JPH04223602A - 増幅回路 - Google Patents

増幅回路

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JPH04223602A
JPH04223602A JP3081233A JP8123391A JPH04223602A JP H04223602 A JPH04223602 A JP H04223602A JP 3081233 A JP3081233 A JP 3081233A JP 8123391 A JP8123391 A JP 8123391A JP H04223602 A JPH04223602 A JP H04223602A
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level shift
shift circuit
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Jager Willem De
ウィレム デ イャヘル
Boer Eetze A De
エトツェ アルイェン デ ボエル
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Philips Gloeilampenfabrieken NV
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    • H03F3/45Differential amplifiers
    • HELECTRICITY
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    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/45Differential amplifiers
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    • H03F1/32Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion
    • H03F1/3211Modifications of amplifiers to reduce non-linear distortion in differential amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
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    • H03F3/50Amplifiers in which input is applied to, or output is derived from, an impedance common to input and output circuits of the amplifying element, e.g. cathode follower

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1導電型の少なくと
も第1及び第2トランジスタを有する差動対が設けられ
ている増幅回路であって、第1トランジスタの第1主電
極と第2トランジスタの第1主電極とが互いに結合され
且つ電流源により第1電源端子に結合され、第1トラン
ジスタの制御電極が入力端子に結合され、第2トランジ
スタの制御電極が出力端子に結合され、前記の増幅回路
には更に、第2導電型の少なくとも第3及び第4トラン
ジスタを有する電流ミラー回路が設けられており、第3
トランジスタの第1主電極と第4トランジスタの第1主
電極とが互いに結合され且つ共通端子を介して第2電源
端子に結合され、第3トランジスタの第2主電極は第1
トランジスタの第2主電極に結合され、第4トランジス
タの第2主電極は第2トランジスタの第2主電極に結合
され、前記の増幅回路には更に、第1導電型の少なくと
も第5トランジスタを有するバッファ段が設けられてお
り、この第5トランジスタの制御電極は第2トランジス
タの第2主電極に結合され、第5トランジスタの第1主
電極は出力端子に結合され、第5トランジスタの第2主
電極は第2電源端子に結合されている増幅回路に関する
ものである。このような増幅回路は広く用いることがで
き、特に半導体集積回路における電圧‐電流変換器とし
て用いることができる。
【0002】
【従来の技術】上述した種類の増幅回路は米国特許第4
,338,527 号明細書に記載されており既知であ
る。この既知の増幅回路では、入力端子が接地電圧源に
接続され、第1及び第2電源端子に負及び正の電源電圧
がそれぞれ与えられる。更に、第3及び第4トランジス
タの相互結合された制御電極が第1及び第3トランジス
タの相互結合された第2主電極に接続され、第1トラン
ジスタの第2主電極が正の電源電圧から第3トランジス
タの第1主電極及び制御電極間の電圧を引いた値に等し
い電圧に調整されるようになっている。しかし、入力端
