JPH05292522A - 色画質改善回路 - Google Patents

色画質改善回路

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JPH05292522A
JPH05292522A JP4090648A JP9064892A JPH05292522A JP H05292522 A JPH05292522 A JP H05292522A JP 4090648 A JP4090648 A JP 4090648A JP 9064892 A JP9064892 A JP 9064892A JP H05292522 A JPH05292522 A JP H05292522A
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JP
Japan
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signal
circuit
output
gain
color
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Withdrawn
Application number
JP4090648A
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English (en)
Inventor
Hideaki Ikehara
秀明 池原
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】色差信号を遅延回路2で遅延した信号bに、輪
郭補正信号(反転器13の出力信号)hを加算器14で
加算して原信号にシュート成分を付加した後、シュート
波形除去回路8によってシュート成分を除去し、立ち上
がり、立ち下がりの急峻な波形の信号を得る色画質改善
回路において、カラーゲインコントロール調整時に色鮮
鋭度が変動しないようにする。 【構成】輪郭補正信号hが出力される反転器13と加算
器14を結ぶ電路に、カラーゲインコントロール回路の
可変抵抗器20の直流電圧によって利得が制御される利
得増幅器21を介挿する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受像機の色
復調回路に係り、映像信号に二次微分波形によるプリシ
ュート、オーバーシュートを付加して画質の輪郭を補正
し、テレビ画像の色の鮮鋭度を改善する色画質改善回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】色信号(色差信号)の鮮鋭度を改善する
手段として輪郭補正回路による画質改善法がある。この
回路は、映像信号(原信号)の波形に二次微分波形を付
加して立ち上がり、立ち下がりの特性のなまりを補正す
ることで画質の改善を図るものである。図2はこの種の
画質改善回路の一例を示すブロック図であり、図3は図
2の回路の各部a〜kの信号波形図である。図2に示す
画質改善回路は色差信号が入力される入力端子1とマト
リクス回路に接続される出力端子15との間に、遅延回
路2,3、最大レベル出力回路4,6、最小レベル出力
回路5,7、加算器9,12,14、減衰器10および
反転器11,13を配置して構成される。
【0003】次に上記のように構成された回路の動作を
図3とともに説明する。入力端子1には入力信号として
図3(a)に示す色差信号が供給される。この信号を遅
延回路2,3に通すと、各遅延回路の出力は図3
(b),(c)に示すように入力信号aに対して遅延時
間の異なった信号が得られる。そして入力信号aと、そ
の遅延信号b,cは、夫々最大レベル出力回路4、最小
レベル出力回路5に供給される。
【0004】最大レベル出力回路4は、供給される信号
a,b,cの内、最大レベルを呈する信号を選択出力す
る回路である。また最小レベル出力回路5は、供給され
る信号a,b,cの内、最小レベルを呈する信号を選択
出力する回路である。これら最大レベル出力回路4、最
小レベル出力回路5からの各出力信号d,eは、最大レ
ベル出力回路6と最小レベル出力回路7とから構成され
るシュート波形除去回路8に供給される。
【0005】更に入力信号aと遅延信号cは、加算器9
に供給され、その加算出力は次段の減衰器10で1/2
にされ、図3(f)に示すような信号となる。この信号
fは、遅延信号bを反転器11で反転した信号と加算器
12で加算され信号gとなる。信号gは更に反転器13
で反転され輪郭補正信号hとなる。この補正信号hと前
記遅延信号bとは、加算器14で加算されその加算出力
はプリシュートp1 ,p3 、オーバーシュートp2 , p
4 が付加された信号iとなる。信号iは前記信号d,e
とともにシュート波形除去回路8に供給され、先ず最大
レベル出力回路6で信号iと信号eの最大レベルを選択
出力して下側のシュート波形p1 ,p4を除去した信号
jを得る。次に最小レベル出力回路7で前記信号jと信
号dの最小レベルを選択出力し、上側のシュート波形p
2 ,p3 を除去した信号kを得る。
【0006】このようにして出力端子15から出力され
る信号kは、シュート波形が除去され且つ原信号より立
ち上がり、立ち下がり特性が急峻になった信号となる。
【0006】前記最大レベル出力回路6および最小レベ
ル出力回路7の一例を夫々図4、図5に示す。図4は最
大レベル出力回路を示し、2個のNPN型トランジスタ
11,Q12の各コレクタどうし、エミッタどうしは各々
共通に接続され、共通のコレクタは直流電源Vccに接続
されるとともに、共通エミッタは抵抗R11を介して基準
電位点に接続されている。この回路ではトランジスタQ
11,Q12のベース入力端子x,yに加えられる入力信号
の内、高いほうのレベルの入力信号による出力信号が前
記共通エミッタより出力される。尚入力信号が3個以上
の場合(上記最大レベル出力回路4の場合)についても
同様にトランジスタを並列に3個以上接続した構成とな
る。
【0007】また図5は最小レベル出力回路を示し、2
個のPNP型トランジスタQ13,Q14の共通のエミッタ
は抵抗R12を介して直流電源Vccに接続されるととも
に、その共通のコレクタは共通電位点に接続される。こ
の回路ではトランジスタQ13,Q14の各ベース入力端子
x,yに加えられる2つの入力信号に対して、低い方の
レベルの入力信号による出力信号が共通エミッタより出
力される。尚入力信号が3個以上の場合(上記最小レベ
ル出力回路5の場合)についても同様にトランジスタを
並列に3個以上接続した構成となる。
【0008】以上のように構成される従来の画質改善回
路では、入力信号より立ち上がり、立ち下がり特性が急
峻になった信号を取り出すことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図2の回路において、
色信号の立ち上がりおよび立ち下がりを急峻にする手段
として、輪郭補正信号hのレベルを設定するが、入力信
号の大きい振幅において鮮鋭度が改善されるようにレベ
ルを設定すると、カラーゲイン調整により、入力信号の
レベルを小さくしたときに補正不足となる。また逆に入
力信号の小さい振幅のとき、鮮鋭度が改善されるように
設定すると、ゲイン調整により入力信号レベルを大きく
したときに、過補正となり、雑音の多い見苦しい画面と
なる。
【0010】上記のように従来の色画質改善回路におい
ては、カラーゲインの振幅により適正値を設定するのが
難しく、充分な改善効果が得られなかった。
【0011】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
その目的は、簡単な回路構成によって、カラーゲインを
いかなるゲインに調整したときでも良好な色鮮鋭度が得
られる色画質改善回路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、映像信号の原
信号を所定時間遅らせる第1の遅延回路と、前記第1の
遅延回路の出力信号を所定時間遅らせる第2の遅延回路
と、前記原信号、第1および第2の遅延回路の出力信号
のうち、同一時間に呈する最大レベルの信号を選択して
出力する最大レベル出力回路と、前記原信号、第1およ
び第2の遅延回路の出力信号のうち、同一時間に呈する
最小レベルの信号を選択して出力する最小レベル出力回
路と、前記原信号、第1および第2の遅延回路の出力信
号に基づいて輪郭補正信号を作成する輪郭信号発生回路
とカラーゲイン調整部の調整状況に応じた利得で、前記
輪郭信号発生回路の輪郭補正信号のレベルを制御する利
得制御回路と、前記第1の遅延回路の出力信号と利得制
御回路の出力信号を加算し、原信号の波形に対してプリ
シュートおよびオーバーシュートを付加した信号を得る
加算回路と、前記最大レベル出力回路、最小レベル出力
回路および加算回路の各出力信号に基づいて、原信号に
付加されたプリシュート、オーバーシュートを除去して
立ち上がり、立ち下がりの急峻な波形の信号を得るシュ
ート波形除去回路とを備えたことを特徴としている。
【0013】
【作用】輪郭補正信号のレベルは利得制御回路によって
カラーゲイン調整に応じて制御される。このため輪郭補
正信号は適正なシュート量を有する信号となって第1の
遅延回路の出力信号と加算される。シュート波形除去回
路は前記加算された信号からプリシュート、オーバーシ
ュート成分を除去する。これによって原信号のレベルに
応じた輪郭強調処理がなされ、原信号の立ち上がり、立
ち下がりのなまりが補正された信号が得られる。
【0014】このためカラーゲインを小さく調整したと
きに輪郭補正不足となったり、カラーゲインを大きく調
整したときに過補正となるようなことはない。これによ
っていかなるカラーゲインに調整したときも常に良好な
鮮鋭度が得られ画質が改善される。
【0015】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の一実施例を
説明する。図1において図2と同一部分は同一符号をも
って示している。図1において図2と異なる点は、カラ
ーゲインコントロール回路の可変抵抗器20の直流電圧
によって利得が制御される利得増幅器21を、前記反転
器13と加算器14の間に設けたことにあり、その他の
部分は図2と同一に構成されている。図1の回路におけ
る各部の信号波形は図3のように示される。
【0016】入力端子1には入力信号として図3(a)
に示す色差信号が供給される。この信号を遅延回路2,
3に通すと、各遅延回路の出力は図3(b),(c)に
示すように入力信号aに対して遅延時間の異なった信号
が得られる。そして入力信号aと、その遅延信号b,c
は、夫々最大レベル出力回路4、最小レベル出力回路5
に供給される。最大レベル出力回路4は、供給される信
号a,b,cの内、最大レベルを呈する信号を選択出力
する回路である。また最小レベル出力回路5は、供給さ
れる信号a,b,cの内、最小レベルを呈する信号を選
択出力する回路である。これら最大レベル出力回路4、
最小レベル出力回路5からの各出力信号d,eは、最大
レベル出力回路6と最小レベル出力回路7とから構成さ
れるシュート波形除去回路8に供給される。更に入力信
号aと遅延信号cは、加算器9に供給され、その加算出
力は次段の減衰器10で1/2にされ、図3(f)に示
すような信号となる。この信号fは、遅延信号bを反転
器11で反転した信号と加算器12で加算され信号gと
なる。信号gは更に反転器13で反転され輪郭補正信号
hとなる。
【0017】前記輪郭補正信号hは、利得増幅器21に
おいて利得が制御される。この利得は可変抵抗器20に
より出力されるDC電圧によって制御され、テレビジョ
ン受像機に設けられているカラーゲインコントロール回
路と同様に制御される。利得増幅器21はカラーゲイン
調整のDC電圧に応じて利得が可変となり、入力信号の
大小に拘らず適正量の輪郭補正信号を発生する。利得増
幅器21の出力信号と前記遅延信号bとは加算器14で
加算され、プリシュート、オーバーシュートが適正に付
加された信号iが出力される。加算器14の出力信号は
シュート波形除去回路8において、シュート波形が除去
された鮮鋭度の改善された信号kとなって出力される。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、カラーゲ
イン調整部の調整状況に応じた利得で輪郭補正信号のレ
ベルを制御する利得制御回路を設けたので、原信号の入
力振幅に対して適正なシュート量を付加することがで
き、原信号を立ち上がりおよび立ち下がり特性を急峻に
した波形とすることができるので、色のはみ出し改善や
鮮鋭度の向上を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】従来の画質改善回路の一例を示すブロック図。
【図3】図2の回路の各部の信号波形図。
【図4】最大レベル出力回路の一例を示す回路図。
【図5】最小レベル出力回路の一例を示す回路図。
【符号の説明】
1 入力端子 2,3 遅延回路 4,6 最大レベル出力回路 5,7 最小レベル
出力回路 8 シュート波形除去回路 9,12,14 加
算器 10 減衰器 11,13 反転器 15 出力端子 20 可変抵抗器 21 利得増幅器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号の原信号を所定時間遅らせる第
    1の遅延回路と、 前記第1の遅延回路の出力信号を所定時間遅らせる第2
    の遅延回路と、 前記原信号、第1および第2の遅延回路の出力信号のう
    ち、同一時間に呈する最大レベルの信号を選択して出力
    する最大レベル出力回路と、 前記原信号、第1および第2の遅延回路の出力信号のう
    ち、同一時間に呈する最小レベルの信号を選択して出力
    する最小レベル出力回路と、 前記原信号、第1および第2の遅延回路の出力信号に基
    づいて輪郭補正信号を作成する輪郭信号発生回路と、 カラーゲイン調整部の調整状況に応じた利得で、前記輪
    郭信号発生回路の輪郭補正信号のレベルを制御する利得
    制御回路と、 前記第1の遅延回路の出力信号と利得制御回路の出力信
    号を加算し、原信号の波形に対してプリシュートおよび
    オーバーシュートを付加した信号を得る加算回路と、 前記最大レベル出力回路、最小レベル出力回路および加
    算回路の各出力信号に基づいて、原信号に付加されたプ
    リシュート、オーバーシュートを除去して立ち上がり、
    立ち下がりの急峻な波形の信号を得るシュート波形除去
    回路とを備えたことを特徴とする色画質改善回路。
JP4090648A 1992-04-10 1992-04-10 色画質改善回路 Withdrawn JPH05292522A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0901103A2 (en) * 1997-09-03 1999-03-10 Victor Company of Japan, Ltd. Contour correction apparatus and method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0901103A2 (en) * 1997-09-03 1999-03-10 Victor Company of Japan, Ltd. Contour correction apparatus and method
US6088065A (en) * 1997-09-03 2000-07-11 Victor Company Of Japan, Ltd. Contour correction apparatus and method

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