,l4は第
5図の合焦点よりのずれloverとなり従つてlover
は小さいほどよいからこのオーバーラン量を小さ
くするには速度をできるだけ低く保つのが良い。
またオーバーランのバラツキを小さくすることも
大切でかりに比較的大きなバラツキがあつてもそ
れが小さい幅内で一定していればモーターの通電
をその分手前で断つてオーバーランを含めてちよ
うど合焦位置にすることができるからである。
第3図は速度制御をせずに行つた場合でaは電
源電圧Vccが高いときbはVccが低いときであ
る。この場合C1(=C2)でモーターの通電を
断つた場合オーバーラン量はVcc、負荷トルクT
の変動を総合すると図のc′〜dまでのlの幅の範
囲になる。これは第4図の負荷の変動による減速
の差にまして通電を断つたときの速度がVcc負荷
トルクTで大きく変動するためで第3図破線で示
したよう手前でモーターの駆動を断つても精度は
上がらず従つてこのようにオーバーラン量の変動
を小さな範囲に納めるのに速度制御が非常に役立
つていることがわかる。従つて本発明のように合
焦手前で一度低い速度制御をかけるのは精度よく
合焦点あるいは合焦域(第5図のlF)内にレンズ
を止めるのは非常に有効である。又合焦検出素子
7がCCD等の電荷蓄積型の素子のように連続し
てその出力が得られないものでは特に1回の出力
でできるだけ精度よくレンズを合焦点にもつてく
ることは非常に重要なものになる。
次に何故第1速度から第2速度に移るときにブ
レーキをかけるかということを説明すると、もし
ブレーキをかけずに第1速度から第2速度に移る
と第4図の破線を示す特性となり、第2速度に収
束する間にレンズが長距離を移動してしまうこと
になる。従つて前述の合焦近傍の範囲を広げ合焦
点のかなり手前から減速に移らなければならずそ
うすることでレンズの移動する時間が長くなると
いう問題が生じる。ここでブレーキをかけて減速
すれば減速に要するレンズ移動距離は負荷トルク
Tが一番小さいときのものでよく第5図のように
第1速度をv1第2速度をv4とすれば最大でも
第5図のl1→4maxとすればよくレンズ移動に
要する時間も短かくてすむ。又このとき第1速度
をv1で制御しそれ以上の速度が負荷電源が変動
しても出ないようにすることでl1→4maxがあ
る値までにおさえられlnearを狭くすることにも
役だつている。
効 果 以上説明したように、本発明のレンズ駆動制御
装置は、レンズが合焦位置から所定範囲内か範囲
外かでレンズの駆動制御方法を切替えることを特
徴としている。つまり、本発明のレンズ駆動制御
装置は、撮影レンズの所定移動量毎にパルスを出
力するパルス発生手段を備え、上記所定範囲外で
は、パルス発生手段から出力されるパルス間隔を
所定のパルス間隔と比較し、パルス発生手段から
出力されるパルス間隔が所定のパルス間隔よりも
短いときにはモーターに対する通電を停止し、長
いときにはモーターに対して通電することにより
撮影レンズを高速に駆動し、上記範囲内では、パ
ルス発生手段から所定のパルスが出力されたとき
にそのパルス間隔とは無関係にモーターに対する
通電を停止し、パルス発生手段から所定の時間パ
ルスが出力されないときにモーターに対して通電
することにより撮影レンズを低速で駆動する。
従つて、高速で正確かつ無理な力が作用しない
という要求を満足するレンズ駆動制御装置を提供
することが可能であるとともに、レンズの高速駆
動及び低速駆動それぞれに最適な制御を行うこと
も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は1眼レフカメラにおける自動焦点調節
システムのブロツク図、第2図はモーターの駆動
制御部の詳細を示す回路図、第3図はモーターの
速度制御を行わない場合のモーターの負荷変動及
び電源変動とオーバーラン量との関係を示す速度
距離ダイヤグラム、第4図はモーターによる速度
制御を行つた場合の上記関係を示す速度距離タイ
ヤグラム、第5図はモーターとレンズの動き及び
合焦位置よりのオーバーラン量を示す速度距離ダ
イヤグラム、第6図は第1図における処理制御回
路8の構成を示す回路図、第7図は本発明の参考
例に関する速度制御回路13の構成を示す回路
図、第8図は第7図の回路の各部の出力端子イ〜
ルの出力信号とモーターの回転速度との関係を示
すタイムチヤート、第9図は本発明に関する速度
制御回路13の一実施例を示す回路図、第10図
は第9図の回路の要部の出力端子の出力信号とモ
ーターの回転速度との関係を示すタイムチヤー
ト、第11図は第9図の回路により速度制御され
るモーターの速度距離ダイヤグラム、第12図は
第9図の回路におけるタイマーT13の構成を示
すブロツク図である。 1……撮影レンズ、7……合焦検出素子、8…
…処理制御回路、9……モータ駆動回路、10…
…モータ、11……エンコーダ、12……エンコ
ーダ検出回路、13……速度制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被写体に対する撮影レンズの合焦点状態を検
    出する焦点検出手段と、撮影レンズを駆動するモ
    ーターと、 撮影レンズの所定移動量毎にパルスを出力する
    パルス発生手段と、 パルス発生手段から出力されるパルス間隔を所
    定のパルス間隔と比較し、パルス発生手段から出
    力されるパルス間隔が上記所定のパルス間隔より
    も短いときにはモーターに対する通電を停止し、
    長いときにはモーターに対して通電することによ
    り撮影レンズを高速に駆動する第1のレンズ駆動
    制御手段と、 パルス発生手段から所定のパルスが出力された
    ときにそのパルス間隔とは無関係にモーターに対
    する通電を停止し、パルス発生手段から所定の時
    間パルスが出力されないときにモーターに対して
    通電することにより撮影レンズを低速で駆動する
    第2のレンズ駆動制御手段と、 焦点検出手段の検出結果により撮影レンズが合
    焦位置から所定範囲内か否かを判断し、所定範囲
    外のときには上記第1のレンズ駆動制御手段を機
    能させ、所定範囲内のときには上記第2のレンズ
    駆動制御手段を機能させる切替え手段と、 を備えたことを特徴とする自動焦点調節式カメラ
    のレンズ駆動制御装置。
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