JP3244762B2 - サッシ枠の構造 - Google Patents
サッシ枠の構造Info
- Publication number
- JP3244762B2 JP3244762B2 JP07595592A JP7595592A JP3244762B2 JP 3244762 B2 JP3244762 B2 JP 3244762B2 JP 07595592 A JP07595592 A JP 07595592A JP 7595592 A JP7595592 A JP 7595592A JP 3244762 B2 JP3244762 B2 JP 3244762B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable member
- sash frame
- wire
- screen door
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Blinds (AREA)
Description
いはオフィスビルなどの建物の窓部等の開口枠として装
着されるサッシ枠の構造に関し、特に、サッシ枠本体へ
の網戸の組付けに改良を施してなるものである。
部等の開口枠を形成するサッシ枠に、単体枠の全面に網
目部材が張られた戸本体を、例えば引違い戸と共にスラ
イド自在に組付けてなる構成を有するものがある。
うな従来構造の網戸にあっては、使用期間が夏時期など
に限られて短く、しかも、戸本体が全面に網目部材を張
った単体枠からなるために、保管に際して、雨戸収納用
の戸袋が付設されたサッシ枠では、戸袋を保管場所とし
て利用しているものであるが、戸袋が無いものでは、サ
ッシ枠から戸本体を取外して物置に収納したり、テラス
やベランダなどに放置したり、あるいは、そのままサッ
シ枠に組付けた状態で放置しているのが現状である。
に困り、特に、網戸をサッシ枠に組付けた状態で放置し
てなる場合には、網目部材の網目に塵や埃等が付着して
汚れが目立ち易く、これによって、室内外の美観性を損
なうばかりでなく、例えばテラスやベランダなどに通じ
るサッシ枠に組付けてなるものでは、出入りの邪魔にな
るとともに、網目によって室内への採光量が規制されて
しまう。
法が引違い戸の幅寸法に応じて固定されていることか
ら、網戸自体による開閉調整が不可能であり、引違い戸
の開閉幅に応じた網目幅しか使用することができず、こ
れによって、引違い戸の全開状態では、対接する互いの
枠間の密封性を保つことができるが、引違い戸の半開状
態では、互いの枠間のずれによる隙間が生じ、この隙間
から蚊や虫等が室内に侵入するという問題があった。
にかつ簡便に行なえ、しかも、別途に保管場所を必要と
することなく網戸が保管収納されるようにするととも
に、出入りの邪魔になったり、室内への採光量を規制す
ることがないようにしたサッシ枠の構造を提供すること
にある。
ために、この発明は、建物の窓部等に装着されるサッシ
枠本体に網戸組付け枠部を一体形成し、この網戸組付け
枠部に、可動部材と固定部材との間に、前記可動部材の
開閉移動に追従して折畳み伸縮自在なプリーツ状の網目
部材を設けた組付け網戸装置本体を組付けてなるととも
に、この組付け網戸装置本体に前記可動部材の移動方向
の揺動を防止するワイヤーテンション機構のワイヤーを
上下に交差させて掛け渡してなる一方、前記網戸組付け
枠部の下部ガイドレールのガイド面に前記ワイヤーが配
線収納される凹溝を設けてなる構成としたものである。
ことにより、サッシ枠本体に一体形成した網戸組付け枠
部に、可動部材と前記固定部材との間に、前記可動部材
の開閉移動に追従して折畳み伸縮自在なプリーツ状の網
目部材を設けた組付け網戸装置本体を組付けてなるため
に、網戸の一体組付けが簡単な構成で行なえる。
動方向の揺動を防止するワイヤーテンション機構のワイ
ヤーを上下に交差させて掛け渡してなる一方、網戸組付
け枠部の下部ガイドレールのガイド面にワイヤーが配線
収納される凹溝を設けてなるために、ワイヤーがガイド
レールのガイド面に露出せず、これによって、悪戯など
によるワイヤーの保護が図かれる。
移動方向を左右横方向にし、可動部材の開閉移動に追従
して網目部材を横引き可能にしてなるために、上下縦方
向の開閉操作と比較して、子供等のような背丈の低い者
でも、容易に開閉操作が行なえる。
材または可動部材の少なくともいずれか一方に、可動部
材の閉時における網目部材を折畳み状態で収納可能にし
てなるために、保管場所を別途に設ける必要がなく、し
かも、出入りの邪魔になったり、室内への採光量が規制
されることがない。
ら詳細に説明すると、図2はこの発明に係る組付け網戸
装置が組付けられた建物の窓部を示し、図中1は窓部の
開口枠として装着されたサッシ枠本体である。
すように、互いに対向する左右一対の縦枠2,3と上下
横枠4,5とからなる枠組み構成を有するとともに、こ
の上下横枠4,5間には、第1及び第2の戸枠部6,7
と後述する組付け網戸装置本体10が組み込まれる第3
の網戸組付け枠部8とが室内側から室外側に向け順に一
体形成されている。
2の戸枠6,7の上下ガイドレール6A,6B及び7
A,7Bには、左右横方向Xに向け横引き開閉自在な左
右一対の引違い戸100,200が組み込まれている。
は、図5に示すように、第1の固定部材11と可動部材
12及び第2の固定部材13を備え、この可動部材12
と前記第1の固定部材11との間には、一端部14aを
前記第1の固定部材11側に固着しかつその他端部14
bを前記可動部材12側に固着したポリエステル樹脂等
の糸で編成してなるプリーツ状の網目部材14が設けら
れている。
左右横方向の開閉移動(図2、図4及び図5に示す実線
矢印X方向)に追従して折畳み伸縮自在に片開き状に横
引き可能になっているとともに、前記可動部材12の閉
状態において、前記第1の固定部材11及び可動部材1
2に対向させた収納空間11A,12Aの少なくともい
ずれか一方に折畳み収納可能になっている。
する可動部材12には、ワイヤーテンション機構15が
設けられ、このワイヤーテンション機構15は、図6に
示すような構成となっている。
1の上部に固定Aされた1本のワイヤー16を、第1の
固定部材11と可動部材12との間に平行に、かつ、網
目部材14の折り目間に交互に通す。
れた平行な第1のワイヤー16Aは、可動部材12の上
部に挿入されて下部に向け折り返され、この第2の折返
しワイヤー16Bは、可動部材12の下端部から第2の
固定部材13の下端部に向け平行に延出されるととも
に、この第3の延出ワイヤー16Cを第2の固定部材1
3内に挿入し、これら第1,第2及び第3のワイヤー1
6A,16B,16CとでZ型を呈するように掛け渡
す。
れて第2の固定部材13内の下端部から挿入された第3
の延出ワイヤー16Cは、上方に向け折り返されるとと
もに、この第4の折返しワイヤー16Dは、前記第2の
固定部材13の上端部から再び可動部材12の上端部に
向け平行に折り返される。
ヤー16Eは、前記可動部材12の上端部に挿入されて
下方に向け折り返され、この第6の折返しワイヤー16
Fを前記可動部材12の下部から第1の固定部材11に
向け平行に延出させ、この第7の延出ワイヤー16G
と、前記第5及び第6のワイヤー16E,16FとでZ
型を呈するように掛け渡す。
延出端、すなわち、ワイヤー16の他端16bは、調整
装置17に保持され、この調整装置17にてワイヤー1
6の張力が可動部材12の上下部に均等に作用するよう
に調整した後、前記第2の固定部材13内に挿入された
第4の折返しワイヤー16Dの途上を固定具18にて固
定Bし、このように1本のワイヤー16を組付け網戸装
置本体10の上下に交差させて掛け渡すことにより、組
付け網戸装置本体10のサッシ枠本体1への組付け状態
において、可動部材12の開閉移動時に、可動部材12
の上下部に作用する張力の差を相殺して、その移動方向
の揺動を防止し、可動部材12の移動を円滑にし、か
つ、任意の位置での停止を可能にしている。
本体10を前記サッシ枠本体1に組付けるには、図3か
ら図5に示すように、前記網戸10を構成する第1及び
第2の固定部材11,13の裏面11a,13aと、前
記サッシ枠本体1を構成する左右縦枠2,3の網戸組付
け枠部8を形成する内面2a,3aとの双方に、ファス
ナ(商品名:マジックテープ)21,22をそれぞれ取
付けておき、このファスナ21,22を介して前記第1
及び第2の固定部材11,13を着脱可能に組付け得る
ようになっているもので、これによって、組付け網戸装
置本体10のサッシ枠本体1への組付けを容易にかつ簡
便にするとともに、組付け網戸装置本体10の補修・交
換に対する便宜性を図っている。
が組付けられる前記サッシ枠本体1の下部ガイドレール
9を示し、このガイドレール9のガイド面9aには、凹
溝91が網戸10を構成する可動部材12の移動方向に
沿う長手方向に形成されているとともに、この凹溝91
内には、前記可動部材12の下端部から第2の固定部材
13の下端部に向け水平に延出される第3の延出ワイヤ
ー16Cが配線され、これによって、第3の延出ワイヤ
ー16Cのガイドレール9のガイド面9aへの露出を防
止することにより、悪戯などによるワイヤーの保護を図
っている。
面9aは、図7に示すように、乱反射面92に形成され
ていて、これによって、ガイドレール9のガイド面9a
に入射する入射光Lを乱反射させることにより、室内側
から目Eで見た場合に、ガイドレール9のガイド面9a
と網目部材14の下端との間に生じる隙間aを通して室
内側に入射する反射光を遮光し、隙間aを目立ちにくく
してなる構成を有するものである。
用サッシ枠を例にして説明したが、図8に他の実施例と
して示すように、例えば建物の勝手口などの扉用サッシ
枠にも応用することが可能であることは云うまでもな
い。
明は、サッシ枠本体に一体形成した網戸組付け枠部に、
少なくとも1本の固定部材と可動部材とを備え、かつこ
の可動部材と前記固定部材との間に、前記可動部材の開
閉移動に追従して折畳み伸縮自在なプリーツ状の網目部
材を設けた組付け網戸装置本体を組付けてなることか
ら、網戸の一体組付けを簡単な構成で行なうことがで
き、安価である。
動方向の揺動を防止するワイヤーテンション機構のワイ
ヤーを上下に交差させて掛け渡してなる一方、網戸組付
け枠部の下部ガイドレールのガイド面にワイヤーが配線
収納される凹溝を設けてなるために、ワイヤーがガイド
レールのガイド面に露出せず、これによって、悪戯など
によるワイヤーの保護を図ることができる。
置本体の可動部材の移動方向を左右横方向にし、可動部
材の開閉移動に追従して網目部材を横引き可能にしてな
るために、上下縦方向の開閉操作と比較して、子供等の
ような背丈の低い者でも容易に開閉操作を行なうことが
できる。
戸装置本体の固定部材または可動部材の少なくともいず
れか一方に、可動部材の閉時における網目部材を折畳み
状態で収納可能にしてなるために、保管場所を別途に設
ける必要がなく、しかも、従前のような出入りの邪魔に
なったり、室内への採光量を規制することがない。
す網戸組付け枠部における下部ガイドレールの要部拡大
断面図。
置本体を組付けた状態を示す説明図。
ン機構を概略的に示す説明図。
シ枠の網戸組付け枠部における下部ガイドレールの表面
状態を拡大して示す要部断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】建物の窓部等に装着されるサッシ枠本体に
網戸組付け枠部を一体形成し、この網戸組付け枠部に、
可動部材と固定部材との間に、前記可動部材の開閉移動
に追従して折畳み伸縮自在なプリーツ状の網目部材を設
けた組付け網戸装置本体を組付けてなるとともに、この
組付け網戸装置本体に前記可動部材の移動方向の揺動を
防止するワイヤーテンション機構のワイヤーを上下に交
差させて掛け渡してなる一方、前記網戸組付け枠部の下
部ガイドレールのガイド面に前記ワイヤーが配線収納さ
れる凹溝を設けたことを特徴とするサッシ枠の構造。 - 【請求項2】組付け網戸装置本体の可動部材の移動方向
を左右横方向にし、前記可動部材の開閉移動に追従して
網目部材を横引き可能にしたことを特徴とする請求項1
記載のサッシ枠の構造。 - 【請求項3】組付け網戸装置本体の固定部材または可動
部材の少なくともいずれか一方に、前記可動部材の閉時
における網目部材を折畳み状態で収納可能にしたことを
特徴とする請求項1または2記載のサッシ枠の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07595592A JP3244762B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | サッシ枠の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07595592A JP3244762B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | サッシ枠の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05302483A JPH05302483A (ja) | 1993-11-16 |
JP3244762B2 true JP3244762B2 (ja) | 2002-01-07 |
Family
ID=13591161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07595592A Expired - Fee Related JP3244762B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | サッシ枠の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3244762B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN216406549U (zh) * | 2021-10-26 | 2022-04-29 | 陈电 | 一体式新型门窗 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP07595592A patent/JP3244762B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05302483A (ja) | 1993-11-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5351737A (en) | Pleated screen device based on wire tension system | |
US4825921A (en) | Blinds, screens, partitions and doors | |
EP0560975B1 (en) | Double layer shade | |
JP3354586B2 (ja) | 組付け網戸装置 | |
JP3354584B2 (ja) | 組付け網戸装置 | |
JP3244762B2 (ja) | サッシ枠の構造 | |
JP3255694B2 (ja) | 組付け網戸装置 | |
JP3354585B2 (ja) | サッシ枠の構造 | |
JP3222917B2 (ja) | 組付け網戸装置のワイヤーテンション調整法 | |
JPH06158961A (ja) | 網戸装置 | |
JP3295451B2 (ja) | 組付け網戸装置の組付構造 | |
JP2820672B2 (ja) | 網 戸 | |
JP3222918B2 (ja) | 建物の窓構造 | |
JP3260829B2 (ja) | 組付け網戸装置の取付構造 | |
JPH05302486A (ja) | サッシ枠の構造 | |
JP3222922B2 (ja) | 組付け網戸装置のサッシ枠への取付構造 | |
JPH0720318Y2 (ja) | スクリーン巻取装置 | |
JP3222923B2 (ja) | 組付け網戸装置のサッシ枠への取付構造 | |
JP2820673B2 (ja) | 網 戸 | |
JPH06173554A (ja) | 網戸用網の撓み防止装置 | |
JP2620172B2 (ja) | 網 戸 | |
JPH06193369A (ja) | 既成サッシ枠への組付け網戸装置の組付け構造 | |
JP2895737B2 (ja) | 折り畳み式スクリーン装置 | |
JP2533604Y2 (ja) | 建物用網戸 | |
JPH06129170A (ja) | 組付け網戸装置の組付構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081026 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081026 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091026 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091026 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111026 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |