JPH0227120Y2 - - Google Patents

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JPH0227120Y2
JPH0227120Y2 JP15086184U JP15086184U JPH0227120Y2 JP H0227120 Y2 JPH0227120 Y2 JP H0227120Y2 JP 15086184 U JP15086184 U JP 15086184U JP 15086184 U JP15086184 U JP 15086184U JP H0227120 Y2 JPH0227120 Y2 JP H0227120Y2
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slat
shutter
slats
worm
pivot
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JP15086184U
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JPS6165193U (ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Blinds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば雨戸等の外側に、又雨戸の
代用として用いられるシヤツタに関するもので、
該シヤツタ引き出し時において入光量の調整が可
能なもの、いわゆるブラインド機能を備えたシヤ
ツタに係る。
〔従来の技術〕
従来のシヤツタは隠蔽のみを目的とし、少し間
隙を形成する機能を備えたものも稀には存する
が、通気を目的とするものにとどまり、入光量を
調整し得るものは存在しなかつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
そこでブラインド機能を備えたシヤツタが付加
価値のある商品として望まれる訳であるが、シヤ
ツタに従来のブラインドの構造をそのまま応用す
ることができない。
例えば、第4図に示す如く巻き上げられるシヤ
ツタ1′では、その巻取時に各スラツト2′が、第
5図に示す如くランダムに絡み合つて巻き取り不
能の状態となるため、これを克服するような手段
が必要となり、又、取光量調整装置を付設するに
際して、シヤツタ1′の上昇、下降に支障を来さ
ぬ付設形態を考案しなければならない。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記実状下において、上述の問題点を
解決したブラインド機能を備えたシヤツタを提供
する目的でなされ、次に記す如き技術手段を採用
する。
すなわち、上方の巻上げ機3に連結されたシヤ
ツタ1であつて、常時閉方向に付勢された適数枚
のスラツト2,2……を、上段のスラツト2の下
部を下段のスラツト2の上部に重ね合わせて順次
上下方向に配設し、各スラツト2,2……の上縁
両側に突出形成された枢軸5を側方のリンク5に
回転自在として支持させ、更に、前記各スラツト
2,2……の下部間に一定長の懸引ロープ8を係
着連結し、上方部位に存するスラツト2aの枢軸
5aを回転させるための軸回転付与機構9を装脱
可能として配設した構成を採る。
〔作用〕
本考案は、軸回転付与機構9を外しておいて、
上部に付設された巻上げ機3を操作し、通常の如
く、シヤツタ1を上下動作せしめて開除、隠蔽状
態となす。
そして隠蔽状態を採りつつ、或る程度の取光を
必要とする場合、上記軸回転付与機構9を取付け
てこれを操作し、上方部位のスラツト2aを回転
させ、該スラツト2aと下位のスラツト2,2…
…間に係着連結してある懸引ロープ8を介して下
位のスラツト2,2……に開方向の張力を付与
し、下位のスラツト2,2……を同調回転させる
のであり、上記上方部位のスラツト2の回転量調
整によつて、取光量の調節を行う。
〔実施例〕
以下、第1〜3図の一実施例図に基いて本考案
を詳述する。
第1図は本考案の一実施例を一部省略して示す
正面図、第2図は第1図における−矢視断面
図、第3図はスラツト2,2……の構造を例示す
る要部斜視図である。
図において1はシヤツタを示し、該シヤツタ1
は、適数枚のスラツト2,2……を、上段のスラ
ツト2の下部を下段のスラツト2の上部前面に重
ね合わせ順次配設してなるもので、2aは、後述
する軸回転付与機構9に依り直接回転操作される
上部位のスラツトを示す。3は上記シヤツタ1を
上方へ引き上げ操作するための巻上げ機、4は格
納ケースを略示する。
5は上記各スラツト2,2……の上部左右に突
出形成された枢軸で、シヤツタ1の両側縁部を構
成するリンク6に枢着される部位として供され
る。なお、上記枢軸5は、第3図において示すよ
うに図例では一体形成物として構成しているが、
例えば、棒材(図示せず)を組み合わせて枢軸5
の代用となさしめてもよい。
従つて上記各スラツト2,2……は、シヤツタ
1が格納ケース4外に吊下している限り、自重に
より垂下して隠蔽状態(換言すれば取光しない状
態)を採る構造となつているが、本考案では、更
に隠蔽状態を確実ならしめるため、また、格納時
にあつても各スラツト2,2……に閉方向(第2
図矢印イと反対の方向)の付勢力を付与してい
る。
すなわち、7は、最下端若しくはその近傍のス
ラツト2bの枢軸5bに巻回し装着されたゼムピ
ン態様のばね体で、該ばね体7の一端はスラツト
2bの一面に、そして同他端はリンク6bに固着
した構成を採つている。
そして、上記ばね体7の閉方向の付勢力は、各
スラツト2,2……の下部間を緊張連結する懸引
ロープ8により、各スラツト2,2……に伝播さ
せる構成としてある。ここで、上記懸引ロープ8
は、図面の煩雑化を避けるべく各スラツト2,2
……の内寄り位置に配設したものを示すが、実施
に際しては各スラツト2,2……の両側に配し、
例えば第2図に一点鎖線で示す如く、大きく回転
できる構造とするものである。
9は上部位のスラツト2aの枢軸5aに付設し
た軸回転付与機構で、枢軸5aに同心として一体
固着されたウオームギヤ10と、該ウオームギヤ
10に噛合するウオーム11と、ウオームギヤ1
0の反対位置(図例では上部側)においてウオー
ム11を押えるフリー回転の押えローラ12とか
ら構成され、ウオーム11の操作ハンドル13を
回転することにより、ウオームギヤ10及びこれ
と一体の枢軸5aを回転して上部位のスラツト2
aを第2図矢印イに示す方向に回転させ、同時に
懸引ロープ8を介し、下位のスラツト2,2……
を同図矢印ロに示す如く引き上げる構成を採る。
ところで上記軸回転付与機構9は、シヤツタ1
の格納に支障を来さぬように取付ける必要があ
り、実施例では、ウオーム11を挿脱自在な構成
としてこの問題を解決している。14は押えロー
ラ12の位置調整用ストツパー、15は同押えロ
ーラ12に押圧力を付与するためのスプリングを
示す。その他16は室内壁17に装着されたウオ
ーム11差込み用の挿着金具で、該挿着金具16
には、縦長の挿し込み孔18を形成する等してウ
オーム11の挿入位置ずれに対応できるようにし
ておく。
なお、上記ウオーム11は、操作ハンドル13
にて回転操作するようにしてあるが、ウオーム1
1にロープ(図示せず)を巻回しておいて懸引す
ることによりウオーム11を回転させるように構
成しても良い。
〔効果〕
以上説明したように本考案は、軸回転付与機構
を挿脱可能に配設していて、取光量の調整が自在
に行えると共に、軸回転付与機構を取外しておい
てシヤツタが巻上げ操作されるため、何等の支障
も生じず、更に軸回転付与機構の取外し時には、
各スラツトに閉方向の付勢力が働いていて隠蔽状
態、すなわち各スラツトがそれぞれ対応するリン
クに沿つた状態となされ、それがために格納ケー
ス内におけるシヤツタの巻取りが順調に行い得る
ことになり、ブラインド機能を備えたシヤツタと
して誠に有効適切なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案シヤツタの一実施例を一部省略
して示す正面図、第2図は第1図における−
矢視断面図、第3図はスラツトの構造を例示する
要部斜視図、第4図は巻取り状態の略図、第5図
は第4図におけるA部拡大図である。 1はシヤツタ、2,2aはスラツト、3は巻上
げ機、5は枢軸、6はリンク、7はばね体、8は
懸引ロープ、9は軸回転付与機構、10はウオー
ムギヤ、11はウオーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方の巻上げ機に連結されたシヤツタであつ
    て、常時閉方向に付勢された適数枚のスラツト
    を、上段のスラツトの下部を下段のスラツトの上
    部に重ね合わせて順次上下方向に配設し、各スラ
    ツトの上縁両側に突出形成された枢軸を側方のリ
    ンクに回転自在として支持させ、更に、前記各ス
    ラツトの下部間に一定長の懸引ロープを係着連結
    し、上方部位に存するスラツトの枢軸を回転させ
    るための軸回転付与機構を装脱可能に配設したこ
    とを特徴とするブラインド機能を備えたシヤツ
    タ。
JP15086184U 1984-10-04 1984-10-04 Expired JPH0227120Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15086184U JPH0227120Y2 (ja) 1984-10-04 1984-10-04

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JP15086184U JPH0227120Y2 (ja) 1984-10-04 1984-10-04

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Publication Number Publication Date
JPS6165193U JPS6165193U (ja) 1986-05-02
JPH0227120Y2 true JPH0227120Y2 (ja) 1990-07-23

Family

ID=30708992

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JP15086184U Expired JPH0227120Y2 (ja) 1984-10-04 1984-10-04

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JPS6165193U (ja) 1986-05-02

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