JPH06193369A - 既成サッシ枠への組付け網戸装置の組付け構造 - Google Patents

既成サッシ枠への組付け網戸装置の組付け構造

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JPH06193369A
JPH06193369A JP35768692A JP35768692A JPH06193369A JP H06193369 A JPH06193369 A JP H06193369A JP 35768692 A JP35768692 A JP 35768692A JP 35768692 A JP35768692 A JP 35768692A JP H06193369 A JPH06193369 A JP H06193369A
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JP35768692A
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Inventor
Katsuyuki Kajiura
功行 梶浦
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Fujisash Co Ltd
Original Assignee
Fujisash Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】既成のサッシ枠に簡便かつ容易に組付けること
ができ、かつ、虫や埃、塵などの室内側への侵入を確実
に防止することができるようにする。 【構成】既成サッシ枠本体1の外側の既成網戸が組付け
られる既成の網戸組付け枠部5に新規の網戸組付け枠部
10を形成する。この新規の網戸組付け枠部10に組付
け網戸装置本体20を組付ける。この組付け網戸装置本
体20の可動部材23,24の室内側内側面と、室外側
に位置する障子200の竪框201の外側面との間の上
下方向に形成される第1の間隙W1 の中間部位Sを第1
の閉塞部材71にて閉塞する。この第1の間隙W1 の上
下両部位T,Uを上下方向に移動調整自在な第2及び第
3の閉塞部材72A,72Bで、その上部の障子200
の竪框201の外側面と新規の網戸組付け枠部10の上
框部材11の内側面との間に形成される第2の間隙W2
を第4の閉塞部材75で閉塞可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば一般住宅など
の建物の窓部等の開口枠を形成する既成サッシ枠への組
付け網戸装置の組付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の網戸においては、例えば建物の窓
部等の開口枠を形成するサッシ枠に、単体枠の全面に網
目部材が張られた戸本体を、例えば引違い戸と共にスラ
イド自在に組付けてなる構成を有するものがある。
【0003】しかしながら、このような従来構造の網戸
にあっては、使用期間が夏時期などに限られて短く、し
かも、戸本体が全面に網目部材を張った単体枠からなる
ために、保管に際して、雨戸収納用の戸袋が付設された
サッシ枠では、戸袋を保管場所として利用しているもの
であるが、戸袋が無いものでは、サッシ枠から戸本体を
取外して物置に収納したり、テラスやベランダなどに放
置したり、あるいは、そのままサッシ枠に組付けた状態
で放置しているのが現状である。
【0004】このため、従来では、網戸の保管収納場所
に困り、特に、網戸をサッシ枠に組付けた状態で放置し
てなる場合には、網目部材の網目に塵や埃等が付着して
汚れが目立ち易く、これによって、室内外の美観性を損
なうばかりでなく、例えばテラスやベランダなどに通じ
るサッシ枠に組付けてなるものでは、出入りの邪魔にな
るとともに、網目によって室内への採光量が規制されて
しまう。
【0005】また、網戸の使用に際して、戸本体の幅寸
法が引違い戸の幅寸法に応じて固定されていることか
ら、網戸自体による開閉調整が不可能であり、引違い戸
の開閉幅に応じた網目幅しか使用することができず、こ
れによって、引違い戸の全開状態では、対接する互いの
枠間の密封性を保つことができるが、引違い戸の半開状
態では、互いの枠間のずれによる隙間が生じ、この隙間
から蚊や虫等が室内に侵入する。
【0006】そこで、本出願人は、上記した従来の不具
合を解消するために、平成4年2月28日付にて出願し
た特願平4−75953号に開示してなる組付け網戸装
置を提案した。
【0007】この先願発明の組付け網戸装置本体は、固
定部材と、この固定部材に対して開閉移動可能にした可
動部材と、この可動部材と固定部材との間に両端が固定
された折畳み伸縮自在なプリーツ状の網目部材との基本
構造からなり、これを単体として組付け使用してなる構
成を有する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した先
願発明の組付け網戸装置本体は、既成のサッシ枠、特に
他社メーカのサッシ枠本体への組付けが簡便に行なえな
いばかりでなく、上下方向の寸法に誤差があると、組付
け網戸装置本体の可動部材と、左右引違い戸式に開閉自
在に設けた室外側に位置する障子の竪框との間に間隙が
発生し、この間隙から虫や埃、塵などが室内側に侵入す
るという問題があった。
【0009】
【発明の目的】この発明の目的は、既成のサッシ枠に簡
便かつ容易に組付けることができ、かつ、虫や埃、塵な
どの室内側への侵入を確実に防止することができるよう
にした組付け網戸装置の組付け構造を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は、建物の窓部等の開口枠を形成する
既成サッシ枠本体と、この既成サッシ枠本体に形成した
障子組付け枠部と、この障子組付け枠部に開閉移動自在
に組付けられた内外一対の引違い戸からなる障子と、こ
の障子の外側に形成された既成網戸が組付けられる既成
の網戸組付け枠部と、この既成の網戸組付け枠部に形成
した上下框部材と左右框部材とからなる新規の網戸組付
け枠部と、この新規の網戸組付け枠部に組付けられかつ
可動部材と固定部材との間に折畳み伸縮自在なプリーツ
状の網目部材を設けて開閉可能にした組付け網戸装置本
体とを備え、この組付け網戸装置本体を構成する可動部
材の開方向への移動に対応して、この可動部材の室内側
内側面と前記室外側に位置する障子の竪框の外側面との
間の上下方向に形成される第1の間隙の中間部位を第1
の閉塞部材にて閉塞可能にするとともに、この第1の間
隙の上下両部位を上下方向に移動調整自在な第2及び第
3の閉塞部材にて閉塞可能する一方、この第2の閉塞部
材にて閉塞される第1の間隙の上部に第4の閉塞部材を
設け、この第4の閉塞部材にて前記室外側に位置する障
子の竪框の外側面と新規の網戸組付け枠部の上框部材の
内側面との間に形成される第2の間隙を閉塞可能にして
なる構成としたものである。
【0011】
【作用】すなわち、この発明は、上記の構成を採用する
ことにより、既成サッシ枠本体の外側の既成網戸が組付
けられる既成の網戸組付け枠部に、上下框部材と左右框
部材とからなる新規の網戸組付け枠部を形成し、この新
規の網戸組付け枠部に可動部材と固定部材との間に折畳
み伸縮自在なプリーツ状の網目部材を設けて開閉可能に
した組付け網戸装置本体を組付けてなるために、既成の
サッシへの組付け網戸装置の組付けが容易にかつ簡便に
行なえる。
【0012】また、組付け網戸装置本体を構成する可動
部材の開方向への移動に対応して、この可動部材の室内
側内側面と、室外側に位置する障子の竪框の外側面との
間の上下方向に形成される第1の間隙の中間部位を第1
の閉塞部材にて閉塞可能にし、かつ、この第1の間隙の
上下両部位を上下方向に移動調整自在な第2及び第3の
閉塞部材にて閉塞可能するとともに、この第2の閉塞部
材にて閉塞される第1の間隙の上部に第4の閉塞部材を
設け、この第4の閉塞部材にて前記室外側に位置する障
子の竪框の外側面と新規の網戸組付け枠部の上框部材の
内側面との間に形成される第2の間隙を閉塞可能にして
なるために、第2及び第3の閉塞部材による移動調整に
て上下方向の寸法誤差による隙間が閉塞され、従前のよ
うな間隙からの虫や埃、塵などの室内側への侵入が確実
に防止される。
【0013】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例を参照しなが
ら詳細に説明すると、図2はこの発明に係る網戸が取付
けられた建物のテラスなどの窓部を示し、図中1は窓部
の開口枠を形成する既成のサッシ枠本体で、互いに対向
する上下枠2,3と左右縦枠4,4とからなる枠組み構
成を有している。
【0014】このサッシ枠本体1には、左右一対の引違
い戸からなる障子100,200が左右横方向Xに向け
横引き開閉移動自在に組込まれているとともに、その室
外側には、通常の従来構造の網戸(図示せず)が組付け
られる既成の網戸組付け枠部5が一体に形成されてい
る。
【0015】この既成の網戸組付け枠部5は、図1,図
3及び図4に示すように、上下枠ヒレ6,7と左右縦枠
ヒレ8,8とで形成されて、後述する新規の網戸組付け
枠部10が取り付けられるようになつている。
【0016】そして、この新規の網戸組付け枠部10
は、上下框部材11,12と左右框部材13,13とか
ら組合せ形成され、これら上下框部材11,12及び左
右框部材13,13には、前記既成の網戸組付け枠部5
の上下枠ヒレ6,7と左右縦枠ヒレ8,8とに対接させ
て両面テープ(図示せず)により接着固定可能な取付ヒ
レ11a,12a,13a,13aがそれぞれ設けられ
ている。
【0017】さらに、前記新規の網戸組付け枠部10を
構成する上框部材11と左右框部材13,13は、図1
及び図4に示すように、案内係合溝111,131,1
31をそれぞれ有し、これら各々の案内係合溝111,
131,131には、ピース部材112,132,13
2がスライド自在に係合させて設けられている。
【0018】すなわち、これらのピース部材112,1
32,132には、ビス14,15,15が螺合し、こ
れらのビス14,15,15の先端部を、前記既成の網
戸組付け枠部5を構成する上枠ヒレ6と左右縦枠ヒレ
8,8に突当てて、前記取付ヒレ11a,13a,13
aと共に挾着し締め付けることにより、前記新規の網戸
組付け枠部10の上框部材11と左右框部材13,13
とを、前記既成の網戸組付け枠部5の上枠ヒレ6と左右
縦枠ヒレ8,8とに挾着状態で着脱可能に取り付けるよ
うになっている。
【0019】一方、前記新規の網戸組付け枠部10を構
成する下框部材12は、図3に示すように、ピース部材
121を一体に有し、このピース部材121にビス16
を螺合させて、このビス16の先端部を、前記既成の網
戸組付け枠部5を構成する下枠ヒレ7に突当てて、前記
取付ヒレ12aと共に挾着し締め付けることにより、前
記既成の網戸組付け枠部5の下枠ヒレ7に挾着状態で着
脱可能に取り付けるようになっている。
【0020】この組付け網戸装置本体20は、図5に示
すように、第1及び第2の固定部材21,22と第1及
び第2の可動部材23,24を備え、これらの第1及び
第2の固定部材21,22と第1及び第2の可動部材2
3,24との間には、一端部を前記第1及び第2の固定
部材21,22側に固着しかつその他端部を前記1及び
第2の可動部材23,24側にそれぞれ固着したポリエ
ステル樹脂等の糸で編成してなる第1及び第2のプリー
ツ状の網目部材25,26が設けられている。
【0021】この第1及び第2の網目部材25,26
は、前記第1及び第2の可動部材23,24の左右横方
向の開閉移動(図2及び図5に示す実線矢印X方向)に
追従して折畳み伸縮自在にそれぞれ片開き状に横引きす
ることにより、両開き可能になっているとともに、前記
第1及び可動部材23,24の閉状態において、前記第
1及び第2の固定部材21,22及び第1及び第2の可
動部材23,24に対向させた収納空間21A,23A
及び22A,24Aの少なくともいずれか一方に折畳み
収納可能になっている。
【0022】また、前記組付け網戸装置本体20を構成
する第1及び第2の可動部材23,24には、ワイヤー
テンション機構30が設けられ、このワイヤーテンショ
ン機構30は、図6に示すような構成となっている。
【0023】すなわち、一端31aが第2の固定部材2
2の上部に第1の固定具Aにて固定された1本のワイヤ
ー31を、第2の固定部材22と第2の可動部材24と
の間に平行に延出させ、かつ、第2の固定部材22と第
2の可動部材24との間の第2の網目部材26上部の折
り目間に交互に通して掛け渡す。
【0024】この第2の網目部材26上部の折り目間に
交互に通された平行な第1の平行ワイヤー31Aは、第
2の可動部材24の上部に挿入されて下部に向け折り返
され、この第2の折返しワイヤー31Bは、第2の可動
部材24の下端部から第1の可動部材23の下端部に向
け平行に延出されるとともに、この第3の平行な延出ワ
イヤー31Cを第1の可動部材23内の下端部から挿入
し、これら第1,第2及び第3のワイヤー31A,31
B,31CとでZ型を呈するように掛け渡す。
【0025】このように、Z型を呈するように掛け渡さ
れて第1の可動部材23内の下端部から挿入された第3
の延出ワイヤー31Cは、上方に向け折り返されるとと
もに、この第4の折返しワイヤー31Dは、前記第1の
可動部材23の上部から第1の固定部材21の上部に向
け平行に延出され、かつ、第1の固定部材21と第1の
可動部材23との間の第1の網目部材25上部の折り目
間に交互に通して、この第5の平行な延出ワイヤー31
Eと前記第3及び第4のワイヤー31C,31DとでZ
型を呈するように掛け渡す。
【0026】さらに、第1の網目部材25の折り目間に
交互に通された第5の平行な延出ワイヤー31Eは、第
1の固定部材21の上部に挿入されて下方に向け折り返
され、この第6の折返しワイヤー31Fは、前記第1の
固定部材21の下部から第1の可動部材23の下部に向
け平行に延出され、かつ、第1の固定部材21と第1の
可動部材23との間の第1の網目部材25下部の折り目
間に交互に通して掛け渡される。
【0027】この第7の平行な延出ワイヤー31Gは、
前記第1の可動部材23の下部に再び挿入されて上方に
向け折り返され、この第8の折返しワイヤー31Hを前
記第1の可動部材23の上端部から第2の可動部材24
の上端部に向け平行に延出させる。
【0028】さらに、この第9の平行な延出ワイヤー3
1Iは、前記第2の可動部材24の上端部から挿入され
て下方に向け折り返され、かつ、この第10の折返しワ
イヤー31Jを前記第2の可動部材24の下部から第2
の固定部材22の下部に向け平行に延出させるととも
に、第2の固定部材22と第2の可動部材24との間の
第2の網目部材26下部の折り目間に交互に通し、この
第11の平行な延出ワイヤー31Kと前記第9のワイヤ
ー31I及び第10のワイヤー31JとでZ型を呈する
ように掛け渡す。
【0029】そして、前記第11の平行な延出ワイヤー
31Kの延出端、すなわち、ワイヤー31の他端31b
は、前記第1及び第2の可動部材23,24に対するワ
イヤー21の張力が、第1及び第2の可動部材23,2
4の上下部に均等に作用するように調整した後、第2の
固定具Bにて固定するとともに、前記第2の可動部材2
4の下端部から第1の可動部材23の下端部に向け平行
に延出された第3の平行な延出ワイヤー31Cの途上を
第3の固定具Cにて固定してなるものである。
【0030】このように、1本のワイヤー31を組付け
網戸装置本体20の上下に交差させて掛け渡すことによ
り、組付け網戸装置本体20のサッシ枠本体1への組付
け状態において、第1及び第2の可動部材23,24の
開閉移動時に、第1及び第2の可動部材23,24の上
下部に作用する張力の差を相殺して、その移動方向の揺
動を防止し、これによって、第1及び第2の可動部材2
3,24の移動を円滑にし、かつ、任意の位置での停止
を可能にしている。
【0031】しかして、上記した組付け網戸装置本体2
0を戸本体10に組付けるには、図3及び図4に示すよ
うに、組付け網戸装置本体20の第1,第2の固定部材
21,22と新規の網戸組付け枠部10を形成する左右
框部材13,13との対接面に、ファスナ(商品名:マ
ジックテープ)41,42をそれぞれ取付け、これらの
ファスナ41,42を介して前記第1及び第2の固定部
材21,22を新規の網戸組付け枠部10を形成する左
右框部材13,13に着脱可能に組付けるようになって
いる。
【0032】このとき、前記新規の網戸組付け枠部10
の上框部材11内には、図1に示すように、後述する吊
支部材50のガイドレールを兼ねる断面中空構造の合成
樹脂あるいはアルミニウム等の金属からなる長尺な隙間
吸収部材43が上下動可能に係着させて設けられ、この
隙間吸収部材43の下面は、第1及び第2の網目部材2
5,26の上端部に自重にて常に当接し、これによっ
て、前記網戸組付け枠部10の上框部材11と第1及び
第2の網目部材25,26の上端部との間に生じる隙間
を吸収し得るようになっている。
【0033】また、前記隙間吸収部材43には、ガイド
溝44が設けられていて、このガイド溝44に複数個の
吊支部材50を移動可能に係合させるとともに、その下
部を前記第1及び第2の網目部材25,26の上部に平
行に掛け渡された第1のワイヤー31A及び第5のワイ
ヤー31Eにそれぞれフック掛けすることにより、前記
第1及び第2の網目部材25,26を吊支している。
【0034】一方、前記新規の網戸組付け枠部10の下
框部材12の室外側には、図3に示すように、ガイドレ
ール12bが一体的に形成され、このガイドレール12
bには、複数個の張支部材60が移動可能に係合されて
いる。
【0035】すなわち、この張支部材60は、前記ガイ
ドレール12bに係合させて、前記第1及び第2の網目
部材25,26の下部に平行に掛け渡された第7のワイ
ヤー31G及び第11のワイヤー31Kをそれぞれフッ
ク掛けさせることにより、前記第1及び第2の網目部材
25,26を張支している。
【0036】さらに、図中71は前記組付け網戸装置本
体20を構成する第1及び第2の可動部材23,24の
室内側内側面に形成した保持部81,81にそれぞれ突
出させて設けたモヘアからなる第1の閉塞部材である。
【0037】この第1の閉塞部材71は、第1の可動部
材23または第2の可動部材24の開方向への移動に対
応して、この可動部材23または24の室内側内側面と
前記室外側に位置する障子200の竪框201の外側面
との間の上下方向に形成される第1の間隙W1 の上下両
部間の中間部位Sを閉塞可能にしている。
【0038】また、図中72Aは前記第1の間隙W1
上側部位Tを閉塞可能する第2の閉塞部材、72Bは同
じく前記第1の間隙W1 の下側部位Uを閉塞可能する第
3の閉塞部材で、これら各々の第2及び第3の閉塞部材
72A,72Bは、例えばゴムなどの弾性舌片73と、
この弾性舌片73を保持する支持杆74とで形成され、
この支持杆74を、図7に第2の閉塞部材72Aを例に
示すように、前記可動部材23または24の室内側内側
面に形成した保持部81に嵌合して長孔82を介してビ
ス83にて締結することにより上下方向に移動調整可能
になっている。
【0039】さらにまた、図中75は前記新規の網戸組
付け枠部10の上框部材11の室内側内側面に突出させ
て設けたモヘアからなる第4の閉塞部材である。
【0040】この第4の閉塞部材75は、図8に示すよ
うに、前記組付け網戸装置本体20の片開き使用または
両開き使用にて第1及び第2の可動部材23,24が隣
接係合する位置に相当する網戸組付け枠部10の上框部
材11の室内側中央部に対応位置させて設けられ、前記
第2の閉塞部材72Aで閉塞される第1の間隙W1 の上
側部位Tに、前記室外側に位置する障子200の竪框2
01の外側面と新規の網戸組付け枠部10の上框部材1
1の内側面との間に形成される第2の隙間W2上端部位
Vを閉塞可能にしている。
【0041】なお、上記の実施例において、第4の閉塞
部材75を組付け網戸装置本体20の片開き使用または
両開き使用にて第1及び第2の可動部材23,24が位
置に網戸組付け枠部10の上框部材11の室内側中央部
に対応位置させて設けたが、障子100,200を中間
部に位置させて、その左右開口部を組付け網戸装置本体
20の両開きにて使用する場合には、図9に示すよう
に、網戸組付け枠部10の上框部材11の室内側左右部
にも対応位置させて設けるようにする。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、既成サッシ枠本体の外側の既成網戸が組付けられ
る既成の網戸組付け枠部に、上下框部材と左右框部材と
からなる新規の網戸組付け枠部を形成し、この新規の網
戸組付け枠部に可動部材と固定部材との間に折畳み伸縮
自在なプリーツ状の網目部材を設けて開閉可能にした組
付け網戸装置本体を組付けてなることから、既成のサッ
シへの組付け網戸装置の組付けを容易にかつ簡便に行な
うことができる。
【0043】また、組付け網戸装置本体を構成する可動
部材の開方向への移動に対応して、この可動部材の室内
側内側面と、室外側に位置する障子の竪框の外側面との
間の上下方向に形成される第1の間隙の中間部位を第1
の閉塞部材にて閉塞可能にし、かつ、この第1の間隙の
上下両部位を上下方向に移動調整自在な第2及び第3の
閉塞部材にて閉塞可能するとともに、この第2の閉塞部
材にて閉塞される第1の間隙の上部に第4の閉塞部材を
設け、この第4の閉塞部材にて前記室外側に位置する障
子の竪框の外側面と新規の網戸組付け枠部の上框部材の
内側面との間に形成される第2の間隙を閉塞可能にして
なるために、第2及び第3の閉塞部材による移動調整に
て上下方向の寸法誤差による隙間を容易に閉塞すること
ができ、従前のような間隙からの虫や埃、塵などの室内
側への侵入を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る組付け網戸装置のサッシ枠への
組付け構造の一実施例を示す図2イ−イ線における上枠
部分の要部拡大縦断面図。
【図2】同じくサッシ枠が組付けられた建物の窓部等の
開口枠部分の説明図。
【図3】同じく図2ロ−ロ線における下枠部分の要部拡
大縦断面図。
【図4】同じく図2ハ−ハ線における左右縦枠部分の要
部拡大縦断面図。
【図5】同じく組付け網戸装置本体の斜視図。
【図6】同じく組付け網戸装置本体のワイヤーテンショ
ン機構を概略的に示す説明図。
【図7】同じく障子と組付け網戸装置との間の間隙の閉
塞状態を示す説明図。
【図8】同じく第4の閉塞部材の取付状態を概略的に示
す説明図。
【図9】同じく第4の閉塞部材の取付状態を概略的に示
す説明図。
【符号の説明】
1・・・既成のサッシ枠本体、 5・・・既成の網戸組付け枠部、 10・・・新規の網戸組付け枠部、 11・・・上框部材、 12・・・下框部材、 13,13・・・左右框部材、 20・・・組付け網戸装置本体、 21,22・・・固定部材、 23,24・・・可動部材、 25,26・・・網目部材、 71・・・第1の閉塞部材、 72A・・・第2の閉塞部材、 72B・・・第3の閉塞部材、 75・・・第4の閉塞部材、 100・・・障子(室内側)、 200・・・障子(室外側)、 201・・・竪框、 W1 ・・・第1の間隙、 S・・・中間部位、 T・・・上側部位、 U・・・下側部位、 W2 ・・・第2の間隙、 V・・・上端部位、 X・・・開閉方向。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の窓部等の開口枠を形成する既成サッ
    シ枠本体と、この既成サッシ枠本体に形成した障子組付
    け枠部と、この障子組付け枠部に開閉移動自在に組付け
    られた内外一対の引違い戸からなる障子と、この障子の
    外側に形成された既成網戸が組付けられる既成の網戸組
    付け枠部と、この既成の網戸組付け枠部に形成した上下
    框部材と左右框部材とからなる新規の網戸組付け枠部
    と、この新規の網戸組付け枠部に組付けられかつ可動部
    材と固定部材との間に折畳み伸縮自在なプリーツ状の網
    目部材を設けて開閉可能にした組付け網戸装置本体とを
    備え、 この組付け網戸装置本体を構成する可動部材の開方向へ
    の移動に対応して、この可動部材の室内側内側面と前記
    室外側に位置する障子の竪框の外側面との間の上下方向
    に形成される第1の間隙の中間部位を第1の閉塞部材に
    て閉塞可能にするとともに、 この第1の間隙の上下両部位を上下方向に移動調整自在
    な第2及び第3の閉塞部材にてそれぞれ閉塞可能する一
    方、 この第2の閉塞部材にて閉塞される第1の間隙の上部に
    第4の閉塞部材を設け、この第4の閉塞部材にて前記室
    外側に位置する障子の竪框の上部外側面と新規の網戸組
    付け枠部の上框部材の内側面との間に形成される第2の
    間隙を閉塞可能にしたことを特徴とする既成サッシ枠へ
    の組付け網戸装置の組付け構造。
  2. 【請求項2】第1、第2及び第3の閉塞部材を、組付け
    網戸装置本体を構成する可動部材側に設けたことを特徴
    とする請求項1記載の既成サッシ枠への組付け網戸装置
    の組付け構造。
  3. 【請求項3】第4の閉塞部材を、新規の網戸組付け枠部
    の上框部材の内側面側に設けたことを特徴とする請求項
    1または2記載の既成サッシ枠への組付け網戸装置の組
    付け構造。
JP35768692A 1992-12-25 1992-12-25 既成サッシ枠への組付け網戸装置の組付け構造 Pending JPH06193369A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011220112A (ja) * 2011-08-10 2011-11-04 Lixil Corp サッシ
CN103306596A (zh) * 2012-03-16 2013-09-18 Ykkap株式会社 网屏装置及门窗

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