JP2620172B2 - 網 戸 - Google Patents
網 戸Info
- Publication number
- JP2620172B2 JP2620172B2 JP4080307A JP8030792A JP2620172B2 JP 2620172 B2 JP2620172 B2 JP 2620172B2 JP 4080307 A JP4080307 A JP 4080307A JP 8030792 A JP8030792 A JP 8030792A JP 2620172 B2 JP2620172 B2 JP 2620172B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen door
- movable member
- main body
- assembled
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
いはオフィスビルなどの建物の窓部等のサッシ枠などの
開口枠に組付けられる網戸に関するものである。
部等の開口枠を形成するサッシ枠に、単体枠の全面に網
目部材が張られた網戸本体を、例えば引違い戸と共にス
ライド自在に組付けてなる構成を有するものがある。
うな従来構造の網戸にあっては網戸本体が全面に網目部
材を張った単体枠からなるために、網目部材が破損した
場合などには網戸本体自体を入れ替えたり、専門家に補
修・交換作業を依頼しなければならなかった。また使用
期間が夏時期などに限られて短く、保管に際し戸袋が無
いものでは、サッシ枠から網戸本体を取外して物置に収
納したり、テラスやベランダなどに放置したり、あるい
は、そのままサッシ枠に組付けた状態で放置しているの
が現状であった。
置しておく場合には、網目部材の網目に塵や埃等が付着
して汚れが目立ち易く、これによって、室内外の美観性
を損い、網目部材の傷みも早いばかりでなく、例えばテ
ラスやベランダなどに通じるサッシ枠に組付けたもので
は、出入りの邪魔になるとともに、洗濯物がその網目に
触れて汚れてしまっていた。
寸法が引違い戸の幅寸法に応じて固定されていることか
ら、網戸自体による開閉調整が不可能であるという問題
があった。
換が容易にかつ簡便に行なえて保管場所を別途に必要と
することなく保管収納することができるようにするとと
もに、出入りの邪魔になることがない網戸を提供するこ
とにある。
に、この発明は、上框、下框、左右竪框とからなる網戸
框と、この網戸框に着脱可能に組付けられる第1及び第
2の長尺な固定部材、可動部材並びに該可動部材と第1
又は第2の固定部材の何れかの間に可動部材の開閉移動
に追従して折畳み伸縮自在なプリーツ状の網目部材を設
けた組付け網戸装置本体とを具備したことを特徴とする
網戸である。
1及び第2の長尺な固定部材、可動部材並びに該可動部
材と第1又は第2の固定部材の何れかの間に可動部材の
開閉移動に追従して折畳み伸縮自在なプリーツ状の網目
部材を設けた組付け網戸装置本体を具備していることか
ら、組付け網戸装置本体の補修・交換を網戸框と独立さ
せて容易にかつ簡便に行なうことができる。
動方向を左右横方向にし、可動部材の開閉移動に追従し
て網目部材を横引き可能にしてなるために、上下縦方向
の開閉操作と比較して、子供等のような背丈の低い者で
も容易に開閉操作が行なえるとともに、例えば引違い戸
の開閉幅に応じた開閉調整が可能になる。
は第2の固定部材または可動部材の少なくともいずれか
一方に、可動部材の閉時における網目部材を折畳み状態
で収納可能にしてなるために、保管場所を別途に設ける
必要がない。
材に、移動方向の揺動を防止するワイヤーテンション機
構を設けてなるために、可動部材の開閉移動操作が円滑
に行なえる。
ら詳細に説明する。図1は、たとえば建物の窓部の開口
枠を形成する引違いサッシ枠(図示せず)に組付けられ
るこの発明に係る網戸を示し、図中1は網戸本体、即ち
網戸框である。
に、互いに対向する左右竪框3,4と上下框5,6とで
枠組みしてなる構成を有し、その内周面には後述する組
付け網戸装置本体10が組付けられる網戸組付け枠部2
が形成されている。
4に示すように、第1の固定部材11と可動部材12及
び第2の固定部材13を備え、この可動部材12と前記
第1の固定部材11との間には、一端部14aを前記第
1の固定部材11側に固着し、かつその他端部14bを
前記可動部材12側に固着したポリエステル樹脂等の合
成樹脂の糸で編成してなるプリーツ状の網目部材14が
設けられている。
左右横方向の開閉移動(図1、図3及び図4に示す実線
矢印X方向)に追従して折畳み伸縮自在に片開き状に横
引き可能になっているとともに、前記可動部材12の閉
状態において、前記第1の固定部材11及び可動部材1
2に対向させた収納空間11A,12Aの少なくともい
ずれか一方に折畳み収納可能になっている。
する可動部材12には、ワイヤーテンション機構15が
設けられ、このワイヤーテンション機構15は、図5に
示すような構成となっている。
1の上部に固定Aされた1本のワイヤー16を、第1の
固定部材11と可動部材12との間に平行に、かつ、網
目部材14の折り目間に交互に通す。
た平行な第1のワイヤー16Aは、可動部材12の上部
に挿入されて下部に向け折り返され、この第2の折返し
ワイヤー16Bは、可動部材12の下端部から第2の固
定部材13の下端部に向け平行に延出されるとともに、
この第3の延出ワイヤー16Cを第2の固定部材13内
に挿入し、これら第1,第2及び第3のワイヤー16
A,16B,16CとでZ型を呈するように掛け渡す。
て第2の固定部材13内の下端部から挿入された第3の
延出ワイヤー16Cは、上方に向け折返えされるととも
に、この第4の折返しワイヤー16Dは、前記第2の固
定部材13の上端部から再び可動部材12の上端部に向
け平行に折り返される。
ヤー16Eは、前記可動部材12の上端部に挿入されて
下方に向け折り返され、この第6の折返しワイヤー16
Fを前記可動部材12の下部から第1の固定部材11に
向け平行に延出させ、この第7の延出ワイヤー16G
と、前記第5及び第6のワイヤー16E,16FとでZ
型を呈するように掛け渡す。
延出端、すなわち、ワイヤー16の他端16bは、調整
装置17に保持され、この調整装置17にてワイヤー1
6の張力が可動部材12の上下部に均等に作用するよう
に調整した後、前記第2の固定部材13内に挿入された
第4の折返しワイヤー16Dの途上を固定具18にて固
定Bし、このように1本のワイヤー16を組付け網戸装
置本体10の上下に交差させて掛け渡すことにより、組
付け網戸装置本体10の網戸框1への組付け状態におい
て、可動部材12の開閉移動時に、可動部材12の上下
部に作用する張力の差を相殺して、その移動方向の揺動
を防止し、可動部材12の移動を円滑にし、かつ、任意
の位置での停止を可能にしている。
を、網戸框1に組付けるには、該網戸框1の左右竪框
3,4に、組付け網戸装置本体10を構成する第1及び
第2の固定部材11,13を固定するとともに、可動部
材12を前記網戸框1の上下横框5,6間に移動自在に
配置することにより行なわれる。
第1及び第2の固定部材11,13を網戸框1の左右竪
框3,4に固定するには、各々の固定部材11,13の
裏面11a,13aと、左右竪框3,4の内面3a,4
aとの双方に、繰り返し使用可能な接着片、例えばファ
スナ(商品名:マジックテープ)21,22をそれぞれ
取付けておき、このファスナ21,22を介して着脱可
能に組付け得るようになっているもので、これによっ
て、組付け網戸装置本体10の網戸框1への組付けを容
易にかつ簡便にするとともに、組付け網戸装置本体10
の補修・交換に対する便宜性を図っている。
明は網戸框に着脱可能に組付けられる第1及び第2の長
尺な固定部材、可動部材並びに該可動部材と第1又は第
2の固定部材の何れかの間に可動部材の開閉移動に追従
して折畳み伸縮自在なプリーツ状の網目部材を設けた組
付け網戸装置本体を具備していることから、組付け網戸
装置本体の補修・交換を網戸框と独立させて容易にかつ
簡便に行なうことができる。
本体の可動部材の移動方向を左右横方向にし、可動部材
の開閉移動に追従して網目部材を横引き可能にしてなる
ために、上下縦方向の開閉操作と比較して、子供等のよ
うな背丈の低い者でも容易に開閉操作を行なうことがで
きるとともに、窓の開閉幅に応じた開閉調整を行なうこ
とができる。
置本体の第1若しくは第2の固定部材または可動部材の
少なくともいずれか一方に、可動部材の閉時における網
目部材を折畳み状態で収納可能にしてなるために、保管
場所を別途に設ける必要がなく、しかも、出入りの邪魔
になることもない。
て、組付け網戸装置本体の可動部材に、移動方向の揺動
を防止するワイヤーテンション機構を設けてなるため
に、可動部材の開閉移動操作を円滑に行なうことができ
るとともに、可動部材を傾斜させることなく直立状態の
まま任意の位置で停止させることができる。
ン機構を概略的に示す説明図。
3,4・・・左右竪框、5,6・・・上下框、10・・
・組付け網戸装置本体、11,13・・・固定部材、1
2・・・可動部材、14・・・網目部材、15・・・ワ
イヤーテンション機構、16・・・ワイヤー、21,2
2・・・ファスナ、X・・・開閉方向。
Claims (5)
- 【請求項1】上框、下框、左右竪框とからなる網戸框
と、この網戸框に着脱可能に組付けられる第1及び第2
の長尺な固定部材、可動部材並びに該可動部材と第1又
は第2の固定部材の何れかの間に可動部材の開閉移動に
追従して折畳み伸縮自在なプリーツ状の網目部材を設け
た組付け網戸装置本体とを具備したことを特徴とする網
戸。 - 【請求項2】組付け網戸装置本体の可動部材の移動方向
を左右横方向にしたことを特徴とする請求項1記載の網
戸。 - 【請求項3】組付け網戸装置本体の第1若しくは第2の
固定部材又は可動部材の少なくともいずれか一方に、前
記可動部材の閉時における網目部材を折畳み状態で収納
可能にしたことを特徴とする請求項1または2記載の網
戸。 - 【請求項4】組付け網戸装置本体の可動部材に、移動方
向の揺動を防止するワイヤーテンション機構を設けたこ
とを特徴とする請求項1、2または3記載の網戸。 - 【請求項5】ワイヤーテンション機構は、組付け網戸装
置本体の第1及び第2の固定部材と可動部材の間に掛け
渡される少なくとも1本のワイヤーからなることを特徴
とする請求項4記載の網戸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4080307A JP2620172B2 (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | 網 戸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4080307A JP2620172B2 (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | 網 戸 |
Related Child Applications (4)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27682196A Division JP2820674B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 網 戸 |
JP27681896A Division JP2820671B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 網 戸 |
JP27681996A Division JP2820672B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 網 戸 |
JP27682096A Division JP2820673B2 (ja) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | 網 戸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05248154A JPH05248154A (ja) | 1993-09-24 |
JP2620172B2 true JP2620172B2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=13714620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4080307A Expired - Lifetime JP2620172B2 (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | 網 戸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2620172B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4704272B2 (ja) * | 2006-05-16 | 2011-06-15 | セイキ販売株式会社 | スクリーン装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2811761B2 (ja) * | 1989-06-27 | 1998-10-15 | ミノルタ株式会社 | 感光体 |
JPH053591U (ja) * | 1991-06-28 | 1993-01-19 | セイキ住工株式会社 | 折り畳み式網戸 |
JP3052219U (ja) * | 1998-03-12 | 1998-09-14 | 石田 公子 | 使い捨ての襟保護部材 |
-
1992
- 1992-03-03 JP JP4080307A patent/JP2620172B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05248154A (ja) | 1993-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2084915C (en) | Pleated screen device based on wire tension system | |
JP2620172B2 (ja) | 網 戸 | |
JP2820671B2 (ja) | 網 戸 | |
JP3295451B2 (ja) | 組付け網戸装置の組付構造 | |
JP2820674B2 (ja) | 網 戸 | |
JP2820673B2 (ja) | 網 戸 | |
JP3354586B2 (ja) | 組付け網戸装置 | |
JP2820672B2 (ja) | 網 戸 | |
JP3354584B2 (ja) | 組付け網戸装置 | |
JP3255694B2 (ja) | 組付け網戸装置 | |
JP3222918B2 (ja) | 建物の窓構造 | |
JP3222917B2 (ja) | 組付け網戸装置のワイヤーテンション調整法 | |
JPH0473393A (ja) | 枠付ロールブラインド | |
JP3255760B2 (ja) | 建物の開口枠への補助装置 | |
JPH06193369A (ja) | 既成サッシ枠への組付け網戸装置の組付け構造 | |
JP3222923B2 (ja) | 組付け網戸装置のサッシ枠への取付構造 | |
JP3728663B2 (ja) | パネル型カーテン | |
JP2518064Y2 (ja) | 広幅天窓プリ−ツシェ−ド | |
JP3222922B2 (ja) | 組付け網戸装置のサッシ枠への取付構造 | |
JPH06173553A (ja) | 既成サッシ枠への組付け網戸装置の組付け構造 | |
JPH06173555A (ja) | 網戸用網の撓み防止装置 | |
JPH05302485A (ja) | サッシ枠の構造 | |
JPH07166777A (ja) | 組付け網戸装置の組付け構造 | |
JPH07102860A (ja) | 網 戸 | |
JPH0932440A (ja) | プリーツ状スクリーン装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090311 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100311 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100311 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110311 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120311 Year of fee payment: 15 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |