JP2820671B2 - 網 戸 - Google Patents

網 戸

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JP2820671B2 JP27681896A JP27681896A JP2820671B2 JP 2820671 B2 JP2820671 B2 JP 2820671B2 JP 27681896 A JP27681896 A JP 27681896A JP 27681896 A JP27681896 A JP 27681896A JP 2820671 B2 JP2820671 B2 JP 2820671B2
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Fujisash Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば一般住宅ある
いはオフィスビルなどの建物の窓部等のサッシ枠などの
開口枠に組付けられる網戸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の網戸においては、例えば建物の窓
部等の開口枠を形成するサッシ枠に、単体枠の全面に網
目部材が張られた網戸本体を、例えば引違い戸と共にス
ライド自在に組付けてなる構成を有するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来構造の網戸にあっては網戸本体が全面に網目部
材を張った単体枠からなるために、網目部材が破損した
場合などには網戸本体自体を入れ替えたり、専門家に補
修・交換作業を依頼しなければならなかった。また使用
期間が夏時期などに限られて短く、保管に際し戸袋が無
いものでは、サッシ枠から網戸本体を取外して物置に収
納したり、テラスやベランダなどに放置したり、あるい
は、そのままサッシ枠に組付けた状態で放置しているの
が現状であった。
【0004】また、網戸をサッシ枠に組付けた状態で放
置しておく場合には、網目部材の網目に塵や埃等が付着
して汚れが目立ち易く、これによって、室内外の美観性
を損い、網目部材の傷みも早いばかりでなく、例えばテ
ラスやベランダなどに通じるサッシ枠に組付けたもので
は、出入りの邪魔になるとともに、洗濯物がその網目に
触れて汚れてしまったりしていた。
【0005】また、網戸の使用に際して、網戸本体の幅
寸法が引違い戸の幅寸法に応じて固定されていることか
ら、網戸自体による開閉調整が不可能であるという問題
があった。
【0006】
【発明の目的】この発明の目的は網目部材の補修・交換
が容易にかつ簡便に行なえて、保管場所を別途に必要と
することなく保管収納することができるようにするとと
もに、出入りの邪魔になることがない網戸を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、左右の引違い戸を組付けた引違いサッ
シ枠にスライド自在に組付けられた網戸であって、該網
戸は網戸框と、この網戸框に着脱可能に組付けられ、か
つ可動部材と固定部材との間に前記可動部材の開閉移動
に追従して折畳み伸縮自在なプリーツ状の網目部材を設
けた組付け網戸装置本体とを備えて構成されている。前
記組付け網戸装置本体の可動部材の移動方向を左右横方
向にすることが好ましい。また組付け網戸装置本体の固
定部材または可動部材の少なくともいずれか一方に、前
記可動部材の閉時における網目部材を折畳み状態で収納
可能にすることが好ましい。また組付け網戸装置本体の
可動部材に、移動方向の揺動を防止するワイヤーテンシ
ョン機構を設けることが好ましい。この場合、ワイヤー
テンション機構は、組付け網戸装置本体の固定部材と可
動部材の間に掛け渡される少なくとも1本のワイヤーか
らなるように構成してもよい。
【0008】
【作用】即ち、この発明に係る網戸は左右の引違い戸を
組付けた引違いサッシ枠に、スライド自在に組付けられ
た網戸の網戸框に、可動部材の開閉移動に追従して折畳
み伸縮自在なプリーツ状の網目部材を前記可動部材と固
定部材との間に設けた組付け網戸装置本体が着脱可能に
組付けられているために、組付け網戸装置本体の補修・
交換が容易にかつ簡便に行なえるとともに、このように
構成された網戸を引違いサッシ枠内でスライドさせるこ
とができる。
【0009】また、組付け網戸装置本体の可動部材の移
動方向を左右横方向にし、可動部材の開閉移動に追従し
て網目部材を横引き可能にしてなるために、上下縦方向
の開閉操作と比較して、子供等のような背丈の低い者で
も容易に開閉操作が行なえるとともに、例えば引違い戸
の開閉幅に応じた開閉調整が可能になる。
【0010】さらに、組付け網戸装置本体の固定部材ま
たは可動部材の少なくともいずれか一方に、可動部材の
閉時における網目部材を折畳み状態で収納可能にしてな
るために、保管場所を別途に設ける必要がない。
【0011】さらにまた、組付け網戸装置本体の可動部
材に、移動方向の揺動を防止するワイヤーテンション機
構を設けてなるために、可動部材の開閉移動操作が円滑
に行なえる。
【0012】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例を参照しなが
ら詳細に説明すると、図1は例えば建物の窓部の開口枠
を形成する左右の引違い戸を組付けた引違いサッシ枠
(図示せず)に組付けられるこの発明に係る網戸を示
し、図中1は網戸本体、即ち網戸框である。
【0013】該網戸框1は互いに対向する左右竪框3,
4と上下框5,6とで枠組みしてなる構成を有し、この
網戸框1の内周面には、図2及び図3に示すように、後
述する組付け網戸装置本体10が組付けられる網戸組付
け枠部2が形成されている。
【0014】即ち、上記の組付け網戸装置本体10は、
図4に示すように、第1の固定部材11と可動部材12
及び第2の固定部材13を備え、この可動部材12と前
記第1の固定部材11との間には、一端部14aを前記
第1の固定部材11側に固着し、かつその他端部14b
を前記可動部材12側に固着したポリエステル樹脂等の
合成樹脂の糸で編成してなるプリーツ状の網目部材14
が設けられている。
【0015】この網目部材14は、前記可動部材12の
左右横方向の開閉移動(図1、図3及び図4に示す実線
矢印X方向)に追従して折畳み伸縮自在に片開き状に横
引き可能になっているとともに、前記可動部材12の閉
状態において、前記第1の固定部材11及び可動部材1
2に対向させた収納空間11A,12Aの少なくともい
ずれか一方に折畳み収納可能になっている。
【0016】また、前記組付け網戸装置本体10を構成
する可動部材12には、ワイヤーテンション機構15が
設けられ、このワイヤーテンション機構15は、図5に
示すような構成となっている。
【0017】すなわち、一端16aが第1の固定部材1
1の上部に固定Aされた1本のワイヤー16を、第1の
固定部材11と可動部材12との間に平行に、かつ、網
目部材14の折り目間に交互に通す。
【0018】この網目部材14の折目間に交互に通され
た平行な第1のワイヤー16Aは、可動部材12の上部
に挿入されて下部に向け折り返され、この第2の折返し
ワイヤー16Bは、可動部材12の下端部から第2の固
定部材13の下端部に向け平行に延出されるとともに、
この第3の延出ワイヤー16Cを第2の固定部材13内
に挿入し、これら第1,第2及び第3のワイヤー16
A,16B,16CとでZ型を呈するように掛け渡す。
【0019】このようにZ型を呈するように掛け渡され
て第2の固定部材13内の下端部から挿入された第3の
延出ワイヤー16Cは、上方に向け折り返されるととも
に、この第4の折返しワイヤー16Dは、前記第2の固
定部材13の上端部から再び可動部材12の上端部に向
け平行に折り返される。
【0020】この平行に折り返された第5の折返しワイ
ヤー16Eは、前記可動部材12の上端部に挿入されて
下方に向け折り返され、この第6の折返しワイヤー16
Fを前記可動部材12の下部から第1の固定部材11に
向け平行に延出させ、この第7の延出ワイヤー16G
と、前記第5及び第6のワイヤー16E,16FとでZ
型を呈するように掛け渡す。
【0021】そして、前記第7の延出ワイヤー16Gの
延出端、すなわち、ワイヤー16の他端16bは、調整
装置17に保持され、この調整装置17にてワイヤー1
6の張力が可動部材12の上下部に均等に作用するよう
に調整した後、前記第2の固定部材13内に挿入された
第4の折返しワイヤー16Dの途上を固定具18にて固
定Bし、このように1本のワイヤー16を組付け網戸装
置本体10の上下に交差させて掛け渡すことにより、組
付け網戸装置本体10の網戸框1への組付け状態におい
て、可動部材12の開閉移動時に、可動部材12の上下
部に作用する張力の差を相殺して、その移動方向の揺動
を防止し、可動部材12の移動を円滑にし、かつ、任意
の位置での停止を可能にしている。
【0022】ところで、前記組付け網戸装置本体10
を、網戸框1に組付けるには、該網戸框1の左右竪框
3,4に、組付け網戸装置本体10を構成する第1及び
第2の固定部材11,13を固定するとともに、可動部
材12を前記網戸框1の上下框5,6間に移動自在に配
置することにより行なわれる。
【0023】この場合、前記組付け網戸装置本体10の
第1及び第2の固定部材11,13を網戸框1の左右竪
框3,4に固定するには、各々の固定部材11,13の
裏面11a,13aと、左右竪框3,4の内面3a,4
aとの双方に、繰り返し使用可能な接着片、例えばファ
スナ(商品名:マジックテープ)21,22をそれぞれ
取付けておき、このファスナ21,22を介して着脱可
能に組付け得るようになっているもので、これによっ
て、組付け網戸装置本体10の網戸框1への組付けを容
易にかつ簡便にするとともに、組付け網戸装置本体10
の補修・交換に対する便宜性を図っている。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明に係る網戸は、左右の引違い戸を組付けた引違いサッ
シ枠にスライド自在に組付けられた網戸框に、可動部材
の開閉移動に追従して折畳み伸縮自在なプリーツ状の網
目部材を前記可動部材と固定部材との間に設けた組付け
網戸装置本体を着脱可能に組付けてなることから、組付
け網戸装置本体の補修・交換が容易にかつ簡便に行なう
ことができる。またこのように構成された網戸を引違い
サッシ枠内でスライドさせることができる。
【0025】また、請求項2において、組付け網戸装置
本体の可動部材の移動方向を左右横方向にし、可動部材
の開閉移動に追従して網目部材を横引き可能にしてなる
ために、上下縦方向の開閉操作と比較して、子供等のよ
うな背丈の低い者でも容易に開閉操作を行なうことがで
きるとともに、窓の開閉幅に応じた開閉調整を行なうこ
とができる。
【0026】さらに、請求項3において、組付け網戸装
置本体の固定部材または可動部材の少なくともいずれか
一方に、可動部材の閉時における網目部材を折畳み状態
で収納可能にしてなるために、保管場所を別途に設ける
必要がなく、しかも、出入りの邪魔になることもない。
【0027】さらにまた、請求項4及び請求項5におい
て、組付け網戸装置本体の可動部材に、移動方向の揺動
を防止するワイヤーテンション機構を設けてなるため
に、可動部材の開閉移動操作を円滑に行なうことができ
るとともに、可動部材を傾斜させることなく直立状態の
まま任意の位置で停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る網戸の一実施例を示す外観図。
【図2】図1のイ−イ線における縦断面図。
【図3】図1のロ−ロ線における横断面図。
【図4】組付け網戸装置本体の斜視図。
【図5】同じく組付け網戸装置本体のワイヤーテンショ
ン機構を概略的に示す説明図。
【符号の説明】
1・・・網戸本体(網戸框)、 2・・・網戸組付け枠部 3,4・・・竪框、 5,6・・・上下框、 10・・・組付け網戸装置本体、 11,13・・・固定部材、 12・・・可動部材、 14・・・網目部材、 15・・・ワイヤーテンション機構、 16・・・ワイヤー、 21,22・・・ファスナ、 X・・・開閉方向。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の引違い戸を組付けた引違いサッシ
    枠にスライド自在に組付けられた網戸であって、該網戸
    は網戸框と、この網戸框に着脱可能に組付けられ、かつ
    可動部材と固定部材の間に前記可動部材の開閉移動に追
    従して折畳み伸縮自在なプリーツ状の網目部材を設けた
    組付け網戸装置本体とを具備したことを特徴とする網
    戸。
  2. 【請求項2】 組付け網戸装置本体の可動部材の移動方
    向を左右横方向にしたことを特徴とする請求項1記載の
    網戸。
  3. 【請求項3】 組付け網戸装置本体の固定部材または可
    動部材の少なくともいずれか一方に、前記可動部材の閉
    時における網目部材を折畳み状態で収納可能にしたこと
    を特徴とする請求項1または2記載の網戸。
  4. 【請求項4】 組付け網戸装置本体の可動部材に、移動
    方向の揺動を防止するワイヤーテンション機構を設けた
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の網戸。
  5. 【請求項5】 ワイヤーテンション機構は、組付け網戸
    装置本体の固定部材と可動部材の間に掛け渡される少な
    くとも1本のワイヤーからなることを特徴とする請求項
    4記載の網戸。
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