JP2624338B2 - 自動デューテイ調整回路 - Google Patents
自動デューテイ調整回路Info
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- JP2624338B2 JP2624338B2 JP1221734A JP22173489A JP2624338B2 JP 2624338 B2 JP2624338 B2 JP 2624338B2 JP 1221734 A JP1221734 A JP 1221734A JP 22173489 A JP22173489 A JP 22173489A JP 2624338 B2 JP2624338 B2 JP 2624338B2
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- Japan
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- transistor
- rectangular wave
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- wave
- circuit
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデイジタル伝送などに用いられる自動デユー
テイ調整回路に関し、特に差動形増幅器を用いて正弦波
を矩形波に変換する回路に関するものである。
テイ調整回路に関し、特に差動形増幅器を用いて正弦波
を矩形波に変換する回路に関するものである。
従来、この種のデユーテイ調整は、第2図に示すよう
に、発振器等から出力される正弦波11をトランジスタ14
のベースに入力する。そして、このトランジスタ14とト
ランジスタ15のエミツタには定電流源13が結合され、そ
れより定電流を常に流している。またトランジスタ15の
ベースには可変抵抗器16が接続され、この可変抵抗器16
でトランジスタ14とトランジスタ15で構成される差動形
増幅器,つまり差動トランジスタのON/OFF電位を調整
し、そのトランジスタ15のコレクタから出力される矩形
波12のデユーテイを調整するものとなつている。このと
き、抵抗器17で矩形波12のハイレベルの電位を規定し、
抵抗器18で矩形波12の振幅を規定する。
に、発振器等から出力される正弦波11をトランジスタ14
のベースに入力する。そして、このトランジスタ14とト
ランジスタ15のエミツタには定電流源13が結合され、そ
れより定電流を常に流している。またトランジスタ15の
ベースには可変抵抗器16が接続され、この可変抵抗器16
でトランジスタ14とトランジスタ15で構成される差動形
増幅器,つまり差動トランジスタのON/OFF電位を調整
し、そのトランジスタ15のコレクタから出力される矩形
波12のデユーテイを調整するものとなつている。このと
き、抵抗器17で矩形波12のハイレベルの電位を規定し、
抵抗器18で矩形波12の振幅を規定する。
しかし、上述した従来のデユーテイ調整回路は、可変
抵抗器16を一度設定してしまうと、温度変動等による抵
抗値の変化や入力される正弦波の振幅の変化によつて、
出力する矩形波のデユーテイが変化するという問題点が
ある。
抵抗器16を一度設定してしまうと、温度変動等による抵
抗値の変化や入力される正弦波の振幅の変化によつて、
出力する矩形波のデユーテイが変化するという問題点が
ある。
このような問題点を解決するために、本発明の自動デ
ユーテイ調整回路は、差動形増幅器と、この差動形増幅
器より出力される矩形波を基準の電位を中心として正負
が同じ振幅をもつような矩形波に変換するリミツタ回路
と、該リミツタ回路が出力する矩形波を平滑し、その平
均値電圧を前記差動形増幅器のリフアレンス側に入力す
る積分回路を具備したものである。
ユーテイ調整回路は、差動形増幅器と、この差動形増幅
器より出力される矩形波を基準の電位を中心として正負
が同じ振幅をもつような矩形波に変換するリミツタ回路
と、該リミツタ回路が出力する矩形波を平滑し、その平
均値電圧を前記差動形増幅器のリフアレンス側に入力す
る積分回路を具備したものである。
本発明においては、差動形増幅器から出力される矩形
波をリミツタ回路と積分回路を経てその差動形増幅器の
リフアレンス側に入力し、この矩形波に帰還制御を行う
ことにより、常にハイパルスとローパルスの幅を等しく
保つことができる。
波をリミツタ回路と積分回路を経てその差動形増幅器の
リフアレンス側に入力し、この矩形波に帰還制御を行う
ことにより、常にハイパルスとローパルスの幅を等しく
保つことができる。
次に、本発明について図面を参照して説明する。第1
図は本発明による自動デユーテイ調整回路の一実施例を
示す構成図である。この実施例は、第1図に示すよう
に、1対のトランジスタ4,5からなりそのエミツタが定
電流源3に結合されて差動形増幅器を構成し、そのリフ
アレンス側トランジスタ5から出力される矩形波2をリ
ミツタ回路8を経由して積分回路10に入力して、この積
分回路10の出力を前記トランジスタ5のベースに入力す
るものとなつている。
図は本発明による自動デユーテイ調整回路の一実施例を
示す構成図である。この実施例は、第1図に示すよう
に、1対のトランジスタ4,5からなりそのエミツタが定
電流源3に結合されて差動形増幅器を構成し、そのリフ
アレンス側トランジスタ5から出力される矩形波2をリ
ミツタ回路8を経由して積分回路10に入力して、この積
分回路10の出力を前記トランジスタ5のベースに入力す
るものとなつている。
ここで、発振器等より出力される正弦波1がトランジ
スタ4のベースに入力されると、他方のトランジスタ5
のベース電位が差動形増幅器つまり差動トランジスタの
ON/OFF電位となり、このトランジスタ5のコレクタより
矩形波2が出力される。このとき、抵抗器6によつて矩
形波2のハイレベルの電位が規定され、抵抗器7によつ
て矩形波2の振幅が規定される。
スタ4のベースに入力されると、他方のトランジスタ5
のベース電位が差動形増幅器つまり差動トランジスタの
ON/OFF電位となり、このトランジスタ5のコレクタより
矩形波2が出力される。このとき、抵抗器6によつて矩
形波2のハイレベルの電位が規定され、抵抗器7によつ
て矩形波2の振幅が規定される。
一方、リミツタ回路8は矩形波2を入力して、任意の
基準電位を中心として正負が等しい振幅をもつ矩形波9
に変換し出力する。また、積分回路10は矩形波9を平滑
し、その平均値電圧を検出してトランジスタ5のベース
に入力している。
