JPS6314577A - 画質改善回路 - Google Patents

画質改善回路

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JPS6314577A
JPS6314577A JP61160000A JP16000086A JPS6314577A JP S6314577 A JPS6314577 A JP S6314577A JP 61160000 A JP61160000 A JP 61160000A JP 16000086 A JP16000086 A JP 16000086A JP S6314577 A JPS6314577 A JP S6314577A
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level output
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JP61160000A
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Kenichi Nagai
賢一 永井
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、アパーチャ補正による画質改善回路に係り、
特に映像信号にノイズが混入した場合に、そのノイズに
対しては補正がなされないようにして、信号対雑音比の
北化を最小限に抑制する画質改善回路に関する。
(従来の技術) 画像の鮮鋭度を向上させるために、従来からアパーチャ
補正による輪郭補正回路が種々提供されている。
第7図は上記原理によって構成された従来の輪郭補正回
路の一例を示す。第7図の回路は、入力信号aを遅延回
路1及び2次微分回路2に入力し、2次微分回路2で作
成した2次微分信号が反転増幅器3で反転増幅された信
号Cを、加粋回路4において上記遅延回路1からの信号
すに加え、加算回路4から輪郭の強調された輪郭補正信
Q dを出力する。
第8図は第7図の各部動作波形図であり、入力信号が第
8図(a)に示すような場合、遅延回路1の出力は第8
図(b)となり、反転増幅器3からは、入力信号aを原
信号とした第8図(C)のような2次微分信号が出力さ
れる。この信号(C)が信号(b)と加算されて、第8
図(d)に承りようにプリシュート及びオーバーシュー
トが付加された輪郭補正信号が得られる。
第9図は、2つの遅延回路5,6を直列に接続し、入力
信号をe、遅延回路5.6の各出力を「。
qとしたときに、信号eと信号fを減算回路7に入力す
るとともに、信号fと信号qを減算回路8に入力してい
る。これら各減n回路7.8の出力は加算回路9にそれ
ぞれ入力し、加口回路9から02次微分波形[)を増幅
器10で適当に増幅1−ることによって、増幅器10よ
り第8図(C)の2微分分信号に相当する信号iが得ら
れる。上記減算回路7,8.及び加n回路9による演口
は、(f−e) + (f−0)        ・・
・(1)で示される。そして、上記信号iが加n回路1
1において信号fと加締されることで、第8図dと同等
に立上り部、及び立下り部が補正された出力信号jが得
られる。
しかし、第7図、第9図に示す回路は、輪郭の白部分で
ビーム電流を増加させて輝度差を強調させているため、
過渡な補正を行うと高輝度部分でビームスポット径が増
大して、充分な補正ができない。また、映像信号にノイ
ズが混入した場合、そのノイズに対しても補正を行って
しまい、信号対雑音比(S/Nとする)を悪化するとい
う欠点がある。
一般に、映像信号に混入したノイズは、再生画像を大ぎ
く損い、画像の劣化や情報の欠落を生ずる。そこで、別
の画質改善策として、例えば電界強度に応じて映像信号
の帯域特性を変化させることにより、ノイズ成分を減少
させたり、画素の灰色度をその画素の近傍の灰色度の平
均値で置換える画像の平滑化を行っている。ところが、
上記のようなS/Nに対する画質の劣化防止策は、画像
の鮮鋭度を低下させるので、輪郭補正回路の機能を充分
に発揮させることができないという問題を生ずる。
なお、特願昭60−216395号明細書には、第7図
、あるいは第9図の回路に、上記プリシュート、及びオ
ーバーシュート部分を除去する回路を設けた改良形の回
路が開示されている。第10図は上記明細書に挙げられ
ている回路の一つを示す。
第10図において、遅延回路12.13は、直列に接続
され、前段の汀延回路12に入力信号SOが入力され、
その遅延出力として遅延回路12より信号S1が、後段
の遅延回路13より信号S2が出力している。信号S1
は、例えば第7図に示したような輪郭補正回路18に入
力し、この輪郭補正回路18は、入力信号S1にプリシ
ュート、及びオーバーシュートの付加された信号$1゜
を出力する。
上記輪郭補正回路18の出力S1°は、第1.及び第2
の最大レベル出力回路14.15の各一端に入力する。
また、上記信号SOと82とは、上記第1.及び第2の
最大レベル出力回路14.15の各他端に入力するとと
もに、第3の最大し′ベル出力回路16にそれぞれ入力
している。これら最大レベル出力回路14.15.16
は、複数入力の呈するレベルのうち最大レベルを選択的
に出力するものである。そして、これら第1.ないし第
3の最大レベル出力回路14〜16の各出力$3〜S5
は、最少レベル出力回路17にそれぞれ入力する。この
最少レベル出力回路17は、反対に最少レベルの信号を
選択する回路である。
上記最大レベル出力回路14.15.16及び最少レベ
ル出力回路17は、信号S1°からプリシュート、オー
バーシュート分を除去して、立上り。
立下り波形を急峻にした波形を発生せしめるもので、以
下シュート波形除去回路と称して説明する。
第11図は上記シュート波形除去回路の働きを示す波形
図であり、各遅延回路12.13からは入力信号SOに
対し所定の時間だけ時間的に遅くれの関係にある信号S
1.82が発生する。輪郭補正回路18は、輪郭補正信
号S1°を出力する。
最大レベル出力回路14は、信号SOとS1°とを比較
し、レベルの高い方の信号を選択出力するので、得られ
る出力は、S3に示すような波形となる。Sxは、信号
SO<点線)と信号S1°(¥線)とを重ねて示したも
ので、最大レベル出力回路14の動作が容易に理解され
る。最大レベル出力回路15も最大レベル出力回路14
と同様に動作するため、その出力の波形はS4に示すよ
うになる。
一方、最大レベル出力回路16は、信号SOと82との
高い方の信号を出力するので、その出力はS5に示すよ
うに信号30 、Sl 、S2を包括した波形となる。
そして、最少レベル出力回路17は、信号S3.34.
85のうち、低いレベルの信号を選択するので、出力と
して$6に示すように、プリシュート、及びオーバーシ
ュートを○まず、立上り、及び立下りのみが急峻な信号
を得ることができる。
しかし第10図の回路を用いても、ノイズが氾大した場
合には、そのノイズ成分に対しても補正を行ってしまう
ため、第7図、第9図の回路と同様の問題は残る。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の輪郭補正技術は、映像信号にノイズがn2人する
場合に、そのノイズに対しても補正が行なわれるので、
反ってS/Nを悪化させてしまうという問題があった。
本発明は上記問題点を解決し、画像のS/Nを悪化せず
、鮮鋭度の改善を図るようにした画質改善回路を提供す
ることを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、入力映像信号の信号利得を可変できる入力レ
ベル変化手段と、第1.第2の遅延回路を含み、原信号
とそれぞれ時間的に遅れの関係にある複数の信号を発生
せしめる遅れ信号発生手段と、前記第1の遅延手回路か
らのいずれかの信号対しプリシュート、オーバーシュー
トによる補正を加える輪郭補正手段と、原信号、及び上
記遅れ信号発生手段からの各信号が同一時間に呈するレ
ベルのうち最大レベルと最少レベルを選択出力する最大
レベル出力手段、及び最少レベル出力手段とを有し、入
力レベル変化手段での信号利得をノイズレベルに応じて
変化することにより、上記最大レベル出力手段、最少レ
ベル出力手段、及び上記輪郭補正手段からの各信号に基
づいて作成される出力信号のS/N悪化を抑えることを
特徴とり−る。
(作用) 信号の立上り部、及び立下り部を補正して画像の鮮鋭度
を改善する画質改善回路においては、先ず、信号の立上
り部、立下り部にブリシュー1−。
オーバーシュートが付加された輪郭補正信号を形成し、
更に上記輪郭補正信号よりプリシュート。
オーバーシュートを除去して立上り、立下りのみが良好
な信号を出力信号としている。本発明は、映像信号にノ
イズが含まれた場合に、そのノイズ成分のレベルに応じ
て信号利得を低下させるとで、最大レベル出力回路、及
び最少レベル出力回路からの信号が、上記輪郭補正信号
に対し振幅制限信号として働くようにし、信号利得が低
下された以上にノイズレベルを低減する。これにより、
出力信号のS/Nの悪化を防止するのである。
(実施例) 以下本発明を図示の実施例について説明する。
第1図は本発明に係る画質改善回路の一実施例を示す回
路図である。
第1図において、入力端子21は映像信号を入力可変利
得増幅器22に導き、入力可変利得増幅器22から出力
される信号SOGよ、第1の遅延回路23に入力して信
号SOより所定時間遅れた信号S1となる。信号S1は
更に第2の「迂回路24に入力して信号S1より所定時
間遅れた信号S2となる。上記各信号So 、Sl 、
82は、それぞれ最大レベル出力回路25.及び最少レ
ベル出力回路26に入力する。最大レベル出力回路25
は、各信号SO〜S2が同一時間に呈する信号レベルの
うち、最大レベルを選択出力して信号S HAXを得、
最少レベル出力回路26は反対に最少レベルを選択出力
して信号Slりを得る。また、信号S1は、例えば第7
図の構成による輪郭補正回路27に入力して、波形の立
上り部、及び立下り部にブリシュー1− 、及びオーバ
ーシュー1〜が付加された信号S1’として出力される
点線内に示す回路はシュート波形除去回路であり、上記
信号3HIN及び信号S1゛を入力して最大レベルを選
択出力する最大レベル出力回路2つと、信号S HAX
及び信号S1°を入力して最大レベルを選択出力する最
大レベル出力回路30ど、信号5HIN及び信号S H
AXを入力して最大レベルを選択出力する最大レベル出
力回路31と、上記最大レベル出力回路29からの信号
S3゛、最大レベル出力回路30からの信号S4°、及
び最大レベル出力回路31からの信号S5°を入力して
最少レベルを選択出力する最少レベル出力回路32とか
ら描成されている。上記最少レベル出力回路32がらの
信号86’は、出力可変利得増幅器33を介して出力端
子34に専用される。
なお、上記入力可変利(q増幅器22.及び出力可変利
得増幅器33は、可変抵抗器35からの制御信号3cに
よって利得が制御される。即ち、可変抵抗器35は、一
端が基tj(電位点に接続され、II端が所定レベルの
雷印を供給する電圧源36に接続され、層IJJ端P1
に生ずる電圧を上記制御信号SCとして入力可変利得増
幅器幅器22.及び出力可変利得増幅器33に供給する
。こ外により、入力可変利得増幅器22において所定量
の増幅動作を行う場合は、出力可変利得増幅器33で同
量の減衰動作が行なわれ、入力可変利得増幅器幅器22
で所定量の減衰動作を行う場合は、出力可変利得増幅器
33で同量の増幅動作が行われる。
第2図(a)は上記最大レベル出力回路25の具体的回
路の一例を示し、第2図(b)は最少レベル出力回路2
6の具体的回路の一例を示す。
第2図(a)において、トランジスタQl。
Q−2、Q3はNPN形でベースがそれぞれ入力端X、
Y、Zに接続され、各コレクタが電圧源端子Vccに接
続され、各エミッタが抵抗R1を介して基準電位点に接
続されている。そして、各トランジスタQ1〜Q3のエ
ミッタは出力端POに接続される。また、第2図(b)
において、トランジスタQ4 、Q5 、Q6は、PN
P形でベースがそれぞれ入力端X、Y、Zに接続され、
各コレクタが基準電位点に接続され、各エミッタが抵抗
R2を介して電圧源端子VCCに接続されている。各ト
ランジスタQ4〜Q6のエミッタは出力%HHp Oに
接続されている。
なお、最少レベル出力回路32ら第2図(b)と同様の
回路で構成され、最大レベル出力回路29゜30.31
は第2図(a)でトランジスタQ3を取除いたトランジ
スタ2石の回路により構成される。
本実施例は以上のように構成され、次にその動作を説明
する。
先ず、入力可変利得増幅器22.出力可変利得増幅器3
3の利得がそれぞれ1であるときの動作を第3図を参照
して説明する。なお、第3図において、第1.第2の遅
延回路23.24に設定された遅延時間はでで同一とし
であるが異なっていても良い。
最大レベル出力回路25にそれぞれ所定の遅延時間の関
係を持つ信f3so 、 S’l 、 82が入力する
とく第3図a、b、c参照)、最大レベル出力回路25
は、各信号30−32が同一時間に呈するレベルのうち
、最大のものを選択し続は出力とする。したがって、最
大レベル出力回路25の出力S MAXは、第3図(d
)に示すように、立上り波形が信号SOと、立下り波形
が信号S2と一致する信号(原信号SOをパルス信号と
した場合論理和出力)となる。また、最少レベル出ノ〕
回路2Gは、信号SO〜S2が同一時間に呈するレベル
のうち、最少のものを選択し続は出力とする。よって、
最少レベル出力回路26の出力5HINは、第3図(e
)に示すように、信号S2と立上り波形が一致し、信号
SOと立ち下り波形が一致する信号(論理積出力)とな
る。
一方、輪郭補正回路27は、信号S1に2数機分信号を
付加した第3図(f)に示す輪郭補正信号S1°(Pi
 、 P3  :プッシュート、 P2 、 P4オー
バーシュート)を発生する。したがって、この信号S1
°は、信号S1と時間的に略一致する信号であるが、そ
れぞれ立上り、及び立下りの特性はS1゛の方がSlよ
り急峻である。
次に、最大レベル出力回路30は、信号S HAXと信
号$1°とを入力づ゛るので、その出力の波形は、第3
図(0)に示すように、ブラシ1−トP1゜オーバシュ
ートP4が除去されHつ、立上り、及び立下り波形がS
 HAXに一致する波形S3°となる。
また、最大レベル出力回路2つの出力波形は、信@S1
゛よりプリシュート部P1.オーバーシュートP4が除
去された第3図(h)に示J波形34’なる。更に、最
大レベル出力回路31の出力31i’は信号S HAX
と等価となる。
したがって、これらの信号S3°、84′及びS5゜を
それぞれ入力する最少レベル出力回路32の出力S6°
は、3 )IAXにより制限され、オーバシュートP2
.プリシュートP3が除去された第3図(j)に示すよ
うな信号となる。出力可変利得j曽幅器33からの出力
S6は、信号S6”と等価であり、プリシュート、及び
オバーシュートがすべて除去され、且つ立上り、及び立
下りの急峻なりj性を呈することになる。
次に、映像信号にノイズが含まれる場合の動作を説明す
る。
第2図(a)の回路は、最大レベル出力回路25の動作
を実現する一手段であるが、この回路が有効にレベル選
択動作を行うのは、入力端X、Y。
Zに供給される信号同志において、所定値以上のレベル
差が有る場合である。
第4図及び第5図は上記最大レベル出力回路25゜最少
レベル出力回路26の性質を説明するだめの参考図であ
る。第4図(a)は2人力の場合の第2図(a)の回路
(トランジスタQ3を削除したものとし、他の同一要素
には同一符号を記1)を示し、第4図(b)は第2図(
b)の回路(トランジスタQ6を削除したものとし、他
の要素には同一符号を記す)を承り。第4図(a)の回
路は、例えば入力端Xに論理゛○パ、入力端Yに論理゛
′1°′の信号が供給された場合に、トランジスタQ1
が“OFF”L、トランジスタQ2が′○N ”するこ
とで、出力端POより入力端Yにおける論理“1”の信
号が最大レベル出力として取出される。第4図(b)の
回路は、入力端Xに論理“′1′″、入力端Yに論理“
0パの信号が入力された場合に、トランジスタQ4が“
OFF”L、トランジスタQ5が″”ON”L、Iて、
出力端POより入力端Xにおける論理“0″の信号が最
少レベル出力として取出される。
しかし、上記各回路は、入力信号のレベル差が、論理“
0″と“”1”(ハイレベルとロウレベル)とに区別で
きるレベルだけ無い場合には加粋器として動作する。
第5図(a)は第4図(a)の回路の伝達特性を示し、
(b)は入力A、Bのレベル差が小さい場合の入力と出
力の関係を示し、(C)は入力へ。
Bのレベル差が所定値以上有る場合の入力と出力の関係
を示す。なお、第5図(a>の横軸は入力レベル差を表
わし、縦軸は出力レベルを表わす。
第5図(a)によれば、第4図(a)の回路は、入力△
と入力Bのレベル差がOを中心として所定値より小さい
範囲では、出力レベルがリニアに変化する領域■で動作
し、レベル差が所定値以上では、m、mに示づように、
レベル差の極性に応じて規定レベルの信号を出力する領
域で動作する。
今、第5図(b)に示ηように、入力Bがあるレベルの
信号であり、入力へが入力Bに対して領域■に入るレベ
ルの信号である場合、出ツノCは、入力への2分の1と
、入力Bの2分の1とを加口した信号となる。その理由
は、l−ランジスタQ1が完全に“’ OF F ”動
作しないために、加C)器として動作するからである。
これは、第2図(a)のような3人力の回路、即ち最大
レベル出力回路25でも同様であり、各入力のレベル差
が第5図(b)の関係に当てはまる場合に、各入力レベ
ルの3分の1毎の合計が出力となる。上記のIJJ作は
、第2図(b)に示す回路(最少レベル出力回路26)
も同様である。なお、第5図(C)に示すように、入力
A、Bのレベル差が大きい場合は、出力Cはレベルの大
きい方の入力が選択され、最大レベル出力回路としての
機能を果す。
本実施例は、最大レベル出力回路25.及び最少レベル
出力回路26の上記性質を利用して、映像信号のノイズ
レベルが大きい場合に、入力可変利得増幅器22の利1
7を可変抵抗器35を調整寸゛ることで、最大レベル出
力回路25.最少レベル出力回路26.及び遅延回路2
3に入ノ〕する信号So 、81.82のノイズに関す
るレベル差関係が、第5図(b)の関係となるようにす
るわ(プである。以下具体的に詳説する。
映像信号にノイズが混入された場合、信号S0゜31.
