JPH0720318Y2 - スクリーン巻取装置 - Google Patents

スクリーン巻取装置

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JPH0720318Y2
JPH0720318Y2 JP1988031038U JP3103888U JPH0720318Y2 JP H0720318 Y2 JPH0720318 Y2 JP H0720318Y2 JP 1988031038 U JP1988031038 U JP 1988031038U JP 3103888 U JP3103888 U JP 3103888U JP H0720318 Y2 JPH0720318 Y2 JP H0720318Y2
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JP
Japan
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screen
winding
roller
frame
frame member
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Expired - Lifetime
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JP1988031038U
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English (en)
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JPH01134195U (ja
Inventor
精三 林口
守 守谷
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Seiki Hanbai Co Ltd
Original Assignee
Seiki Hanbai Co Ltd
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、窓や出入口等の建物開口部に防虫や断熱、目
隠し等のために取り付けられるスクリーン巻取装置に関
するものである。
[従来の技術] この種のスクリーン巻取装置の例として、例えば巻取式
の防虫網戸が良く知られており、実開昭58−156997号公
報には、ネットを上下方向に開閉するように構成した防
虫網戸を引き違い構造のガラス障子を備えた窓枠に取り
付けたものが開示されている。
かかる防虫網戸は、窓枠の全面に渡って取り付けられて
いるため、左右いずれのガラス障子を開放した場合でも
有効な防虫効果を発揮することができるが、一般に、上
記ガラス障子は、左右いずれか一方のみが選択的に開放
されるものであって、通常の使用状態において両方が同
時に開放されることはなく、従って、防虫網戸を窓枠の
全面に渡って取り付ける必要はなく、ガラス障子が開放
される側だけに取り付ければ十分である。しかも、窓枠
全面がネットで覆われていると、光が遮られるため、室
内が暗くなり易い。
窓枠の一半部のみに取り付けることのできる半巾構造の
防虫網戸も知られており、また、左右に移動自在となっ
た半巾構造の防虫網戸も知られているが、従来のこのよ
うな半巾構造の網戸は、網戸枠にネットを固定的に張設
したものであって、該ネットを開閉することができない
という不便さがあった。
[考案が解決しようとする課題] 本考案の課題は、建物開口部枠におけるガラス障子の開
放側だけに取り付けることができ、しかもスクリーンの
開閉が自在なスクリーン巻取装置を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案のスクリーン巻取装置
は、スクリーンを巻着けた巻取軸を内蔵する巻取ボック
スと、該巻取ボックスの両側に取り付けられ、上記スク
リーンの両側端部を案内する左右一対のガイドレール
と、該ガイドレールの下端部間を連結する下部枠材とで
構成され、建物開口部枠内に左右移動自在に取り付けら
れてなるスクリーン巻取装置において、上記ガイドレー
ルが、断面溝形のレール本体と、該レール本体の内部に
スクリーンの幅方向に変移自在なるように遊装されたス
クリーン支持部材とからなっていて、該スクリーン支持
部材がスクリーンの側端部を摺動自在に支持し、上記下
部枠材が回転自在のローラを有し、該ローラが、建物開
口部の下枠材に形成されたレール上に転動自在に載置さ
れ、上記巻取ボックスには、弾性的に傾動可能なホルダ
を介してローラが取り付けられ、該ローラが、建物開口
部枠の上枠材に形成されたガイドに弾性的に当接してい
ることを特徴とするものである。
[作用] 上記構成のスクリーン巻取装置は、いずれの側のガラス
障子を開放した場合でも、その開放された側に選択的に
移動させて使用することができる。
また、スクリーンをガイドレールに沿って上下動させる
ことにより、該スクリーンを容易に開閉することができ
る。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図及び第2図において、1は窓や出入口等における
建物開口部枠であって、上枠材1aと下枠材1b及び左右の
縦枠材1c,1cとで構成され、該開口部枠1には、引き違
い構造ののガラス障子2,2と、スクリーン巻取装置3と
が取り付けられている。
スクリーン巻取装置3は、第3図からも明らかなよう
に、スクリーン4を巻着けた巻取軸6を内蔵する巻取ボ
ックス5と、該巻取ボックス5の両側に位置して上記ス
クリーン4の両側端部及び該スクリーン4の下端に取り
付けられた框7の両側端部を案内する左右一対のガイド
レール8,8と、該ガイドレール8,8の下端部間に位置する
下部枠材9とからなり、これらの各部材を枠状に組み付
けることにより一体構成されたもので、該巻取装置3の
横幅は建物開口部枠1の横幅の約半分の大きさに形成さ
れ、該建物開口部枠1の一半部に左右移動自在に取り付
けられている。
上記ガイドレール8は、第4図からも明らかなように、
框7の端部が摺動自在に嵌合する開口11を縦方向に有す
る断面溝形のレール本体10と、該レール本体10の内部に
スポンジ状あるいはばね状の弾性体13を介して配設され
たスクリーン支持部材12とで構成され、該スクリーン支
持部材12に縦方向に形成されたスリット14内にスクリー
ン4の端部を摺動自在に挿入すると共に、該スクリーン
4の端部に取り付けられた抜止片15をスリット14の内縁
に係止させている。ガイドレール8の下端部には、第3
図に示すように、開口11の両側面に框7を係止させるた
めの係止片16が取り付けられ、該框7の係止によってス
クリーン4を閉じた状態に保持し得るようになってい
る。
また、スクリーン巻取装置3を移動自在とするため、上
記下部枠材9には、第3図および第4図に示すように、
螺子17により溝18内に固定された取付金具19にローラ20
が片持ち梁状に取り付けられ、該ローラ20が建物開口部
枠1の下枠材1bに形成されたレール1d上に転動自在に載
置されており、且つ、巻取ボックス5の上面後端部に形
成された溝21内には、第5図に示すように、該溝21の側
壁に切欠22の位置において螺子23により固定された固定
部24aと、該固定部24aに細径の変形部24cを介して一体
に連結され、ばね25で支持されることにより矢印方向に
弾性的に傾動可能なローラ支持部24bとからなるホルダ2
4が配設され、該ローラ支持部24bに回転自在に取り付け
られたローラ26が上枠材1aに形成されたガイド1eに当接
せしめられている。
なお、図中27は框7を上下動させる場合の操作用把手を
示している。この把手は、実線で示す室外側と鎖線で示
す室内側のいずれか一方又は両方に取り付けることがで
きるが、室内側に取り付ける場合は、ガラス障子の開閉
の障害となるのを防止するため、巻取装置の背面から突
出しないような高さにすることが望ましい。
上記構成を有するスクリーン巻取装置3は、左右に移動
自在であるから、いずれの側のガラス障子2を開放した
場合でも、その開放された側に選択的に移動させて使用
することができる。
また、その位置において框7を上下動させることによ
り、スクリーン4を開閉することができる。
[考案の効果] 上記構成を有する本考案のスクリーン巻取装置によれ
ば、建物開口部枠内に左右移動自在に取り付けられてい
て、いずれの側のガラス障子を開放した場合でもその開
放された側に選択的に移動させて使用することができる
ので、建物開口部枠の全面に取り付けるようにした従来
のものに比べ、非常に経済的であるばかりでなく、スク
リーンによって光が必要以上に遮られることもない。
また、上記スクリーン巻取装置を移動自在とするに当
り、下部枠材にローラを取り付けて、該ローラを、建物
開口部枠の下枠材に形成したレール上に転動自在に載置
すると共に、巻取ボックスにも弾性的に傾動可能なホル
ダを介してローラを取り付け、該ローラを、建物開口部
枠の上枠材に設けたガイドに弾性的に当接させるように
したので、重量の大きいスクリーン巻取装置であって
も、上下のローラにより簡単且つ軽快に移動させて開閉
することができるばかりでなく、巻取装置の上下のがた
つきを巻取ボックスのローラで弾力的に吸収して、その
移動を円滑且つ静かに行うことができ、しかも、建物開
口部枠とスクリーン巻取装置との間の取り付けのための
上下幅に若干の誤差があった場合でも、その誤差を上記
巻取ボックスにおけるローラの変移で吸収させることが
できるため、寸法誤差の許容範囲が広くなり、製造及び
現場での取り付け作業等が容易になる。
更に、ガイドレールを、断面溝形のレール本体と、該レ
ール本体の内部にスクリーンの幅方向に変移自在なるよ
うに遊装されたスクリーン支持部材とで構成して、該ス
クリーン支持部材にスクリーンの側端部を摺動自在に支
持させているため、スクリーン巻取装置を勢い良く左右
に移動させた場合でも、スクリーン及びスクリーン支持
部材が一緒に変移することによって衝撃力がスクリーン
に直接作用するのが防止されることになり、この結果、
スクリーンの破損を確実に防止して耐久性を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は第1図の
部分省略拡大横断面図、第3図は同部分省略拡大縦断面
図、第4図はガイドレールの拡大断面図、第5図は第3
図における巻取ボックスの部分拡大断面図である。 1……建物開口部枠、3……スクリーン巻取装置、4…
…スクリーン、5……巻取りボックス、6……巻取軸、
8……ガイドレール、9……下部枠材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−16379(JP,U) 実開 昭60−22669(JP,U) 実公 昭55−24314(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリーンを巻着けた巻取軸を内蔵する巻
    取ボックスと、該巻取ボックスの両側に取り付けられ、
    上記スクリーンの両側端部を案内する左右一対のガイド
    レールと、該ガイドレールの下端部間を連結する下部枠
    材とで構成され、建物開口部枠内に左右移動自在に取り
    付けられてなるスクリーン巻取装置において、 上記ガイドレールが、断面溝形のレール本体と、該レー
    ル本体の内部にスクリーンの幅方向に変移自在なるよう
    に遊装されたスクリーン支持部材とからなっていて、該
    スクリーン支持部材がスクリーンの側端部を摺動自在に
    支持し、 上記下部枠材が回転自在のローラを有し、該ローラが、
    建物開口部枠の下枠材に形成されたレール上を転動自在
    に載置され、 上記巻取ボックスには、弾性的に傾動可能なホルダを介
    してローラが取り付けられ、該ローラが、建物開口部枠
    の上枠材に形成されたガイドに弾性的に当接している、 ことを特徴とするスクリーン巻取装置。
JP1988031038U 1988-03-09 1988-03-09 スクリーン巻取装置 Expired - Lifetime JPH0720318Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988031038U JPH0720318Y2 (ja) 1988-03-09 1988-03-09 スクリーン巻取装置

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JP1988031038U JPH0720318Y2 (ja) 1988-03-09 1988-03-09 スクリーン巻取装置

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JPH01134195U JPH01134195U (ja) 1989-09-13
JPH0720318Y2 true JPH0720318Y2 (ja) 1995-05-15

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ID=31256609

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5927001B2 (ja) * 2012-03-29 2016-05-25 Bxテンパル株式会社 防煙垂れ幕装置及び該防煙垂れ幕装置の施工方法
JP6483965B2 (ja) * 2014-06-18 2019-03-13 文化シヤッター株式会社 防火用スクリーン

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JPS5516379U (ja) * 1978-07-19 1980-02-01
JPS5524314U (ja) * 1978-07-31 1980-02-16

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