JPH08177350A - ロール式網戸 - Google Patents

ロール式網戸

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Publication number
JPH08177350A
JPH08177350A JP32201294A JP32201294A JPH08177350A JP H08177350 A JPH08177350 A JP H08177350A JP 32201294 A JP32201294 A JP 32201294A JP 32201294 A JP32201294 A JP 32201294A JP H08177350 A JPH08177350 A JP H08177350A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
case
sprocket
sprockets
net
Prior art date
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Pending
Application number
JP32201294A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Komori
章弘 小森
Satoshi Manabe
智 真鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK AP Inc
Original Assignee
YKK AP Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by YKK AP Inc filed Critical YKK AP Inc
Priority to JP32201294A priority Critical patent/JPH08177350A/ja
Publication of JPH08177350A publication Critical patent/JPH08177350A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャフトの回動によりネットが昇降して開閉
するロール式網戸において、操作コードの左右勝手違い
をなくし、安価にロール式網戸を製作する。 【構成】 操作コード5の操作によりシャフト2を回動
させるスプロケット4,4がシャフト2の両端に接続さ
れ、各スプロケット4がシャフト2の端部を塞ぐケース
キャップ12に軸支されていると共に、少なくとも一方の
ケースキャップ12に操作コード5の操作停止時にスプロ
ケット4の回転を静止させる制動部材11が内蔵され、左
右一対の各スプロケット4と各ケースキャップ12がそれ
ぞれ同一形状であるロール式網戸1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はシャフトの回動により
ネットを巻き取り、または解きながら昇降させて開閉さ
せるロール式網戸に関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】ネットの
上端がシャフトに接続され、このシャフトの回動に伴っ
てネットが昇降するロール式網戸の開閉操作は、シャフ
トの端部に接続される滑車をロープ等で回動させること
により行われるが、操作用のロープはロール式網戸が取
り付けられる窓の位置によってシャフトの左側,または
右側のいずれか一方の端部に巻かれることになる。この
ためロール式網戸は左側操作用と右側操作用の二種類を
準備しなければならない。
【0003】これに対し、特公平3-55638号にシャフト
のいずれの端部にも接続可能な滑車ユニットを持ち、滑
車ユニットの接続位置を切り替えることにより左右勝手
が行える網戸が示されている。
【0004】この網戸では左側,あるいは右側専用の網
戸を揃えておく必要がないため網戸の種類、部品点数が
少なく、在庫管理が簡単になる他、取付現場で窓の位置
に応じて滑車ユニットを取り替えることにより操作コー
ドを開閉操作し易い位置に設置できる利点がある。しか
し、滑車と操作コードをケースの中に納めて滑車ユニッ
トとしていること、並びに滑車ユニットと巻取り軸を連
結する別個のピンが必要であるため一つの網戸としては
割高になる。
【0005】この発明は上記背景を踏まえてなされたも
ので、操作コードの左右勝手機能を備えると共に、構造
が簡易で、安価なロール式網戸を提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では操作コードが
巻かれるスプロケットをシャフトの両端に接続し、各ス
プロケットをシャフトの端部を塞ぐケースキャップに軸
支させ、左右一対の各スプロケットと各ケースキャップ
をそれぞれ同一形状にすることにより操作コードの左右
勝手違いをなくし、部品の種類を削減する共に、構造を
簡易にし、製作コストを削減する。
【0007】左右一対の各スプロケットが同一形状で、
各ケースキャップも同一形状であることにより操作コー
ドを掛け替えるのみでシャフトのいずれの側においても
ネットの昇降操作が行える。また操作部分の部品はスプ
ロケットとケースキャップの2部品で足り、種類が削減
され、構造も簡素化される。
【0008】少なくとも一方のケースキャップには操作
コードの操作停止時にスプロケットの回転を静止させる
制動部材が内蔵され、シャフトの回動、すなわちネット
の昇降は操作コードの停止と共に停止する。
【0009】
【実施例】この発明のロール式網戸1は上端がシャフト
2に接続され、シャフト2の回動に伴って巻き取られ
て、あるいは解かれて昇降するネット3と、シャフト2
の端部に接続され、外周に巻かれる操作コード5の操作
時にシャフト2を回動させるスプロケット4からなり、
ネット3の閉鎖操作時と開放操作時にシャフト2の回転
状態を両端のケースキャップ12,12で支持するものであ
る。
【0010】図1に示すようにネット3の四周にはその
張った状態での形状を保持するガイドテープ8が張り付
けられ、ネット4は上端のガイドテープ8がシャフト2
に接続され、両端のガイドテープ8,8が縦レール6,
6に案内されることによりシャフト2の回動と共に昇降
する。下端のガイドテープ8はネット3の閉鎖状態での
安定性を確保する、重り10が挿入されたボトムレール9
に接続される。ガイドテープ8は溶着や接着、または縫
合によりネット3に一体化する。ガイドテープ8として
は一側縁に芯紐を取り付けて膨出部を形成したスライド
ファスナー用のファスナーテープが好適である。
【0011】ガイドテープ8の先端には断面が拡大した
芯81が形成され、上端と下端の各ガイドテープ8は図3
に示すように芯81がシャフト2とボトムレール9の各溝
21,91に差し込まれてそれぞれに接続され、両端のガイ
ドテープ8は図4に示すように芯81が縦レール6内に差
し込まれることにより縦レール6に案内される。
【0012】ネット3の閉鎖状態では両端のガイドテー
プ8と縦レール6間からの虫の進入を阻止する必要があ
ることから、両端のガイドテープ8の芯81は縦レール6
内に収納されるインナーレール7の溝71に差し込まれて
インナーレール7に案内される。
【0013】ボトムレール9は図3に示すようにネット
3の閉鎖状態ではサッシ枠17の下枠19に固定された下枠
アタッチメント20に当接した状態を維持し、開放状態で
は後述のケース13とケースカバー14に突き当たった状態
を維持する。
【0014】スプロケット4,4はシャフト2の両端に
接続され、操作コード5の操作による回動によってシャ
フト2を回動させる。操作コード5はいずれか一方のス
プロケット4に巻かれるが、両端のスプロケット4,4
は同一形状であるためいずれのスプロケット4にも掛け
られる。図6に示すようにスプロケット4の外周には操
作コード5による力の伝達のための爪41が形成される。
【0015】各スプロケット4は図1,図2,図6に示
すようにシャフト2の端部を塞ぐケースキャップ12に軸
支される。各ケースキャップ12には操作コード5の操作
停止時にスプロケット4の回転を静止させる制動部材11
が内蔵され、スプロケット4は常に制動部材11によって
制動されながら操作コード5の操作と共に回動し、ネッ
ト3の閉鎖状態と開放状態で制動部材11によって静止し
た状態を維持する。
【0016】制動部材11は操作コード5によりスプロケ
ット4の回動を止めたときにスプロケット4の外周,ま
たは操作コード5に接触するときの摩擦力によってスプ
ロケット4の回動を停止させ、スプロケット4を静止状
態に保つ役目を持つ。制動部材11には図5に示すように
スプロケット4の外周側からスプロケット4,または操
作コード5を付勢する板バネ、あるいはそれに類似した
部品が使用されるが、常に操作コード5,またはスプロ
ケット4の外周との摺接状態を維持し得る部材であれば
材料や形状は問われない。制動部材11は少なくとも操作
コード5が取り付く側のケースキャップ12に内蔵される
が、両側のケースキャップ12,12に内蔵してもよい。
【0017】シャフト2の回りは互いに接続されるケー
ス13とケースカバー14によって覆われ、その開放した左
右の端部に一対の同一形状のケースキャップ12,12が接
続される。
【0018】ケース13の上面には開口部の上部に位置す
るまぐさ等の水平材に固定するための係合片131 が突設
され、ケース13は係合片131 において直接、または図3
に示すように係合片131 に係合しながらねじ16で接続さ
れるアタッチメント15を介して水平材にねじ16によって
固定される。アタッチメント15は水平材に下面側から突
き当たる形状をするが、図3に示す実施例のようにロー
ル式網戸1の室外側にサッシ枠17が位置し、その上枠18
の一部が室内側へ張り出す場合にはアタッチメント15の
一部が切り欠かれ、上枠18の一部と重なり合う。
【0019】
【発明の効果】この発明は以上の通りであり、操作コー
ドが巻かれるスプロケットをシャフトの両端に接続し、
各スプロケットをシャフトの端部を塞ぐケースキャップ
に軸支させ、左右一対の各スプロケットと各ケースキャ
ップをそれぞれ同一形状にしているため、操作コードの
左右勝手違いがなくなり、操作コードを掛け替えるのみ
でシャフトのいずれの側においてもネットの昇降操作が
行える。
【0020】また操作部分の部品はスプロケットとケー
スキャップの2部品であるため、種類が削減されると共
に、構造も簡素化され、安価にロール式網戸を製作する
ことができる。
【0021】更に少なくとも一方のケースキャップに操
作コードの操作停止時にスプロケットの回転を静止させ
る制動部材を内蔵しているため、操作コードの停止によ
ってシャフトの回動、すなわちネットの昇降を停止させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロール式網戸を示した斜視図である。
【図2】シャフトにケースとケースカバーを被せた状態
を示した斜視図である。
【図3】ネットの閉鎖状態を示した縦断面図である。
【図4】図3の横断面図である。
【図5】ケースキャップの内部を示した正面図である。
【図6】スプロケットとケースキャップの連結状態を示
した側面図である。
【符号の説明】
1……ロール式網戸、2……シャフト、21……溝、3…
…ネット、4……スプロケット、41……溝、5……操作
コード、6……縦レール、7……インナーレール、71…
…溝、8……ガイドテープ、81……芯、9……ボトムレ
ール、91……溝、10……重り、11……制動部材、12……
ケースキャップ、13……ケース、131 ……係合片、14…
…ケースカバー、15……アタッチメント、16……ねじ、
17……サッシ枠、18……上枠、19……下枠、20……下枠
アタッチメント。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフト2の回動により巻き取られ、ま
    たは解かれながら昇降するネット3と、シャフト2の端
    部に接続され、操作コード5の操作によりシャフト2を
    回動させるスプロケット4からなるロール式網戸1であ
    り、スプロケット4,4はシャフト2の両端に接続さ
    れ、各スプロケット4はシャフト2の端部を塞ぐケース
    キャップ12に軸支されていると共に、少なくとも一方の
    ケースキャップ12には操作コード5の操作停止時にスプ
    ロケット4の回転を静止させる制動部材11が内蔵されて
    おり、前記左右一対の各スプロケット4と各ケースキャ
    ップ12はそれぞれ同一形状であることを特徴とするロー
    ル式網戸。
JP32201294A 1994-12-26 1994-12-26 ロール式網戸 Pending JPH08177350A (ja)

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JP32201294A JPH08177350A (ja) 1994-12-26 1994-12-26 ロール式網戸

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Cited By (6)

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