JP3284286B2 - 波形応答改善回路 - Google Patents
波形応答改善回路Info
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/20—Circuitry for controlling amplitude response
- H04N5/205—Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
等の映像信号処理に使用される波形応答改善回路の改良
に関するものである。
等の映像信号処理に使用される波形応答改善回路の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、例えば特開昭63−2927
76号に開示された従来の波形応答改善回路の一例を示
すブロック図である。入力端子33nから入力された入
力信号は、第1の遅延回路33にて一定時間Dだけ遅延
された後、第2の遅延回路34にて同じく一定時間Dだ
け遅延される。第1の遅延回路33の出力信号は、減算
回路35にて入力信号を減算された後、絶対値回路37
にてその絶対値が求められる。同様に、第1の遅延回路
33の出力信号は、減算回路36にて第2の遅延回路34
の出力信号を減算された後、絶対値回路38にてその絶
対値が求められる。絶対値回路37の出力信号37aと
絶対値回路38の出力信号38aとは、比較器39にて
比較され、その結果に基づいて切り換えスイッチ40に
て、入力信号(端子a)、第1の遅延回路33の出力信
号(端子b)及び第2の遅延回路34の出力信号(端子
c)の何れかが選択され、出力端子41から出力される
ようになっている。
76号に開示された従来の波形応答改善回路の一例を示
すブロック図である。入力端子33nから入力された入
力信号は、第1の遅延回路33にて一定時間Dだけ遅延
された後、第2の遅延回路34にて同じく一定時間Dだ
け遅延される。第1の遅延回路33の出力信号は、減算
回路35にて入力信号を減算された後、絶対値回路37
にてその絶対値が求められる。同様に、第1の遅延回路
33の出力信号は、減算回路36にて第2の遅延回路34
の出力信号を減算された後、絶対値回路38にてその絶
対値が求められる。絶対値回路37の出力信号37aと
絶対値回路38の出力信号38aとは、比較器39にて
比較され、その結果に基づいて切り換えスイッチ40に
て、入力信号(端子a)、第1の遅延回路33の出力信
号(端子b)及び第2の遅延回路34の出力信号(端子
c)の何れかが選択され、出力端子41から出力される
ようになっている。
【0003】図12は、図11に示した絶対値回路3
7,38の構成例を示す回路図である。トランジスタ5
5,57は、各々のコレクタが抵抗R1を介して電源5
4,56に接続され、各々のエミッタが各々の抵抗R2
を介して定電流源62に接続されて、差動増幅回路を構
成しており、トランジスタ57のベースには定電圧源6
1から定電圧が印加され、トランジスタ55のベースに
は入力電圧Aが印加される。トランジスタ59,60
は、各々のコレクタが電源58に接続され、各々のエミ
ッタが定電流源63に接続されたエミッタフォロワ回路
を構成しており、トランジスタ59,60の各々のベー
スへは、差動増幅回路の出力が入力される。この内、ト
ランジスタ59のベースへは入力電圧Aの非反転信号が
入力され、トランジスタ60のベースへは入力電圧Aの
反転信号が入力される。
7,38の構成例を示す回路図である。トランジスタ5
5,57は、各々のコレクタが抵抗R1を介して電源5
4,56に接続され、各々のエミッタが各々の抵抗R2
を介して定電流源62に接続されて、差動増幅回路を構
成しており、トランジスタ57のベースには定電圧源6
1から定電圧が印加され、トランジスタ55のベースに
は入力電圧Aが印加される。トランジスタ59,60
は、各々のコレクタが電源58に接続され、各々のエミ
ッタが定電流源63に接続されたエミッタフォロワ回路
を構成しており、トランジスタ59,60の各々のベー
スへは、差動増幅回路の出力が入力される。この内、ト
ランジスタ59のベースへは入力電圧Aの非反転信号が
入力され、トランジスタ60のベースへは入力電圧Aの
反転信号が入力される。
【0004】従って、入力電圧Aが正のときは、トラン
ジスタ59のベースへは入力電圧Aの正の非反転信号が
入力され、トランジスタ60のベースへは入力電圧Aの
負の反転信号が入力されるので、入力電圧の大きい方の
トランジスタ59のみが導通し、入力電圧Aの正の非反
転信号がエミッタから出力される。また、逆に入力電圧
Aが負のときは、トランジスタ59のベースへは入力電
圧Aの負の非反転信号が入力され、トランジスタ60の
ベースへは入力電圧Aの正の反転信号が入力されるの
で、入力電圧の大きい方のトランジスタ60のみが導通
し、入力電圧Aの正の反転信号がエミッタから出力さ
れ、入力電圧Aの正負に係わらず、入力電圧Aの絶対値
が出力されるようになっている。
ジスタ59のベースへは入力電圧Aの正の非反転信号が
入力され、トランジスタ60のベースへは入力電圧Aの
負の反転信号が入力されるので、入力電圧の大きい方の
トランジスタ59のみが導通し、入力電圧Aの正の非反
転信号がエミッタから出力される。また、逆に入力電圧
Aが負のときは、トランジスタ59のベースへは入力電
圧Aの負の非反転信号が入力され、トランジスタ60の
ベースへは入力電圧Aの正の反転信号が入力されるの
で、入力電圧の大きい方のトランジスタ60のみが導通
し、入力電圧Aの正の反転信号がエミッタから出力さ
れ、入力電圧Aの正負に係わらず、入力電圧Aの絶対値
が出力されるようになっている。
【0005】このような構成の波形応答改善回路の動作
を以下に説明する。第1の遅延回路33の出力信号をf
(t)とすると、入力端子33nにおける入力信号はf
(t−D)で表され、第2の遅延回路34の出力信号は
f(t+D)で表される。図13(a),(b),
(c)は、これらの信号例の相互の位置関係を示すタイ
ミングチャートである。信号f(t−D),f(t),
f(t+D)が一定時間Dずつずれている。減算回路3
5は、〔信号f(t)の振幅〕−〔信号f(t+D)の
振幅〕を毎時刻演算し、絶対値回路37はその演算結果
の絶対値の信号37a(図13(d))を出力する。同
様に、減算回路36は、〔信号f(t)の振幅〕−〔信
号f(t−D)の振幅〕を毎時刻演算し、絶対値回路3
8はその演算結果の絶対値の信号38a(図13
(e))を出力する。
を以下に説明する。第1の遅延回路33の出力信号をf
(t)とすると、入力端子33nにおける入力信号はf
(t−D)で表され、第2の遅延回路34の出力信号は
f(t+D)で表される。図13(a),(b),
(c)は、これらの信号例の相互の位置関係を示すタイ
ミングチャートである。信号f(t−D),f(t),
f(t+D)が一定時間Dずつずれている。減算回路3
5は、〔信号f(t)の振幅〕−〔信号f(t+D)の
振幅〕を毎時刻演算し、絶対値回路37はその演算結果
の絶対値の信号37a(図13(d))を出力する。同
様に、減算回路36は、〔信号f(t)の振幅〕−〔信
号f(t−D)の振幅〕を毎時刻演算し、絶対値回路3
8はその演算結果の絶対値の信号38a(図13
(e))を出力する。
【0006】比較器39は、絶対値の信号37aと絶対