82のいずれかが上記ノイズを含む信号となる。
第6図は信号S1がノイズを含む場合の第5図に対応し
た動作説明図である。
今、映像信号に混入したノイズのレベルが、第5図(C
)に示すようにトランジスタを確実にON”、  “O
F F ”に分けるレベルを持つ場合、最大レベル出力
回路25の出力3 HAXは、そのノイズにより振幅が
決定され、これによる出力がシュート波形除去回路28
に供給された場合には、ノイズが輪郭補正されて出力さ
れてしまう。
そこで、入力可変利得調整回路22の利得を、ノイズレ
ベルに応じて可変抵抗器35により低下することで、信
号30.31.32のノイズに関するレベル差関係が第
6図のにうな関係となるにうにする。こうすることで、
最大レベル出力回路25は、Slに含まれたノイズより
も振幅が3分の1に圧縮されたレベルの出力S HAX
を出力する。
これにより、出力S HAXと等価な信Cj S 5°
は、ノイズ成分による輪郭補正信号S1°のブリシュー
1・p3.オーバーシュートP2を除去するだけにとど
まらず、ハイレベル側を制限することができる。
これに対応して、最少レベル出力回路26からの出力5
HINは、輪郭補正信号S 1 ’の最少レベルを規制
するので、最少レベル出力回路32の出力S6°は、S
lよりノイズ成分が小さくなる。したがって、出力可変
利1り増幅器33において、入力可変刊II″!増幅器
22で利得低下さけたぶん信号を元のレベルに再生して
も、ノイズ成分は元のレベルに上昇されることは無い。
こうして、出力SGのS/間が改善され、鮮鋭度は第1
0図の回路と同等で、しかもS/間の悲化を伴わない画
像が1!?られることになる。
つまり、入力映像信号のS/間が悪い場合には、入力振
幅を小さくし、最大レベル出力回路25のリニアな動作
範囲工を入力信号に対し広く取り、S/間を改善する。
そして、入力映像信号のS/間が良好な場合には、入力
振幅を大きくして輪郭補正効果を高め画像の欠落を少な
くするのである。
なお、本発明の他の実施例として、シュート波形除去回
路28における最大レベル出力回路2つ。
30.31を同一人力構成の最少レベル出力回路に入替
え、最少レベル出力回路32を同一人力構成の最大レベ
ル出力回路に入替えても良い。
また、遅延回路の数は2個に限定されるものではなく、
遅延回路の数を増加すればそれだけノイズレベルが低下
された信号を得ることができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、画像のノイズ成分
の軽減と、鮮鋭度の改善が可能となり、従来に比し、よ
り高い画質改善効果を発揮する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画質改善回路の一実施例を示1回
路図、第2図は第1図の実施例で使用する最大レベル出
力回路、及び最少レベル出力回路の一例を示す回路図、
第3図は第1図の動作説明用の波形図、第4図乃至第6
図は本発明によりS/間が改善されることを示す説明図
、第7図は従来の輪郭補正回路の一例を示す回路図、第
8図は第7図の動作説明用の波形図、第9図は従来の輪
郭補正回路の他の例を示す回路図、第10図は本発明の
先出願に係る画質改善回路の一例を示す回路図、第11
図tよ第10図の回路の紡作説明用波形図である。 22・・・入力可変利得増幅器、 23.24・・・遅延回路、 25.29,30.31・・・最大レベル出力回路、2
6.32・・・最少レベル出力回路、33・・・出力可
変利得増幅器、 35・・・可変抵抗器。 Q1〜Q6・・・トランジスタ。 (a)                    (b
)第4図 釦 1万 0=二二二51′ :   1 第7図 第8図 第9図 第10図 1j  j     j  1 第11図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)映像信号を入力し、その利得を調整可能に構成さ
    れた入力レベル変化手段と、 第1、第2の遅延回路を含み、前記入力レベル変化手段
    からの信号を原信号とし、これよりそれぞれ時間的に遅
    れの関係にある複数の信号を発生せしめる遅れ信号発生
    手段と、 前記第1の遅延回路の出力信号波形の立上り部。 立下り部にそれぞれプリシュート、オーバーシュートを
    付加して輪郭の強調された輪郭補正信号を得る輪郭補正
    手段と、 原信号、及び上記遅れ信号発生手段からの各信号を入力
