JPH05324145A - プラグインユニット挿入時のリセット装置 - Google Patents

プラグインユニット挿入時のリセット装置

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Publication number
JPH05324145A
JPH05324145A JP4130490A JP13049092A JPH05324145A JP H05324145 A JPH05324145 A JP H05324145A JP 4130490 A JP4130490 A JP 4130490A JP 13049092 A JP13049092 A JP 13049092A JP H05324145 A JPH05324145 A JP H05324145A
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JP
Japan
Prior art keywords
unit
terminal
plug
connector
reset
Prior art date
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Pending
Application number
JP4130490A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshito Ogawa
義人 小川
Hiroyuki Sugawara
弘幸 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
NEC Miyagi Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Miyagi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp, NEC Miyagi Ltd filed Critical NEC Corp
Priority to JP4130490A priority Critical patent/JPH05324145A/ja
Publication of JPH05324145A publication Critical patent/JPH05324145A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、プラグインタイプのユニットで構
成される装置に於いて、装置稼働状態でユニットを実装
する事が求められている装置のユニット初期化を確実に
行い、装置全体の動作に支障を与えない事を目的とする
プラグインユニット挿入時のリセット装置を提供する。 【構成】 コネクタ5の両サイドに離したループピン端
子20,21を、またプラグインユニット2のコネクタ
4の両端に上記端子20,21と接続される端子18,
19をそれぞれ設け、さらに上記端子18はプラグイン
ユニット2の+5V端子11と、端子19はリセット用
の抵抗器14の他端に接続した。プラグインユニット2
の挿入方法によって、電源が先に供給された後に各信号
端子18,19,20,21が接続されると、抵抗器1
4への電源供給が遅れることで、プラグインユニット2
のリセットが正しく行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は筺体背面部に設けたコネ
クタを備える共通バスによって複数の基板であるプラグ
インユニットを接続する、プラグインユニットのその挿
入時のユニットリセット方式に関し、特に予備系を具備
している装置に於いて、装置稼働中に何ら装置動作に支
障を与えることなく予備ユニットを挿入することが出来
きるプラグインユニット挿入時のリセット装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の装置に於いてプラグインユニット
を実装する場合、初期誤動作を防止するためユニットに
電源(+5V,+12V,−12V等)を供給されたこ
とをアクショントリガとして挿入ユニットの初期化(リ
セット)を必ず行っていた。
【0003】図3に従来のプラグインユニットのリセッ
ト方式の説明図を示す。この図3において、プラグイン
ユニット2は基板の端にバックボード3接続用のコネク
タ4を備え、バックボード3に設けてあるコネクタ5と
このコネクタ4とを正しく嵌合したとき、プラグインユ
ニット2はバックボード3と電気的に接続される。つま
り、バックボード3のグランド端子6,+5V端子7,
信号端子8,9等が、プラグインユニット2のグランド
端子10,+5V端子11,信号端子12,13等とが
それぞれ接続されることによって、このプラグインユニ
ット2に電源電圧が正しく供給されると共に、バックボ
ード3にある共通バスを介して他のプラグインユニット
と各種信号をやり取りできるようになる。
【0004】このようなプラグインユニット2に構成さ
れている回路の一例としてフリップフロップ1を示す
が、上記信号端子12,13はこのフリップフロップ1
のデータ端子とクロック端子とにそれぞれ接続され、さ
らにフリップフロップ1のリセット端子16には、その
一端をグランドと接続されたコンデンサ15の他端と、
一端を+5Vに接続された抵抗器14の他端とが接続さ
れている。
【0005】この様な構成において、プラグインユニッ
ト2がバックボード3に挿入された後、電源が投入され
+5V端子11より電源がこのプラグインユニット2に
供給されると、抵抗器14とコンデンサ15の働きによ
って電源投入後しばらくの間、フリップフロップ1のリ
セット端子16はリセット状態に保たれる。これは電源
投入後においてフリップフロップ1の出力状態が不定で
あるため、一旦ユニットにリセットをかけ、プラグイン
ユニット2全体の回路が正常に動作するようにしたもの
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様に電源(+5V)がユニットに供給された時点をアク
ショントリガとするだけでは、電源投入後ユニットをゆ