値の信号38aとを比較して、図13(f)に示すスイ
ッチング動作のように、信号37a<信号38aのと
き、切り換えスイッチ40を端子aに切り換えて、信号
f(t−D)を出力させ、信号37a=信号38aのと
き、切り換えスイッチ40を端子bに切り換えて、信号
f(t)を出力させ、信号37a>信号38aのとき、
切り換えスイッチ40を端子cに切り換えて、信号f
(t+D)を出力させる。その結果、出力端子41から
は、図13(g)に示す信号g(t)が出力される。こ
の信号g(t)の波形は、立ち上がりの遅いカラー信号
f(t)を立ち上がりの速い信号波形に補正した例であ
る。これにより、カラー信号の立ち上がり時には、立ち
上がり時間が短くなり、立ち下がり時には、立ち下がり
時間が短くなる。
値の信号38aとを比較して、図13(f)に示すスイ
ッチング動作のように、信号37a<信号38aのと
き、切り換えスイッチ40を端子aに切り換えて、信号
f(t−D)を出力させ、信号37a=信号38aのと
き、切り換えスイッチ40を端子bに切り換えて、信号
f(t)を出力させ、信号37a>信号38aのとき、
切り換えスイッチ40を端子cに切り換えて、信号f
(t+D)を出力させる。その結果、出力端子41から
は、図13(g)に示す信号g(t)が出力される。こ
の信号g(t)の波形は、立ち上がりの遅いカラー信号
f(t)を立ち上がりの速い信号波形に補正した例であ
る。これにより、カラー信号の立ち上がり時には、立ち
上がり時間が短くなり、立ち下がり時には、立ち下がり
時間が短くなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のこの
ような波形応答改善回路では、入力信号の振幅が大きい
ときは問題ないが、振幅が小さく、比較器及び切り換え
スイッチの閾値電圧を下回るとき、誤動作を起こす可能
性がある。また、入力信号の面積(振幅×時間)が小さ
いときには、例えば、図14(b)に示す入力信号f
(t)が図14(g)に示す信号g(t)のようになっ
て、色消えを起こすことがあり、波形応答改善回路とし
て、常に正常な動作をするとは限らず、十分にその機能
を果たしていないのが現状である。本発明は、このよう
な事情に鑑みてなされたものであり、信号波形の極大
部、極小部を除く部分の凹凸傾向を強調する手段を設け
ることによって、入力信号が小振幅のときの誤動作及び
小面積のときの色消えを起こさない波形応答改善回路を
提供することを目的とする。
ような波形応答改善回路では、入力信号の振幅が大きい
ときは問題ないが、振幅が小さく、比較器及び切り換え
スイッチの閾値電圧を下回るとき、誤動作を起こす可能
性がある。また、入力信号の面積(振幅×時間)が小さ
いときには、例えば、図14(b)に示す入力信号f
(t)が図14(g)に示す信号g(t)のようになっ
て、色消えを起こすことがあり、波形応答改善回路とし
て、常に正常な動作をするとは限らず、十分にその機能
を果たしていないのが現状である。本発明は、このよう
な事情に鑑みてなされたものであり、信号波形の極大
部、極小部を除く部分の凹凸傾向を強調する手段を設け
ることによって、入力信号が小振幅のときの誤動作及び
小面積のときの色消えを起こさない波形応答改善回路を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る波形応答
改善回路は、入力された映像信号を順次第1、第2、第
3、第4の各時間遅延させる第1、第2、第3、第4の
各遅延手段と、第2の遅延手段の出力信号を含む区間の
変化の増減を表す信号の反転信号を求める手段と、この
変化の増減を表す信号の反転信号の振幅を調整する第1
の振幅調整手段と、第1、第2、第3の遅延手段の各出
力信号から最大値を選択する最大値選択手段と、第1、
第2、第3の遅延手段の各出力信号から最小値を選択す
る最小値選択手段と、最大値選択手段の出力信号から第
2の遅延手段の出力信号を減算する第3の減算手段と、
最小値選択手段の出力信号から第2の遅延手段の出力信
号を減算する第4の減算手段と、第1の振幅調整手段と
第3、第4の減算手段の各出力信号からその中間値を選
択する中間値選択手段と、中間値選択手段の出力信号の
振幅を調整する第2の振幅調整手段と、第2の振幅調整
手段と第2の遅延手段の各出力信号を加算して、改善さ
れた映像信号として出力する第2の加算手段とを備える
ことを特徴とする。
改善回路は、入力された映像信号を順次第1、第2、第
3、第4の各時間遅延させる第1、第2、第3、第4の
各遅延手段と、第2の遅延手段の出力信号を含む区間の
変化の増減を表す信号の反転信号を求める手段と、この
変化の増減を表す信号の反転信号の振幅を調整する第1
の振幅調整手段と、第1、第2、第3の遅延手段の各出
力信号から最大値を選択する最大値選択手段と、第1、
第2、第3の遅延手段の各出力信号から最小値を選択す
る最小値選択手段と、最大値選択手段の出力信号から第
2の遅延手段の出力信号を減算する第3の減算手段と、
最小値選択手段の出力信号から第2の遅延手段の出力信
号を減算する第4の減算手段と、第1の振幅調整手段と
第3、第4の減算手段の各出力信号からその中間値を選
択する中間値選択手段と、中間値選択手段の出力信号の
振幅を調整する第2の振幅調整手段と、第2の振幅調整
手段と第2の遅延手段の各出力信号を加算して、改善さ
れた映像信号として出力する第2の加算手段とを備える
ことを特徴とする。
【0009】第2発明に係る波形応答改善回路は、第1
発明に係る波形応答改善回路の構成に加えて、第1の時
間と第4の時間とが等しく、また、第2の時間と第3の
時間とが等しい構成であることを特徴とする。第3発明
に係る波形応答改善回路は、第2発明に係る波形応答改
善回路の構成に加えて、第1の時間及び第2の時間の和
と、第3の時間及び第4の時間の和とが等しく、第2の
時間と第3の時間とが等しく設定されており、第1〜4
の時間の何れか1つが設定されるとき、第1〜4の全時
間を設定する調整制御手段を備えることを特徴とする。
発明に係る波形応答改善回路の構成に加えて、第1の時
間と第4の時間とが等しく、また、第2の時間と第3の
時間とが等しい構成であることを特徴とする。第3発明
に係る波形応答改善回路は、第2発明に係る波形応答改
善回路の構成に加えて、第1の時間及び第2の時間の和
と、第3の時間及び第4の時間の和とが等しく、第2の
時間と第3の時間とが等しく設定されており、第1〜4
の時間の何れか1つが設定されるとき、第1〜4の全時
間を設定する調整制御手段を備えることを特徴とする。
【0010】
【作用】第1発明に係る波形応答改善回路では、第1の
減算手段が、第2の遅延手段の出力信号から入力信号を
減算して、第2の遅延手段の出力信号から入力信号への
変化を求める。同様に、第2の減算手段が、第2の遅延
手段の出力信号から第4の遅延手段の出力信号を減算し
て、第4の遅延手段の出力信号から第2の遅延手段の出
力信号への変化の反転信号を求める。次いで、第1の加
算手段が、第1の減算手段の出力信号と第2の減算手段
の出力信号とを加算して、第2の遅延手段の出力信号を
含む区間の変化の増減を表す信号の反転信号を求め、第
1の振幅調整手段が、この変化の増減を表す信号の反転
信号の振幅を調整する。
減算手段が、第2の遅延手段の出力信号から入力信号を
減算して、第2の遅延手段の出力信号から入力信号への
