JP2627387B2 - シャッター装置 - Google Patents

シャッター装置

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JP2627387B2
JP2627387B2 JP29041892A JP29041892A JP2627387B2 JP 2627387 B2 JP2627387 B2 JP 2627387B2 JP 29041892 A JP29041892 A JP 29041892A JP 29041892 A JP29041892 A JP 29041892A JP 2627387 B2 JP2627387 B2 JP 2627387B2
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JP
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shutter curtain
shutter
winding
drum
curtain
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JP29041892A
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JPH06137043A (ja
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広三郎 森
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Sanwa Shutter Corp
Original Assignee
Sanwa Shutter Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばスラットやパイ
プを連接したシャッターカーテンとシート状のシャッタ
ーカーテンを併設して成るシャッター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、防火・防煙シャッター等は、金
属性のスラットを連接して成るシャッターカーテンの前
面側に耐火・耐熱性のシートからなるシャッターカーテ
ンを併設して二重にし、金属性シャッターが直接炎にさ
らされて加熱変形することを防止している。また、パイ
プを上下に連接してなるシャッターカーテンを防火・防
煙シャッターとして使用する場合も、上述と同様に、耐
火・耐熱性のシートからなるシャッターカーテンを併設
して二重にして、パイプシャッターの素通し部分を覆う
ことにより煙を遮断している。さらに、店舗の間口に取
り付けられるシャッターにおいては、その表面に宣伝効
果の高い絵柄を施して閉店後も人目を引くようにしてい
るが、スラットを連結して成るシャッターカーテンでは
その連結部分で凹凸が形成されるため精緻な絵柄を表現
することができないので、精緻な絵柄をプリントできる
シート状のシャッターカーテンを併設することがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにシャッターカーテンを二重にするものにあっては、
夫々のシャッターカーテンごとに巻取シャフトや巻取ド
ラムを設け、これらを例えば上下,前後に併設しなけれ
ばならないので、どうしてもシャッターケースが大型化
してしまい、天井部のスペースが狭い場合には、設置す
ることができないという問題があった。そこで、本発明
は、巻取ドラムや巻取シャフトを上下や前後に併設する
ことなく、シャッターカーテンを二重に設けることがで
き、シャッターケースを小型化することができるように
することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、第一のシャッターカーテンと、そのシャ
ッターカーテンに沿って昇降されるシート状の第二のシ
ャッターカーテンを備えたシャッター装置において、前
記第一のシャッターカーテンを巻き取る巻取ドラムが略
円筒形に形成され、前記巻取ドラムには、その外周面の
長手方向に沿ってスリットが形成されると共に、その内
部には前記スリットを通して第二のシャッターカーテン
を巻き取る巻取シャフトが回転自在に配設され、第一の
シャターカーテンが巻取ドラムから巻き出されて全閉し
た状態で巻取シャフトを正逆回転駆動可能にすると共
に、第二のシャッターカーテンが巻取シャフトに巻き取
られて全開した状態で巻取ドラムを巻取シャフトと一体
的に正逆回転駆動させる開閉駆動装置を備えたことを特
徴とする。
【0005】
【作用】本発明によれば、第一のシャッターカーテンを
巻き取る巻取ドラム内に、シート状の第二のシャッター
カーテンを巻き取る巻取シャフトが配設されているの
で、巻取ドラムのデッドスペース内に第二のシャッター
カーテンを巻き取って収容することができ、シャッター
ケースは、実質的に一つの巻取ドラムを収容できる大き
さがあれば足りる。
【0006】なお、第一及び第二のシャッターカーテン
が開放された状態から閉じる場合は、巻取ドラム及び巻
取シャフトを一体に巻出方向に回転し、第一のシャッタ
ーカーテンを全閉した後、今度は巻取シャフトのみを巻
出方向に回転させれば、巻取ドラム内から第二のシャッ
ターカーテンが巻き出されて、第一及び第二のシャッタ
ーカーテンが二重に閉成される。
【0007】また、二重に閉成された第一及び第二のシ
ャッターカーテンを開放するときは、まず、巻取シャフ
トのみを巻取方向に回転させれば第二のシャッターカー
テンが巻取シャフトに巻き取られて巻取ドラム内に収容
され、次いで、巻取ドラムを巻取シャフトと一体に巻取
方向に回転させると、第一のシャッターカーテンが巻取
ドラムに巻き取られて開放される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
具体的に説明する。図1は本発明に係るシャター装置を
示す側面図、図2はその斜視図、図3は開閉駆動装置を
示す概略構成図である。
【0009】図中1は、金属性のロッド2,2・・・を
上下に連接して成る第一のシャッターカーテン3と、当
該シャッターカーテン3に沿って昇降されるシート状の
第二のシャッターカーテン4を備えたシャッター装置で
ある。第一のシャッターカーテン3を巻き取る巻取ドラ
ム5は略円筒形に形成されてシャッターケースC内に配
設され、巻取ドラム5には、その外周面に形成された段
差部分に第二のシャッターカーテン4を出し入れさせる
スリット7が長手方向に沿って形成され、ドラム5内に
は、第二のシャッターカーテン4を巻き取る巻取シャフ
ト6が回動自在に配設されている。
【0010】第一のシャッターカーテン3を形成するロ
ッド2は円柱形を半円柱形に二つ割りした半体2a,2
bから成り、各半体2a,2bの左右両端がサイドリン
ク8A,8Bに嵌め付けられて上下に連接されて成り、
当該サイドリンク8A,8Bがガイドレール9に案内さ
れて昇降されるように成されると共に、前記各半体2a
及び2bの間に、前記第二のシャッターカーテン4が挿
通されて案内されるように形成されている。サイドリン
ク8Aの連結部10には、各半体2a,2bの直径部分
同士を向かい合わせた状態で、これらを第二のシャッタ
ーカーテン4のシートの厚さより大きな間隔で個別に嵌
め付ける嵌合孔10a,10bが形成されている。
【0011】また、サイドリンク8Aの上下に連結され
るサイドリンク8Bには、前記嵌合孔10a,10bに
嵌め付けられたロッド2に対し前後回動可能に連結され
る円形の嵌合孔11が形成されている。さらに、各サイ
ドリンク8A,8Bには、第二のシャッターカーテン4
の左右両端を案内するガイド溝12が形成されている。
そして、シャッターカーテン3の上端のロッド2が、巻
取ドラム5の前記スリット7に取り付けられ、巻取ドラ
ム5内から巻き出される第二のシャッターカーテン4が
各半体2a,2bの間に案内されるように形成されてい
る。
【0012】第二のシャッターカーテン4は、例えば金
属シート,防火シート,ネット等で形成され、その下端
部には、巻取シャフト6を巻取方向に回転させたときに
当該シャッターカーテン4を前記ガイド溝12に案内す
る錘となる金属板13が取り付けられている。
【0013】また、14は第一及び第二のシャッターカ
ーテン3及び4を開閉させる開閉駆動装置であって、巻
取ドラム5を回転させる開閉機15と、巻取シャフト6
を回転させる開閉機16と、これらを同時に又は別々に
回転駆動させるコントローラ17とから成る。そして、
コントローラ17は、第一のシャターカーテン3が巻取
ドラム5から巻き出されて全閉したときに巻取シャフト
6の開閉機16のみを正逆回転駆動させ、第二のシャッ
ターカーテン4が巻取ドラム5内に巻き取られて全開し
たときに巻取ドラム5及び巻取シャフト6を同じ回転数
で回転させるように開閉機15及び16を正逆回転駆動
させるように成されている。したがって、巻取ドラム5
は巻取シャフト6と一体でなければ回転されず、巻取シ
ャフト6は第一のシャッターカーテン4が全閉したとき
でなければ単独で回転されることはない。
【0014】なお、第一のシャッターカーテン3を全閉
した状態で、巻取ドラム5はスリット7が下向きに位置
するように調整されると共に、そのスリット7から第二
のシャッターカーテン4が鉛直下方に垂下されるように
成され、また、第二のシャッターカーテン4は、全開し
たときに先端の金属板13が第一のシャッターカーテン
3のガイド溝12から外れない位置で停止されるように
成されている。
【0015】以上が本発明の一例構成であって次にその
作用について説明する。第一及び第二のシャッターカー
テン3及び4が開放されている状態では、巻取ドラム5
内に第二のシャッターカーテン4が巻き取られて収容さ
れると共に、巻取ドラム5の外周面に沿って第一のシャ
ッターカーテン3が巻き取られている。そして、これら
を閉じるときは、巻取ドラム5と巻取シャフト6を一体
的に巻出方向に回転させると、まず、第一のシャッター
カーテン3のみが巻き出される。したがって、第一のシ
ャッターカーテン3を全閉した状態で開閉駆動装置14
を停止させれば、従来のパイプシャッターのように内視
可能な店舗用のシャッターとして使用することができ
る。
【0016】第一のシャッターカーテン3が全閉状態に
なると、巻取ドラム5のスリット7が下方に開口される
と共に、第一のシャッターカーテン3はスリット7から
鉛直下方に垂下されているので、巻取シャフト6のみを
単独で巻出方向に回転させると、第二のシャッターカー
テン4が第一のシャッターカーテン3のガイド溝12に
案内されて降下され閉成される。したがって、例えば内
装工事を行なう場合など内部を見られたくない場合や、
台風などの風雨が強い場合は、第二のシャッターカーテ
ン4を閉成すればよい。
【0017】次いで、これらを開放する場合は、まず、
巻取シャフト6のみを巻取方向に回転させれば、第二の
シャッターカーテン4が巻取シャフト6に巻き取られて
巻取ドラム5内に収容される。そして、第二のシャッタ
ーカーテン4が全開した状態で、巻取ドラム5を巻取シ
ャフト6と同じ回転数で巻取方向に回転させると、第一
のシャッターカーテン3が巻取ドラム5の外周面に巻き
取られて開放されることとなる。
【0018】なお、第一のシャッターカーテン3として
は、ロッド2を上下に連接するものに限らず、スラット
やパイプを上下に連接するものにも適用することができ
る。また、第二のシャッターカーテン4は第一のシャッ
ターカーテン3に形成したガイド溝12に案内されて昇
降する場合について説明したが、第一のシャッターカー
テン3を案内するガイドレール9に、第二のシャッター
カーテン4を案内するガイドレールを別途併設する場合
であってもよい。さらに、開閉機15及び16により開
閉させる場合に限らず、手動で開閉するタイプにも適用
することができる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように,本発明によれば、第
一のシャッターカーテンを巻き取る巻取ドラム内のデッ
ドスペースに、第二のシャッターカーテンが巻き取られ
て収容されるので、シャッターケースは一つの巻取ドラ
ムを収容できる大きさがあれば足り、小型化することが
できると同時に、スペースの狭いところへもシャッター
カーテンを二重にしたシャッター装置を設置することが
できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るシャター装置を示す側面図。
【図2】 その斜視図。
【図3】 開閉駆動装置を示す概略構成図。
【符号の説明】
2・・・ロッド 3・・・第一のシャッターカーテン 4・・・第二のシャッターカーテン C・・・シャッターケース 5・・・巻取ドラム 6・・・巻取シャフト 7・・・スリット 9・・・ガイドレール 12・・・ガイド溝 14・・・開閉駆動装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一のシャッターカーテン(3)と、そ
    のシャッターカーテン(3)に沿って昇降されるシート
    状の第二のシャッターカーテン(4)を備えたシャッタ
    ー装置において、前記第一のシャッターカーテン(3)
    を巻き取る巻取ドラム(5)が略円筒形に形成され、前
    記巻取ドラム(5)には、その外周面の長手方向に沿っ
    てスリット(7)が形成されると共に、その内部には前
    記スリット(7)を通して第二のシャッターカーテン
    (4)を巻き取る巻取シャフト(6)が回転自在に配設
    され、第一のシャターカーテン(3)が巻取ドラム
    (5)から巻き出されて全閉した状態で巻取シャフト
    (6)を正逆回転駆動可能にすると共に、第二のシャッ
    ターカーテン(4)が巻取シャフト(6)に巻き取られ
    て全開した状態で巻取ドラム(5)を巻取シャフト
    (6)と一体的に正逆回転駆動させる開閉駆動装置(1
    4)を備えたことを特徴とするシャッター装置。
JP29041892A 1992-10-28 1992-10-28 シャッター装置 Expired - Lifetime JP2627387B2 (ja)

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JPH06137043A JPH06137043A (ja) 1994-05-17
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