基準電位を中心として正負が等しい振幅をもつ矩形波9
に変換し出力する。また、積分回路10は矩形波9を平滑
し、その平均値電圧を検出してトランジスタ5のベース
に入力している。
従つて、矩形波2のハイレベルが広く、ローレベルが
狭くなると、積分回路10が出力する平均値電位、すなわ
ちトランジスタ5のベース電位が上昇する。つまり正弦
波1をスライスする電位が上がるため、その結果、トラ
ンジスタ5より出力する矩形波2のハイレベルを狭く、
ローレベルを広げる方向に制御する。逆に矩形波2のハ
イレベルが狭く、ローレベルが広くなると、トランジス
タ5のベース電位が下降し、矩形波2のハイレベルを広
く、ローレベルを狭める方向に制御する。これによつ
て、温度変動等による抵抗値の変化や入力される正弦波
の振幅の変化により、出力する矩形波のデユーテイが変
化することなく、常に出力矩形波のハイパルスとローパ
ルスの幅を等しく保つことができる。
狭くなると、積分回路10が出力する平均値電位、すなわ
ちトランジスタ5のベース電位が上昇する。つまり正弦
波1をスライスする電位が上がるため、その結果、トラ
ンジスタ5より出力する矩形波2のハイレベルを狭く、
ローレベルを広げる方向に制御する。逆に矩形波2のハ
イレベルが狭く、ローレベルが広くなると、トランジス
タ5のベース電位が下降し、矩形波2のハイレベルを広
く、ローレベルを狭める方向に制御する。これによつ
て、温度変動等による抵抗値の変化や入力される正弦波
の振幅の変化により、出力する矩形波のデユーテイが変
化することなく、常に出力矩形波のハイパルスとローパ
ルスの幅を等しく保つことができる。
以上説明したように本発明は、差動形増幅器より出力
される矩形波をリミツタ回路,積分回路を経てそのリフ
アレンス側に入力して、この出力される矩形波に帰還制
御を行うことにより、常にハイパルスとローパルスの幅
を等しく、すなわち矩形波のデユーテイを50%に保つこ
とができる効果がある。
される矩形波をリミツタ回路,積分回路を経てそのリフ
アレンス側に入力して、この出力される矩形波に帰還制
御を行うことにより、常にハイパルスとローパルスの幅
を等しく、すなわち矩形波のデユーテイを50%に保つこ
とができる効果がある。
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図は従来のデ
ユーテイ調整回路の構成図である。 1……入力される正弦波、2……出力する矩形波、3…
…定電流源、4,5……トランジスタ、6,7……抵抗器、8
……リミツタ回路、9……リミツタ回路の出力矩形波、
10……積分回路。
ユーテイ調整回路の構成図である。 1……入力される正弦波、2……出力する矩形波、3…
…定電流源、4,5……トランジスタ、6,7……抵抗器、8
……リミツタ回路、9……リミツタ回路の出力矩形波、
10……積分回路。
Claims (1)
- 【請求項1】定電流源と、 前記定電流源にエミッタが接続されベースに正弦波が入
力される第1のトランジスタと、前記第1のトランジス
タのエミッタにエミッタが接続された第2のトランジス
タとを含み、前記第2のトランジスタのコレクタより前
記正弦波を矩形波に変換して出力する差動増幅器と、 前記矩形波をあらかじめ定められた基準の電位を中心と
して正負が同じ振幅をもつ基準矩形波に変換するリミッ
タ回路と、 前記基準矩形波を平滑してその平均電圧を前記差動増幅
器の前記第2のトランジスタに出力する積分回路と を備えていることを特徴とする自動デューテイ調整回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1221734A JP2624338B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 自動デューテイ調整回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1221734A JP2624338B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 自動デューテイ調整回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0385915A JPH0385915A (ja) | 1991-04-11 |
JP2624338B2 true JP2624338B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=16771412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1221734A Expired - Lifetime JP2624338B2 (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 自動デューテイ調整回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2624338B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3123922B2 (ja) * | 1996-05-13 | 2001-01-15 | 日本電気株式会社 | 90゜移相器 |
JP4623286B2 (ja) * | 2005-03-25 | 2011-02-02 | 日本電気株式会社 | デューティ調整回路 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5847324A (ja) * | 1981-09-16 | 1983-03-19 | Fujitsu Ltd | クロツクデユ−テイ補正回路 |
JPH0427217Y2 (ja) * | 1986-02-07 | 1992-06-30 | ||
LU86637A1 (de) * | 1986-03-14 | 1987-04-02 | Siemens Ag | Schaltungsanordnung zur ansteuerung eines ic-bausteins mit digitalsignlaen |
-
1989
- 1989-08-30 JP JP1221734A patent/JP2624338B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0385915A (ja) | 1991-04-11 |
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