JP6483965B2 - 防火用スクリーン - Google Patents
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Description
建物の開口部を防火仕様に改修する方法として、外付の防火シャッターを付加する方法がある。
しかし、建物の開口部の外側に庇がある場合や、収納ボックスが大きい場合には設置できず、また開口部が出窓のように外に飛び出す形状の場合にも設置できないことがある。
また、防火シャッターは一般に金属製スラットから構成されているが、防火シャッターの建物開口部の内側への設置は,意匠的にも受け入れ難いし、梁等の内部の制約も多い。
このシャッターは、防火用ではないが、シャッターボックス、シャッターレール及びシャッター受け台が室内面から露出して、防火対策の面で、そのまま防火用スクリーンに応用することはできない。また、シャッターボックスが室内面から突出しており、かかる構成は、室内の調和を乱し意匠的にも受け入れ難いものとなっている。
前記ガイド部材は、スリットを備えており、前記ガイド部材の前記スリットが形成された面の該スリットを挟んだ両端間の寸法が、前記ガイド枠の自由端の間隔よりも大きいことを特徴とする防火用スクリーンとした(請求項1に記載の発明)。
上記発明において、前記スクリーンのボトム枠の端部が、前記ガイド枠の開口に入り込むことを特徴とする防火用スクリーンとした(請求項3に記載の発明)。
また、スクリーンの巻き取り及び巻き戻しをガイドするガイド部材をガイド枠とは独立させて構成したことで、スクリーンの操作性を高めることができる。
さらに、前記各防火用スクリーンは、建物開口部の内側であって、且つ、開口部の額縁部に固定されている構造としたので、各構成要素が室内面に露出する面積を少なくでき、耐火性、不燃性を高めることができる。
即ち、上下枠3,4、左右枠5,6、ガイド枠7及び収容ボックス90は、前記内周面21に収まるように配置されている。
一方、RC造納まりの場合には、図4及び図5に示すように、アンカーAを介して額縁部20に固定されている。
前記開口70を形成するガイド枠7の自由端72は、ガイド部材8が当接可能になっており、その抜け止め防止手段となっている。
各中空部71には、図3に示すように、ガイド枠7に沿って、難燃性、不燃性の弾性材として、例えばスポンジからなる緩衝部73が設けられ、前記自由端72、72と中空部71の内壁間に固定されている。
このスクリーン9のたて辺92には、抜止部93が取り付けられ、前記ガイド部材8のスリット80を塞ぐように位置されている。
この抜止部93は、スクリーン9が撓む力を受けた場合に、その両縁のたて辺92が、スリット80から抜け出ることを防ぐものであることから、スリット80より幅広に形成され、かつ、スクリーン9のたて辺92の上下間において、複数個に形成される(それぞれ図示せず)。
(1) 防火用スクリーン1は、建物開口部2の非防火サッシの構成に関係することなく、室内側に取付けることができ、その際に、布状のスクリーンを収容するコンパクトな収容ボックス90により、建物の開口部2の内側への取付に適したものとなっている。
(2) ガイド部材8は、前記中空部71において、独立すると共に、ガイド部材8の周囲にクリアランスCが形成されている。よって、ガイド部材8はその範囲で位置が変位可能となっており、スクリーン9に外力が作用する場合に、柔軟に対処させることができ、スクリーン9の操作性の向上につながる。
(3) また上記(2)の構成及び作用により、建物開口部2がスクリーン9により閉鎖されている状態で、スクリーン9に外力、例えば、煙、火炎が作用して撓む場合に、その力を直接的にスクリーン9の抜止部93に作用させることなく、スクリーン9の破損等を防ぐことができる。
(4) クリアランスCは、ガイド枠7とガイド部材8との間に断熱空間を形成することとなり、ガイド枠7の受ける熱が、直接的にスクリーン9の抜止部93に影響しないようになっている。
(5) 緩衝部73は、クリアランスCと共に、スクリーン9が外力により、撓む場合に、その力を直接的に抜止部93に作用させることなく、スクリーン9の破損等を防ぐことができ、またスクリーン動作の安定性、操作性を向上させることができる。
(6) 前記各防火用スクリーン1は、建物開口部2の内側の額縁部20に固定されているので、上下枠3,4、左右枠5,6、ガイド枠7、ガイド部材8、収容ボックス90の露出面積を少なくでき、耐火性、不燃性を高めることができる。
(7) スクリーン9の両端が前記ガイド部材8に収容され、その下端もボトム枠Bを介して下枠4に固定され、前記開口部2を閉鎖することができるので、延焼防止や、内部から外部への煙、火炎の吹き出しを防止することができる。
2 建物開口部
20 額縁部 21 内周面
3,4 上下枠
5,6 左右枠
7 ガイド枠
70 開口 71 中空部
72 自由端 73 緩衝部
8 ガイド部材
80 案内溝(スリット)
9 スクリーン
90 収容ボックス 91 スクリーンの先端辺
92 スクリーンのたて辺 93 抜止部
94 ラッチ 95 ドラム
B ボトム枠 B1 端部
S サッシ枠
C クリアランス(遊び)
Claims (4)
- 建物開口部の内側に取り付けられる上下枠及び左右枠と、左右枠に沿って配置されるガイド枠と、ガイド枠に収容されるガイド部材と、ガイド部材の案内溝に沿って巻き取り及び巻き戻しされるスクリーンと、このスクリーンを巻き取って収容する収容ボックスを備える防火用スクリーンにおいて、
前記ガイド部材は、前記ガイド枠、その他の部材に固定されることなく独立していると共に、
前記ガイド部材は、前記ガイド枠の中空部において、その周囲にクリアランスが形成されるように収容されており、
前記ガイド部材は、スリットを備えており、
前記ガイド部材の前記スリットが形成された面の該スリットを挟んだ両端間の寸法が、前記ガイド枠の自由端の間隔よりも大きいことを特徴とする防火用スクリーン。 - 前記ガイド部材は、略口状の形状を有していることを特徴とする請求項1に記載の防火用スクリーン。
- 前記スクリーンのボトム枠の端部が、前記ガイド枠の開口に入り込むことを特徴とする請求項1又は同2に記載の防火用スクリーン。
- 前記建物開口部の内側であって、且つ、開口部の額縁部に固定されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の防火用スクリーン。
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JP2014125784A JP6483965B2 (ja) | 2014-06-18 | 2014-06-18 | 防火用スクリーン |
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JP2016003527A JP2016003527A (ja) | 2016-01-12 |
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2014
- 2014-06-18 JP JP2014125784A patent/JP6483965B2/ja active Active
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