JPH07166777A - 組付け網戸装置の組付け構造 - Google Patents
組付け網戸装置の組付け構造Info
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- JPH07166777A JPH07166777A JP34213093A JP34213093A JPH07166777A JP H07166777 A JPH07166777 A JP H07166777A JP 34213093 A JP34213093 A JP 34213093A JP 34213093 A JP34213093 A JP 34213093A JP H07166777 A JPH07166777 A JP H07166777A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 可動部材の走行移動が円滑に行なうことがで
きるようにする。 【構成】 サッシ枠１などの網戸組付け枠部６に設けた
上部ガイドレール９内の左右長手方向全長に亘ってラン
ナーレール３０を設ける。このランナーレール３０を組
付け網戸装置本体１０の網目部材１５，１６の上端部に
常に自重にて当接するように上下動自在に配置して、そ
れらの間の隙間を吸収するようにするとともに、弾性部
材４０にて上部ガイドレール９内に吊支する。
きるようにする。 【構成】 サッシ枠１などの網戸組付け枠部６に設けた
上部ガイドレール９内の左右長手方向全長に亘ってラン
ナーレール３０を設ける。このランナーレール３０を組
付け網戸装置本体１０の網目部材１５，１６の上端部に
常に自重にて当接するように上下動自在に配置して、そ
れらの間の隙間を吸収するようにするとともに、弾性部
材４０にて上部ガイドレール９内に吊支する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば一般住宅など
の建物の窓部等にサッシ枠などに組付けられる組付け網
戸装置の組付け構造の改良に関するものである。
の建物の窓部等にサッシ枠などに組付けられる組付け網
戸装置の組付け構造の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の網戸においては、例えば建物の窓
部等の開口枠を形成するサッシ枠に、単体枠の全面に網
目部材が張られた戸本体を、例えば引違い戸と共にスラ
イド自在に組付けてなる構成を有するものがある。
部等の開口枠を形成するサッシ枠に、単体枠の全面に網
目部材が張られた戸本体を、例えば引違い戸と共にスラ
イド自在に組付けてなる構成を有するものがある。
【０００３】しかしながら、このような従来構造の網戸
にあっては、使用期間が夏時期などに限られて短く、し
かも、戸本体が全面に網目部材を張った単体枠からなる
ために、保管に際して、雨戸収納用の戸袋が付設された
サッシ枠では、戸袋を保管場所として利用しているもの
であるが、戸袋が無いものでは、サッシ枠から戸本体を
取外して物置に収納したり、テラスやベランダなどに放
置したり、あるいは、そのままサッシ枠に組付けた状態
で放置しているのが現状である。
にあっては、使用期間が夏時期などに限られて短く、し
かも、戸本体が全面に網目部材を張った単体枠からなる
ために、保管に際して、雨戸収納用の戸袋が付設された
サッシ枠では、戸袋を保管場所として利用しているもの
であるが、戸袋が無いものでは、サッシ枠から戸本体を
取外して物置に収納したり、テラスやベランダなどに放
置したり、あるいは、そのままサッシ枠に組付けた状態
で放置しているのが現状である。
【０００４】このため、従来では、網戸の保管収納場所
に困り、特に、網戸をサッシ枠に組付けた状態で放置し
てなる場合には、網目部材の網目に塵や埃等が付着して
汚れが目立ち易く、これによって、室内外の美観性を損
なうばかりでなく、例えばテラスやベランダなどに通じ
るサッシ枠に組付けてなるものでは、出入りの邪魔にな
るとともに、網目によって室内への採光量が規制されて
しまうという問題があった。
に困り、特に、網戸をサッシ枠に組付けた状態で放置し
てなる場合には、網目部材の網目に塵や埃等が付着して
汚れが目立ち易く、これによって、室内外の美観性を損
なうばかりでなく、例えばテラスやベランダなどに通じ
るサッシ枠に組付けてなるものでは、出入りの邪魔にな
るとともに、網目によって室内への採光量が規制されて
しまうという問題があった。
【０００５】また、網戸の使用に際して、戸本体の幅寸
法が引違い戸の幅寸法に応じて固定されていることか
ら、網戸自体による開閉調整が不可能であり、引違い戸
の開閉幅に応じた網目幅しか使用することができず、こ
れによって、引違い戸の全開状態では、対接する互いの
枠間の密封性を保つことができるが、引違い戸の半開状
態では、互いの枠間のずれによる隙間が生じ、この隙間
から蚊や虫等が室内に侵入するという問題もあった。
法が引違い戸の幅寸法に応じて固定されていることか
ら、網戸自体による開閉調整が不可能であり、引違い戸
の開閉幅に応じた網目幅しか使用することができず、こ
れによって、引違い戸の全開状態では、対接する互いの
枠間の密封性を保つことができるが、引違い戸の半開状
態では、互いの枠間のずれによる隙間が生じ、この隙間
から蚊や虫等が室内に侵入するという問題もあった。
【０００６】そこで、本出願人は、上記した従来の問題
点を解消するために、平成４年４月１７日付けにて出願
した特願平４−１２２８４１号に開示してなる組付け網
戸装置を提案した。
点を解消するために、平成４年４月１７日付けにて出願
した特願平４−１２２８４１号に開示してなる組付け網
戸装置を提案した。
【０００７】この先願発明によれば、建物の窓部等の開
口部を形成するサッシ枠に設けた網戸組付け枠部に、可
動部材と、この可動部材の左右水平方向の開閉移動動作
に追従して開幕及び閉幕自在に折畳み伸縮するプリーツ
状の網目部材とかならる組付け網戸装置本体を組付けて
なる構成を有している。
口部を形成するサッシ枠に設けた網戸組付け枠部に、可
動部材と、この可動部材の左右水平方向の開閉移動動作
に追従して開幕及び閉幕自在に折畳み伸縮するプリーツ
状の網目部材とかならる組付け網戸装置本体を組付けて
なる構成を有している。
【０００８】そして、組付け網戸装置本体を構成する可
動部材の上端部は、サッシ枠に設けた網戸組付け枠部の
上部ガイドレール内に摺動自在に係合させる一方、この
上部ガイドレール内にランナーレールを開口部の左右長
手方向全長に亘って設けて、このランナーレールが網目
部材の上端部に常に自重にて当接するように上下動自在
に配置することにより、それらの間の隙間を吸収し、こ
れによって、蚊や虫等の室内への侵入を防止している。
動部材の上端部は、サッシ枠に設けた網戸組付け枠部の
上部ガイドレール内に摺動自在に係合させる一方、この
上部ガイドレール内にランナーレールを開口部の左右長
手方向全長に亘って設けて、このランナーレールが網目
部材の上端部に常に自重にて当接するように上下動自在
に配置することにより、それらの間の隙間を吸収し、こ
れによって、蚊や虫等の室内への侵入を防止している。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た組付け網戸装置本体のサッシ枠への組付け構造では、
ランナーレールの左右長手方向両端部のみが上部ガイド
レール内に支持されて、網目部材の上端部に常に自重に
て当接するように上下動自在に配置されていることか
ら、ランナーレールの中央部が下方に大きく撓み易く、
これによって、可動部材の走行移動に支障を来すという
問題があった。
た組付け網戸装置本体のサッシ枠への組付け構造では、
ランナーレールの左右長手方向両端部のみが上部ガイド
レール内に支持されて、網目部材の上端部に常に自重に
て当接するように上下動自在に配置されていることか
ら、ランナーレールの中央部が下方に大きく撓み易く、
これによって、可動部材の走行移動に支障を来すという
問題があった。
【００１０】
【発明の目的】この発明の目的は、可動部材の走行移動
を円滑に行なうことができるようにした組付け網戸装置
の組付け構造を提供することにある。
を円滑に行なうことができるようにした組付け網戸装置
の組付け構造を提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は、サッシ枠などの網戸組付け枠部
に、可動部材と、この可動部材の左右水平方向の開閉移
動動作に追従して開幕及び閉幕自在に折畳み伸縮するプ
リーツ状の網目部材とで構成された組付け網戸装置本体
を組付け、かつこの組付け網戸装置本体を構成する前記
可動部材の上端部を前記網戸組付け枠部の上部ガイドレ
ール内に摺動自在に係合させる一方、この上部ガイドレ
ール内の左右長手方向全長に亘って、前記網目部材の上
端部に常に自重にて当接するように上下動自在に配置し
てそれらの間の隙間を吸収するランナーレールを設けて
なるとともに、このランナーレールを弾性部材を介して
前記上部ガイドレール内に吊支してなる構成としたもの
である。
ために、この発明は、サッシ枠などの網戸組付け枠部
に、可動部材と、この可動部材の左右水平方向の開閉移
動動作に追従して開幕及び閉幕自在に折畳み伸縮するプ
リーツ状の網目部材とで構成された組付け網戸装置本体
を組付け、かつこの組付け網戸装置本体を構成する前記
可動部材の上端部を前記網戸組付け枠部の上部ガイドレ
ール内に摺動自在に係合させる一方、この上部ガイドレ
ール内の左右長手方向全長に亘って、前記網目部材の上
端部に常に自重にて当接するように上下動自在に配置し
てそれらの間の隙間を吸収するランナーレールを設けて
なるとともに、このランナーレールを弾性部材を介して
前記上部ガイドレール内に吊支してなる構成としたもの
である。
【００１２】
【作用】すなわち、この発明は、上記の構成を採用する
ことにより、組付け網戸装置本体の網目部材の上端部に
常に自重にて当接するように上下動自在に配置してそれ
らの間の隙間を吸収するように網戸組付け枠部の上部ガ
イドレール内の左右長手方向全長に亘って設けたランナ
ーレールを弾性部材を介して吊支してなるために、従前
のようなランナーレールの撓みが防止され、これによっ
て、可動部材の円滑な走行移動が行なえる。
ことにより、組付け網戸装置本体の網目部材の上端部に
常に自重にて当接するように上下動自在に配置してそれ
らの間の隙間を吸収するように網戸組付け枠部の上部ガ
イドレール内の左右長手方向全長に亘って設けたランナ
ーレールを弾性部材を介して吊支してなるために、従前
のようなランナーレールの撓みが防止され、これによっ
て、可動部材の円滑な走行移動が行なえる。
【００１３】また、弾性部材は、パンタグラフ状のリン
グ体からなるために、構造か簡単で安価に得られる。
グ体からなるために、構造か簡単で安価に得られる。
【００１４】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例を参照しなが
ら詳細に説明すると、図１に示すように、図中１はこの
発明に係る組付け網戸装置が組付けられた建物のテラス
などの窓部の開口部を形成するサッシ枠である。
ら詳細に説明すると、図１に示すように、図中１はこの
発明に係る組付け網戸装置が組付けられた建物のテラス
などの窓部の開口部を形成するサッシ枠である。
【００１５】このサッシ枠１には、上下枠２，３と左右
竪枠４，５とで枠組みされた網戸組付け枠部６が形成さ
れ、この網戸組付け枠部６には、組付け網戸装置本体１
０が組み付けられている。
竪枠４，５とで枠組みされた網戸組付け枠部６が形成さ
れ、この網戸組付け枠部６には、組付け網戸装置本体１
０が組み付けられている。
【００１６】この組付け網戸装置本体１０は、図２に示
すように、第１及び第２の左右一対の固定部材１１，１
２と、これら第１及び第２の固定部材１１，１２の間に
設けられた左右水平方向の開閉方向Ｘに移動自在な第１
及び第２の左右一対の可動部材１３，１４と、この第１
の可動部材１３と前記第１の固定部材１１及び第２の可
動部材１４と前記第２の固定部材１２との間にそれぞれ
設けられた第１及び第２の折畳み伸縮自在なプリーツ状
の網目部材１５，１６とで構成され、これらの第１及び
第２の網目部材１５，１６は、前記第１及び第２の可動
部材１３，１４の左右水平方向の開閉移動動作に追従し
て開幕及び閉幕自在に折畳み伸縮し得るようになってい
る。
すように、第１及び第２の左右一対の固定部材１１，１
２と、これら第１及び第２の固定部材１１，１２の間に
設けられた左右水平方向の開閉方向Ｘに移動自在な第１
及び第２の左右一対の可動部材１３，１４と、この第１
の可動部材１３と前記第１の固定部材１１及び第２の可
動部材１４と前記第２の固定部材１２との間にそれぞれ
設けられた第１及び第２の折畳み伸縮自在なプリーツ状
の網目部材１５，１６とで構成され、これらの第１及び
第２の網目部材１５，１６は、前記第１及び第２の可動
部材１３，１４の左右水平方向の開閉移動動作に追従し
て開幕及び閉幕自在に折畳み伸縮し得るようになってい
る。
【００１７】また、図中２０は前記第１及び第２の固定
部材１１，１２と前記第１及び第２の可動部材１３，１
４と第１及び第２の網目部材１５，１６との間に掛け渡
されたワイヤーテンション機構である。
部材１１，１２と前記第１及び第２の可動部材１３，１
４と第１及び第２の網目部材１５，１６との間に掛け渡
されたワイヤーテンション機構である。
【００１８】このワイヤーテンション機構２０は、非伸
縮性でかつ可撓性を有するワイヤー、ロープ等の張設の
みによる均等な張力掛けによって、前記第１及び第２の
可動部材１３，１４の開閉方向Ｘへの移動時の揺動を防
止するように自立させ、これによって、各々の可動部材
１３，１４の円滑な移動を可能にしているものである。
縮性でかつ可撓性を有するワイヤー、ロープ等の張設の
みによる均等な張力掛けによって、前記第１及び第２の
可動部材１３，１４の開閉方向Ｘへの移動時の揺動を防
止するように自立させ、これによって、各々の可動部材
１３，１４の円滑な移動を可能にしているものである。
【００１９】すなわち、前記ワイヤーテンション機構２
０は、図１に示すように、例えば２本のワイヤー２１，
２２からなり、この第１のワイヤー２１の一端２１ａを
第１の固定部材１１の上部に固定Ａし、その他端２１ｂ
側を第１の網目部材１５の上部折り目間に交互に通して
第１の可動部材１３の上部側に向け平行に延出させる。
０は、図１に示すように、例えば２本のワイヤー２１，
２２からなり、この第１のワイヤー２１の一端２１ａを
第１の固定部材１１の上部に固定Ａし、その他端２１ｂ
側を第１の網目部材１５の上部折り目間に交互に通して
第１の可動部材１３の上部側に向け平行に延出させる。
【００２０】この第１の可動部材１３の上部側に延出し
た第１のワイヤー２１の他端２１ｂは、第１の可動部材
１３内の上部から下方に折り返されて、第１の可動部材
１３内の下部から第２の可動部材１４の下部側に向け平
行に延出させる。
た第１のワイヤー２１の他端２１ｂは、第１の可動部材
１３内の上部から下方に折り返されて、第１の可動部材
１３内の下部から第２の可動部材１４の下部側に向け平
行に延出させる。
【００２１】この第２の可動部材１４の下部側に延出し
た第１のワイヤー２１の他端２１ｂは、第２の可動部材
１４内の下部から上方に折り返されて、第２の可動部材
１４内の上部から第２の網目部材１６の上部折り目間に
交互に通して第２の固定部材１２の上部側に向け平行に
延出させて固定Ｂする。符号２６は固定具である。
た第１のワイヤー２１の他端２１ｂは、第２の可動部材
１４内の下部から上方に折り返されて、第２の可動部材
１４内の上部から第２の網目部材１６の上部折り目間に
交互に通して第２の固定部材１２の上部側に向け平行に
延出させて固定Ｂする。符号２６は固定具である。
【００２２】一方、第２のワイヤー２２の一端２２ａ
は、第１の固定部材１１の下部に固定Ｃされ、その他端
２２ｂ側を第１の網目部材１５の下部折り目間に交互に
通して第１の可動部材１３の下部側に向け平行に延出さ
せる。
は、第１の固定部材１１の下部に固定Ｃされ、その他端
２２ｂ側を第１の網目部材１５の下部折り目間に交互に
通して第１の可動部材１３の下部側に向け平行に延出さ
せる。
【００２３】この第１の可動部材１３の下部側に延出し
た第２のワイヤー２２の他端２２ｂは、第１の可動部材
１３内の下部から上方に折り返され、第１のワイヤー２
１と交差させて、第１の可動部材１３内の上部から第２
の可動部材１４の上部側に向け平行に延出させる。
た第２のワイヤー２２の他端２２ｂは、第１の可動部材
１３内の下部から上方に折り返され、第１のワイヤー２
１と交差させて、第１の可動部材１３内の上部から第２
の可動部材１４の上部側に向け平行に延出させる。
【００２４】この第２の可動部材１４の上部側に延出し
た第２のワイヤー２２の他端２２ｂは、第２の可動部材
１４内の上部から下方に折り返され、第１のワイヤー２
１と交差させて、第２の可動部材１４内の下部から第２
の網目部材１６の下部折り目間に交互に通して第２の固
定部材１１の下部側に向け平行に延出させて固定Ｄし、
これによって、第１及び第２の可動部材１３，１４の各
々の開閉移動時に、第１及び第２の可動部材１３，１４
の上下部に作用する張力の差を相殺して、その移動方向
の揺動を防止するように自立させ、かつ、任意の位置で
の停止を可能にしている。
た第２のワイヤー２２の他端２２ｂは、第２の可動部材
１４内の上部から下方に折り返され、第１のワイヤー２
１と交差させて、第２の可動部材１４内の下部から第２
の網目部材１６の下部折り目間に交互に通して第２の固
定部材１１の下部側に向け平行に延出させて固定Ｄし、
これによって、第１及び第２の可動部材１３，１４の各
々の開閉移動時に、第１及び第２の可動部材１３，１４
の上下部に作用する張力の差を相殺して、その移動方向
の揺動を防止するように自立させ、かつ、任意の位置で
の停止を可能にしている。
【００２５】また、図３示すように、前記サッシ枠１の
網戸組付け枠６の上部には、取付ヒレ７が形成され、こ
の取付ヒレ７には、ブラケット８を介して上部ガイドレ
ール９が取り付けられ、この上部ガイドレール９内に前
記組付け網戸装置本体１０を構成する第１及び第２の可
動部材１３，１４の上端部１３ａ，１４ａが摺動自在に
組付けられている。
網戸組付け枠６の上部には、取付ヒレ７が形成され、こ
の取付ヒレ７には、ブラケット８を介して上部ガイドレ
ール９が取り付けられ、この上部ガイドレール９内に前
記組付け網戸装置本体１０を構成する第１及び第２の可
動部材１３，１４の上端部１３ａ，１４ａが摺動自在に
組付けられている。
【００２６】さらに、図中３０は前記サッシ枠１の上部
ガイドレール９内の左右長手方向全長に亘って設けたラ
ンナーレールである。
ガイドレール９内の左右長手方向全長に亘って設けたラ
ンナーレールである。
【００２７】このランナーレール３０は、前記組付け網
戸装置本体１０を構成する第１及び第２の網目部材１
５，１６の上端部１５ａ，１６ａに常に自重にて当接す
るように上下動自在に配置されてそれらの間の隙間を吸
収してなるとともに、その中央部には、１個の弾性部材
４０が配置されている。
戸装置本体１０を構成する第１及び第２の網目部材１
５，１６の上端部１５ａ，１６ａに常に自重にて当接す
るように上下動自在に配置されてそれらの間の隙間を吸
収してなるとともに、その中央部には、１個の弾性部材
４０が配置されている。
【００２８】この弾性部材４０は、図４に示すように、
パンタグラフ状のリング体４１からなり、図３に示すよ
うに、このリング体４１の上下両面に貼着した両面接着
テープ４２，４３を介して前記ランナーレール３０を上
部ガイドレール９内に吊支可能にしている。
パンタグラフ状のリング体４１からなり、図３に示すよ
うに、このリング体４１の上下両面に貼着した両面接着
テープ４２，４３を介して前記ランナーレール３０を上
部ガイドレール９内に吊支可能にしている。
【００２９】なお、上記の実施例においては、サッシ枠
１の上部ガイドレール９内の左右長手方向全長に亘って
配置されるランナーレール３０を、上部ガイドレール９
内の左右長手方向中央部に設けた１個の弾性部材４０に
て吊支したが、図５に示すように、２個の弾性部材４
０，４０を上部ガイドレール９内の左右長手方向の中間
部に配置することにより吊支しても良く、その選択及び
弾性部材４０の個数等は任意である。
１の上部ガイドレール９内の左右長手方向全長に亘って
配置されるランナーレール３０を、上部ガイドレール９
内の左右長手方向中央部に設けた１個の弾性部材４０に
て吊支したが、図５に示すように、２個の弾性部材４
０，４０を上部ガイドレール９内の左右長手方向の中間
部に配置することにより吊支しても良く、その選択及び
弾性部材４０の個数等は任意である。
【００３０】また、この発明に係る組付け網戸装置本体
１０を建物の窓部等のサッシ枠に組付けて説明したが、
本出願人が平成４年３月３日付けにて出願した特願平４
−８０３０７号に開示した網戸単体構造のものにも適用
することが可能である。
１０を建物の窓部等のサッシ枠に組付けて説明したが、
本出願人が平成４年３月３日付けにて出願した特願平４
−８０３０７号に開示した網戸単体構造のものにも適用
することが可能である。
【００３１】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、組付け網戸装置本体の網目部材の上端部に常に自
重にて当接するように上下動自在に配置してそれらの間
の隙間を吸収するように網戸組付け枠部の上部ガイドレ
ール内の左右長手方向全長に亘って設けたランナーレー
ルを弾性部材を介して吊支してなることから、従前のよ
うなランナーレールの撓みを防止することができ、これ
によって、可動部材を円滑に走行移動させることができ
る。
明は、組付け網戸装置本体の網目部材の上端部に常に自
重にて当接するように上下動自在に配置してそれらの間
の隙間を吸収するように網戸組付け枠部の上部ガイドレ
ール内の左右長手方向全長に亘って設けたランナーレー
ルを弾性部材を介して吊支してなることから、従前のよ
うなランナーレールの撓みを防止することができ、これ
によって、可動部材を円滑に走行移動させることができ
る。
【００３２】また、弾性部材がパンタグラフ状のリング
体からなるために、構造か簡単で安価に得ることができ
る。
体からなるために、構造か簡単で安価に得ることができ
る。
【図１】この発明に係る組付け網戸装置の組付け構造の
一実施例を示す概略的説明図。
一実施例を示す概略的説明図。
【図２】同じく組付け網戸装置本体の斜視図。
【図３】図１のイ−イ線におけるランナーレールの配置
状態を示す要部拡大縦断面図。
状態を示す要部拡大縦断面図。
【図４】同じく弾性部材によるランナーレールの吊支状
態を示す説明図。
態を示す説明図。
【図５】この発明に係る他の実施例を示す弾性部材によ
るランナーレールの吊支状態の概略的説明図。
るランナーレールの吊支状態の概略的説明図。
１・・・サッシ枠、 ６・・・網戸組付け枠部、 ９・・・上部ガイドレール、 １０・・・組付け網戸装置本体、 １３，１４・・・可動部材、 １３ａ，１４ａ・・・上端部、 １５，１６・・・網目部材、 １５ａ，１６ａ・・・上端部、 ２６・・・固定具、 ３０・・・ランナーレール、 ４０・・・弾性部材、 ４１・・・リング体、 Ｘ・・・開閉方向。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年２月１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図３】
【図２】
【図４】
【図５】
Claims (4)
- 【請求項１】建物のサッシ枠などの網戸組付け枠部に、
可動部材と、この可動部材の左右水平方向の開閉移動動
作に追従して開幕及び閉幕自在に折畳み伸縮するプリー
ツ状の網目部材とで構成された組付け網戸装置本体を組
付け、かつこの組付け網戸装置本体を構成する前記可動
部材の上端部を前記網戸組付け枠部の上部ガイドレール
内に摺動自在に係合させる一方、この上部ガイドレール
内の左右長手方向全長に亘って、前記網目部材の上端部
に常に自重にて当接するように上下動自在に配置してそ
れらの間の隙間を吸収するランナーレールを設けてなる
とともに、このランナーレールを弾性部材を介して前記
上部ガイドレール内に吊支してなることを特徴とする組
付け網戸装置の組付け構造。 - 【請求項２】弾性部材は、パンタグラフ状のリング体か
らなることを特徴とする請求項１記載の組付け網戸装置
の組付け構造。 - 【請求項３】上部ガイドレール内の左右長手方向の中央
部に１個の弾性部材を配置してなることを特徴とする請
求項１または２記載の組付け網戸装置のサッシ枠への組
付け構造。 - 【請求項４】上部ガイドレール内の開口部の左右長手方
向の中間部に２個の弾性部材を配置したことを特徴とす
る請求項１または２記載の組付け網戸装置の組付け構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34213093A JPH07166777A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 組付け網戸装置の組付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34213093A JPH07166777A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 組付け網戸装置の組付け構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07166777A true JPH07166777A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=18351367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34213093A Pending JPH07166777A (ja) | 1993-12-14 | 1993-12-14 | 組付け網戸装置の組付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07166777A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11111722B2 (en) | 2018-02-27 | 2021-09-07 | Suomen Visor Oy | End piece for a sunshade's edge rail and sunshade |
-
1993
- 1993-12-14 JP JP34213093A patent/JPH07166777A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11111722B2 (en) | 2018-02-27 | 2021-09-07 | Suomen Visor Oy | End piece for a sunshade's edge rail and sunshade |
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