変化を求める。同様に、第2の減算手段が、第2の遅延
手段の出力信号から第4の遅延手段の出力信号を減算し
て、第4の遅延手段の出力信号から第2の遅延手段の出
力信号への変化の反転信号を求める。次いで、第1の加
算手段が、第1の減算手段の出力信号と第2の減算手段
の出力信号とを加算して、第2の遅延手段の出力信号を
含む区間の変化の増減を表す信号の反転信号を求め、第
1の振幅調整手段が、この変化の増減を表す信号の反転
信号の振幅を調整する。
【0011】一方、第3の減算手段が、第1、第2、第
3の遅延手段の各出力信号の最大値から第2の遅延手段
の出力信号を減算して、正又は0の信号を出力する。同
様に、第4の減算手段が、第1、第2、第3の遅延手段
の各出力信号の最小値から第2の遅延手段の出力信号を
減算して、負又は0の信号を出力する。次に、中間値選
択手段が、第1の振幅調整手段、第3の減算手段、第4
の減算手段の各出力信号からその中間値を選択すること
により、前記区間の信号波形が上に凸のときは正の信号
が、下に凸のときは負の信号が、その他のときは0信号
が選択される。第2の振幅調整手段は、この選択された
中間値信号の振幅を調整し、第2の加算手段へ出力す
る。
3の遅延手段の各出力信号の最大値から第2の遅延手段
の出力信号を減算して、正又は0の信号を出力する。同
様に、第4の減算手段が、第1、第2、第3の遅延手段
の各出力信号の最小値から第2の遅延手段の出力信号を
減算して、負又は0の信号を出力する。次に、中間値選
択手段が、第1の振幅調整手段、第3の減算手段、第4
の減算手段の各出力信号からその中間値を選択すること
により、前記区間の信号波形が上に凸のときは正の信号
が、下に凸のときは負の信号が、その他のときは0信号
が選択される。第2の振幅調整手段は、この選択された
中間値信号の振幅を調整し、第2の加算手段へ出力す
る。
【0012】第2の加算手段は、この第2の振幅調整手
段の出力信号と第2の遅延手段の出力信号とを加算する
ことにより、前記区間の信号波形が上に凸のときは、第
2の遅延手段の出力信号に第2の振幅調整手段の出力信
号を付加し、下に凸のときは、第2の遅延手段の出力信
号から第2の振幅調整手段の出力信号の絶対値を差し引
き、その他のときは、第2の遅延手段の出力信号のまま
にして、改善後の映像信号として出力する。
段の出力信号と第2の遅延手段の出力信号とを加算する
ことにより、前記区間の信号波形が上に凸のときは、第
2の遅延手段の出力信号に第2の振幅調整手段の出力信
号を付加し、下に凸のときは、第2の遅延手段の出力信
号から第2の振幅調整手段の出力信号の絶対値を差し引
き、その他のときは、第2の遅延手段の出力信号のまま
にして、改善後の映像信号として出力する。
【0013】第2発明に係る波形応答改善回路では、第
1発明に係る波形応答改善回路の作用において、第1の
時間と第4の時間とが等しく、また、第2の時間と第3
の時間とが等しくなっており、最大値選択手段及び最小
値選択手段の出力信号は、立ち上がりと立ち下がりの波
形が左右対称となる。第3発明に係る波形応答改善回路
では、第2発明に係る波形応答改善回路の作用におい
て、第1〜4の時間の何れか1つが設定されるとき、調
整制御手段が、第1の時間及び第2の時間の和と、第3
の時間及び第4の時間の和とを等しく、第2の時間と第
3の時間とを等しく設定して、第1〜4の全時間を設定
する。
1発明に係る波形応答改善回路の作用において、第1の
時間と第4の時間とが等しく、また、第2の時間と第3
の時間とが等しくなっており、最大値選択手段及び最小
値選択手段の出力信号は、立ち上がりと立ち下がりの波
形が左右対称となる。第3発明に係る波形応答改善回路
では、第2発明に係る波形応答改善回路の作用におい
て、第1〜4の時間の何れか1つが設定されるとき、調
整制御手段が、第1の時間及び第2の時間の和と、第3
の時間及び第4の時間の和とを等しく、第2の時間と第
3の時間とを等しく設定して、第1〜4の全時間を設定
する。
【0014】
【実施例】以下に、本発明に係る波形応答改善回路の実
施例を、それを示す図面を参照しながら説明する。図1
は、本発明の第1発明に係る波形応答改善回路の1実施
例を示すブロック図である。入力端子INから入力され
た映像信号である入力信号は、第1の遅延回路2にて第
1の時間D1だけ遅延された後、第2の遅延回路3にて
第2の時間D2だけ遅延され、以下、第3の遅延回路4
にて第3の時間D3、第4の遅延回路5にて第4の時間
D4と順次遅延される。
施例を、それを示す図面を参照しながら説明する。図1
は、本発明の第1発明に係る波形応答改善回路の1実施
例を示すブロック図である。入力端子INから入力され
た映像信号である入力信号は、第1の遅延回路2にて第
1の時間D1だけ遅延された後、第2の遅延回路3にて
第2の時間D2だけ遅延され、以下、第3の遅延回路4
にて第3の時間D3、第4の遅延回路5にて第4の時間
D4と順次遅延される。
【0015】これと同時に、第1の減算回路6は第2の
遅延回路3の出力信号3aから入力信号1aを減算し、
第2の減算回路7は第2の遅延回路3の出力信号3aか
ら第4の遅延回路5の出力信号5aを減算して、第1の
加算回路8は第1の減算回路6の出力信号6aと第2の
減算回路7の出力信号7aとを加算し、第1の振幅調整
回路11は、第1の加算回路8の出力信号8aの振幅を
任意の定数K1倍した出力信号11aを出力する。
遅延回路3の出力信号3aから入力信号1aを減算し、
第2の減算回路7は第2の遅延回路3の出力信号3aか
ら第4の遅延回路5の出力信号5aを減算して、第1の
加算回路8は第1の減算回路6の出力信号6aと第2の
減算回路7の出力信号7aとを加算し、第1の振幅調整
回路11は、第1の加算回路8の出力信号8aの振幅を
任意の定数K1倍した出力信号11aを出力する。
【0016】最大値選択回路9は、第1、第2、第3の
遅延回路2,3,4の各出力信号2a,3a,4aの最
大値を出力し、第3の減算回路12はこの最大値から第
2の遅延回路3の出力信号3aを減算すると共に、最小
値選択回路10は、第1、第2、第3の遅延回路2,
3,4の各出力信号2a,3a,4aの最小値を出力
し、第4の減算回路13はこの最小値から第2の遅延回
路3の出力信号3aを減算する。
遅延回路2,3,4の各出力信号2a,3a,4aの最
大値を出力し、第3の減算回路12はこの最大値から第
2の遅延回路3の出力信号3aを減算すると共に、最小
値選択回路10は、第1、第2、第3の遅延回路2,
3,4の各出力信号2a,3a,4aの最小値を出力
し、第4の減算回路13はこの最小値から第2の遅延回
路3の出力信号3aを減算する。
【0017】中間値選択回路14は、第1の振幅調整回
路11と第3の減算回路12と第4の減算回路13の各
出力信号11a,12a,13aからその中間値を選択
し、第2の振幅調整回路15は、その中間値の信号14
aの振幅を任意の定数K2倍した出力信号15aを出力
する。第2の加算回路16は、この第2の振幅調整回路
15の出力信号15aと第2の遅延回路3の出力信号3
aとを加算した出力信号16aを、出力端子OUTから
出力するようになっている。
路11と第3の減算回路12と第4の減算回路13の各
出力信号11a,12a,13aからその中間値を選択
し、第2の振幅調整回路15は、その中間値の信号14
aの振幅を任意の定数K2倍した出力信号15aを出力
する。第2の加算回路16は、この第2の振幅調整回路
15の出力信号15aと第2の遅延回路3の出力信号3
aとを加算した出力信号16aを、出力端子OUTから
出力するようになっている。
【0018】図2は、図1に示す最大値選択回路9の構
成例を示す回路図である。エミッタが共通接続されたN
PNトランジスタ45,46,47の各コレクタには、
電源42,43,44が接続され、共通接続されたエミ
ッタには、他方が接地された定電流源48が接続されて
いる。トランジスタ45,46,47の各ベースへは比
較される信号電圧A,B,Cが入力される。トランジス
タ45,46,47の内、ベースへ最大信号電圧が入力
されたトランジスタが導通して、共通接続されたエミッ
タへ最大電圧が印加されると、他のトランジスタは、エ
ミッタ電圧が各々のベース電圧よりも大となって導通せ
ず、共通接続されたエミッタからは最大電圧が出力され
るようになっている。
成例を示す回路図である。エミッタが共通接続されたN
PNトランジスタ45,46,47の各コレクタには、
電源42,43,44が接続され、共通接続されたエミ
ッタには、他方が接地された定電流源48が接続されて
いる。トランジスタ45,46,47の各ベースへは比
較される信号電圧A,B,Cが入力される。トランジス
タ45,46,47の内、ベースへ最大信号電圧が入力
されたトランジスタが導通して、共通接続されたエミッ
タへ最大電圧が印加されると、他のトランジスタは、エ
ミッタ電圧が各々のベース電圧よりも大となって導通せ
ず、共通接続されたエミッタからは最大電圧が出力され
るようになっている。
【0019】図3は、図1に示す最小値選択回路10の
構成例を示す回路図である。エミッタが共通接続された
PNPトランジスタ51,52,53の各コレクタは接
地され、共通接続されたエミッタには、他方に電源49
が接続された定電流源50が接続されている。トランジ
スタ51,52,53の各ベースへは比較される信号電
圧A,B,Cが入力される。トランジスタ51,52,
53の内、ベースへ最小電圧が入力されたトランジスタ
が導通して、共通接続されたエミッタへ最小電圧が印加
されると、他のトランジスタは、エミッタ電圧が各々の
ベース電圧よりも小となって導通せず、共通接続された
エミッタからは最小電圧が出力されるようになってい
る。
構成例を示す回路図である。エミッタが共通接続された
PNPトランジスタ51,52,53の各コレクタは接
地され、共通接続されたエミッタには、他方に電源49
が接続された定電流源50が接続されている。トランジ
スタ51,52,53の各ベースへは比較される信号電
圧A,B,Cが入力される。トランジスタ51,52,
53の内、ベースへ最小電圧が入力されたトランジスタ
が導通して、共通接続されたエミッタへ最小電圧が印加
されると、他のトランジスタは、エミッタ電圧が各々の
ベース電圧よりも小となって導通せず、共通接続された
エミッタからは最小電圧が出力されるようになってい
る。
【0020】図4は、図1に示す中間値選択回路14の
構成例を示すブロック図である。第1の振幅調整回路1
1の出力信号11aと第3の減算回路12の出力信号1
2aとの差の絶対値信号17aを絶対値回路17で求
め、第1の振幅調整回路11の出力信号11aと第4の
減算回路13の出力信号13aとの差の絶対値信号18
aを絶対値回路18で求め、第3の減算回路12の出力
信号12aと第4の減算回路13の出力信号13aとの
差の絶対値信号19aを絶対値回路19で求める。次
に、絶対値信号18aと絶対値信号19aとの大きい方
の信号20aを、図2と同様(但し2入力信号)の最大
値選択回路20で求め、絶対値信号17aと絶対値信号
19aとの大きい方の信号21aを最大値選択回路21
で求め、絶対値信号17aと絶対値信号18aとの大き
い方の信号22aを最大値選択回路22で求める。
構成例を示すブロック図である。第1の振幅調整回路1
1の出力信号11aと第3の減算回路12の出力信号1
2aとの差の絶対値信号17aを絶対値回路17で求
め、第1の振幅調整回路11の出力信号11aと第4の
減算回路13の出力信号13aとの差の絶対値信号18
aを絶対値回路18で求め、第3の減算回路12の出力
信号12aと第4の減算回路13の出力信号13aとの
差の絶対値信号19aを絶対値回路19で求める。次
に、絶対値信号18aと絶対値信号19aとの大きい方
の信号20aを、図2と同様(但し2入力信号)の最大
値選択回路20で求め、絶対値信号17aと絶対値信号
19aとの大きい方の信号21aを最大値選択回路21
で求め、絶対値信号17aと絶対値信号18aとの大き
い方の信号22aを最大値選択回路22で求める。
【0021】次に、絶対値信号17aと信号20aとの
差の信号23aを減算回路23で求め、絶対値信号18
aと信号21aとの差の信号24aを減算回路24で求
め、絶対値信号19aと信号22aとの差の信号25a
を減算回路25で求める。比較器26は、信号23aが
正のとき、切り換えスイッチ27をaに切り換えて信号
11aを出力させ、信号24aが正のとき、切り換えス
イッチ27をbに切り換えて信号12aを出力させ、信
号25aが正のとき、切り換えスイッチ27をcに切り
換えて信号13aを出力させ、信号11a、信号12a
及び信号13aの中間値の信号14aを選択するように
なっている。
差の信号23aを減算回路23で求め、絶対値信号18
aと信号21aとの差の信号24aを減算回路24で求
め、絶対値信号19aと信号22aとの差の信号25a
を減算回路25で求める。比較器26は、信号23aが
正のとき、切り換えスイッチ27をaに切り換えて信号
11aを出力させ、信号24aが正のとき、切り換えス
イッチ27をbに切り換えて信号12aを出力させ、信
号25aが正のとき、切り換えスイッチ27をcに切り
換えて信号13aを出力させ、信号11a、信号12a
及び信号13aの中間値の信号14aを選択するように
なっている。
【0022】図4に示す絶対値回路17,18,19の
構成例は図12に示される。トランジスタ55,57
は、各々のコレクタが抵抗R1を介して電源54,56
に接続され、各々のエミッタが各々の抵抗R2を介して
定電流源62に接続されて、差動増幅回路を構成してお
り、トランジスタ57のベースには定電圧源61から定
電圧が印加され、トランジスタ55のベースには入力電
圧Aが印加される。
構成例は図12に示される。トランジスタ55,57
は、各々のコレクタが抵抗R1を介して電源54,56
に接続され、各々のエミッタが各々の抵抗R2を介して
定電流源62に接続されて、差動増幅回路を構成してお
り、トランジスタ57のベースには定電圧源61から定
電圧が印加され、トランジスタ55のベースには入力電
圧Aが印加される。
【0023】トランジスタ59,60は、各々のコレク
タが電源58に接続され、各々のエミッタが定電流源6
3に接続されたエミッタフォロワ回路を構成しており、
トランジスタ59,60の各々のベースへは、差動増幅
回路の出力が入力される。この内、トランジスタ59の
ベースへは入力電圧Aの非反転信号が入力され、トラン
ジスタ60のベースへは入力電圧Aの反転信号が入力さ
れる。
タが電源58に接続され、各々のエミッタが定電流源6
3に接続されたエミッタフォロワ回路を構成しており、
トランジスタ59,60の各々のベースへは、差動増幅
回路の出力が入力される。この内、トランジスタ59の
ベースへは入力電圧Aの非反転信号が入力され、トラン
ジスタ60のベースへは入力電圧Aの反転信号が入力さ
れる。
【0024】従って、入力電圧Aが正のときは、トラン
ジスタ59のベースへは入力電圧Aの正の非反転信号が
入力され、トランジスタ60のベースへは入力電圧Aの
負の反転信号が入力されるので、入力電圧の大きい方の
トランジスタ59のみが導通し、入力電圧Aの正の非反
転信号がエミッタから出力される。また、逆に入力電圧
Aが負のときは、トランジスタ59のベースへは入力電
圧Aの負の非反転信号が入力され、トランジスタ60の
ベースへは入力電圧Aの正の反転信号が入力されるの
で、入力電圧のより大きいトランジスタ60が導通し、
入力電圧Aの正の反転信号がエミッタから出力され、入
力電圧Aの正負に係わらず、入力電圧Aの絶対値が出力
されるようになっている。
ジスタ59のベースへは入力電圧Aの正の非反転信号が
入力され、トランジスタ60のベースへは入力電圧Aの
負の反転信号が入力されるので、入力電圧の大きい方の
トランジスタ59のみが導通し、入力電圧Aの正の非反
転信号がエミッタから出力される。また、逆に入力電圧
Aが負のときは、トランジスタ59のベースへは入力電
圧Aの負の非反転信号が入力され、トランジスタ60の
ベースへは入力電圧Aの正の反転信号が入力されるの
で、入力電圧のより大きいトランジスタ60が導通し、
入力電圧Aの正の反転信号がエミッタから出力され、入
力電圧Aの正負に係わらず、入力電圧Aの絶対値が出力
されるようになっている。
【0025】図5は、図1に示す中間値選択回路14
の、図4に示した構成例とは異なる構成例を示すブロッ
ク図である。第1の振幅調整回路11の出力信号11a
と、第3の減算回路12の出力信号12aと、第4の減
算回路13の出力信号13aとの和の信号30aを加算
回路30で求め、最大値の信号28aを、図2と同様の
最大値選択回路28で求め、最小値の信号29aを、図
3と同様の最小値選択回路29で求める。次いで、減算
回路31において、和の信号30aから最大値の信号2
8aと最小値の信号29aとを減算して、信号11a、
信号12a及び信号13の中間値の信号14aを出力す
るようになっている。
の、図4に示した構成例とは異なる構成例を示すブロッ
ク図である。第1の振幅調整回路11の出力信号11a
と、第3の減算回路12の出力信号12aと、第4の減
算回路13の出力信号13aとの和の信号30aを加算
回路30で求め、最大値の信号28aを、図2と同様の
最大値選択回路28で求め、最小値の信号29aを、図
3と同様の最小値選択回路29で求める。次いで、減算
回路31において、和の信号30aから最大値の信号2
8aと最小値の信号29aとを減算して、信号11a、
信号12a及び信号13の中間値の信号14aを出力す
るようになっている。
【0026】以下に、このような構成の波形応答改善回
路の動作を、その各部の波形を示すタイミングチャート
の図6,7(大信号の場合)、図8,9(小面積信号の
場合)を参照しながら説明する。入力端子INから入力
された映像信号である入力信号1a(図6(a)、図8
(a))は、第1の遅延回路2にて第1の時間D1だけ
遅延された後、第2の遅延回路3にて第2の時間D2だ
け遅延され、以下、第3の遅延回路4にて第3の時間D
3、第4の遅延回路5にて第4の時間D4と順次遅延さ
れる(図6(b)〜(e)、図8(b)〜(e))。
路の動作を、その各部の波形を示すタイミングチャート
の図6,7(大信号の場合)、図8,9(小面積信号の
場合)を参照しながら説明する。入力端子INから入力
された映像信号である入力信号1a(図6(a)、図8
(a))は、第1の遅延回路2にて第1の時間D1だけ
遅延された後、第2の遅延回路3にて第2の時間D2だ
け遅延され、以下、第3の遅延回路4にて第3の時間D
3、第4の遅延回路5にて第4の時間D4と順次遅延さ
れる(図6(b)〜(e)、図8(b)〜(e))。
【0027】これと同時に、第1の減算回路6は第2の
遅延回路3の出力信号3aから入力信号1aを減算し
(図6(f)、図8(f))、第2の減算回路7は第2
の遅延回路3の出力信号3aから第4の遅延回路5の出
力信号5aを減算して(図6(g)、図8(g))、第
1の加算回路8は第1の減算回路6の出力信号6aと第
2の減算回路7aの出力信号とを加算して(図6
(h)、図8(h))、第2の遅延回路3の出力信号3
aの2次微分波形の反転波形を求める。第1の振幅調整
回路11は、第1の加算回路8の出力信号8a(図6
(h)、図8(h))の振幅を任意の定数K1倍した出
力信号11a(図7(e)、図9(e))を出力する。
遅延回路3の出力信号3aから入力信号1aを減算し
(図6(f)、図8(f))、第2の減算回路7は第2
の遅延回路3の出力信号3aから第4の遅延回路5の出
力信号5aを減算して(図6(g)、図8(g))、第
1の加算回路8は第1の減算回路6の出力信号6aと第
2の減算回路7aの出力信号とを加算して(図6
(h)、図8(h))、第2の遅延回路3の出力信号3
aの2次微分波形の反転波形を求める。第1の振幅調整
回路11は、第1の加算回路8の出力信号8a(図6
(h)、図8(h))の振幅を任意の定数K1倍した出
力信号11a(図7(e)、図9(e))を出力する。
【0028】最大値選択回路9は、第1、第2、第3の
遅延回路2,3,4の各出力信号2a,3a,4aの最
大値MAX{2a,3a,4a}を出力し(図7
(a)、図9(a))、第3の減算回路12はこの最大
値から第2の遅延回路3の出力信号3aを減算する(図
7(c)、図9(c))と共に、最小値選択回路10
は、第1、第2、第3の遅延回路2,3,4の各出力信
号2a,3a,4aの最小値MIN{2a,3a,4
a}を出力し(図7(b)、図9(b))、第4の減算
回路13はこの最小値から第2の遅延回路3の出力信号
3aを減算する(図7(d)、図9(d))。
遅延回路2,3,4の各出力信号2a,3a,4aの最
大値MAX{2a,3a,4a}を出力し(図7
(a)、図9(a))、第3の減算回路12はこの最大
値から第2の遅延回路3の出力信号3aを減算する(図
7(c)、図9(c))と共に、最小値選択回路10
は、第1、第2、第3の遅延回路2,3,4の各出力信
号2a,3a,4aの最小値MIN{2a,3a,4
a}を出力し(図7(b)、図9(b))、第4の減算
回路13はこの最小値から第2の遅延回路3の出力信号
3aを減算する(図7(d)、図9(d))。
【0029】中間値選択回路14は、第1の振幅調整回
路11と第3の減算回路12と第4の減算回路13の各
出力信号11a,12a,13aからその中間値を選択
し(図7(e)、図9(e))、第2の振幅調整回路1
5は、その中間値の信号14aの振幅を任意の定数K1
倍した出力信号15aを出力する。第2の加算回路16
は、この第2の振幅調整回路15の出力信号15aと第
2の遅延回路3の出力信号3aとを加算した(図7
(f)、図9(f))出力信号16aを、出力端子OU
Tから出力する。
路11と第3の減算回路12と第4の減算回路13の各
出力信号11a,12a,13aからその中間値を選択
し(図7(e)、図9(e))、第2の振幅調整回路1
5は、その中間値の信号14aの振幅を任意の定数K1
倍した出力信号15aを出力する。第2の加算回路16
