JPH048231Y2 - - Google Patents

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JPH048231Y2
JPH048231Y2 JP13784486U JP13784486U JPH048231Y2 JP H048231 Y2 JPH048231 Y2 JP H048231Y2 JP 13784486 U JP13784486 U JP 13784486U JP 13784486 U JP13784486 U JP 13784486U JP H048231 Y2 JPH048231 Y2 JP H048231Y2
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JP
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head box
case
coil spring
sleeve
brake drum
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JP13784486U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は操作ひもによりベネシヤンブラインド
のスラツトを傾斜し昇降する装置の改良に関す
る。
[従来技術] コイルスプリングブレーキによる一方向クラツ
チを備えたベネシヤンブラインドの昇降装置は、
実開昭57−13199号に開示されているが、その装
置は操作ひもをかけるホイールがヘツドボツクス
内において巻取軸に直接固定され、操作ひもはヘ
ツドボツクスの前面ないし底面の出口から案内ロ
ールを経て垂下する。
[考案が解決しようとする問題点] ヘツドボツクスの前面に操作ひもの出口を設
け、そこに案内ロールを付設することは厄介で手
間のかかる作業であつた。又、ブラインドの設置
後に、操作ひもの出口を反対側の端部に変更する
ことは不可能であつた。
本考案は上記問題を解決するためになされたも
のであり、その目的とするところはヘツドボツク
スに操作ひもを通す開口を設けたり、操作ひもの
案内ロールを取付けたりする必要がなく、設置後
においても、使用状況に応じて比較的簡単に操作
ひもの出口を反対側の端部に移すことができるベ
ネシヤンブラインドの昇降装置を提供することに
ある。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本考案の特徴とする
手段は、第1図に示すように、ヘツドボツクス1
0に固定される中空ブレーキドラム50と、その
中空ブレーキドラムに外嵌されるコイルスプリン
グ60と、中空ブレーキドラムに回転自在に挿入
されて巻取軸70と一体に回転する回転体40
と、その回転体に固定されてコイルスプリングの
両端突出部62の間に入るノブ42と、コイルス
プリング両端突出部が入るスリツト32を備えて
コイルスプリングに外嵌されるスリーブ30と、
そのスリーブに固定されるホイール80と、その
ホイールに掛けられる操作ひも90からなる装置
において、ヘツドボツクス10にその端面から挿
入して固定されるケース20に中空ブラーキドラ
ム50を固定し、同じくそのケースにスリーブ3
0を回転自在に通し、そのスリーブのケースを貫
通した端部に操作ひものホイール80を固定し、
ヘツドボツクスの端面から外側に突出したケース
の端部に操作ひもの出口24と案内ロール26を
取付けたことにある。ケースの端面に空所23を
設け、その空所にホイールと案内ロールを取付
け、その空所をカバーで覆うことが望ましい。
[作用] 本考案の装置は周知のコイルスプリングブレー
キによる一方向クラツチを構成するから、巻取軸
側からの回転は、ノブ42がコイルスプリング6
0をブレーキドラム50に締着させるため、制動
され、操作ひものホイール側からの回転は、スリ
ツト32の縁部がコイルスプリングをブレーキド
ラムから弛緩させるために、回転体と一体の巻取
軸70に伝達される。
ホイール80はヘツドボツクス10の端面から
突出するケース20の端部の空所に配置され、そ
のホイールに巻き掛けられた操作ひも90は同じ
くケースの端部に設けられた案内ロール26を経
て出口24から垂下する。ヘツドボツクスには操
作ひもの通る出口も、案内ロールも取付ける必要
はないから、ヘツドボツクスの加工や組立に手間
取ることはない。ケースを始めから左右どちらに
も使用できる形状にすると、操作ひもの位置は簡
単に左右を入れかえることができる。
[実施例] 本考案の装置を図面に示す実施例に基づいて具
体的に説明する。
第1図に示すように、ベネシヤンブラインドの
ヘツドボツクス10の端部に端面からケース20
が挿入され、そのケースは止めねじ12によりヘ
ツドボツクス10に固定される。ケース20は全
体がヘツドボツクス10の中に入るのではなく、
ヘツドボツクス10よりも奥行の長い端部22は
ヘツドボツクス10の端面の外側に位置する。ケ
ース20の軸穴21にはスリーブ30が回転自在
に挿入され、そのスリーブにはスリツト32が設
けられる。スリーブ30の軸穴31に回転体40
が回転自在に内装され、スリツト32には回転体
40のフランジ部45に一体に固定されたノブ4
2がゆるくはまる。プレート52に中空ブレーキ
ドラム50が固定され、その中空ブレーキドラム
に回転体40の軸部44が回転自在に内挿され
る。中空ブレーキドラム50にはコイルスプリン
グ60が外嵌され、そのコイルスプリングの両突
出端62,62′は軸方向に見ると交差してスリ
ツト32の内部のノブ42の両側に位置する。
回転体40の軸部44の角穴41に第4図の角
柱状の巻取軸70を通して両者を一体回転させ
る。プレート52は止めねじ54を介してケース
20の内側の端面に固定される。
ケース20の端部22には軸穴21よりも大径
の空所23が設けられ、ケース20に挿入された
スリーブ30の端部33は空所23に位置する。
その端部33に二分されたホイール80,80′
が一体回転するようにはめ込まれ、その外側に抜
け止めリング81が取付けられる。空所23の前
面の出口24に二本のピン25を固定し、そのピ
ンに案内ロール26を回転自在にはめる。端部2
2の端面にピン孔27をあけ、そのピン孔に端部
22の端面を覆うカバー29のピンをはめる。ホ
イール80には操作ひも90としてのボールチエ
ーンを掛ける。
本考案の装置は、ヘツドボツクス10とは関係
なく、第4図の状態に組立ることが可能であるか
ら、組立てたものをヘツドボツクス10の端面か
らその内部に挿入して巻取軸70を回転体40の
角孔41にはめ、止めねじでヘツドボツクス10
に固定することができる。したがつて、装置はヘ
ツドボツクス10にあらかじめ組込むことも、ヘ
ツドボツクス10の設置後取付けることも可能で
ある。
第2図及び第3図に示すように、巻取軸70と
一体の回転体40がスラツトの自重等によつて回
転しようとすると、いずれの方向であつても、ノ
ブ42がコイルスプリング60の両突出端62,
62′の一方をコイルスプリング60が巻締る方
向に押すから、コイルスプリング60は中空ブレ
ーキドラム50の外面に締着し、巻取軸70の回
転を阻止する。他方、ホイールと一体のスリーブ
30が回転しようとすると、スリツト32の縁部
が両突出端62,62′の一方をコイルスプリン
グ60が弛む方向に押すから、コイルスプリング
60もスリーブ30と共に回転し、さらに回転体
40と一体の巻取軸70も回転する。
第4図に示すように、巻取軸70が回転する
と、一体の筒体14が回転し、その筒体に掛けら
れたラダーコードホルダー15がストツパに当た
るまで回動し、ラダーコード16がスラツト17
を回転方向に傾斜させる。又、ボトムレールを吊
る昇降コード18が筒体14に巻上げられるか又
は巻下げられ、ブラインドが昇降する。したがつ
て、操作ひも90を引いてホイール80を回す
と、巻取軸70が回転し、スラツト17は傾斜し
昇降する。
第1図に示すように、本考案の装置を取付ける
ために必要なヘツドボツクス10の加工は、止め
ねじ12の取付け孔11のみである。ケース20
をヘツドボツクス10に弾性的に嵌着する場合
は、止めねじ12はなくてもよいから、ヘツドボ
ツクス10の加工は全く不要になる。
第1図及び第4図はヘツドボツクス10の右端
に取付けた装置を示すものであるが、これを左端
に取付ける場合、ケース20とカバー29以外は
すべてそのまま使用することが可能である。した
がつて、ケース20とカバー29を左右二種類用
意しておくことにより、操作ひも90はヘツドボ
ツクス10のいずれの端部にも自由につけ替える
ことができる。又、第5図及び第6図に示すよう
に、ケース20とカバー29を左右共通の形状に
形成すると、実線又は鎖線で示すように、ホイー
ル80に巻き掛けた操作ひも90を右側又は左側
の案内ロール26に通して右側又は左側の出口2
4から引出すだけで、操作ひもをヘツドボツクス
の左右いずれの端部にも設けることができる。
[考案の効果] 上記の通り、本考案の装置は、従来のヘツドボ
ツクスに操作ひもの出口と案内ロールを設けたも
のとは異なり、ヘツドボツクスに簡単に挿入され
るケースの端部に操作ひもの出口と案内ロールが
設けられるから、ヘツドボツクスに出口を加工し
て案内ロールを取付けるという厄介な作業は省略
されるという優れた効果を有する。又、操作ひも
の位置を使用状況に合わせて左端から右端へ又は
その逆に付けかえることができるという従来のも
のでは得られなかつた効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の装置の分解斜視
図、第2図は第1図の装置の縦断面図、第3図は
第2図の−線に沿う断面図、第4図は第1図
の装置を備えたベネシヤブンラインドの要部を一
部切欠いて示す斜視図、第5図は他の実施例のケ
ースとカバーの斜視図、第6図は第5図のケース
の端面図である。 図において、符号10はヘツドボツクス、12
は止めねじ、20はケース、22は端部、23は
空所、24は出口、26は案内ロール、30はス
リーブ、32はスリツト、40は回転体、42は
ノブ、50は中空ブレーキドラム、52はプレー
ト、60はコイルスプリング、62は突出端、7
0は巻取軸、80はホイール、90は操作ひもを
それぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ヘツドボツクスに固定される中空ブレーキド
    ラムと、前記中空ブレーキドラムに外嵌された
    コイルスプリングと、前記中空ブレーキドラム
    に回転自在に内嵌されて巻取軸と一体に回転す
    る回転体と、前記回転体に一体に固定されて前
    記コイルスプリングの軸方向に見ると交差する
    両突出端の間に入るノブと、前記両突出端が入
    るスリツトを備えて前記コイルスプリングに外
    嵌されるスリーブと、前記スリーブと一体回転
    するホイールと、前記ホイールに掛けられる操
    作ひもとからなる装置であつて、前記中空ブレ
    ーキドラムは前記ヘツドボツクスの端面から挿
    入されたケースの内端面にプレートを介して固
    定され、前記スリーブは前記ケースに回転自在
    に挿入され、前記ケースの外端面を含む端部は
    前記ヘツドボツクスの外側に配置され、前記端
    部に空所が設けられ、前記ホイールは前記空所
    に突出した前記スリーブの端部に取付けられ、
    前記空所に前記操作ひもの出口と案内ロールが
    設けられたことを特徴とするベネシヤンブライ
    ンドの昇降装置。 2 ケースの端部の空所を覆うカバーが設けられ
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のベネシヤンブラインドの昇降装置。 3 ケースは止めねじを介してヘツドボツクスに
    固定されることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のベネシヤンブラインドの昇
    降装置。
JP13784486U 1986-09-10 1986-09-10 Expired JPH048231Y2 (ja)

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JP13784486U JPH048231Y2 (ja) 1986-09-10 1986-09-10

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JP2005188067A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Tachikawa Blind Mfg Co Ltd 複層ガラス内蔵ブラインドの操作装置

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KR100767794B1 (ko) 2007-06-21 2007-10-17 (주)월드브라인드 우드 브라인드 커튼의 구동장치
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