JPH05324873A - メンバーシップ関数発生回路 - Google Patents

メンバーシップ関数発生回路

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Publication number
JPH05324873A
JPH05324873A JP13108192A JP13108192A JPH05324873A JP H05324873 A JPH05324873 A JP H05324873A JP 13108192 A JP13108192 A JP 13108192A JP 13108192 A JP13108192 A JP 13108192A JP H05324873 A JPH05324873 A JP H05324873A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
membership function
circuit
trapezoidal
outputs
triangular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13108192A
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English (en)
Inventor
Koichi Iwashita
幸一 岩下
Masanari O
征成 王
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05324873A publication Critical patent/JPH05324873A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 電圧モードで動作するアナログタイプのメン
バーシップ関数発生回路。相補関係にある2出力V1,
V2を発生する差動増幅回路(1)と、前記2出力を比
較演算し左右対称の三角形型メンバーシップ関数を発生
するとともに、外部入力電圧VT により三角形型メンバ
ーシップ関数を頭切りにし台形型メンバーシップ関数を
生成する頭切り回路(2)とを備えた。 【効果】 左右対称な三角形(V型)メンバーシップ関
数に加え、左右対称な台形型(逆台形型)メンバーシッ
プ関数を簡単な手順で作成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファジィ理論を用いた
制御、パターン認識、意思決定などをハードウエアとし
て実現するメンバーシップ関数発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】電圧モードで動作するアナログタイプの
メンバーシップ関数発生回路の、従来の基本回路構成を
図6に示す。同回路は、2つの差動増幅回路21,22
からなる。Q1 ,Q2 はそれぞれ基準電流源である。差
動増幅回路22の入力VINと出力VO2の関係は図7
(a)のようなZ型になり、これを「Z型メンバーシッ
プ関数」と称している。一方、差動増幅回路21の入力
INと出力VO1の関係は図7(b)のようなS型にな
り、これを「S型メンバーシップ関数」と称している。
この2つの差動増幅回路の出力VO1,VO2を最小値演算
回路23に入力することによって図7(c)に示すよう
な「台形型メンバーシップ関数」を得ることができる。
L1=VL2のときは図7(d)のような「三角形のメン
バーシップ関数」が得られる。
【0003】このメンバーシップ関数発生回路の特徴
は、2つの差動増幅回路21,22のパラメータ(RE
1,RE2,VL1,VL2)を独立に調整することによっ
て様々な形の台形や三角形を得られることにある。しか
しながら、現実に使用されるメンバーシップ関数は左右
対称なものが圧倒的に多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】左右対称なメンバーシ
ップ関数を発生させるという観点から見ると、従来技術
には次のような欠点があった。すなわち、図6に示すよ
うなメンバーシップ関数発生回路であると、Z型メンバ
ーシップ関数,S型メンバーシップ関数のパラメータを
それぞれ独立に設定するために調整が複雑で面倒であ
る。また、回路が複雑で素子数も多い。
【0005】本発明が解決すべき課題は、三角形のメン
バーシップ関数に加え、左右対称な台形型メンバーシッ
プ関数を簡単な手順で発生させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、電圧モードで動作するアナログタイプの
メンバーシップ関数発生回路において、相補関係にある
2出力を発生する差動増幅回路と、前記2出力を比較演
算し左右対称の三角形型メンバーシップ関数を発生する
比較演算回路と、外部入力電圧により三角形型メンバー
シップ関数を頭切りにし台形型メンバーシップ関数を生
成する頭切り回路とを備えたものとした。
【0007】
【作用】差動増幅回路により三角形型メンバーシップ関
数を発生させ、外部入力電圧により頭切りを行って、所
望の台形型メンバーシップ関数を発生させる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。図1に示すように、本実施例回路は差動増幅回
路1と最小値演算回路2からなる。差動増幅回路1の一
方の入力端子にはファジィ推論の入力変数に対応する電
圧VINが入力され、他方の入力端子には、ラベルの横軸
方向の位置を決定する電圧VL が入力される。差動増幅
回路1の共通エミッタ部分に挿入されている可変抵抗R
Eはメンバーシップ関数の傾きを調整する抵抗であり、
負荷抵抗RL はメンバーシップ関数の高さを調整する抵
抗である。差動増幅回路1の出力V1,V2は、図2
(a)の細実線のようにX状に交差した電圧となる。こ
の出力V1,V2と外部端子からの頭切り電圧VT を最
小値演算回路2に入力し、出力V3を得る。頭切り電圧
T が出力V1とV2が交差する電圧(=RL ・I0
2)よりも大きいときは、図2(a)に示すようにV3
は三角形状となる。VT <RL ・I0 /2のときは、図
2(b)に示すように三角形がVT で截頭されて台形状
となる。
【0009】このようにして、台形型メンバーシップ関
数を容易に作成することができる。図3は最小値演算回
路2の具体例を示す回路図である。
【0010】図4は逆台形型メンバーシップ関数の発生
回路の実施例を示すものである。構成的には図1の台形
型メンバーシップ関数発生回路と同様であるが、最小値
演算回路2に代えて最大値演算回路3を設け、その出力
にレベルシフト回路4を設けて高さの調整を行うように
したものである。図5にこの回路によって生成される逆
台形型メンバーシップ関数を示す。この例では外部電圧
T >RL ・I0 /2であるが、VT =RL ・I0 /2
にすればV型メンバーシップ関数を作成することができ
る。
【0011】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば左右対
称な三角形(V型)メンバーシップ関数に加え、左右対
称な台形型(逆台形型)メンバーシップ関数を簡単な手
順で作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す回路図である。
【図2】 同実施例における各点の信号波形図である。
【図3】 最小値演算回路の例を示す回路図である。
【図4】 本発明の他の実施例を示す回路図である。
【図5】 同実施例における各点の信号波形図である。
【図6】 従来のメンバーシップ関数発生回路の基本構
成を示す回路図である。
【図7】 従来の回路で得られるメンバーシップ関数の
例を示す波形図である。
【符号の説明】
1 差動増幅回路、2 最小値演算回路、3 最大値演
算回路、4 レベルシフト回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧モードで動作するアナログタイプの
    メンバーシップ関数発生回路において、相補関係にある
    2出力を発生する差動増幅回路と、前記2出力を比較演
    算し左右対称の三角形型メンバーシップ関数を発生する
    比較演算回路と、外部入力電圧により三角形型メンバー
    シップ関数を頭切りにし台形型メンバーシップ関数を生
    成する頭切り回路とを備えたことを特徴とするメンバー
    シップ関数発生回路。
JP13108192A 1992-05-22 1992-05-22 メンバーシップ関数発生回路 Pending JPH05324873A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002090400A (ja) * 2000-07-11 2002-03-27 Rohde & Schwarz Gmbh & Co Kg ディジタル信号の周波数を評価するための方法およびデバイス

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JP2002090400A (ja) * 2000-07-11 2002-03-27 Rohde & Schwarz Gmbh & Co Kg ディジタル信号の周波数を評価するための方法およびデバイス

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