は、この第2の振幅調整回路15の出力信号15aと第
2の遅延回路3の出力信号3aとを加算した(図7
(f)、図9(f))出力信号16aを、出力端子OU
Tから出力する。
【0030】ここで、第1の加算回路8の出力信号8a
は、第2の遅延回路3の出力信号3aを含む区間の変化
の増減を表す信号(時間D1+時間D2=時間D3+D
4であり、時間D1+時間D2が無限に小さいときは、
信号3aの2次微分信号)の反転信号であり、第3の減
算回路12の出力信号12aは、信号2a,3a,4a
の関係から正又は0(3aが極大部付近にあり、信号2
a,3a,4aの最大値である場合)、第4の減算回路
13の出力信号13aは、信号2a,3a,4aの関係
から負又は0(3aが極小部付近にあり、信号2a,3
a,4aの最小値である場合)である。
は、第2の遅延回路3の出力信号3aを含む区間の変化
の増減を表す信号(時間D1+時間D2=時間D3+D
4であり、時間D1+時間D2が無限に小さいときは、
信号3aの2次微分信号)の反転信号であり、第3の減
算回路12の出力信号12aは、信号2a,3a,4a
の関係から正又は0(3aが極大部付近にあり、信号2
a,3a,4aの最大値である場合)、第4の減算回路
13の出力信号13aは、信号2a,3a,4aの関係
から負又は0(3aが極小部付近にあり、信号2a,3
a,4aの最小値である場合)である。
【0031】従って、各遅延時間D1,D2,D3,D
4を適当に設定することによって、第2の遅延回路3の
出力信号3aを含む区間で、信号波形が上に凸(変化が
正負符号を含めて減少)の上昇波形を描くとき、信号8
a(11a)は正、信号12aは正、信号13aは負と
なり、これら3信号の中間値信号は正となる。同様に、
信号波形が下に凸(変化が正負符号を含めて増加)の上
昇波形を描くとき、信号8a(11a)は負、信号12
aは正、信号13aは負となり、これら3信号の中間値
信号は負となる。
4を適当に設定することによって、第2の遅延回路3の
出力信号3aを含む区間で、信号波形が上に凸(変化が
正負符号を含めて減少)の上昇波形を描くとき、信号8
a(11a)は正、信号12aは正、信号13aは負と
なり、これら3信号の中間値信号は正となる。同様に、
信号波形が下に凸(変化が正負符号を含めて増加)の上
昇波形を描くとき、信号8a(11a)は負、信号12
aは正、信号13aは負となり、これら3信号の中間値
信号は負となる。
【0032】また、出力信号3aを含む区間で、信号波
形が上に凸の下降波形を描くとき、信号8a(11a)
は正、信号12aは正、信号13aは負となり、これら
3信号の中間値信号は正となる。同様に、信号波形が下
に凸の下降波形を描くとき、信号8a(11a)は負、
信号12aは正、信号13aは負となり、これら3信号
の中間値信号は負となる。
形が上に凸の下降波形を描くとき、信号8a(11a)
は正、信号12aは正、信号13aは負となり、これら
3信号の中間値信号は正となる。同様に、信号波形が下
に凸の下降波形を描くとき、信号8a(11a)は負、
信号12aは正、信号13aは負となり、これら3信号
の中間値信号は負となる。
【0033】一方、出力信号3aが信号波形の極大点付
近にあるとき、信号8a(11a)は正、信号12aは
0(出力信号3aが最大値信号)、信号13aは負とな
り、これら3信号の中間値信号は0となる。同様に、出
力信号3aが信号波形の極小点付近にあるとき、信号8
a(11a)は負、信号12aは正、信号13aは0
(出力信号3aが最小値信号)となり、これら3信号の
中間値信号は0となる。
近にあるとき、信号8a(11a)は正、信号12aは
0(出力信号3aが最大値信号)、信号13aは負とな
り、これら3信号の中間値信号は0となる。同様に、出
力信号3aが信号波形の極小点付近にあるとき、信号8
a(11a)は負、信号12aは正、信号13aは0
(出力信号3aが最小値信号)となり、これら3信号の
中間値信号は0となる。
【0034】他方、入力信号1aと信号2a,3a,4
a,5aを含む区間で、信号波形が直線状に上昇波形を
描くとき、信号8a(11a)は0、信号12aは正、
信号13aは負となり、これら3信号の中間値信号は0
となる。同様の区間で、信号波形が直線状に下降波形を
描くとき、信号8a(11a)は0、信号12aは正、
信号13aは負となり、これら3信号の中間値信号は0
となる。また、同様の区間で、信号波形が水平に直線波
形を描くとき、信号8a(11a)は0、信号12aは
0、信号13aは0となり、これら3信号の中間値信号
は0となる。
a,5aを含む区間で、信号波形が直線状に上昇波形を
描くとき、信号8a(11a)は0、信号12aは正、
信号13aは負となり、これら3信号の中間値信号は0
となる。同様の区間で、信号波形が直線状に下降波形を
描くとき、信号8a(11a)は0、信号12aは正、
信号13aは負となり、これら3信号の中間値信号は0
となる。また、同様の区間で、信号波形が水平に直線波
形を描くとき、信号8a(11a)は0、信号12aは
0、信号13aは0となり、これら3信号の中間値信号
は0となる。
【0035】以上から、中間値選択回路14の出力信号
14aは、第2の遅延回路3の出力信号3aを含む区間
で、信号波形が上に凸のときは正、信号波形が下に凸の
ときは負となるので(但し、極大部と極小部は0)、第
2の振幅調整回路15の任意の定数K2を適当に決めれ
ば、第2の遅延回路3の出力信号3aに加算される信号
15aは、出力信号3aの凹凸を強調することができ
る。一方、出力信号14aは、出力信号3aが極大部付
近又は極小部付近にあるとき及び入力信号1aと信号2
a,3a,4a,5aを含む区間で信号波形が直線状の
波形を描くときは0となるので、変化を強調する必要の
無い部分では、第2の加算回路16は、第2の遅延回路
3の出力信号3aをそのまま出力する。
14aは、第2の遅延回路3の出力信号3aを含む区間
で、信号波形が上に凸のときは正、信号波形が下に凸の
ときは負となるので(但し、極大部と極小部は0)、第
2の振幅調整回路15の任意の定数K2を適当に決めれ
ば、第2の遅延回路3の出力信号3aに加算される信号
15aは、出力信号3aの凹凸を強調することができ
る。一方、出力信号14aは、出力信号3aが極大部付
近又は極小部付近にあるとき及び入力信号1aと信号2
a,3a,4a,5aを含む区間で信号波形が直線状の
波形を描くときは0となるので、変化を強調する必要の
無い部分では、第2の加算回路16は、第2の遅延回路
3の出力信号3aをそのまま出力する。
【0036】また、遅延時間D1,D2,D3,D4を
調節することにより、信号波形の凹凸を強調する時点、
つまり信号波形の立ち上がり時間及び立ち下がり時間を
調節することが可能となる。図15,16は、実際のシ
ミュレーション結果であり、図15の入力信号が、図1
6の出力信号において、立ち上がり立ち下がりが急峻に
なっていることが確認できる。
調節することにより、信号波形の凹凸を強調する時点、
つまり信号波形の立ち上がり時間及び立ち下がり時間を
調節することが可能となる。図15,16は、実際のシ
ミュレーション結果であり、図15の入力信号が、図1
6の出力信号において、立ち上がり立ち下がりが急峻に
なっていることが確認できる。
【0037】本発明の第2発明に係る波形応答改善回路
の構成及び動作は、第1発明に係る波形応答改善回路の
