JPH05323765A - 帯電装置 - Google Patents

帯電装置

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JPH05323765A
JPH05323765A JP4123411A JP12341192A JPH05323765A JP H05323765 A JPH05323765 A JP H05323765A JP 4123411 A JP4123411 A JP 4123411A JP 12341192 A JP12341192 A JP 12341192A JP H05323765 A JPH05323765 A JP H05323765A
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JP
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charging device
current
brush
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charging
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JP4123411A
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Masami Asano
雅己 浅野
Shuji Iino
修司 飯野
Akihito Ikegawa
彰仁 池側
Mochikiyo Osawa
以清 大澤
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Publication date
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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/02Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
    • G03G15/0208Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接触帯電子を含む帯電装置であって、該接触
帯電子が接触する感光体表面にピンホール等が存在して
も、過度の異常電流発生を防止して該接触帯電子の発火
や延焼を防止できるとともに感光体表面を一様な電位で
帯電させることができる帯電装置を提供する。 【構成】 帯電ブラシ部分20を含む帯電装置2であっ
て、該ブラシ部分20が定電圧電源PWに、ブラシ繊維
21に流れる電流値の上限を規制する電流上限規制部2
00を介して接続される帯電装置2。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ等の
電子写真方式の画像形成装置に用いる帯電装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ等における電子写真プ
ロセスでは、通常、静電潜像担持体である感光体表面を
帯電装置にて帯電させ、該帯電域に画像露光して静電潜
像を形成し、該静電潜像を現像して可視像化し、該可視
像を転写材へ転写する。前記帯電装置としては、コロト
ロン、スコロトロンチャージャといったコロナ帯電装置
に代表される非接触式帯電装置のほか、固定型、回転型
等のブラシ帯電装置や帯電ローラによる帯電装置のよう
に帯電部材を直接感光体表面に接触させて帯電を行う接
触式帯電装置が知られている。このうち、接触式帯電装
置は、感光体表面を劣化させたり、人体に悪影響を及ぼ
すオゾンの発生がコロナ帯電装置に比べてきわめて少な
いことから注目されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電子写真プロ
セス用の感光体の感光層には、往々にして、製作過程で
ピンホール又はピンホール状の感光層欠落部が発生す
る。非接触式帯電装置を用いて感光体を帯電させるとき
は、このような感光層欠落部があっても、感光体基体へ
の短絡は生じ難いが、接触式帯電装置で帯電させるとき
は、高電圧を印加されている帯電部材が直接感光体表面
に接触するため、前記感光層欠落部を通して該帯電部材
と感光体基体とが短絡する。このような短絡は特にブラ
シのような帯電接触子を有する帯電装置による帯電にお
いて起こりやすい。短絡が発生すると、帯電接触子が過
熱され、燃焼することがあり、場合によっては短絡部以
外の接触帯電子まで延焼する。そして、燃焼時に不快な
発煙があり、燃焼後にはその接触帯電子が全く使用不可
能なまでに損傷しているなどの弊害があるばかりでな
く、非常に危険である。
【0004】さらに説明すると、例えばブラシ帯電装置
の場合、その帯電ブラシの形態としては、回転駆動され
るローラに導電性の接触子を設け、接触子に電圧を印加
する電源を含むローラ型導電性ブラシ、或いは平板基板
に導電性の接触子を設けたバー型導電性ブラシが知ら
れ、その接触子としては、タングステン、ステンレス、
金、白金、アルミニウム、鉄、銅等の金属線、レーヨ
ン、ナイロン、アセテート、銅アンモニア、ビニリデ
ン、ビニロン、弗化エチレン、プロミックス、ベンゾエ
ート、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエチレン、ポ
リ塩化ビニル、ポリクラール、ポリノジック、ポリプロ
ピレン等の樹脂繊維中に、カーボンブラック、炭素繊
維、金属粉、金属ウィスカ、金属酸化物、半導体材料等
の抵抗調整剤を分散せしめたものを用いることができる
とされている。
【0005】中でも特にレーヨン繊維を母体とした帯電
ブラシはクリープ性、抵抗調整の容易性等から注目され
ている。しかし、カーボンブラック等を添加した樹脂繊
維ブラシ、例えば導電性レーヨンブラシでは、感光体の
ピンホールにより露出した接地電位の感光体導電性基板
にレーヨン糸が接触した場合に短絡回路が形成され、レ
ーヨン糸に過大な電流が流れるため、或いはレーヨン糸
と導電性基板との間で火花放電が生じるため、そのブラ
シ毛が燃焼し、別のブラシ毛まで延焼してしまうという
恐れがある。また、ブラシ形状に限らず、導電性レーヨ
ンを用いた接触式の帯電装置、例えば、平織形状、フィ
ルム形状等の接触帯電子を有する帯電装置でも同様の問
題がある。
【0006】このような問題を解決する手段として、例
えば特開平1−309076号公報に開示されているよ
うな定電流電源を用いて帯電装置に電圧を印加すること
が考えられるが、定電流電源を用いると、帯電装置の接
触帯電子が感光体のピンホールに遭遇しても、該接触子
に異常電流が流れることが防止され、その燃焼等が防止
されるものの、図9に示すように、負荷の変動(ピンホ
ールA、B、C、Dの有無、その大小(A<B<C<
D)等)によっても、電流iは一定であるが、印加され
る帯電電圧(図示例では−1.2KVが所定値)が変動
するため、感光体帯電電位にむらが発生するという問題
がある。
【0007】また、実際には、負荷の変動は感光体の前
歴(残留電位)や感光体の膜厚変化によっても起こり、
このような負荷の変動全てが画像に影響を与えることに
なる。そこで本発明は、接触帯電子を含む帯電装置であ
って、該接触帯電子が接触する感光体表面にピンホール
等が存在しても、過度の異常電流発生を防止して該接触
帯電子の発火や延焼を防止できるとともに感光体表面を
一様な電位で帯電させることができる帯電装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者はかかる目的を
達成すべく研究の結果、帯電子が燃えるか否かは、ピン
ホールの大きさや感光体の表面速度によるのではなく、
火花放電の放電強度によること、換言すれば、電源から
帯電装置への供給電流如何によることを見出した。
【0009】本発明は、この知見に基づき、接触帯電子
を含む帯電装置であって、該接触帯電子が定電圧電源
に、該接触帯電子に流れる電流値の上限を規制する手段
を介して接続されることを特徴とする帯電装置を提供す
るものである。前記接触帯電子に流れる電流値の上限を
規制する手段としては、該電流値が予め定めた上限に達
すると電圧を0(V)に落とすもの、該電流値が予め定
めた上限を超えると、又は超えようとすると、その超え
た分又は超えようとする分だけ低下させるように電圧を
降下させるもの等が考えられる。
【0010】なお、前記電流値が前記上限に達する、或
いはそれを超えると、これを画像形成装置のユーザに発
光及び(又は)発音等にて知らせる警報手段を設けるこ
とや、画像形成装置を停止させる手段を設けることも考
えられる。本発明に係る帯電装置の接触帯電子の材料
は、感光体帯電能、感光体表面硬度、感光体径、他エレ
メントとの位置関係、システム速度等を考慮しながら、
交流、直流、若しくは両者の重畳による電圧を印加して
所望の帯電量が得られるように、適宜、好適な電気抵抗
率、柔軟性、硬度、形状、強度を有するものを選択すれ
ば良く、材料的に特に限定を受けるものではない。
【0011】導電性材料としては、タングステン、ステ
ンレス、金、白金、アルミニウム、鉄、銅等の金属線
を、適宜その長さ或いは線径を調整しながら用いること
ができる。導電性樹脂材料としては、レーヨン、ナイロ
ン、アセテート、銅アンモニア、ビニリデン、ビニロ
ン、フッ化エチレン、プロミックス、ベンゾエート、ポ
リウレタン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリ塩化ビ
ニル、ポリクラール、ポリノジック、ポリプロピレン等
の繊維中に、カーボンブラック、炭素繊維、金属粉、金
属ウィスカー、金属酸化物、半導体材料等の抵抗調整剤
を分散せしめたものを用いることができる。この場合、
その分散量により適宜所望の抵抗値を得ることができ
る。また、分散ではなく、繊維表面に抵抗調整材料を被
覆してもよいし、或いは導電性繊維表面を絶縁性の樹脂
材料で被覆してもよい。
【0012】このような繊維材料の電気抵抗率は、良好
な帯電性能を得るために通常、体積抵抗率にして概ね1
9 Ωcm以下となるようにする。また、繊維の断面形
状は、帯電性を損なわない限りにおいて、円形、楕円
形、周囲が皺状の円形、多角形、偏平状等、製法上作り
やすい形状のものを選べばよい。
【0013】
【作用】本発明帯電装置によると、その接触帯電子が感
光体表面に接触せしめられ、該接触帯電子に電流上限規
制手段を介して定電圧電源から定電圧が印加されること
で、該感光体表面が所定電位に帯電する。感光体にピン
ホール等が存在し、これに接触帯電子が遭遇して接触帯
電子に流れる電流が変動しても、該電流値が予め定めた
上限に達しないときは、換言すれば、接触帯電子の発火
等の恐れのないときは、そのまま運転され、感光体表面
電位に変動はなく、画像に影響はない。
【0014】しかし、前記電流値が前記上限に達し、或
いはこれを超えると、接触帯電子への印加電圧が0
(V)に、或いは、その超えた分だけ降下せしめられ、
帯電子の発火等が防止される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。以下に説明する実施例はいずれも図1に概略構成
を示すプリンタに組み込んで使用されるものである。ま
ず、図1に示すプリンタについて説明する。図1に示す
プリンタは中央部に静電潜像担持体である感光体ドラム
1を備えており、このドラムは図示しない駆動手段によ
り矢印a方向に回転駆動される。ドラム1の周囲には帯
電装置2、現像装置3、転写チャージャ4、クリーニン
グ装置5及びイレーサ6が順次配置してある。帯電装置
2は本発明に係る帯電装置である。
【0016】感光体ドラム1の上方には光学系7が配置
してあり、この光学系はハウジング71の中に半導体レ
ーザ発生装置、ポリゴンミラー、トロイダルレンズ、ハ
ーフミラー、球面ミラー、折り返しミラー、反射ミラー
等を配置したもので、ハウジング71の床部に露光スリ
ット72が形成してあり、ここから帯電装置2と現像装
置3の間を通して感光体ドラム1に画像露光できるもの
である。
【0017】感光体ドラム1の図中右側にはタイミング
ローラ対81、中間ローラ対82及び給紙カセット83
が順次配置してあり、給紙カセット83には給紙ローラ
84が臨んでいる。また、感光体ドラム1の図中左側に
は定着ローラ対91、排紙ローラ対92が順次配置して
あり、排紙ローラ対92には排紙トレイ93が臨んでい
る。
【0018】以上説明した各部品はプリンタ本体10に
搭載されている。本体10は下ユニット101と上ユニ
ット102とからなっており、前述した帯電装置2、現
像装置3、クリーニング装置5、イレーサ6、光学系
7、タイミングローラ対81のうちの上側ローラ、中間
ローラ対82の上側ローラ、給紙ローラ84、定着ロー
ラ対91の上側ローラ、排紙ローラ対92及び排紙トレ
イ93はいずれも上ユニット102に設けられている。
この上ユニットはプリンタの図中左側端部に設けた軸棒
103を中心に給紙側の端部が上下に開閉することがで
き、それによってジャム処理、各種メインテナンスを行
えるようになっている。
【0019】このプリンタによると、感光体ドラム1表
面が帯電装置2により所定電位に一様に帯電され、該帯
電域に光学系7から画像露光されて静電潜像が形成され
る。かくして形成された静電潜像は現像装置3により現
像されてトナー像となり、転写チャージャ4に臨む転写
領域へ移行する。一方、給紙カセット83から給紙ロー
ラ84により転写紙が引き出され、中間ローラ対82を
経てタイミングローラ対81に至り、ここでドラム1上
のトナー像と同期をとって転写領域へ送り込まれる。か
くして転写領域において転写チャージャ4の作用でドラ
ム1上のトナー像が転写紙上に転写され、該転写紙は定
着ローラ対91へ至り、ここでトナー像を定着されたの
ち排紙ローラ対92により排紙トレイ93へ排出され
る。
【0020】トナー像が転写紙に転写されたのち、感光
体ドラム1上に残留するトナーはクリーニング装置5に
よって清掃され、残留電荷はイレーサ6により消去され
る。なお、前記プリンタのシステム速度(感光体ドラム
1の周速)は3.5cm/secであり、現像装置3は
一成分の接触式現像装置であり、反転現像を行う。前記
感光体ドラム1は本例ではアルミニウム製円筒基体上に
形成したフタロシアニン系の電荷発生層上にヒドラゾン
系の電荷輸送層を形成してなる長波長光に対し感度を有
する負帯電型の機能分離型有機感光体であり、外径30
mmである。
【0021】前記現像装置3において使用するトナーは
負帯電型のポリエステル系トナーであり、このようなト
ナーを前記現像装置3に収納し、現像バイアス−300
Vの下で、現像を行うようにした。次に前記プリンタに
おける帯電装置2の基本構成を図2から図4に基づいて
説明する。帯電装置2は図2及び図3に示すように、導
電性カーボンを18wt%含有した6デニールのレーヨ
ン繊維(ブラシ毛)21(比抵抗106 Ωcm)を10