子と出力端子との間のオフセット電圧を無視した場合、
第2トランジスタの第2主電極は入力端子における電圧
に第5トランジスタの第2主電極及び制御電極間の電圧
だけ増大させた電圧に調整される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この既知の増幅回路に
は、2つの電源電圧を任意に選択した場合に、第1及び
第2トランジスタの第2主電極上のそれぞれの電圧間に
ある電圧差がある為、差動対が非対称的に調整され、従
って入力端子から出力端子への信号伝送が不所望な非直
線となるという欠点がある。更にこの欠点は正の電源電
圧が変化する場合には著しいものとなる。その理由は、
正の電源電圧が変化すると第1トランジスタの第2主電
極における電圧が変化するも、この場合に第2トランジ
スタの第2主電極における電圧は殆ど変化しない為であ
る。本発明の目的は、上述した欠点のない改善した直線
的な信号伝送特性を有する増幅回路を提供せんとするに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1導電型の
少なくとも第1及び第2トランジスタを有する差動対が
設けられている増幅回路であって、第1トランジスタの
第1主電極と第2トランジスタの第1主電極とが互いに
結合され且つ電流源により第1電源端子に結合され、第
1トランジスタの制御電極が入力端子に結合され、第2
トランジスタの制御電極が出力端子に結合され、前記の
増幅回路には更に、第2導電型の少なくとも第3及び第
4トランジスタを有する電流ミラー回路が設けられてお
り、第3トランジスタの第1主電極と第4トランジスタ
の第1主電極とが互いに結合され且つ共通端子を介して
第2電源端子に結合され、第3トランジスタの第2主電
極は第1トランジスタの第2主電極に結合され、第4ト
ランジスタの第2主電極は第2トランジスタの第2主電
極に結合され、前記の増幅回路には更に、第1導電型の
少なくとも第5トランジスタを有するバッファ段が設け
られており、この第5トランジスタの制御電極は第2ト
ランジスタの第2主電極に結合され、第5トランジスタ
の第1主電極は出力端子に結合され、第5トランジスタ
の第2主電極は第2電源端子に結合されている増幅回路
において、第1トランジスタの制御電極を第1レベルシ
フト回路により共通端子に結合したことを特徴とする。
【0005】本発明により結合した第1レベルシフト回
路によれば、共通端子と第1トランジスタの制御電極と
の間に一定の電圧差が与えられる為、第1及び第2トラ
ンジスタの第2主電極における電圧間が結合される。従
って、これら電圧間の電圧差を零ボルトに調整でき、信
号伝送特性の直線性を改善しうる。
【0006】本発明による増幅回路では更に、第5トラ
ンジスタの制御電極を第2レベルシフト回路により第2
トランジスタの第2主電極に結合するようにすることが
できる。このように結合した第2レベルシフト回路によ
れば、第5トランジスタの制御電極と第2トランジスタ
の第2主電極との間に可調整電圧が加わる為、第2トラ
ンジスタの第2主電極及び制御電極間の電圧を調整しう
るようになる。このことは第2及び第1トランジスタの
双方に及ぼすアーリー効果の影響を減少せしめうるとい
う点で有利なことである。アーリー効果はトランジスタ
の第2主電極‐制御電極電圧が変化することによりトラ
ンジスタの利得が変化することに関するものである。本
発明によって挿入したレベルシフト回路によれば、第2
及び第1トランジスタの双方の第2主電極‐制御電極電
圧を零ボルトに調整でき、この零ボルトの電圧ではアー
リー効果による影響は実際上生じない。
【0007】本発明による増幅回路の実施態様では、第
1レベルシフト回路は第2導電型のトランジスタと電流
源とを有し、第1レベルシフト回路のトランジスタの第
1主電極は第1レベルシフト回路の電流源を介して第2
電源端子に結合され且つ直接共通端子に結合されており
、第1レベルシフト回路のトランジスタの第2主電極は
第1電源端子に結合され、第1レベルシフト回路のトラ
ンジスタの制御電極は第1トランジスタの制御電極に結
合されているようにすることができる。この実施態様で
は、第1トランジスタの第2主電極及び制御電極が直列
的に逆の2つの制御電極‐主電極接合により互いに結合
されている為、これらの電極間の電圧が実際上零ボルト
に調整される。更に、上述したように結合した電流源に
よれば増幅回路中の種々の電圧は最早や第2電源端子に
与えられる電圧に関連しなくなる為、一層大きな出力信
号を出力端子から取出すことができる。この実施態様で
は更に、第1トランジスタの制御電極電流と、第1レベ
ルシフト回路のトランジスタの制御電極電流とが互いに
逆向きとなる。このことは、これらトランジスタの制御
電極電流が適切な大きさであればこれら制御電極電流が
互いに補償され、休止状態で増幅回路は入力端子にいか
なる電流も流さず、従ってその入力インピーダンスが高
くなるという点で有利なことである。
【0008】本発明による増幅回路の他の実施態様では
、第2レベルシフト回路は第2導電型のトランジスタと
電流源とを有し、第2レベルシフト回路のトランジスタ
の第1主電極は第2レベルシフト回路の電流源を介して
第2電源端子に結合され且つ直接第5トランジスタの制
御電極に結合され、第2レベルシフト回路のトランジス
タの第2主電極は第1電源端子に結合され、第2レベル
シフト回路のトランジスタの制御電極は第2トランジス
タの第2主電極に結合されているようにすることができ
る。この実施例態様では、第2トランジスタの第2主電
極及び制御電極が直列的に逆の2つの制御電極‐主電極
接合により互いに結合されている為、これら電極間の電
圧も実際上零ボルトに調整しうる。第2レベルシフト回
路のトランジスタは制御電極電流を第2トランジスタの
第2主電極に供給する為、この実施態様では、第3及び
第4トランジスタの制御電極を第3トランジスタの第2
主電極に結合すれば、第1及び第2トランジスタを流れ
る調整用電流が等しくないことによるオフセット電圧を
減少せしめることができる。
【0009】本発明による増幅回路の更に他の実施態様
では、差動対に接続した電流源と第2レベルシフト回路
に属する電流源とをほぼ同じ電流を生じるように構成す
ることができる。この実施態様は、電流ミラー回路が第
3及び第4トランジスタのみを有する場合に、電流源電
流が互いに等しい為に第4トランジスタの制御電極電流
が第3及び第4トランジスタの制御電極電流の和に等し
くなるという点で有利なことである。従って、第3及び
第4トランジスタの第2主電極電流が等しくなることに
加えて、第1及び第2トランジスタの第2主電極にも等
しい制御電極電流が流れ、従って前述したオフセット電
圧が実際上零となる。
【0010】以下図面につき説明するに各図間で対応す
る素子には同一符号を付してある。図1の従来の増幅回
路は第1トランジスタN1及び第2トランジスタN2の
差動対を示しており、これらの相互結合されたエミッタ
は電流源I1により第1電源端子1に結合されている。 これらトランジスタN1及びN2のベースは入力信号V
inが供給される入力端子及び出力信号Vout を生
じる出力端子4にそれぞれ結合されている。これらトラ
ンジスタN1及びN2のコレクタは電流ミラー回路の入
力端子及び出力端子にそれぞれ結合され、これら端子は
第3トランジスタP1及び第4トランジスタP2のコレ
クタを以てそれぞれ構成されている。これら第3及び第
4トランジスタのエミッタは共通端子5により第2電源
端子2に結合されている。トランジスタP1及びP2の
ベースは相互結合されているとともにトランジスタP1
のコレクタにも結合されており、トランジスタP2のコ
レクタは第5トランジスタN3のベースに結合されてい
る。この第5トランジスタN3は、そのコレクタが電源
端子2に結合されそのエミッタが出力端子4に結合され
たバッファ段を構成している。入力信号Vinはトラン
ジスタN1及びN2に相補的な電流変化を生ぜしめ、電
流ミラー回路のトランジスタP1及びP2がトランジス
タN1における電流変化を追従する。従って、トランジ
スタN3のベースはトランジスタN2及びP2のコレク
タ電流間の差である差分電流を受け、この差分電流がト
ランジスタN3により増幅される。この増幅された差分
電流が出力信号Vout となる。
【0011】しかし、上述した従来の増幅回路は、電源
端子2の電源電圧と入力端子3の調整電圧とによって決
定されるトランジスタN1及びN2のコレクタにおける
電圧が等しくない為に不所望な非直線信号伝送特性を有
する。電源電圧が変化するとトランジスタN1のコレク
タ電圧が変化する為、この非直線信号伝送も増幅される
。その結果、トランジスタN1及びトランジスタN2の
双方のコレクタ及びベース間電圧が従来の増幅回路にア
ーリー効果を課するようにする。この従来の増幅回路に
は更に、入力端子3と出力端子4との間にオフセット電
圧があるという追加の欠点がある。トランジスタP1及
びP2のベース‐エミッタ電圧は互いに等しい為、これ
らトランジスタは互いに等しいコレクタ電流を流す。 トランジスタP1のコレクタ電流はトランジスタP1及
びP2のベース電流と一緒にトランジスタN1のコレク
タに供給され、一方、トランジスタP2のコレクタ電流
からトランジスタN3のベース電流を引いた値の電流が
トランジスタN2のコレクタに供給される。従って、ト
ランジスタN1及びN2のコレクタ電流は互いに等しく
なく、そのエミッタ電流が互いに等しくなく、これら互
いに等しくないエミッタ電流により互いに等しくないベ
ース‐エミッタ電圧を生ぜしめる。トランジスタN1及
びN2のエミッタは互いに結合されている為、これらの
互いに等しくないベース‐エミッタ電圧により不所望な
オフセット電圧を生ぜしめる。
【0012】上述した従来の増幅回路には、その入力イ
ンピーダンスが比較的低いという他の欠点があり、この
ことは特に増幅回路を電圧‐電流変換回路として用いる
場合に不所望なことである。
【0013】
【実施例】図2は本発明による増幅回路の一実施例を示
し、本例では図1に示す増幅回路に第1レベルシフト回
路6と第2レベルシフト回路7とを追加してある。レベ
ルシフト回路6はトランジスタP3と電流源I2とを有
し、トランジスタN1のベースと共通端子5との間に結
合する。本例の増幅回路では、トランジスタP3のベー
スをトランジスタN1のベースに結合し、トランジスタ
P3のエミッタを共通端子5に結合する。この共通端子
5は電流源I2を介して電源端子2にも結合する。トラ
ンジスタP3のコレクタは電源端子1に結合する。レベ
ルシフト回路7はトランジスタP4と電流源I3とを有
し、トランジスタN2及びP2の相互結合コレクタとト
ランジスタN3のベースとの間に挿入する。本例の増幅
回路では、トランジスタP4のベースをトランジスタN
2及びP2の相互結合コレクタに結合し、トランジスタ
P4のエミッタをトランジスタN3のベースに結合し、
このトランジスタN3のベースを電流源I3により電源
端子2にも結合する。トランジスタP4のコレクタは電
源端子1に接続する。このように構成したレベルシフト
回路6及び7により互いに等しい電圧をトランジスタN
1及びN2のコレクタに生ぜしめる。更に、これらの電
圧は図1における対応する電圧と相違して電源電圧や入
力端子における調整電圧に関連しない。トランジスタN
1のベース及びコレクタはトランジスタP3及びP1の
直列的に逆になったベース‐エミッタ接合により結合さ
れている為、トランジスタN1のベース及びコレクタ間
に存在する電圧は実際上零ボルトであり、トランジスタ
N1に及ぼすアーリー効果の影響がこれにともなって減
少する。更に、結合された電流源I2はトランジスタN
1のベース‐コレクタ電圧に及ぼす電源電圧の変化によ
る影響を減少させる。同様にトランジスタN2に及ぼす
アーリー効果による影響を減少せしめるために、トラン
ジスタN2のベース及びコレクタがトランジスタN3及
びP4の直列的に逆のベース‐エミッタ接合により結合
されている為、トランジスタN2のベース及びコレクタ
間の電圧も実際上零ボルトに調整される。図1の増幅回
路にレベルシフト回路7を加えずにレベルシフト回路6
を加える場合、このレベルシフト回路6はトランジスタ
P1及びP3のエミッタ間に挿入したダイオードを有す
るようにする必要がある。このようにすることにより、
トランジスタN1のベース‐コレクタ電圧がトランジス
タN2の対応する電圧に等しくなり、この場合もアーリ
ー効果がトランジスタN1及びN2に及ぼす影響が減少
し、その結果信号伝送の直線性が改善される。レベルシ
フト回路6を用いることにより、トランジスタN1及び
P3のベース電流の向きが反対となる追加の利点が得ら
れる。これらトランジスタを流れる調整用電流を適切に
選択すると、トランジスタN1のベース電流がトランジ
スタP3のベース電流に絶対値で等しくなり、従って休
止状態で入力端子3に電流が流れない。これにより入力
インピーダンスを増大させる。更に、レベルシフト回路
7はトランジスタP3のベース電流をトランジスタN2
のコレクタに供給し、このベース電流が、トランジスタ
N1のコレクタに供給されるトランジスタP1及びP2
のベース電流と同様な向きとなる。これにより、電流ミ
ラー回路(P1,P2)により生ぜしめられるトランジ
スタN1及びN2を流れる電流の相違を減少させ、これ
により入力端子と出力端子との間の不所望なオフセット
電圧を減少させる。電流源I1及びI3の電流が等しい
場合には、オフセット電圧は最小となる。その理由は、
この場合、トランジスタP3のベース電流がトランジス
タP1及びP2のベース電流の和に等しい為である。
【0014】図3に示す本発明による増幅回路の他の実
施例は、電流ミラー回路、従ってレベルシフト回路6の
配置の仕方において図2に示す実施例と相違する。この
電流ミラー回路にはトランジスタP5を加え、このトラ
ンジスタのエミッタとコレクタとをそれぞれトランジス
タP2のコレクタとトランジスタP4のベース及びトラ
ンジスタN2のコレクタとに結合する。トランジスタP
5のベースはトランジスタN1及びP1のコレクタに結
合する。図3のこの点は図2と相違するものであり、そ
の理由はトランジスタP1及びP2のベースがトランジ
スタP2のコレクタに結合している為である。更に、レ
ベルシフト回路6にはダイオードD1を加える。このダ
イオードは例えばダイオード結合トランジスタとして配
置することができる。このダイオードはトランジスタP
3のエミッタと共通端子5及び電流源I2との間に挿入
する。本例は、異なる種類の電流ミラー回路を用いた場
合にアーリー効果による影響を減少せしめうる方法を示
している。トランジスタN1のベースを、トランジスタ
P3のベース‐エミッタ接合、ダイオードD1の陽極‐
陰極接合、トランジスタP1のエミッタ‐ベース接合及
びトランジスタP5のエミッタ‐ベース接合を経てトラ
ンジスタN1のコレクタに結合することにより、トラン
ジスタN1のベース及びコレクタ間の電圧が実際上零ボ
ルトに調整される。トランジスタN2のベース‐コレク
タ電圧に対しては図2に比べて何の変化もない。
【0015】本発明は上述した実施例に限定されるもの
ではなく、種々の変更を加えることができること勿論で
ある。例えば、差動対を種々の方法で、例えばダーリン
トントランジスタを以て構成することができる。又、電
流ミラー回路は、アーリー効果による影響をレベルシフ
ト回路の一方又は双方の適合により常に減少せしめうる
ようにすれば図示とは異なる方法で実現しうる。更に、
第3トランジスタを有するバッファ段を、例えばダーリ
ントントランジスタを有する他のバッファ段と置換する
ことも、本発明の目的をレベルシフト回路の一方又は双
方を適合させることにより達成しうる本発明の任意選択
事項の1つである。更に、本発明による増幅回路は図示
のトランジスタとは異なる導電型のトランジスタを有す
るように、或いはユニポーラトランジスタを有するよう
に、或いはユニポーラトランジスタとバイポーラトラン
ジスタとの組合せを有するように構成することもできる
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の増幅回路を示す回路図である。
【図2】本発明による増幅回路の一実施例を示す回路図
である。
【図3】本発明による増幅回路の他の実施例を示す回路
図である。
【符号の説明】
1  第1電源端子 2  第2電源端子 3  入力端子 4  出力端子 5  共通端子 6  第1レベルシフト回路 7  第2レベルシフト回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第1導電型の少なくとも第1及び第2
    トランジスタを有する差動対が設けられている増幅回路
    であって、第1トランジスタの第1主電極と第2トラン
    ジスタの第1主電極とが互いに結合され且つ電流源によ
    り第1電源端子に結合され、第1トランジスタの制御電
    極が入力端子に結合され、第2トランジスタの制御電極
    が出力端子に結合され、前記の増幅回路には更に、第2
    導電型の少なくとも第3及び第4トランジスタを有する
    電流ミラー回路が設けられており、第3トランジスタの
    第1主電極と第4トランジスタの第1主電極とが互いに
    結合され且つ共通端子を介して第2電源端子に結合され
    、第3トランジスタの第2主電極は第1トランジスタの
    第2主電極に結合され、第4トランジスタの第2主電極
    は第2トランジスタの第2主電極に結合され、前記の増
    幅回路には更に、第1導電型の少なくとも第5トランジ
    スタを有するバッファ段が設けられており、この第5ト
    ランジスタの制御電極は第2トランジスタの第2主電極
    に結合され、第5トランジスタの第1主電極は出力端子
    に結合され、第5トランジスタの第2主電極は第2電源
    端子に結合されている増幅回路において、第1トランジ
    スタの制御電極を第1レベルシフト回路により共通端子
    に結合したことを特徴とする増幅回路。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載の増幅回路において、
    第5トランジスタの制御電極を第2レベルシフト回路に
    より第2トランジスタの第2主電極に結合したことを特
    徴とする増幅回路。
  3. 【請求項3】  請求項1又は2に記載の増幅回路にお
    いて、第1レベルシフト回路は第2導電型のトランジス
    タと電流源とを有し、第1レベルシフト回路のトランジ
    スタの第1主電極は第1レベルシフト回路の電流源を介
    して第2電源端子に結合され且つ直接共通端子に結合さ
    れており、第1レベルシフト回路のトランジスタの第2
    主電極は第1電源端子に結合され、第1レベルシフト回
    路のトランジスタの制御電極は第1トランジスタの制御
    電極に結合されていることを特徴とする増幅回路。
  4. 【請求項4】  請求項2又は3に記載の増幅回路にお
    いて、第2レベルシフト回路は第2導電型のトランジス
    タと電流源とを有し、第2レベルシフト回路のトランジ
    スタの第1主電極は第2レベルシフト回路の電流源を介
    して第2電源端子に結合され且つ直接第5トランジスタ
    の制御電極に結合され、第2レベルシフト回路のトラン
    ジスタの第2主電極は第1電源端子に結合され、第2レ
    ベルシフト回路のトランジスタの制御電極は第2トラン
    ジスタの第2主電極に結合されていることを特徴とする
    増幅回路。
  5. 【請求項5】  請求項4に記載の増幅回路において、
    差動対に接続された電流源と第2レベルシフト回路に属
    する電流源とがほぼ同じ電流を生じるように構成されて
    いることを特徴とする増幅回路。
JP08123391A 1990-03-21 1991-03-22 増幅回路 Expired - Fee Related JP3162732B2 (ja)

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