構成及び動作と略同様であり、相違点は、第1の遅延回
路2の遅延時間D1と第4の遅延回路5の遅延時間D4
とが等しく、第2の遅延回路3の遅延時間D2と第3の
遅延回路4の遅延時間D3とが等しいところである。こ
の場合、第3の減算回路12の出力信号12a及び第4
の減算回路13の出力信号13aの波形は、図7
(c),(d)及び図9(c),(d)に示すように、
左右対称となる。その他の構成及び動作の説明は省略す
る。
の構成及び動作は、第1発明に係る波形応答改善回路の
構成及び動作と略同様であり、相違点は、第1の遅延回
路2の遅延時間D1と第4の遅延回路5の遅延時間D4
とが等しく、第2の遅延回路3の遅延時間D2と第3の
遅延回路4の遅延時間D3とが等しいところである。こ
の場合、第3の減算回路12の出力信号12a及び第4
の減算回路13の出力信号13aの波形は、図7
(c),(d)及び図9(c),(d)に示すように、
左右対称となる。その他の構成及び動作の説明は省略す
る。
【0038】図10は、本発明の第3発明に係る波形応
答改善回路の第1の遅延回路2と第2の遅延回路3と第
3の遅延回路4と第4の遅延回路5と調整制御手段32
との構成例を示すブロック図である。第1の遅延回路2
の遅延時間D1=kτ、第2の遅延回路3の遅延時間D
2=(1−k)τ、第3の遅延回路4の遅延時間D3=
(1−k)τ、第4の遅延回路5の遅延時間D4=kτ
(0<k<1)に設定されており、調整制御手段32に
おいて、kが設定されると、遅延時間D1,D2,D
3,D4が、自動的に第2発明に係る波形応答改善回路
と同様に設定される。その他の構成及び動作は、第1発
明に係る波形応答改善回路の構成及び動作と同様である
ので、説明を省略する。
答改善回路の第1の遅延回路2と第2の遅延回路3と第
3の遅延回路4と第4の遅延回路5と調整制御手段32
との構成例を示すブロック図である。第1の遅延回路2
の遅延時間D1=kτ、第2の遅延回路3の遅延時間D
2=(1−k)τ、第3の遅延回路4の遅延時間D3=
(1−k)τ、第4の遅延回路5の遅延時間D4=kτ
(0<k<1)に設定されており、調整制御手段32に
おいて、kが設定されると、遅延時間D1,D2,D
3,D4が、自動的に第2発明に係る波形応答改善回路
と同様に設定される。その他の構成及び動作は、第1発
明に係る波形応答改善回路の構成及び動作と同様である
ので、説明を省略する。
【0039】
【発明の効果】第1発明に係る波形応答改善回路によれ
ば、任意に波形の立ち上がり時間及び立ち下がり時間を
設定することができ、また、出力信号の波形の立ち上が
り部分の前段にはプレシュートを、後段にはオーバーシ
ュートを、立ち下がり部分の前段にはプレシュートを、
後段にはアンダーシュートを付加することができ、入力
信号を高品位に整形することができるので、入力信号が
小振幅のときの誤動作及び小面積信号時のときの色消え
を無くすことができる。第2発明に係る波形応答改善回
路によれば、立ち上がり/立ち下がりの最も急峻な出力
波形を得ることができる。第3発明に係る波形応答改善
回路によれば、遅延手段の各遅延時間を簡単に任意に変
更することができる。
ば、任意に波形の立ち上がり時間及び立ち下がり時間を
設定することができ、また、出力信号の波形の立ち上が
り部分の前段にはプレシュートを、後段にはオーバーシ
ュートを、立ち下がり部分の前段にはプレシュートを、
後段にはアンダーシュートを付加することができ、入力
信号を高品位に整形することができるので、入力信号が
小振幅のときの誤動作及び小面積信号時のときの色消え
を無くすことができる。第2発明に係る波形応答改善回
路によれば、立ち上がり/立ち下がりの最も急峻な出力
波形を得ることができる。第3発明に係る波形応答改善
回路によれば、遅延手段の各遅延時間を簡単に任意に変
更することができる。
【図1】第1発明に係る波形応答改善回路の1実施例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】図1に示す最大値選択回路の構成例を示す回路
図である。
図である。
【図3】図1に示す最小値選択回路の構成例を示す回路
図である。
図である。
【図4】図1に示す中間値選択回路の構成例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図5】図1に示す中間値選択回路の他の構成例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図6】第1発明に係る波形応答改善回路の各部の波形
を示すタイミングチャートである。
を示すタイミングチャートである。
【図7】第1発明に係る波形応答改善回路の各部の波形
を示すタイミングチャートである。
を示すタイミングチャートである。
【図8】第1発明に係る波形応答改善回路の各部の波形
を示すタイミングチャートである。
を示すタイミングチャートである。
【図9】第1発明に係る波形応答改善回路の各部の波形
を示すタイミングチャートである。
を示すタイミングチャートである。
【図10】第3発明に係る波形応答改善回路の第1の遅
延回路と第2の遅延回路と第3の遅延回路と第4の遅延
回路と調整制御回路との構成例を示すブロック図であ
る。
延回路と第2の遅延回路と第3の遅延回路と第4の遅延
回路と調整制御回路との構成例を示すブロック図であ
る。
【図11】従来の波形応答改善回路の一例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図12】絶対値回路の構成例を示す回路図である。
【図13】従来の波形応答改善回路の各部の波形を示す
タイミングチャートである。
タイミングチャートである。
【図14】従来の波形応答改善回路の各部の波形を示す
タイミングチャートである。
タイミングチャートである。
【図15】本発明に係る波形応答改善回路のシミュレー
ション結果の入力波形図である。
ション結果の入力波形図である。
【図16】本発明に係る波形応答改善回路のシミュレー
ション結果の出力波形図である。
ション結果の出力波形図である。
2,3,4,5 遅延回路 6,7,12,13 減算回路 8,16 加算回路 9 最大値選択回路 10 最小値選択回路 11,15 振幅調整回路 14 中間値選択回路 32 調整制御手段 D1,D2,D3,D4 所定時間(遅延時間)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/14 - 5/217
Claims (3)
- 【請求項1】 映像信号を入力し、その遅延信号を使用
して該映像信号の波形を改善する波形応答改善回路にお
いて、 入力信号を順次第1、第2、第3、第4の各時間遅延さ
せる第1、第2、第3、第4の各遅延手段と、第2の遅
延手段の出力信号から前記入力信号を減算する第1の減
算手段と、第2の遅延手段の出力信号から第4の遅延手
段の出力信号を減算する第2の減算手段と、第1、第2
の各減算手段の各出力信号を加算する第1の加算手段
と、第1の加算手段の出力信号の振幅を調整する第1の
振幅調整手段と、第1、第2、第3の各遅延手段の各出
力信号からその最大値を選択する最大値選択手段と、第
1、第2、第3の各遅延手段の各出力信号からその最小
値を選択する最小値選択手段と、最大値選択手段の出力
信号から第2の遅延手段の出力信号を減算する第3の減
