JP2016125225A - 日射遮蔽装置 - Google Patents

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敬一 仲邑
将芳 寄川
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将芳 寄川
貴志 上村
Takashi Kamimura
貴志 上村
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【課題】 日射遮蔽材を窓面に対し相対的に移動可能且つ固定可能な日射遮蔽装置を提供する。【解決手段】 開口部を有する建物から室外へ突出する突出物の下面に固定される長尺のレール13と、レール13の長手方向において所定幅を有し、開口部の少なくとも一部から建物内へ入射する直射光を遮蔽可能な日射遮蔽材11と、日射遮蔽材11の幅方向へ移動可能に上方からレールに吊持され、日射遮蔽材11を垂下する本体10と、本体10を上下に挿通する部材であって、本体10の上方から突出してレール13に係合する係合部15aと、本体10の下方から突出して係合部15aによるレール13との係合を解除する操作部15bとを有するストッパ15とを備える。【選択図】図8

Description

本発明は、長手方向にスライドする日射遮蔽装置に関する。
従来、窓などの開口部から屋内へ入射する日射を屋外で遮蔽する日射遮蔽装置が知られている。このような日射遮蔽装置によれば、屋外に設置される日射遮蔽装置と比較して、日射による室温の上昇を防ぐ効果は高くなる。日射遮蔽装置を屋内に設置した場合、日射遮蔽装置は開口部である窓ガラスから入射した後に日射を遮蔽しているため、日射遮蔽効果が低い窓ガラスを使用した開口部と日射遮蔽装置との間での温度上昇は避けられず、またこの温度上昇は屋内において起こるために屋内の温度上昇に影響を及ぼす。これに対し、日射遮蔽装置を屋外に設置した場合、日射遮蔽装置は開口部に入射する前に日射を遮蔽しているため、屋内における日射遮蔽装置と開口部との間での温度上昇は発生しにくく、また、日射遮蔽装置自体の温度が日射により上昇しても、外気にさらされているために屋内の温度はこの温度上昇に影響されない。
また、屋外に設置される日射遮蔽装置として、屋外において窓の上方に配置されている構造物(窓庇)の下面に設けたガイドレールと、このガイドレールに沿って窓面と平行方向に移動可能に取り付けられたロールスクリーンとを備える日除けスクリーンが知られている(特許文献1参照)。この日除けスクリーンによれば、日射の方位角度に応じて移動させることによって、窓面との相対位置を変えることができ、したがって、窓から入射し得る日射を効果的に遮蔽することができる。
特開2010−133086号公報
上述の日除けスクリーンによれば、ロールスクリーンがガイドレールに沿って所望の位置にスライドされた後、地面に固定されたチェーンロープにスクリーンの先端部の引出部を引っ掛けることによってスクリーンが固定されるが、ロールスクリーンはガイドレールに沿って移動可能な状態にある。そのため、スクリーンが風に煽られてロールスクリーンがガイドレールに沿って移動してしまう可能性がある、という問題があった。スクリーンが地面に固定されている状態においてロールスクリーンがガイドレールに沿って移動すると、スクリーンに想定されていない力が掛かることによって、スクリーンの変形、スクリーンと接続された部材の変形が生じ、ひいては、スクリーンを巻き上げた際に巻き乱れが発生することとなる。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、日射遮蔽材を窓面に対し相対的に移動可能且つ固定可能な日射遮蔽装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本実施形態における日射遮蔽装置は、開口部を有する建物から室外へ突出する突出物の下面に固定される長尺のレール(13)と、レールの長手方向において所定幅を有し、開口部の少なくとも一部から建物内へ入射する直射光を遮蔽可能な日射遮蔽材(11)と、日射遮蔽材の幅方向へ移動可能に上方からレールに吊持され、日射遮蔽材を垂下する本体(10)と、本体を上下に挿通する部材であって、本体の上方から突出してレールに係合する係合部(15a)と、本体の下方から突出して係合部によるレールとの係合を解除する操作部(15b)とを有するストッパ(15)とを備える。
本発明によれば、日射遮蔽材を窓面に対し相対的に移動可能且つ固定可能とすることができる。
本実施形態に係る日射遮蔽装置を正面から見た概略図である。 設置された日射遮蔽装置を側面から見た概略図である。 日射遮蔽装置と窓面と日射との関係を示す概略図である。 スクリーンが巻取られた開状態における日射遮蔽装置を示す側面図である。 スクリーンが巻解かれた閉状態における日射遮蔽装置を示す側面図である。 ランナの構成を示す正面図である。 レールの構成を示す正面断面図である。 係止状態にある日射遮蔽装置の構成を示す側断面図である 解除状態にある日射遮蔽装置の構成を示す側断面図である。 案内状態にある日射遮蔽装置の構成を示す側断面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
(日射遮蔽装置の全体構成)
まず、本実施の形態に係る日射遮蔽装置の全体構成について、図1〜図3を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る日射遮蔽装置を正面から見た概略図である。図2は、設置された日射遮蔽装置を側面から見た概略図である。図3は、日射遮蔽装置と窓面と日射との関係を示す概略図である。以降の説明において、日射遮蔽装置の長手方向を側方、設置された日射遮蔽装置を側方から見た場合に、設置面側(例えば開口窓側)を後側、その逆(例えば室外側)を前側として説明する。
図1〜図3に示すように、本実施の形態において、日射遮蔽装置1は、建物の室外にあるベランダVにおいて建物の開口部に設けられた開口窓21、22へ入射し得る日射を遮蔽するように、開口窓21、22と所定距離を空けて設置され、本体10、スクリーン11、ウェイトバー12、レール13、ランナ14、ストッパ15を備える。本体10は、所定幅及び所定長さを有するスクリーン11をその内部に収容可能にスクリーン11の幅方向に長尺に構成されたものである。スクリーン11は、日射遮蔽材であり、所定幅及び所定長さに形成された遮光生地からなり、長さ方向に巻取られて本体10内部に収容されるとともに、巻解かれて本体10から垂下する。ウェイトバー12は、スクリーン11の本体10から垂下する長さ方向一端に幅方向全域に亘って接続される長尺の部材であり、その長手方向中央近傍にプルコード121の上端が連結され、長手方向両端近傍に固定ベルト122の一端が連結される。プルコード121は、スクリーン11を巻解いて本体10から垂下させるための操作手段である。固定ベルト122は、スクリーン11が垂下された状態においてベランダの手すり20等の構造物に巻き付けられてウェイトバー12の位置を固定することによって、スクリーン11が垂下された状態を維持する。
レール13は、スクリーン11の幅方向に少なくとも本体10以上の長さとなるように構成され、開口窓21、22の上部の壁から室外側へ突出した構造物の下面を固定面として、その長手方向が開口窓21、22の窓面に対して略平行となるように固定面に設置される。2つのランナ14は、本体10の長手方向両端部近傍に設けられる。また、それぞれのランナ14は、本体10の上面に一端が固定的に連結されるとともに、他端がレール13に対してレール13の長手方向に移動可能に接続され、したがって、本体10は、ランナ14を介してレール13にその長手方向に移動可能に接続される。ストッパ15は、本体10に対して上下方向にのみ移動可能に構成された長尺な棒状の部材であり、レール14に係止することで本体10のレール13の長手方向への移動を規制する。
上述したように、本体10をレール13の長手方向、即ち、開口窓21、22の窓面に対して平行に延在する方向にスライドさせることによって、図3に示すように、開口窓21、22全体を遮蔽しなくとも、太陽の方位に合わせて本体10を移動させることで、一方の室内空間に設置された開口窓21からの日射の入射を防ぐことができ、他方の室内空間に設置された開口窓22から日射の入射を防ぐ場合には、太陽の方位に合わせて本体10を移動させる。
(スクリーンの動作)
次に、日射遮蔽装置における係止状態及びスクリーンの動作について説明する。図4は、スクリーンが巻取られた開状態における日射遮蔽装置を示す側面図である。図5は、スクリーンが巻解かれた閉状態における日射遮蔽装置を示す側面図である。なお、図4、図5においては、説明上、固定ベルトを省略した日射遮蔽装置が示されている。
図4、図5に示すように、日射遮蔽装置1は、本体10がランナ14を介してレール13に接続され、且つストッパ15による係止によってレール13の長手方向への移動を規制されている係止状態において、スクリーン11の開閉がなされる。