    し、これら入力信号が同一時間に呈するレベルのうち最
    大レベルと最少レベルを選択出力する最大レベル出力手
    段、および最少レベル出力手段と、 上記最大レベル出力手段からの信号、最少レベル出力手
    段からの信号、及び前記輪郭補正信号とがそれぞれ入力
    として供給され、出力として上記輪郭補正信号に付加さ
    れたプリシュート、およびオーバーシュートが除去され
    、且つ原信号に対して立上り部、立下り部を急峻にした
    波形の信号を発生するシュート波形除去手段と、 このシュート波形除去手段からの信号を前記入力レベル
    変化手段で変化させた分だけ利得を再生して出力するレ
    ベル調整手段とを具備して成る画質改善回路。
  2. (2)上記レベル調整手段は、シュート波形除去手段か
    らの信号を入力し、その利得を調整可能に構成された出
    力レベル変化手段を有し、この出力レベル変化手段の利
    得を、映像信号に含まれるノイズレベルの大小に応じて
    前記入力レベル変化手段の利得に対し相補的に制御する
    可調整手段とから構成したことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の画質改善回路。
  3. (3)前記シュート波形除去手段は、前記最大レベル検
    出手段からの信号と前記輪郭補正信号とを入力し、両信
    号を比較して最大レベル信号を出力する第2の最大レベ
    ル出力回路と、 前記輪郭補正信号と上記最少レベル出力手段からの信号
    とを入力し、両信号を比較して最大レベル信号を出力す
    る第3の最大レベル出力回路と、前記最大レベル出力手
    段、及び最少レベル出力からの各信号を入力し、両信号
    を比較して最大レベル信号を出力する第4の最大レベル
    出力回路と、上記第2、第3、第4の最大レベル出力回
    路からの各出力信号を入力し、その3つの信号を比較し
    て最少レベル信号を出力する第2の最少レベル出力回路
    とから構成されたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項又は第2項に記載の画質改善回路。
  4. (4)前記シュート波形除去手段は、前記最大レベル出
    力手段からの信号と前記輪郭補正信号とを入力し、両信
    号を比較して最少レベル信号を出力する第3の最少レベ
    ル出力回路と、 前記輪郭補正信号と前記最少レベル出力手段からの信号
    とを入力し、両信号を比較して最少レベル信号を出力す
    る第4の最少レベル出力回路と、前記最大レベル出力手
    段、及び最少レベル出力からの各信号を入力し、両信号
    を比較して最少レベル信号を出力する第5の最少レベル
    出力回路と、上記第3、第4、第5の最少レベル出力回
    路からの各出力信号を入力し、その3つの信号を比較し
    て最大レベル信号を出力する第5の最大レベル出力回路
    とから構成されたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項又は第2項に記載の画質改善回路。
  5. (5)前記各最大レベル出力手段は、ベースにそれぞれ
    異なる信号が入力され、コレクタが共通に電圧源に接続
    され、エミッタが共通のエミッタ抵抗を介して基準電位
    点に接続された複数のNPNトランジスタを有し、各ト
    ランジスタの共通エミッタより最大レベル信号を取出す
    ようにして成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    又は第2項に記載の画質改善回路。
  6. (6)前記各最少レベル出力手段は、ベースにそれぞれ
    異なる信号が入力され、コレクタが共通に基準電位点に
    接続され、エミッタが共通のエミッタ抵抗を介して電圧
    源に接続された複数のPNPトランジスタを有し、各ト
    ランジスタの共通エミッタより最少レベル信号を取出す
    ようにして成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    又は第2項に記載の画質改善回路。
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