0本一束として、基布22の経糸22aにW織りしてあ
るパイル布を裁断してブラシ部分20とし、その基布の
裏面に導電性接着剤をコーティングして該接着剤にて基
台23に接着したものである。
【0022】基台23は厚さt=1mmのアルミニウム
製板である。ブラシ毛部分は長さL=240mm、幅W
=8mm、高さh1=5mmである。ブラシ毛の密度は
155本/mm2 である。そして、図4に示すように、
ブラシ部分20は基台23及び電流上限規制部200を
介して定電圧電源PWに接続され、全てのブラシ繊維が
概ね感光体ドラム1表面に接触するように該ドラム表面
に押し当てられる。
【0023】一つの例によると、前記電流上限規制部2
00は、図5に示す回路構成のものである。さらに説明
すると、定電圧電源PW(本例では−1.2KV)から
の電圧を、出力制御部201からの制御信号にて所定タ
イミングでオン・オフ制御されるトランジスタTr及び
リップルフィルタ202を介して発信回路203へ供給
する。発信回路203の出力は昇圧トランスTの一次側
に印加し、該トランスの二次側に交流高電圧を発生させ
る。この高電圧をダイオードとコンデンサ等による整流
平滑回路204にて直流高電圧に変換し、負荷(帯電装
置2)へ供給する。一方、負荷に流れる電流を抵抗Rに
て電圧に変換し、これを異常電流検出部205へ入力す
る。帯電装置2のブラシが感光体1のピンホール等に遭
遇し、該ブラシ毛に異常電流が流れるとそのレベルを前
記検出部205にて検出し、その検出値を比較部207
において比較基準電圧発生部206からの基準電圧と比
較し、該基準電圧を超えると、それをホールド部208
に報知し、ホールド部208はトランジスタTrをオフ
にして発信回路203の発信を停止させ、高圧出力動作
を停止する。すなわち、帯電装置2への供給電圧を0
(V)に落とす。
【0024】前記基準電圧発生部206における基準電
圧は、帯電ブラシ部分20に流れる電流がブラシ発火の
恐れの有無の限界と考えられる上限電流(制限電流)に
対応する値に設定される。図6は、供給電圧(V)−電
流(i)の関係を例示している。図6に示す例では、上
限電流は−200μAとされ、小さいピンホールA、
B、C(A<B<C)では供給電圧が0(V)に落ち
ず、定電圧で感光体1表面を一様に帯電させることがで
き、画像形成を続行できるが、許容できない大きさのピ
ンホールD(C<D)については、電流が−200μA
を超えようとし、そのときは、供給電圧が0(V)に落
ちる。
【0025】また、他の例では、前記電流上限規制部2
00として、図7に示すように、トレック社製のMOD
EL 610Aが採用される。この装置によると、例え
ば前記上限電流(制限電流)を−200μAとした場
合、図8に示すように、帯電装置2のブラシ部分20が
許容できないピンホールDに遭遇して流れる電流が該制
限電流を超えようとすると、その超えようとする分Xを
引き下げるように、供給電圧をYだけ降下させる。この
装置の場合、ピンホールDがあっても、帯電装置2への
電圧供給は続けられ、従って、画像形成を続行できる。
この場合、異常をユーザに知らせる手段、例えば発光ダ
イオードを点灯させる警報手段、液晶ディスプレイに異
常を示す表示をさせる警報手段を設けたり、異常電流が
大きすぎるときはプリンタを停止させてしまう手段、さ
らには停止後にサービスマンをコールすべきメッセージ
を表示する手段を設けておくことが考えられる。
【0026】次に感光体ドラム1の感光層に予め直径6
00μmのピンホールを設け、この感光体ドラム1表面
を帯電装置2で帯電させ、ブラシ燃焼性の評価を行っ
た。この評価にあたっては、前記制限電流値(μA)を
種々変化させてみた。ブラシ部分20を構成するブラシ
繊維については、前述のとおり、太さ6デニール、長さ
5mm、比抵抗106 Ωcmである。
【0027】燃焼性の評価は、感光体1のピンホールに
対応する帯電ブラシ先端を観察し、初期に比べ短くなっ
ている場合には「燃焼した」と判断した。延焼や発煙の
認められる場合は、それでもって「燃焼した」と判断し
た。評価結果は表1のとおりである。表1において、実
施例1〜5はいずれも図5に示す電流上限規制部を採用
している。比較例1はかかる規制部を採用していない。
また、燃焼性の欄において「○」印は燃焼無し、「×」
印は燃焼したことを示している。総合評価欄は、全体的
な総合評価を示すもので、「○」印は異常が認められ
ず、全体的に良好な状態を、「×」印は不良状態を示し
ている。
【0028】
【表1】
【0029】前記評価実験のほか、ブラシ部分20を構
成するブラシ繊維につき、その太さを10デニールと
した場合、その長さを3mm、7mmとした場合のそ
れぞれにつき、表1の実施例1〜5と同様の実験を行っ
たが、いずれもブラシ部分の燃焼は認められず、燃焼性
は繊維太さや長さに依らないことが分かった。また、ブ
ラシ繊維の比抵抗を104 、105 、107 、108
109 (単位Ωcm)とした場合についても、表1の実
施例5と同様に制限電流値を−200μAとして実験を
行ったが、いずれの場合もブラシ部分の燃焼は認められ
なかった。また、繊維抵抗を上げることで燃焼性の点は
改良されていくが、帯電能の点から繊維抵抗は108 Ω
cm以下が望ましいことが分かった。
【0030】なお、本発明は図2のブラシ形状に限ら
ず、各種タイプの接触式の帯電装置、例えば、ブレード
形状、平織形状、フィルム形状等の接触帯電子を有する
帯電装置にも同様に適用でき、特にこれらを燃焼し易い
レーヨン等の樹脂で構成するとき、特に有効なものであ
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、接
触帯電子を含む帯電装置であって、該接触帯電子が接触
する感光体表面にピンホール等が存在しても、過度の異
常電流発生を防止して該接触帯電子の発火や延焼を防止
できるとともに感光体表面を一様な電位で帯電させるこ
とができる帯電装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明帯電装置を組み込み使用するプリンタの
1例の概略断面図である。
【図2】本発明に係る帯電装置の1例の斜視図である。
【図3】図2に示す帯電装置におけるブラシ繊維の基布
への織り込み状態の説明図である。
【図4】本発明に係る帯電装置の電圧供給回路のブロッ
ク図である。
【図5】電流上限規制部の1例の回路図である。
【図6】図5に示す回路による供給電圧(V)−電流
(i)関係を示すグラフである。
【図7】電流上限規制部の他の例を示すブロック図であ
る。
【図8】図7に示す電流上限規制部による供給電圧
(V)−電流(i)関係を示すグラフである。
【図9】定電流電源による供給電圧(V)−電流(i)
関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電装置 20 ブラシ部分 21 ブラシ繊維 22 基布 23 基台 200 電流上限規制部 PW 定電圧電源
フロントページの続き (72)発明者 池側 彰仁 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビルミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 大澤 以清 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビルミノルタカメラ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接触帯電子を含む帯電装置であって、該
    接触帯電子が定電圧電源に、該接触帯電子に流れる電流
    値の上限を規制する手段を介して接続されることを特徴
    とする帯電装置。
JP4123411A 1992-05-15 1992-05-15 帯電装置 Pending JPH05323765A (ja)

Priority Applications (2)

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JP4123411A JPH05323765A (ja) 1992-05-15 1992-05-15 帯電装置
US08/061,166 US5568231A (en) 1992-05-15 1993-05-13 Charging device for charging the surface of a photosensitive member in an electrophotographic image forming device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4123411A JPH05323765A (ja) 1992-05-15 1992-05-15 帯電装置

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JPH05323765A true JPH05323765A (ja) 1993-12-07

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ID=14859897

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JP4123411A Pending JPH05323765A (ja) 1992-05-15 1992-05-15 帯電装置

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JP (1) JPH05323765A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08123149A (ja) * 1994-10-27 1996-05-17 Nec Corp ブラシ帯電器
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