JPH05321546A - ブラインドのスラット傾動装置 - Google Patents

ブラインドのスラット傾動装置

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Publication number
JPH05321546A
JPH05321546A JP4133343A JP13334392A JPH05321546A JP H05321546 A JPH05321546 A JP H05321546A JP 4133343 A JP4133343 A JP 4133343A JP 13334392 A JP13334392 A JP 13334392A JP H05321546 A JPH05321546 A JP H05321546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary
drum
ring
rotating
clutch
Prior art date
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Pending
Application number
JP4133343A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatoshi Kondo
隆俊 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Jushi Corp filed Critical Sekisui Jushi Corp
Priority to JP4133343A priority Critical patent/JPH05321546A/ja
Publication of JPH05321546A publication Critical patent/JPH05321546A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スラットの傾動動作を容易かつ確実にできる
ブラインドのスラット傾動装置を提供する。 【構成】 ヘッドレール1内の回転軸2と一体回転する
回転ドラム3の外側に回転リング6を嵌める。回転ドラ
ム3の外周面に係止凹部4を設ける。回転リング6の上
部外側にラダーコード21の上端部を固定する。回転リ
ング6の上部外周方向に沿ってばね弾性を有するクラッ
チ爪8を設け、その中央部を支持して両端爪部9を回転
リング6内方に突出させる。回転ドラム3の回転時に、
クラッチ爪8の爪部9が係止凹部4に係止し、両者が一
体回転し、スラット20が傾斜する。所定角度回転時
に、クラッチ爪8の端部がストッパー16により回転リ
ング6外方に押され、爪部9の係止がはずれて回転リン
グ6の回転が停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の水平状スラット
をラダーコードにより上下に等間隔をおいて支持してな
るブラインドのスラット傾動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ブラインドのスラット傾動装置と
して、例えば実公昭56−46464号公報に開示され
たものが知られている。この装置は、ヘッドレール内の
軸受に昇降コードを巻付ける巻付ドラムが回転自在に支
持され、巻付ドラムの中心部に駆動軸が嵌合固定され、
巻付ドラムの外側にリング状のラダーフックが嵌合さ
れ、ラダーフックの両側に突出した腕にラダーコードの
端部が係止されている。
【0003】又、この装置は、巻付ドラム外面とラダー
フック内面の摩擦により両者が一体回転され、所定角度
回転時に、ラダーフックの腕が軸受の底板に接触し、巻
付ドラムとラダーフック間にスリップが生じるようにな
されている。
【0004】すなわち、1本の駆動軸の回転により、巻
付ドラムとラダーフックを両者間の摩擦抵抗により一体
回転させ、巻付ドラムの回転により昇降コードを巻付
け、巻戻してスラットを昇降させ、ラダーフックの回転
によりスラットの傾動を行い、ラダーフックが所定角度
回転した後停止され、巻付ドラムのみが摩擦抵抗を受け
ながら継続して回転するようになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の装置は、巻付ドラム外面とラダーフック内面の摩
擦により両者が一体回転されるようになされているの
で、巻付ドラムやラダーフックの部品寸法のばらつきや
摩擦面の摩耗により、ラダーフックが巻付ドラムと共に
回転しがたく、スラットの傾動が確実にできない場合が
ある。とくに、スラットの重量が重い場合にはスラット
の傾動が困難となりやすい。
【0006】又、ラダーフックが所定角度回転して停止
した後も、巻付ドラムがラダーフックと摩擦しながら回
転するため、摩耗が激しく耐久性に劣ると共に、巻付ド
ラムが摩擦抵抗を受けて回転がスムーズにできない問題
点がある。
【0007】本発明はかかる従来の問題点を解消したブ
ラインドのスラット傾動装置を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ヘッドレール内の回転軸と一体回転する
回転ドラムの外周面に周方向に間隔をおいて係止凹部を
設け、回転ドラムの外側に嵌め込まれ、ラダーコードの
上端部を固定した回転リングにばね弾性を有するクラッ
チ爪を支持し、クラッチ爪を係止凹部に係脱することに
より回転ドラムの回転に伴う回転リングの回転を操作す
るようにしたものである。
【0009】すなわち、本発明ブラインドのスラット傾
動装置は、ヘッドレール内に支持された回転軸に回転ド
ラムが一体回転可能に設けられ、回転ドラムの外側に回
転リングが回転可能に嵌め込まれ、回転ドラムと回転リ
ングを囲むホルダがヘッドレール内に取付けられ、回転
ドラムの外周面に周方向に間隔をおいて係止凹部が設け
られ、回転リングの上部外側にラダーコードの上端部が
固定され、回転リングの上部外周方向に沿ってクラッチ
爪が設けられ、クラッチ爪はばね弾性を有し、中央部が
回転リングに支持されて両端爪部が回転リング内方に突
出され、ホルダの回転リングと対向する両側壁にクラッ
チ爪と対応してストッパーが突設され、回転ドラムの回
転時に、クラッチ爪の爪部が係止凹部に係止されて回転
リングが一体回転され、所定角度回転した位置でクラッ
チ爪の端部がストッパーにより回転リング外方に押圧さ
れて上記係止がはずれるようになされたものである。
【0010】
【作用】スラットの昇降時に回転軸と回転ドラムが一体
回転され、クラッチ爪の爪部が係止凹部に係止されて回
転リングも一体回転され、スラットが傾斜される。回転
リングが所定角度回転すると、クラッチ爪の端部がスト
ッパーにより回転リング外方に押圧され、爪部の係止が
はずれ、回転リングの回転が停止した状態で回転ドラム
が回転され、スラットの昇降が継続して行われる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明について説
明する。図面において、1はブラインドのヘッドレー
ル、2はヘッドレール1内にほぼ水平に支持された回転
軸である。回転軸2は断面四角形や多角形等となされ、
駆動装置(図示せず)により回転駆動するようになされ
ている。
【0012】3は回転ドラムであって、回転軸2と一体
回転可能に設けられている。回転ドラム3の外周面には
周方向に間隔をおいて係止凹部4が設けられている。こ
の係止凹部4は、回転ドラム3の外周面に直接設けられ
てもよいし、周方向に間隔をおいて切欠を設けたリング
が回転ドラム3の外側に嵌め込み固定されて形成されて
もよい。
【0013】回転ドラム3は、例えば図1〜図4の場
合、回転軸2に一体回転可能に嵌め込まれた巻取ドラム
18の外側に嵌め込まれ、回転ドラム3の内側突起5が
巻取ドラム18の長さ方向に沿う溝19に嵌合され、巻
取ドラム18と一体回転するようになされている。この
図1〜図4の場合は、スラット20を支持するラダーコ
ード21とスラット20を昇降する昇降コード22が併
存する場合である。
【0014】又、図5の場合は、昇降コード22がなく
ラダーコード21のみが存在する場合であって、回転ド
ラム3は回転軸2に直接嵌め込まれ、回転軸2と一体回
転するようになされている。この図5の場合は、ヘッド
レール1の長さ方向の中間位置にラダーコード21が存
在する場合である。
【0015】6は回転リングであって、回転ドラム3の
外側に回転可能に嵌め込まれている。回転リング6は、
図4の如く、上部外側にラダーコード取付部7が突設さ
れ、ラダーコード21の両側上端部が回転リング6の外
周面の溝に掛け回されてラダーコード取付部7に係止固
定されている。回転リング6を回転させることにより、
ラダーコード21により支持されたスラット20が傾動
するようになされている。
【0016】回転リング6の上部には外周方向に沿って
クラッチ爪8が設けられている。クラッチ爪8はばね弾
性を有する湾曲板片状となされている。このクラッチ爪
8は、中央部が回転リング6に嵌合や軸着等適宜手段に
より支持され、両端爪部9が回転リング6の上部開口部
10を介して内方に突出されている。すなわち、図2の
如く、クラッチ爪8の爪部9が常時回転ドラム3の係止
凹部4に係止しうる状態となされている。
【0017】ホルダ11は、上記回転ドラム3と回転リ
ング6を囲むようにしてヘッドレール1内に嵌め込んで
取付けられ、回転ドラム3と回転リング6の軸方向への
移動を規制している。ホルダ11は図4の如く底壁12
と両側壁13を有している。底壁12には、ラダーコー
ド21挿通用の開口部14、昇降コード22挿通用の開
口部15が穿設されている。
【0018】ホルダ11の両側壁13には、回転リング
6のクラッチ爪8に対応すべくストッパー16が突設さ
れている。このストッパー16は板片状となされ、回転
リング6のクラッチ爪8の端部を回転リング6外方に押
すようになされている。又、両側壁13間には、その一
部を連結するようにめねじを有する巻取ドラム取付部1
7が設けられている。
【0019】巻取ドラム18はおねじの筒軸となされ、
回転軸2に一体回転可能に嵌め込まれると共に、ホルダ
11の巻取ドラム取付部17に螺挿されている。巻取ド
ラム18は端部に昇降コード22の端部が固定され、回
転軸2の回転により一体回転し、昇降コード22を巻取
り、巻戻してスラット20を昇降するようになされてい
る。巻取ドラム18の外周面には、図4の如く長さ方向
に沿って回転ドラム3の取付用溝19が設けられてい
る。
【0020】本発明装置においては、スラット20の昇
降時に回転軸2が駆動装置(図示せず)により回転さ
れ、これに伴い巻取ドラム18、回転ドラム3が一体回
転される。このとき、クラッチ爪8の回転方向に位置す
る爪部9が係止凹部4に係止されて回転リング6も一体
回転される。
【0021】従来と同様に、1本の回転軸2の回転によ
り、巻取ドラム18が回転して昇降コード22を介して
スラット20の昇降を行い、回転リング6が回転してラ
ダーコード21を介してスラット20の傾動を行う。
【0022】回転リング6が所定角度回転すると、図3
の如く、クラッチ爪8の端部がその反発弾性に抗してホ
ルダ11のストッパー16により回転リング6外方に押
圧され、爪部9の係止がはずれる。この状態で回転リン
グ6の回転が停止し、巻取ドラム18、回転ドラム3が
継続して回転し、スラット20の昇降が行われる。
【0023】なお、上記例では、巻取ドラム18により
昇降コード22の巻取り、巻戻しを行ってスラット20
を昇降しているが、巻取ドラム18をなくして回転ドラ
ム3に昇降コード22を巻取り、巻戻しするようにして
もよい。この場合には、回転ドラム3がヘッドレール1
内に回転可能に軸受され、回転軸2に直接嵌め込まれて
一体回転するようになされればよい。
【0024】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明装置は、回転
リングにばね弾性を有するクラッチ爪が設けられ、クラ
ッチ爪の中央部が回転リングに支持されて両端爪部が回
転リング内方に突出され、回転ドラムの回転時に、クラ
ッチ爪の爪部が係止凹部に係止されて回転リングが一体
回転されるので、回転ドラムと回転リングを確実に一体
回転でき、スラットの重量が重い場合にも容易にスラッ
トを傾動できる。
【0025】又、所定角度回転した位置でクラッチ爪の
端部がストッパーにより回転リング外方に押圧されて爪
部の係止がはずれるようになされているので、回転リン
グの回転が停止した状態で従来の如き摩擦抵抗がなく、
回転ドラムに負荷がかからず、回転軸をスムーズに回転
できる。
【0026】しかも、回転ドラム、回転リング、クラッ
チ爪等の部品の摩耗が少なく、耐久性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1のA−A線における拡大断面図である。
【図3】図2における回転リングが所定角度回転した状
態を示す断面図である。
【図4】図1に示す本発明装置の一部分解斜視図であ
る。
【図5】本発明装置の他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ヘッドレール 2 回転軸 3 回転ドラム 4 係止凹部 6 回転リング 7 ラダーコード取付部 8 クラッチ爪 9 爪部 10 開口部 11 ホルダ 16 ストッパー 18 巻取ドラム 20 スラット 21 ラダーコード 22 昇降コード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドレール内に支持された回転軸に回
    転ドラムが一体回転可能に設けられ、回転ドラムの外側
    に回転リングが回転可能に嵌め込まれ、回転ドラムと回
    転リングを囲むホルダがヘッドレール内に取付けられ、
    回転ドラムの外周面に周方向に間隔をおいて係止凹部が
    設けられ、回転リングの上部外側にラダーコードの上端
    部が固定され、回転リングの上部外周方向に沿ってクラ
    ッチ爪が設けられ、クラッチ爪はばね弾性を有し、中央
    部が回転リングに支持されて両端爪部が回転リング内方
    に突出され、ホルダの回転リングと対向する両側壁にク
    ラッチ爪と対応してストッパーが突設され、回転ドラム
    の回転時に、クラッチ爪の爪部が係止凹部に係止されて
    回転リングが一体回転され、所定角度回転した位置でク
    ラッチ爪の端部がストッパーにより回転リング外方に押
    圧されて上記係止がはずれるようになされたブラインド
    のスラット傾動装置。
JP4133343A 1992-05-26 1992-05-26 ブラインドのスラット傾動装置 Pending JPH05321546A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4133343A JPH05321546A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 ブラインドのスラット傾動装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4133343A JPH05321546A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 ブラインドのスラット傾動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05321546A true JPH05321546A (ja) 1993-12-07

Family

ID=15102506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4133343A Pending JPH05321546A (ja) 1992-05-26 1992-05-26 ブラインドのスラット傾動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05321546A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1388636A1 (en) * 2002-08-07 2004-02-11 Industrial Technology Research Institute Transmission mechanism for a motor-driven blind
AU2003234873B2 (en) * 2003-06-27 2006-04-27 Nien Made Enterprise Co., Ltd. Window Blind Control Structure
JP2010150847A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Nichibei Co Ltd ブラインド
WO2015012624A1 (ko) * 2013-07-24 2015-01-29 Yoo Sangwon 수평이동이 가능한 롤스크린장치
KR20150012224A (ko) * 2013-07-24 2015-02-03 유상원 수평이동이 가능한 롤스크린장치

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