っくり挿入する場合又はプラグインコネクタの嵌合状態
により電源ピンより信号ピンのみが先に正しく嵌合する
様な条件下では、回路が正しく動作せず装置全体の稼働
に悪影響を及ぼすことがあった。
【0007】そこで本発明では、プラグインユニットが
電源投入後に挿入されることを想定し、しかもユニット
の嵌合状態によってユニットにリセットをかけることが
できるプラグインユニット挿入時のリセット装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明では、ユニットのコネクタの上下両端のピンの嵌
合が正しく行われた状態を検出して、その状態で改めて
その挿入したユニットをリセットする為本発明の第一解
決手段は、装置背面部に設けた複数のコネクタを有する
バックボードに、基板端に備えたコネクタで接続するプ
ラグインタイプのユニットを実装する装置のプラグイン
ユニット挿入時のリセット装置において、前記バックボ
ードの各コネクタの両側端に有る第一端子及び第二端子
を接続して短絡ループを構成し、前記第一端子と繋がる
前記ユニットのコネクタ端子を当該ユニットの電源供給
端子と接続し、前記第二端子に繋がる前記ユニットのコ
ネクタ端子を、リセット信号を生成する、グランドに繋
がるコンデンサと抵抗器とを直列接続した、その抵抗器
の他端に接続することを特徴とする。
【0009】上記課題を解決するための本発明の第二解
決手段は、装置背面部に設けた複数のコネクタを有する
バックボードに、基板端に備えたコネクタで接続するプ
ラグインタイプのユニットを実装する装置のプラグイン
ユニット挿入時のリセット装置において、前記バックボ
ードの各コネクタの両側端に有る第一端子及び第二端子
を接続して短絡ループを構成し、前記第一端子と繋がる
前記ユニットのコネクタ端子を当該ユニットの電源供給
端子と接続し、前記第二端子に繋がる前記ユニットのコ
ネクタ端子を、リセット信号発生器の入力端子に接続す
ることを特徴とする。
【0010】
【作用】図1において短絡ループを構成するコネクタ5
の端子20は、プラグインユニット2のコネクタ4の端
子18に繋がり、この端子18はこのプラグインユニッ
ト2への電源供給端子である+5V端子11に接続され
ている。また上記コネクタ5の端子21に繋がるコネク
タ4の端子19はリセット装置を構成する抵抗器14の
一端に接続されている。
【0011】そして装置が既に電源投入後であって、そ
の後にプラグインユニット2がバックボード3に挿入さ
れ、しかも+5V端子11及びグランド端子10が、他
の信号端子12,13より先に接続され、電源電圧の供
給が信号接続より先にこのプラグインユニット2になさ
れたとする。その後正しくコネクタ4,5が嵌合して上
記端子18,19,20,21が接続されると、これら
端子18,20,21,19によって抵抗器14に+5
V電圧が供給され、コンデンサ15の充電作用でしばら
くの間、抵抗器14とコンデンサ15との間の端子電圧
はリセット状態に保たれ、プラグインユニット2全体の
リセットを行うように作用する。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例について図を参照しつつ
以下に説明する。図1は本発明の一実施例に関するもの
であり、この図1において従来例と同一物には同一符号
を付してある。この図1においてプラグインユニット2
は基板の端にバックボード3接続用のコネクタ4を備
え、バックボード3に設けてあるコネクタ5とこのコネ
クタ4とを正しく嵌合したとき、プラグインユニット2
はバックボード3と電気的に接続される。つまり、バッ
クボード3のグランド端子6,+5V端子7,信号端子
8,9等が、プラグインユニット2のグランド端子1
0,+5V端子11,信号端子12,13等とがそれぞ
れ接続されることによって、このプラグインユニット2
に電源電圧が正しく供給されると共に、バックボード3
にある共通バスを介して他のプラグインユニットと各種
信号をやり取りできるようになる。またコネクタ5には
端子20と端子21とを短絡してループを構成してあっ
て、この端子20と接続されるコネクタ4の端子18は
上記+5V端子11と接続され、同じく端子21と接続
されるコネクタ4の端子19は抵抗器14の一端に接続
されている。
【0013】このようなプラグインユニット2に構成さ
れている回路の一例としてフリップフロップ1を示す
が、上記信号端子12,13はこのフリップフロップ1
のデータ端子とクロック端子とにそれぞれ接続され、さ
らにフリップフロップ1のリセット端子16には、その
一端をグランドと接続されたコンデンサ15の他端と、
端子19と繋がる抵抗器14の他端とが接続されてい
る。
【0014】この様な構成において、装置全体が既に電
源投入後であって、その後にプラグインユニット2がバ
ックボード3に挿入される場合であって、このとき+5
V端子11及びグランド端子10が、他の信号端子1
2,13より先に接続され、電源電圧供給が信号接続よ
り先にこのプラグインユニット2にされたとする。抵抗
器14には、上記したように端子20,21によって構
成される短絡ループが端子19を介して接続され、しか
も端子20に繋がる端子18は+5V端子11に接続さ
れているので、正しくコネクタ4,5が嵌合して上記端
子18,19,20,21が接続されて初めて抵抗器1
4に+5V電圧が供給される。従ってコネクタ4,5が
正しく嵌合しないと、抵抗器14には電源電圧が供給さ
れないことになる。+5V電源電圧が正しく抵抗器14
に供給されれば、従来例で説明したようにコンデンサ1
5の働きによってしばらくの間、フリップフロップ1の
リセット端子16等はリセット状態に保たれ、これによ
ってプラグインユニット2全体のリセットを行える。従
ってプラグインユニット2の挿入時の状態によって、他
の信号用端子18,19,12,13が正しく挿入され
る前にグランド端子10及び+5V端子11が接続さ
れ、プラグインユニット2全体に先に電源電圧が供給さ
れるような条件下でも、この端子18,19,20,2
1によって、遅れてリセットトリガがこのプラグインユ
ニット2に働くので、プラグインユニット2全体を正し
くリセットすることができ、正常に装置全体を動作させ
ることができる。
【0015】尚、上記端子20,18と端子21,19
とはそれぞれコネクタ5,4の上下の両端に離して設け
ることがプラグインユニット2の不完全挿入状態をより
正確に検出できる。つまりプラグインユニット2がコネ
クタ5に対して斜めに挿入された場合、何れかの端子が
完全に接続されないので、端子16はリセット状態のま
まとなり、プラグインユニット2は動作せず、他のプラ
グインユニットからはこのプラグインユニット2が挿入
されていない状態と見做すことができる。
【0016】また、上記ではプラグインユニット2のユ
ニットリセット信号生成を抵抗器14及びコンデンサ1
5によって生成したが、その他のワンショットパルス発
生器等で構成してもよい。この場合は、ワンショットパ
ルス発生器の入力端子に上記端子19を接続すればよ
い。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、装置側にあるバッ
クボードに信号接続用の折り返しループを構成する端子
を複数を設けると共に、プラグインユニットのコネクタ
にその端子群と繋がる複数の端子の一方をプラグインユ
ニットの電源入力端子に、他方の端子をリセット用の抵
抗器に接続したことによって、プラグインユニットに電
源が先に供給され、その後に各信号用端子がバックボー
ドに接続されるようなプラグインユニットの不完全な挿
入であっても、正しくプラグインユニットのリセットを
行えるため、他のプラグインユニットに悪影響を与える
ことがないので、より装置の動作信頼度を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に関するものであり、その概
念説明図である。
【図2】本発明を用いるプラグインユニットと、バック
ボード3を備える装置の斜視図である。
【図3】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 フリップフロップ 2 プラグインユニット 3 バックボード 4,5 コネクタ 6 グランド端子 7 +5V端子 8,9 信号端子 10 グランド端子 11 +5V端子 12,13 信号端子 18,19,20,21 端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置背面部に設けた複数のコネクタを有す
    るバックボードに、基板端に備えたコネクタで接続する
    プラグインタイプのユニットを実装する装置のプラグイ
    ンユニット挿入時のリセット装置において、 前記バックボードの各コネクタの両側端に有る第一端子
    及び第二端子を接続して短絡ループを構成し、 前記第一端子と繋がる前記ユニットのコネクタ端子を当
    該ユニットの電源供給端子と接続し、 前記第二端子に繋がる前記ユニットのコネクタ端子を、
    リセット信号を生成する、グランドに繋がるコンデンサ
    と抵抗器とを直列接続した、その抵抗器の他端に接続す
    ることを特徴とするプラグインユニット挿入時のリセッ
    ト装置。
  2. 【請求項2】装置背面部に設けた複数のコネクタを有す
    るバックボードに、基板端に備えたコネクタで接続する
    プラグインタイプのユニットを実装する装置のプラグイ
    ンユニット挿入時のリセット装置において、 前記バックボードの各コネクタの両側端に有る第一端子
    及び第二端子を接続して短絡ループを構成し、 前記第一端子と繋がる前記ユニットのコネクタ端子を当
    該ユニットの電源供給端子と接続し、 前記第二端子に繋がる前記ユニットのコネクタ端子を、
    リセット信号発生器の入力端子に接続することを特徴と
    するプラグインユニット挿入時のリセット装置。
JP4130490A 1992-05-22 1992-05-22 プラグインユニット挿入時のリセット装置 Pending JPH05324145A (ja)

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JP4130490A JPH05324145A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 プラグインユニット挿入時のリセット装置

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JP4130490A JPH05324145A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 プラグインユニット挿入時のリセット装置

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JPH05324145A true JPH05324145A (ja) 1993-12-07

Family

ID=15035510

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JP4130490A Pending JPH05324145A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 プラグインユニット挿入時のリセット装置

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JP (1) JPH05324145A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8934256B2 (en) 2009-04-27 2015-01-13 Nec Corporation Card device and power supply method of card device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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