算手段と、最小値選択手段の出力信号から第2の遅延手
段の出力信号を減算する第4の減算手段と、第1の振幅
調整手段と第3、第4の減算手段の各出力信号からその
中間値を選択する中間値選択手段と、中間値選択手段の
出力信号の振幅を調整する第2の振幅調整手段と、第2
の振幅調整手段と第2の遅延手段の各出力信号を加算し
て、改善された映像信号として出力する第2の加算手段
とを備えることを特徴とする波形応答改善回路。 - 【請求項2】 第1の時間と第4の時間とが等しく、ま
た、第2の時間と第3の時間とが等しいことを特徴とす
る請求項1記載の波形応答改善回路。 - 【請求項3】 第1の時間及び第2の時間の和と、第3
の時間及び第4の時間の和とが等しく、第2の時間と第
3の時間とが等しく設定されており、第1〜4の時間の
何れか1つが設定されるとき、第1〜4の全時間を設定
する調整制御手段を備えることを特徴とする請求項2記
載の波形応答改善回路。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33074593A JP3284286B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 波形応答改善回路 |
US08/355,240 US5559563A (en) | 1993-12-27 | 1994-12-09 | Waveform response improvement circuit |
GB9425104A GB2285194B (en) | 1993-12-27 | 1994-12-13 | Waveform response improvement circuit |
DE4447364A DE4447364C2 (de) | 1993-12-27 | 1994-12-21 | Schaltungsanordnung zur Verbesserung der Signalform eines Bildsignals |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33074593A JP3284286B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 波形応答改善回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07193731A JPH07193731A (ja) | 1995-07-28 |
JP3284286B2 true JP3284286B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=18236084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33074593A Expired - Fee Related JP3284286B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 波形応答改善回路 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5559563A (ja) |
JP (1) | JP3284286B2 (ja) |
DE (1) | DE4447364C2 (ja) |
GB (1) | GB2285194B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR0141782B1 (ko) * | 1994-09-10 | 1998-06-15 | 구자홍 | 영상선명화장치 |
JP3356201B2 (ja) * | 1996-04-12 | 2002-12-16 | ソニー株式会社 | ビデオカメラおよび輪郭強調装置 |
DE69727547T2 (de) * | 1996-08-26 | 2004-12-23 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Schärferegelung |
US6072538A (en) * | 1997-07-22 | 2000-06-06 | Sony Corporation | Digital image enhancement |
GB9807201D0 (en) * | 1998-04-03 | 1998-06-03 | Nds Ltd | Filtering video signals containing chrominance information |
KR100287856B1 (ko) * | 1999-02-05 | 2001-04-16 | 구자홍 | 색상신호 처리장치 |
CN1186922C (zh) * | 2001-05-11 | 2005-01-26 | 松下电器产业株式会社 | 图像信号轮廓校正装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63292776A (ja) * | 1987-05-25 | 1988-11-30 | Mitsubishi Electric Corp | 輪郭補正装置 |
KR930002906B1 (ko) * | 1989-12-23 | 1993-04-15 | 삼성전자 주식회사 | 윤곽 보정회로 |
US5546135A (en) * | 1992-02-28 | 1996-08-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Contour restoration apparatus |
JP2756070B2 (ja) * | 1992-04-09 | 1998-05-25 | 三菱電機エンジニアリング株式会社 | 波形整形方法及び波形整形装置並びに搬送色信号の輪郭補正装置 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33074593A patent/JP3284286B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-12-09 US US08/355,240 patent/US5559563A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-12-13 GB GB9425104A patent/GB2285194B/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-12-21 DE DE4447364A patent/DE4447364C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2285194A (en) | 1995-06-28 |
DE4447364C2 (de) | 1997-04-30 |
DE4447364A1 (de) | 1995-07-06 |
GB9425104D0 (en) | 1995-02-08 |
GB2285194B (en) | 1997-12-10 |
JPH07193731A (ja) | 1995-07-28 |
US5559563A (en) | 1996-09-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |