JP3222918B2 - 建物の窓構造 - Google Patents

建物の窓構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば一般住宅ある
いはオフィスビルなどの窓枠に組付けられる建物の窓構
造に関し、特に、窓体が上下方向に開閉自在に組み込ま
れた窓枠への網戸の組付けを簡便かつ容易に行なえるよ
うにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来の網戸においては、例えば建物の窓
部を形成するサッシ枠に、単体枠の全面に網目部材が張
られた戸本体を固定して組付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来構造の網戸にあっては、使用期間が夏時期など
に限られて短く、しかも、戸本体が全面に網目部材を張
った単体枠からなることから、保管に際して、サッシ枠
から戸本体を取外して物置に収納したり、テラスやベラ
ンダなどに放置したり、あるいは、そのままサッシ枠に
組付けた状態で放置しているのが現状である。
【0004】このため、従来では、網戸の保管収納場所
に困り、特に、網戸をサッシ枠に組付けた状態で放置し
てなる場合には、網目部材の網目に塵や埃等が付着して
汚れが目立ち易く、これによって、室内外の美観性を損
なうばかりでなく、網目によって室内への採光量が規制
されてしまうという問題があった。
【0005】
【発明の目的】この発明の目的は、建物の窓枠への網戸
の組付けを簡便かつ容易に行なえ、しかも、別途に保管
場所を必要とすることなく保管収納することができるよ
うにするとともに、室内への採光量を規制することがな
いようにした建物の窓構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は、建物の窓枠に固定窓体と、この固
定窓体に対して上下方向に開閉自在な可動窓体とを組み
込んでなる建物の窓構造において、前記可動窓体に対応
する固定窓体側の窓枠の開口部に網戸組付け枠部を形成
し、この網戸組付け枠部に組付け網戸装置本体を組付
け、かつこの組付け網戸装置本体を左右横方向に開閉移
動可能な可動部材と、前記網戸組付け枠部に着脱自在に
固定される固定部材とで形成するとともに、この固定部
材と可動部材との間に、前記可動部材の開閉移動に追従
して折畳み伸縮自在なプリーツ状の網目部材を設けてな
る構成としたものである。
【0007】
【作用】すなわち、この発明は、上記の構成を採用する
ことにより、上下方向に開閉自在な可動窓体に対応する
固定窓体側の窓枠の開口部に網戸組付け枠部を形成し、
この網戸組付け枠部に、固定部材と左右横方向に開閉移
動可能な可動部材との間に可動部材の開閉移動に追従し
て折畳み伸縮自在なプリーツ状の網目部材を設けた組付
け網戸装置本体を着脱可能に組付けてなるために、建物
の窓枠への網戸の組付けが簡便かつ容易に行なえるとと
もに、網戸の開閉操作が、上下縦方向と比較して子供等
のような背丈の低い者でも容易に行なえる。
【0008】また、組付け網戸装置本体の固定部材また
は可動部材の少なくともいずれか一方に、可動部材の閉
時における網目部材を折畳み状態で収納可能にしてなる
ために、保管場所を別途に設ける必要がなく、しかも、
室内への採光量が規制されることがない。
【0009】さらに、組付け網戸装置本体の可動部材
に、移動方向の揺動を防止するワイヤーテンション機構
を設けてなるために、可動部材の開閉移動操作が円滑に
行なえる。
【0010】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例を参照しなが
ら詳細に説明すると、図1に示すように、図中1は建物
の窓枠を形成するサッシ枠本体である。
【0011】このサッシ枠本体1は、図2及び図3に示
すように、互いに対向する左右縦框2,2と上下横框
3,3とからなる枠組み構成を有するとともに、外側上
部には、固定窓体100が組付けられる上枠4が形成さ
れ、かつ、その内側には、前記固定窓体100に対して
上下方向Yに開閉自在な可動窓体200が組付けられる
案内枠5が形成されている。
【0012】そして、前記固定窓体100が組付けられ
る上枠4の下部、すなわち、上下方向に開閉自在な可動
窓体200に対応する固定窓体100側のサッシ枠本体
1の開口部6には、網戸組付け枠部7が形成され、この
網戸組付け枠部7には、後述する組付け網戸装置本体1
0が組付けられている。
【0013】この組付け網戸装置本体10は、図4に示
すように、第1の固定部材11と可動部材12及び第2
の固定部材13を備え、この可動部材12と前記第1の
固定部材11との間には、一端部14aを前記第1の固
定部材11側に固着しかつその他端部14bを前記可動
部材12側に固着したポリエステル樹脂等の糸で編成し
てなるプリーツ状の網目部材14が設けられている。
【0014】この網目部材14は、前記可動部材12の
左右横方向の開閉移動(図1、図2及び図4に示す実線
矢印X方向)に追従して折畳み伸縮自在に片開き状に横
引き可能になっているとともに、前記可動部材12の閉
状態において、前記第1の固定部材11及び可動部材1
2に対向させた収納空間11A,12Aの少なくともい
ずれか一方に折畳み収納可能になっている。
【0015】また、前記組付け網戸装置本体10を構成
する可動部材12には、ワイヤーテンション機構15が
設けられ、このワイヤーテンション機構15は、図5に
示すような構成となっている。
【0016】すなわち、一端16aが第1の固定部材1
1の上部に固定Aされた1本のワイヤー16を、第1の
固定部材11と可動部材12との間に平行に、かつ、網
目部材14の折り目間に交互に通す。
【0017】この網目部材14の折り目間に交互に通さ
れた平行な第1のワイヤー16Aは、可動部材12の上
部に挿入されて下部に向け折り返され、この第2の折返
しワイヤー16Bは、可動部材12の下端部から第2の
固定部材13の下端部に向け平行に延出されるととも
に、この第3の延出ワイヤー16Cを第2の固定部材1
3内に挿入し、これら第1,第2及び第3のワイヤー1
6A,16B,16CとでZ型を呈するように掛け渡
す。
【0018】このように、Z型を呈するように掛け渡さ
れて第2の固定部材13内の下端部から挿入された第3
の延出ワイヤー16Cは、上方に向け折り返されるとと
もに、この第4の折返しワイヤー16Dは、前記第2の
固定部材13の上端部から再び可動部材12の上端部に
向け平行に折り返される。
【0019】この平行に折り返された第5の折返しワイ
ヤー16Eは、前記可動部材12の上端部に挿入されて
下方に向け折り返され、この第6の折返しワイヤー16
Fを前記可動部材12の下部から第1の固定部材11に
向け平行に延出させ、この第7の延出ワイヤー16G
と、前記第5及び第6のワイヤー16E,16FとでZ
型を呈するように掛け渡す。
【0020】そして、前記第7の延出ワイヤー16Gの
延出端、すなわち、ワイヤー16の他端16bは、調整
装置17に保持され、この調整装置17にてワイヤー1
6の張力が可動部材12の上下部に均等に作用するよう
に調整した後、前記第2の固定部材13内に挿入された
第4の折返しワイヤー16Dの途上を固定具18にて固
定Bし、このように1本のワイヤー16を組付け網戸装
置本体10の上下に交差させて掛け渡すことにより、組
付け網戸装置本体10のサッシ枠本体1への組付け状態
において、可動部材12の開閉移動時に、可動部材12
の上下部に作用する張力の差を相殺して、その移動方向
の揺動を防止し、可動部材12の移動を円滑にし、か
つ、任意の位置での停止を可能にしている。
【0021】ところで、前記組付け網戸装置本体10
を、サッシ枠本体1に組付けるには、図1、図3及び図
4に示すように、まず、網戸組付け枠部7の左右縦枠
8,8に、組付け網戸装置本体10を構成する第1及び
第2の固定部材11,13を固定するとともに、可動部
材12を網戸組付け枠部4の上下横枠9,9間に移動自
在に配置する。
【0022】この場合、前記組付け網戸装置本体10の
第1及び第2の固定部材11,13を網戸組付け枠部7
の左右縦枠8,8に固定するにあたっては、各々の固定
部材11,13の裏面11a,13aと、左右縦枠8,
8の内面8a,8aとの双方に、ファスナ(商品名:マ
ジックテープ)21,22をそれぞれ取付けておき、こ
のファスナ21,22を介して着脱可能に組付け得るよ
うになっているものであり、これによって、組付け網戸
装置本体10のサッシ枠本体1への組付けを簡便かつ容
易にしてなるとともに、組付け網戸装置本体10の補修
・交換に対する便宜性を図っている。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、上下方向に開閉自在な可動窓体に対応する固定窓
体側の窓枠の開口部に網戸組付け枠部を形成し、この網
戸組付け枠部に、固定部材と左右横方向に開閉移動可能
な可動部材との間に可動部材の開閉移動に追従して折畳
み伸縮自在なプリーツ状の網目部材を設けた組付け網戸
装置本体を着脱可能に組付けてなることから、建物の窓
枠への網戸の組付けを簡便かつ容易に行なうことができ
るとともに、網戸の開閉操作を、上下縦方向の開閉操作
と比較して子供等のような背丈の低い者でも容易に行な
うことができる。
【0024】また、請求項2において、組付け網戸装置
本体の固定部材または可動部材の少なくともいずれか一
方に、可動部材の閉時における網目部材を折畳み状態で
収納可能にしてなるために、保管場所を別途に設ける必
要がなく、しかも、室内への採光量が規制されることが
ない。
【0025】さらに、請求項3において、組付け網戸装
置本体の可動部材に、移動方向の揺動を防止するワイヤ
ーテンション機構を設けてなるために、可動部材の開閉
移動操作を円滑に行なうことができるとともに、可動部
材を任意の位置で停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る建物の窓構造の一実施例を示す
説明図。
【図2】図1のイ−イ線における縦断面図。
【図3】図1のロ−ロ線における横断面図。
【図4】組付け網戸装置本体の斜視図。
【図5】同じく組付け網戸装置本体のワイヤーテンショ
ン機構を概略的に示す説明図。
【符号の説明】
1・・・窓枠(サッシ枠本体)、 4・・・上枠、 5・・・案内枠、 6・・・開口部、 7・・・網戸組付け枠部 10・・・組付け網戸装置本体、 11・・・第1の固定部材、 11A・・・収納空間、 12・・・可動部材、 12A・・・収納空間、 13・・・第2の固定部材、 14・・・網目部材、 15・・・ワイヤーテンション機構、 16・・・ワイヤー、 21,22・・・ファスナ、 100・・・固定窓体、 200・・・可動窓体、 X・・・可動部材の開閉移動方向、 Y・・・可動窓体の開閉方向。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の窓枠に固定窓体と、この固定窓体に
    対して上下方向に開閉自在な可動窓体とを組み込んでな
    る建物の窓構造において、 前記可動窓体に対応する固定窓体側の窓枠の開口部に網
    戸組付け枠部を形成し、この網戸組付け枠部に組付け網
    戸装置本体を組付け、かつこの組付け網戸装置本体を左
    右横方向に開閉移動可能な可動部材と、前記網戸組付け
    枠部に着脱自在に固定される固定部材とで形成するとと
    もに、この固定部材と可動部材との間に、前記可動部材
    の開閉移動に追従して折畳み伸縮自在なプリーツ状の網
    目部材を設けたことを特徴とする建物の窓構造。
  2. 【請求項2】組付け網戸装置本体の固定部材または可動
    部材の少なくともいずれか一方に、前記可動部材の閉時
    における網目部材を折畳み状態で収納可能にしたことを
    特徴とする請求項1記載の建物の窓構造。
  3. 【請求項3】組付け網戸装置本体の可動部材に、移動方
    向の揺動を防止するワイヤーテンション機構を設けたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の建物の窓構造。
  4. 【請求項4】ワイヤーテンション機構は、組付け網戸装
    置本体の固定部材と可動部材の間に掛け渡される少なく
    とも1本のワイヤーからなることを特徴とする請求項3
    記載の建物の窓構造。
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