ここで、係止状態についてこれに関わる構成も含めて詳細に説明する。本体10の長手方向両端に固定的に連結された2つのランナ14は、それぞれ、前後方向に異なる位置に設けられた前側ランナ14aと後側ランナ14bとを有する。レール13は、前後方向に異なる位置に設けられた前側レール13aと後側レール13bとを有する。前側ランナ14aは前側レール13aにその長手方向に移動可能に接続され、後側ランナ14bは後側レール13bにその長手方向に移動可能に接続される。前後方向において前側レール13aと後側レール13bとの間には案内部130としての間隙が存在し、この間隙はレール13の長手方向全域に亘って延在する溝として形成される。この案内部130としての溝は上下方向における上側が溝底となっており、この溝底にはレール13の長手方向に所定間隔を空けて複数の係合孔131が形成される。ストッパ15は、本体10を上下方向に挿通し、本体10の上面から突出した上端に係合部15aを有し、本体10の下面から突出した下端に操作部15bを有する。係合部15aは、案内部130の係合孔131へ下側から挿通することによって、ストッパ15がレール13の長手方向へ動くことを係止し、したがって、ストッパ15が挿通されている本体10がレール13の長手方向に移動することが規制される。なお、日射遮断装置1の利用者が操作部15bを下方に引いて係合部15aを下方に移動させることにより、ストッパ15によるレール13への係止が解除されて、係止状態が解除される。
このような係止状態において、日射遮蔽装置1は、図4に示すようなスクリーン11が巻取られて本体10に収容されている開状態から、図5に示すようにスクリーン11が巻解かれて本体10から垂下する閉状態に操作される。具体的には、使用者がプルコード121を下方向に引くことによってスクリーン11は開状態から閉状態に操作される。スクリーン11には、後述する本体10内部の機構によって、巻取るための力が常時掛かっている。したがって、閉状態を維持するためには上述したように固定ベルト122によりスクリーン11の下端に連結されたウェイトバー12を本体10の下方に位置して固定された手すり20のような構造物に固定する必要がある。また、このことにより、閉状態においてスクリーン11には常に巻取方向への引張力が生じ、スクリーン11が緩むことがない。
(ランナ及びレールの構成)
次に、ランナ及びレールの構成について説明する。図6は、ランナの構成を示す正面図である。図7は、レールの構成を示す正面断面図である。なお、説明上、図6、図7においては前側ランナを省略して後側ランナのみを示しており、また、図7においては後側レールの一部を省略し、前後方向における係合孔中心位置において切断した断面図によりレールを示す。
図6に示すように、ランナ14bは、下端が本体10の上面と固定的に連結されたランナ本体140と、ランナ本体140の上端に設けられるとともにランナ本体140の前後へ軸が延びるように形成された回転軸141cと、ランナ本体140の前後にそれぞれ配置され、回転軸141cに軸支されて回転可能に設けられた前側ローラ141a及び後側ローラ141b(不図示)とを有する。また、ランナ14aもランナ14bと同様の構成となっている。なお、ストッパ15は、前後方向において、ランナ14aとランナ14bとの間に位置するように本体10に設けられる。
図7に示すように、本体10は、上述したストッパ15による係止状態が解除されている状態(後述する解除状態ないし案内状態)において、ランナ14のローラ141が回転することによって、レール13の長手方向に移動可能となる。レール13の案内部130には長手方向に所定距離毎に係合孔131が形成されているため、日射遮断装置1の利用者は長手方向における所望の本体10の位置に対応する係合孔131が形成された位置まで本体10を移動し、ストッパ15とレール13とを係止させて日射遮蔽装置1を係止状態とすることができる。また、所定距離毎に係合孔131形成することで、例えば集合住宅において各戸のベランダにて使用した場合には、日射遮蔽装置1の停止位置のばらつきが抑制されるため、集合住宅全体の外観意匠を向上させることができる。
上述したように係止状態の解除は利用者が操作部15bを操作することによりなされる。操作部15bは、図4及び図5に示したように、ストッパ15の下端近傍を前後方向に貫通した孔に環状の部材を挿通することによって構成されるが、本体10の下側からストッパ15に対して少なくとも下方に、望ましくは更に側方にも力を掛けることができる形状となっていればよい。例えば、手により、または専用の部材が係合して下方及び側方のいずれにも力を付勢可能な形状となっていればよい。専用の部材としては、図7に示される先端が鉤状に構成された棒状の部材であるバトン90が考えられる。バトン90を用いて操作することによって、係止状態の解除だけでなく、本体10の長手方向への移動をも操作部15bによって行うことができ、延いては、利用者が、係止状態が解除された状態を維持したまま本体10を移動させることが容易となる。また、バトン90によれば、係止状態の解除、本体10の移動に際して、利用者がスクリーン11に直接触れることがないため、スクリーン11の変形、汚損などが防止され、延いては日射遮蔽装置1の耐久性を向上させることができる。
(ストッパの動作)
次に、本体内部の構成とストッパの動作について説明する。図8は、係止状態にある日射遮蔽装置の構成を示す側断面図である。図9は、解除状態にある日射遮蔽装置の構成を示す側断面図である。図10は、案内状態にある日射遮蔽装置の構成を示す側断面図である。なお、図8〜図10において、プルコード及び固定ベルトは省略されている。
図8〜図10に示すように、本体10は、ケース100及びカバー110により構成され、その内部に巻取パイプ101、サイドプレート102を収容する。巻取パイプ101は、本体10の長手方向、即ちスクリーン11の幅方向を軸方向とした回転軸101aによりサイドプレート102に回転可能に支持される。また、巻取パイプ101は、長さ方向におけるウェイトバー12と逆側のスクリーン11の一端とこのスクリーン11を巻取り及び巻解き可能に連結される。なお、巻取パイプ101は、その内部の機構によって本体10の右側面から見て時計回り方向に回転力を付勢されているものとする。2つのサイドプレート102は、本体10内部におけるその長手方向両端近傍位置においてそれぞれケース100に固定され、回転軸101aの軸方向両端において巻取パイプ101を回転可能に支持する。
ケース100の上面及び下面には、ストッパ15を上下に挿通させる孔が形成されており、上面に形成された孔にはストッパ規制部100a、下面に形成された孔にはストッパ規制部100bがそれぞれ設けられている。これらストッパ規制部100a及び100bは、ストッパ15を挿通可能な環状の部材であり、ストッパ15の径よりも大きく形成されたケース100に設けられた孔に取り付けられて、ストッパ15が上下方向以外に移動することを規制する。ストッパ15は、その長さ方向において本体10内部に収容される範囲内に、第1フランジ151と第2フランジ152とバネ153とを有する。
第1フランジ151は、ストッパ15において、ケース100の下面に形成された孔に設けられたストッパ規制部100bとの間に、圧縮コイルばね153を挟む位置で外径方向に所定距離だけ突出したフランジとして形成される。第2フランジ152は、ストッパ15において、第1フランジ151より上方の位置で外径方向に所定距離だけ突出したフランジとして形成され、ストッパ15の所定高さ以上に上側へ移動しないようにストッパ規制部100aに係止する。圧縮コイルばね153は、ストッパ15に挿通されてストッパ規制部100bと第1フランジ151との間に位置し、ストッパ規制部100bと第1フランジ151とを離間させるように上下方向に復元力を付勢する。ストッパ15は、圧縮コイルばね153によって第1フランジ151を介して上下方向上側へ常時付勢されるとともに、第2フランジ152によって所定高さ以上への移動が制限される。これにより、本体10は係止状態となる。
図8に示すように、本体10の係止状態において、ストッパ15の係合部15aはレール13の案内部130に形成された係合孔131に挿通される。この際、本体10内部においては、第2フランジ152が規制部100aに係止しており、係合部15aが必要以上に係合孔131に挿通されないようになっている。この係止状態において操作部15bを用いてストッパ15を下方へ移動させると、図9に示すように、係合部15aが係合孔131から離脱して挿通されない状態となり、日射遮蔽装置1を係止状態が解除された解除状態とすることができる。解除状態において本体10を長手方向に移動させると、ストッパ15が上側へ付勢されているため、係合部15aは溝として形成された案内部130において係合孔131が形成されていない溝底に当接することとなり、したがって、係合部15aは本体10が移動される際に案内部130によってその前後方向における位置が溝内に収まるように溝底に当接しながら案内されることとなる。これによって、レール13とストッパ15との前後方向における相対的な位置関係が維持されて移動が安定し、延いては本体10の移動後における係合孔131へ係合部15aを挿通させることが容易となる。即ち、ストッパ15の係合部15aが案内部130の溝底に当接しながら移動すると、自動的に次の係合孔131に係止されることになり、本体10をレール13に固定することができる。
以上説明したように、本実施の形態に係る日射遮蔽装置によれば、本体を窓面に対して平行に延在する方向へ移動して窓から入射する日射を効果的に遮蔽することができるとともに、所望の位置に本体を移動させた後にストッパにより日射遮蔽装置を係止状態とすることによって、スクリーンに想定外の力が掛かることを防ぐことができる。なお、本実施の形態において、本体にスクリーンを収容する日射遮蔽装置としたが、スクリーンに代えて他の日射遮蔽部材を用いるようにしても良い。また、上述した日射遮蔽装置において、ストッパ15による係止状態と解除状態との切換えは、ストッパが常時上方に付勢されるモーメンタリ動作を行うものとしたが、操作部を引くたびに係止状態と解除状態とをそれぞれ維持するオルタネイト動作と行うものとしても良い。オルタネイト機構とすることによって、本体を移動させる際に、係止部が溝底に当接しないように利用者が操作部を引いた状態を維持し続ける必要がなくなり、操作性を向上させることができる。このように構成させる場合であっても、日射遮蔽装置が解除状態にある際に、係止部が案内部の溝底に当接しない程度の溝内に収まるように構成することが望ましい。また、以上の実施形態では、ストッパ15の係合部15aが係合孔131に係合したときに本体10がレール13に固定されるものとしたが、レールに係合孔を形成しないものとしても良い。このように構成することによって、レール13の長手方向における任意の位置において、係合部15aが案内部130の溝底に圧接され、レール13の長手方向における任意の位置に本体10を固定することができる。さらに、以上の実施形態では、レール13は、その長手方向が開口窓21、22の窓面に対して略平行となるように固定面に設置されるようにしたが、開口窓の方位に合わせて開口面に対して傾斜した角度にて設置しても良い。これにより、開口窓が北東面や北西面を向いていても、より効果的な日射遮蔽が可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 本体
11 日射遮蔽材
13 レール
15 ストッパ
15a 係合部
15b 操作部

Claims (7)

  1. 開口部を有する建物から室外へ突出する突出物の下面に固定される長尺のレール(13)と、
    レールの長手方向において所定幅を有し、開口部の少なくとも一部から建物内へ入射する直射光を遮蔽可能な日射遮蔽材(11)と、
    日射遮蔽材の幅方向へ移動可能に上方からレールに吊持され、日射遮蔽材を垂下する本体(10)と、
    本体を上下に挿通する部材であって、本体の上方から突出してレールに係合する係合部(15a)と、本体の下方から突出して係合部によるレールとの係合を解除する操作部(15b)とを有するストッパ(15)とを備える日射遮蔽装置。
  2. レールには、係合部が下方から挿通可能な係合孔(131)が形成されることを特徴とする請求項1に記載の日射遮蔽装置。
  3. レールには、長手方向に沿って所定間隔を空けて係合孔が複数形成されることを特徴とする請求項2に記載の日射遮蔽装置。
  4. ストッパは弾性体(153)によって上方へ常時付勢され、操作部は弾性体による弾性力に抗してストッパを下方へ移動可能に形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の日射遮蔽装置。
  5. レールは、長手方向に沿って溝形に形成された案内部(130)を有し、ストッパは案内部により案内されることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の日射遮蔽装置。
  6. ストッパは、係合部が案内部の溝底に当接するように弾性体によって上方へ常時付勢されることを特徴とする請求項5に記載の日射遮蔽装置。
  7. 係合孔は、案内部の溝底に形成されることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の日射遮蔽装置。
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