JPH06129172A - 組付け網戸装置の組付構造 - Google Patents

組付け網戸装置の組付構造

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JPH06129172A
JPH06129172A JP30061992A JP30061992A JPH06129172A JP H06129172 A JPH06129172 A JP H06129172A JP 30061992 A JP30061992 A JP 30061992A JP 30061992 A JP30061992 A JP 30061992A JP H06129172 A JPH06129172 A JP H06129172A
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JP30061992A
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Katsuyuki Kajiura
功行 梶浦
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Fujisash Co Ltd
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Fujisash Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】障子などの開閉操作に支障を来すことがないよ
うに既設のサッシ枠への組付けが簡便に行なうことがで
きるようにする。 【構成】建物の窓部等のサッシ枠本体1に網戸組付け部
6の上下左右のヒレ2C,3C,4A,4Aに框部材
7,8,9,9をそれぞれ取り付ける。これら框部材
7,8,9,9にて組付け網戸装置本体20が組付けら
れる網戸組付け部6を囲撓形成して、その上枠ヒレ2C
に吊支部材12を固着する。この吊支部材12に対して
上部框部材7を内外方向Yに移動調整可能に組付ける一
方、サッシ枠本体1の障子用組付け部5と網戸組付け部
6の下枠ヒレ3Cとの間に形成される下枠3の空隙部3
Dにピース状の支持部材15を固着し、この支持部材1
5に下部框部材8を内外方向Yに移動調整可能に組付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば一般住宅など
の建物の窓部等における既設のサッシ枠に組付けられる
組付け網戸装置の組付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の網戸においては、例えば建物の窓
部等の開口枠を形成するサッシ枠に、単体枠の全面に網
目部材が張られた戸本体を、例えば引違い戸と共にスラ
イド自在に組付けてなる構成を有するものがある。
【0003】しかしながら、このような従来構造の網戸
にあっては、使用期間が夏時期などに限られて短く、し
かも、戸本体が全面に網目部材を張った単体枠からなる
ために、保管に際して、雨戸収納用の戸袋が付設された
サッシ枠では、戸袋を保管場所として利用しているもの
であるが、戸袋が無いものでは、サッシ枠から戸本体を
取外して物置に収納したり、テラスやベランダなどに放
置したり、あるいは、そのままサッシ枠に組付けた状態
で放置しているのが現状である。
【0004】このため、従来では、網戸の保管収納場所
に困り、特に、網戸をサッシ枠に組付けた状態で放置し
てなる場合には、網目部材の網目に塵や埃等が付着して
汚れが目立ち易く、これによって、室内外の美観性を損
なうばかりでなく、例えばテラスやベランダなどに通じ
るサッシ枠に組付けてなるものでは、出入りの邪魔にな
るとともに、網目によって室内への採光量が規制されて
しまう。
【0005】また、網戸の使用に際して、戸本体の幅寸
法が引違い戸の幅寸法に応じて固定されていることか
ら、網戸自体による開閉調整が不可能であり、引違い戸
の開閉幅に応じた網目幅しか使用することができず、こ
れによって、引違い戸の全開状態では、対接する互いの
枠間の密封性を保つことができるが、引違い戸の半開状
態では、互いの枠間のずれによる隙間が生じ、この隙間
から蚊や虫等が室内に侵入する。
【0006】そこで、本出願人は、上記した従来の不具
合を解消するために、平成4年2月28日付にて出願し
た特願平4−75953号等に開示してなる組付け網戸
装置を提案した。
【0007】この先願発明によれば、固定部材と、この
固定部材に対して開閉移動可能にした可動部材と、この
可動部材と固定部材との間に両端が固定された折畳み伸
縮自在なプリーツ状の網目部材とからなる組付け網戸装
置本体を、建物の窓部等のサッシ枠本体に形成した網戸
組付け部に組付けてなる構成を有する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記先願発
明の組付け網戸装置本体は、予め工場にて各構成部材の
組付け寸法を一定に決めて製作されていることから、現
場にて組付け網戸装置本体を既設のサッシ枠本体に組付
けるにあたって、サッシ枠本体の網戸組付け部の開口寸
法、特に、内外方向の幅寸法が各メーカーによって異な
るために、障子と網戸との間などにおけるチリ寸法(ク
リアランス)を確保できない場合があり、これによっ
て、障子などの開閉操作に支障を来すという問題があっ
た。
【0009】
【発明の目的】この発明の目的は、障子などの開閉操作
に支障を来すことがないように既設のサッシ枠への組付
けが簡便に行なうことができるようにした組付け網戸装
置の組付構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は、建物の窓部等の開口部に建て付け
られた既設のサッシ枠本体を備え、このサッシ枠本体の
上下枠及び左右縦枠にそれぞれ突出させたヒレにて障子
用組付け部と網戸用組付け部とを内外に互いに隣接させ
て形成するとともに、この障子用組付け部に障子を組付
け可能にする一方、前記網戸組付け部に、上下左右のヒ
レにそれぞれ取り付けられて囲撓形成される框部材を介
して、固定部材と、この固定部材に対してワイヤーテン
ション機構を介して開閉移動可能にした可動部材と、こ
の可動部材と前記固定部材との間に両端が固定された折
畳み伸縮自在なプリーツ状の網目部材とで構成された組
付け網戸装置本体を組付けるにあたり、前記網戸組付け
部の上枠ヒレに上部框部材を内外方向に移動調整可能に
組付け固定してなる一方、前記障子用組付け部と網戸組
付け部の下枠ヒレとの間に形成されるサッシ枠本体の下
枠の空隙部にピース状の支持部材を固着し、この支持部
材に前記下部框部材を内外方向に移動調整可能に組付け
固定してなる構成としたものである。
【0011】
【作用】すなわち、この発明は、上記の構成を採用する
ことにより、組付け網戸装置本体が、固定部材と、この
固定部材に対してワイヤーテンション機構を介して開閉
移動可能にした可動部材と、この可動部材と固定部材と
の間に可動部材の開閉移動に追従して折畳み伸縮自在な
プリーツ状の網目部材とで構成されているために、建物
の窓部等のサッシ枠の網戸組付け部に固定部材を固定
し、可動部材を開閉移動自在にして組付けるだけで、網
戸として利用可能になる。
【0012】また、既設のサッシ枠本体の網戸組付け部
の上下左右のヒレに框部材をそれぞれ取り付け、これら
框部材にて組付け網戸装置本体が組付けられる網戸組付
け部を囲撓形成するとともに、この網戸組付け部の上枠
ヒレに上部框部材を内外方向に移動調整可能に組付けて
なる一方、障子用組付け部と網戸組付け部の下枠ヒレと
の間に形成されるサッシ枠本体の下枠の空隙部にピース
状の支持部材を固着し、この支持部材に下部框部材を内
外方向に移動調整可能に組付けて固定してなるために、
組付け網戸装置本体の既設のサッシ枠本体への組付けが
簡便に行なえるとともに、組付け網戸装置本体のチリ寸
法の調整が容易に行なえ、従前のような障子などの開閉
操作に支障を来すことがない。
【0013】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例を参照しなが
ら詳細に説明すると、図1に示すように、図中1はこの
発明に係る組付け網戸装置が組付けられた建物のテラス
などの窓部を示し、この窓部Wの開口部には、サッシ枠
本体1が建て付けられている。
【0014】この既設のサッシ枠本体1は、図2、図
3、図5及び図6に示すように、互いに対向する上下枠
2,3と左右縦枠4,4とからなる枠組み構成を有する
とともに、室内側には、第1及び第2の内外両障子10
0,200が引違い戸式に組み込まれる障子用組付け部
5が形成され、この障子用組付け部5の室外側には、後
述する組付け網戸装置本体20が両開き状に組み込まれ
る網戸組付け部6が一体形成されている。
【0015】そして、前記障子用組付け部5は、前記サ
ッシ枠本体1の上枠2に突出させた第1及び第2のヒレ
2A,2Bと、この第1及び第2のヒレ2A,2Bに対
向させて前記下枠3に突出させた第3及び第4のヒレ3
A,3Bとで形成され、これら上枠ヒレ2A,2Bと下
枠ヒレ3A,3Bとの間には、障子100,200がケ
ンドン式に組付けられて左右横方向Xに向け引違い戸式
に開閉自在になっている。
【0016】一方、前記網戸組付け部6は、前記サッシ
枠本体1の上枠2に突出させた第5のヒレ2Cと、この
第5のヒレ2Cに対向させて前記下枠3に突出させた第
6のヒレ3C及び左右縦枠4,4にそれぞれ対向させて
突出させてなる第7及び第8のヒレ4A,4Aとで形成
され、これら上枠ヒレ2C、下枠ヒレ3C及び左右の縦
枠ヒレ4A,4Aには、上部框部材7,下部框部材8及
び左右側部框部材9,9が直接または間接的に取り付け
られ、これら各々の框部材7,8,9,9にて前記網戸
組付け部6を囲撓形成してなる構成を有する。
【0017】また、前記上部框部材7は、図2に示すよ
うに、前記サッシ枠本体1の上枠2に突出させた上枠ヒ
レ2Cに、両面接着テープ11にて固着された吊支部材
12を介して内外方向Yに移動調整可能に組付け固定さ
れるようになっている。
【0018】すなわち、この吊支部材12は、垂直な取
付片部12Aと、この取付片部12Aの下端に形成した
水平な支持片部12Bとからなり、この取付片部12A
を、前記網戸組付け部6の上枠ヒレ2Cに両面接着テー
プ11にて接着し固定する一方、前記上部框部材7の上
端面に設けたルーズ孔7Aにビス13を下側から挿入し
て、前記支持片部12Bに螺合させることにより、前記
上部框部材7を仮止め可能にし、この状態で、前記上部
框部材7を内外方向Yに移動調整することにより、室外
側に位置する障子200との間のチリ寸法(クリアラン
ス)aが確保されるように位置決めした後、前記上部框
部材7をビス13にて本締めして締結固定してなるもの
である。
【0019】さらに、前記下部框部材8は、図3及び図
4に示すように、前記障子用組付け部5と網戸組付け部
6の下枠ヒレ3Cとの間に形成されるサッシ枠本体1の
下枠3上の空隙部3Dに両面接着テープ14Aにて固着
されたピース片からなる支持部材15を介して間接的に
取り付けられている。
【0020】すなわち、前記下部框部材8は、前記支持
部材15上に両面接着テープ14Bにて前記上部框部材
7の移動調整幅に応じて内外方向Yに移動調整しながら
接着固定され、これによって、室外側に位置する障子2
00との間のチリ寸法(クリアランス)aが確保される
ように位置決め可能にしている。
【0021】さらにまた、前記各々の側部框部材9,9
は、図5及び図6に示すように、前記サッシ枠本体1の
縦枠4,4に突出させてなる縦枠ヒレ4A,4Aの外側
面に両面接着テープ16にて接着固定された補助框部材
17,17を介してそれぞれ取り付けられるようになっ
ている。
【0022】この補助框部材17は、図7に示すよう
に、前記縦枠ヒレ4Aの内側面に配置された横断面L字
型のピース部材18と共にビス19により共締めされ
て、前記縦枠ヒレ4Aを挾持するように固定されるよう
になっている。
【0023】すなわち、前記側部框部材9には、ルーズ
孔9A,9Bが形成され、このルーズ孔9A,9Bに前
記ビス19を挿入して前記ピース部材18と共に補助框
部材17に螺合させることにより、前記側部框部材9を
仮止め可能にし、この状態で、前記側部框部材9を前記
上部框部材7の移動調整幅に応じて内外方向Yに移動調
整しながら室外側に位置する障子200との間のチリ寸
法(クリアランス)aが確保されるように位置決めした
後、前記ビス19にて本締めし固定してなるものであ
る。
【0024】そして、上記した組付け網戸装置本体20
は、図8に示すように、第1及び第2の固定部材21,
22と第1及び第2の可動部材23,24を備え、これ
らの第1及び第2の固定部材21,22と第1及び第2
の可動部材23,24との間には、ポリエステル樹脂等
の糸で編成してなる第1及び第2のプリーツ状の網目部
材25,26が設けられている。
【0025】この第1及び第2の網目部材25,26
は、前記第1及び第2の可動部材23,24の左右横方
向Xの開閉移動に追従して折畳み伸縮自在に両開き可能
になっているとともに、前記第1及び可動部材23,2
4の閉状態において、前記第1及び第2の固定部材2
1,22及び第1及び第2の可動部材23,24に対向
させた収納空間21A,23A及び22A,24Aの少
なくともいずれか一方に折畳み収納可能になっている。
【0026】また、前記組付け網戸装置本体20を構成
する第1及び第2の可動部材23,24には、ワイヤー
テンション機構30が設けられ、このワイヤーテンショ
ン機構30は、図9に示すような構成となっている。
【0027】すなわち、一端31aが第1の固定部材2
1の上部に第1の固定具Aにて固定された1本のワイヤ
ー31を、第1の固定部材21と第1の可動部材23と
の間に平行に延出させ、かつ、第1の固定部材21と第
1の可動部材23との間の第1の網目部材25上部の折
り目間に交互に通して掛け渡す。
【0028】この第1の網目部材15上部の折り目間に
交互に通された平行な第1の平行ワイヤー31Aは、第
1の可動部材23の上部に挿入されて下部に向け折り返
され、この第2の折返しワイヤー31Bは、第1の可動
部材23の下端部から第2の可動部材24の下端部に向
け平行に延出されるとともに、この第3の平行な延出ワ
イヤー31Cを第2の可動部材24内の下端部から挿入
し、これら第1,第2及び第3のワイヤー31A,31
B,31CとでZ型を呈するように掛け渡す。
【0029】このように、Z型を呈するように掛け渡さ
れて第2の可動部材24内の下端部から挿入された第3
の延出ワイヤー31Cは、上方に向け折り返されるとと
もに、この第4の折返しワイヤー31Dは、前記第2の
可動部材24の上部から第2の固定部材22の上部に向
け平行に延出され、かつ、第2の固定部材22と第2の
可動部材24との間の第2の網目部材26上部の折り目
間に交互に通して、この第5の平行な延出ワイヤー31
Eと前記第3及び第4のワイヤー31C,31DとでZ
型を呈するように掛け渡す。
【0030】さらに、第2の網目部材26の折り目間に
交互に通された第5の平行な延出ワイヤー31Eは、第
2の固定部材22の上部に挿入されて下方に向け折り返
され、この第6の折返しワイヤー31Fは、前記第2の
固定部材22の下部から第2の可動部材24の下部に向
け平行に延出され、かつ、第2の固定部材22と第2の
可動部材24との間の第2の網目部材26下部の折り目
間に交互に通して掛け渡される。
【0031】この第7の平行な延出ワイヤー31Gは、
前記第2の可動部材24の下部に再び挿入されて上方に
向け折り返され、この第8の折返しワイヤー31Hを前
記第2の可動部材24の上端部から第1の可動部材23
の上端部に向け平行に延出させる。
【0032】さらに、この第9の平行な延出ワイヤー3
1Iは、前記第1の可動部材23の上端部から挿入され
て下方に向け折り返され、かつ、この第10の折返しワ
イヤー31Jを前記第1の可動部材23の下部から第1
の固定部材21の下部に向け平行に延出させるととも
に、第1の固定部材21と第1の可動部材23との間の
第1の網目部材25下部の折り目間に交互に通し、この
第11の平行な延出ワイヤー31Kと前記第9のワイヤ
ー31I及び第10のワイヤー31JとでZ型を呈する
ように掛け渡す。
【0033】そして、前記第11の平行な延出ワイヤー
31Kの延出端、すなわち、ワイヤー31の他端31b
は、前記第1及び第2の可動部材23,24に対するワ
イヤー21の張力が、第1及び第2の可動部材23,2
4の上下部に均等に作用するように調整した後、第2の
固定具Bにて固定するとともに、前記第1の可動部材2
3の下端部から第2の可動部材24の下端部に向け平行
に延出された第3の平行な延出ワイヤー31Cの途上を
第3の固定具Cにて固定してなるものである。
【0034】このように、1本のワイヤー31を組付け
網戸装置本体20の上下に交差させて掛け渡すことによ
り、組付け網戸装置本体20のサッシ枠本体1への組付
け状態において、第1及び第2の可動部材23,24の
開閉移動時に、第1及び第2の可動部材23,24の上
下部に作用する張力の差を相殺して、その移動方向の揺
動を防止し、これによって、第1及び第2の可動部材2
3,24の移動を円滑にし、かつ、任意の位置での停止
を可能にしている。
【0035】ところで、上記した組付け網戸装置本体2
0をサッシ枠本体1に組付けるには、組付け網戸装置本
体20を構成する第1及び第2の固定部材21,22に
設けたファスナ(商品名:マジックテープ)41を介し
て前記サッシ枠本体1の網戸組付け枠部6を形成する左
右縦枠4,4に着脱可能に組付けると同時に、第1及び
第2の可動部材23,24を組み付けることにより行な
われる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、組付け網戸装置本体が、固定部材と、この固定部
材に対してワイヤーテンション機構を介して開閉移動可
能にした可動部材と、この可動部材と固定部材との間に
可動部材の開閉移動に追従して折畳み伸縮自在なプリー
ツ状の網目部材とで構成されていることから、建物の窓
部等のサッシ枠の網戸組付け部に固定部材を固定し、可
動部材を開閉移動自在にして組付けるだけで、網戸とし
て利用することができる。
【0037】また、既設のサッシ枠本体の網戸組付け部
の上下枠及び左右縦枠のヒレに框部材をそれぞれ取り付
け、これら框部材にて組付け網戸装置本体が組付けられ
る網戸組付け部を囲撓形成するとともに、この網戸組付
け部の上枠ヒレに上部框部材を内外方向に移動調整可能
に組付けてなる一方、障子用組付け部と網戸組付け部の
下枠ヒレとの間に形成されるサッシ枠本体の下枠の空隙
部にピース状の支持部材を固着し、この支持部材に下部
框部材を内外方向に移動調整可能に組付けて固定してな
ることから、組付け網戸装置本体の既設のサッシ枠本体
への組付けを簡便に行なうことができ、しかも、組付け
網戸装置本体のチリ寸法の調整を容易に行なうことがで
きるために、従前のような障子などの開閉操作に支障を
来すことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る組付け網戸装置の建物の窓部等
のサッシ枠への組付け網戸装置本体の組付け状態を示す
説明図。
【図2】図1のイ−イ線矢視方向から見たサッシ枠への
組付け網戸装置の上部組付け状態を示す要部拡大縦断面
図。
【図3】図1のロ−ロ線矢視方向から見たサッシ枠への
組付け網戸装置の下部組付け状態を示す要部拡大縦断面
図。
【図4】網戸組付け部を構成する下部框部材のサッシ枠
本体下枠への取付状態を示す要部拡大断面図。
【図5】図1のハ−ハ線矢視方向から見たサッシ枠本体
縦枠への組付け網戸装置の側部組付け状態を示す要部拡
大横断面図。
【図6】図1のニ−ニ線矢視方向から見たサッシ枠本体
縦枠への組付け網戸装置の側部組付け状態を示す要部拡
大横断面図。
【図7】網戸組付け部を構成する側部框部材のサッシ枠
本体縦枠への取付状態を示す要部拡大断面図。
【図8】同じく組付け網戸装置本体の斜視図。
【図9】同じく組付け網戸装置本体のワイヤーテンショ
ン機構を概略的に示す説明図。
【符号の説明】
1・・・サッシ枠本体、 2・・・上枠、 2A,2B,2C・・・上枠ヒレ、 3・・・下枠、 3A,3B,3C・・・下枠ヒレ、 3D・・・空隙部、 4,4・・・左右縦枠、 4A,4A・・・縦枠ヒレ、 5・・・障子用組付け部、 6・・・網戸組付け部、 7・・・上部框部材、 7A・・・ルーズ孔、 8・・・下部框部材、 9,9・・・側部框部材、 9A,9B・・・ルーズ孔、 11・・・両面接着テープ、 12・・・吊支部材、 12A・・・取付片部、 12B・・・支持片部、 13・・・ビス、 14A,14B・・・両面接着テープ、 15・・・支持部材、 17・・・補助框部材、 20・・・組付け網戸装置本体、 21,22・・・固定部材、 23,24・・・可動部材、 25,26・・・網目部材、 30・・・ワイヤーテンション機構、 100,200・・・障子、 X・・・開閉方向、 Y・・・内外方向。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の窓部等の開口部に建て付けられた既
    設のサッシ枠本体を備え、このサッシ枠本体の上下枠及
    び左右縦枠にそれぞれ突出させたヒレにて障子用組付け
    部と網戸用組付け部とを内外に互いに隣接させて形成す
    るとともに、この障子用組付け部に障子を組付け可能に
    する一方、前記網戸組付け部に、上下左右のヒレにそれ
    ぞれ取り付けられて囲撓形成される框部材を介して、固
    定部材と、この固定部材に対してワイヤーテンション機
    構を介して開閉移動可能にした可動部材と、この可動部
    材と前記固定部材との間に両端が固定された折畳み伸縮
    自在なプリーツ状の網目部材とで構成された組付け網戸
    装置本体を組付けるにあたり、 前記網戸組付け部の上枠ヒレに前記上部框部材を内外方
    向に移動調整可能に組付け固定してなる一方、 前記障子用組付け部と網戸組付け部の下枠ヒレとの間に
    形成されるサッシ枠本体の下枠の空隙部にピース状の支
    持部材を固着し、この支持部材に前記下部框部材を内外
    方向に移動調整可能に組付け固定したことを特徴とする
    組付け網戸装置の組付構造。
  2. 【請求項2】支持部材の下面部をサッシ枠本体の下枠上
    に両面接着テープにて固着するとともに、その上面部に
    下部框部材を両面接着テープにて固着可能にしたことを
    特徴とする請求項1記載の組付け網戸装置の組付構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0438693A2 (en) * 1990-01-26 1991-07-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Method of manufacturing semiconductor device

Cited By (1)

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EP0438693A2 (en) * 1990-01-26 1991-07-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Method of manufacturing semiconductor device

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