JPH053591U - 折り畳み式網戸 - Google Patents

折り畳み式網戸

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JPH053591U
JPH053591U JP5858291U JP5858291U JPH053591U JP H053591 U JPH053591 U JP H053591U JP 5858291 U JP5858291 U JP 5858291U JP 5858291 U JP5858291 U JP 5858291U JP H053591 U JPH053591 U JP H053591U
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JP
Japan
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net
storage case
screen door
string
frame
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Pending
Application number
JP5858291U
Other languages
English (en)
Inventor
文 雄 佐々木
谷 守 守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiki Jyuko Co Ltd
Original Assignee
Seiki Jyuko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiki Jyuko Co Ltd filed Critical Seiki Jyuko Co Ltd
Priority to JP5858291U priority Critical patent/JPH053591U/ja
Publication of JPH053591U publication Critical patent/JPH053591U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ネットをアコーディオンカーテン式に開閉自
在とすることによって巻取軸を無くすと共に、該ネット
が風圧等の作用によってみだりに変形することがないよ
うにした折り畳み式の防虫網戸を提供すること。 【構成】 網戸枠の収納ケース5内に取り付けたネット
2を、多数のプリーツをジグザグ状に施すことによりア
コーディオン式に開閉自在とし、該ネット2には、各折
曲片2aを貫通するように紐15を挿通し、該紐15の
先端を操作框10に固定すると共に、紐15の基端を、
収納ケース5内に配設したスプリング駆動の巻取ローラ
16に巻き付け、該巻取ローラ16でネット2を常時開
放方向(折り畳まれる方向)に付勢している。そして、
前記ネット2を、収納ケース5から引き出した閉鎖状態
において各プリーツの折角θが鋭角即ち60〜90度に
なるような長さに形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ネットをアコーディオン式に伸縮させることによって建物開口部を 開閉する折り畳み式網戸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より一般に、ネットが開閉自在である防虫網戸として、コイルばねの捩り に伴う弾性復元力を駆動源とする巻取軸にネットの一端を巻き付け、該ネットを 網戸枠に沿って引き出すことにより建物開口部を閉鎖し、ネットを巻取軸に巻き 取ることにより建物開口部を開放するようにしたものが公知である。
【0003】 しかしながら、上記従来の防虫網戸は、ネットを巻取軸で直接巻き取る構成で あるため、該ネットの全幅に対応する長さの巻取軸を必要とし、しかも、ネット を巻取軸に巻き取った時の巻径がかなり大きくなるため容量の大きい巻取ボック スを必要とし、その結果、網戸の構造が複雑になると共に必要以上に大型化し易 いという欠点があった。
【0004】 一方、実公昭58−36790号公報に開示されているように、カーテンにア コーディオン状のプリーツを施すことにより伸縮自在とし、該カーテンを伸縮さ せて建物開口部を開閉するようにしたアコーディオンカーテンは良く知られてお り、このアコーディオンカーテンの開閉原理を応用することによって前記防虫網 戸から巻取軸を無くすことができる。
【0005】 しかしながら、防虫網戸のネットをアコーディオン状に形成すると、該ネット が非常に柔軟であるため、僅かに風圧が作用した程度でもネットが変形してプリ ーツが形崩れを生じ、該ネットの開放(折り畳み)操作を円滑に行うことができ ないという問題がある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の課題は、ネットをアコーディオンカーテン式に開閉自在とすることに よって防虫網戸から巻取軸を無くすと共に、該ネットが風圧等の作用によってみ だりに変形することがないようにした折り畳み式の防虫網戸を提供することにあ る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案の防虫網戸は、多数のプリーツを施すことに よりアコーディオン式に伸縮自在となしたネットを、網戸枠の一辺を構成する収 納ケース内に収容し、該ネットの先端に開閉操作用の操作框を取り付け、前記収 納ケース内にはスプリングを駆動源とする巻取ローラを設け、該巻取ローラに紐 を巻き付けて該紐の先端を前記操作框に固定することにより、前記ネットを常時 開放方向に付勢させ、該ネットを、収納ケースから引き出して建物開口部を閉鎖 したときの各プリーツの折角が60〜90度になるような長さに形成したことを 特徴とするものである。
【0008】 前記ネットは、それをスプリングの力で折り畳んだ時の重なり厚さが収納ケー スの深さより大きくなるように構成しておくことが望ましく、これにより、ネッ トの開放時に、操作框が収納ケースに勢い良く衝突するのを防止することができ る。
【0009】
【作用】
上記防虫網戸は、ネットをアコーディオン式に伸縮させることによって開閉さ れる。従って、該ネットを巻き取るための巻取軸が不要である。 また、前記ネットの長さを、該ネットを収納ケースから引き出した閉鎖状態に おいて各プリーツの折角が60〜90度になるような大きさに形成したから、プ リーツによる補強効果によってネットの強度が高くなり、風圧等の作用により該 ネットが不必要にネット面に垂直な方向に膨出、変形してアコーディオン式の折 り畳み状態が崩れるのが防止される。 更に、ネットをスプリングの力で折り畳んだ時の重なり厚さが収納ケースの深 さより大きいので、該ネットの開放時に、操作框が収納ケースに勢い良く衝突す ることがない。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明するに、図1乃至図3は横 開き式の防虫網戸を示すもので、図中1は方形の網戸枠、2は該網戸枠1に開閉 自在に取り付けられたネットを示している。
【0011】 前記網戸枠1は、ネット2の収容部5aを備えた断面略H字形の収納ケース5 と、断面略コ字形の部材の内壁面に一対のレール7,7を有し、該レール7,7 から上側の部分6aが硬質合成樹脂により、下側の部分6bが軟質合成樹脂によ り形成された上枠6と、断面溝形の下枠8と、前記収納ケース5の反対側に位置 する框受け9とにより構成されている。
【0012】 また、前記ネット2は、多数のプリーツをジグザグ状に施すことによりアコー ディオン式に伸縮自在としたもので、該ネット2の基端は前記収納ケース5に固 定され、該ネット2の先端には開閉操作用の操作框10が取り付けられ、該操作 框10の上端と、ネット2の中間に固定された振れ止め板11の上端には、それ ぞれランナー12が取り付けられ、これらのランナー12が前記上枠6のレール 7,7上に転動自在に載置されることにより、該ネット2が上枠6に開閉自在に 吊下されている。
【0013】 前記ネット2の上下には、プリーツで挟まれた短冊状の各折曲片2aを貫通す るように紐15,15が挿通され、該紐15,15の先端が前記操作框10に固 定されており、一方、前記収納ケース5の内部には、各紐15,15と対応する 位置に、スプリングを駆動源とする巻取ローラ16,16がそれぞれ配設され、 これらの巻取ローラ16,16に前記紐15,15の基端がそれぞれ巻き付けら れており、これらの紐15,15を介して前記ネット2がスプリングの付勢力で 常時開放方向(折り畳まれる方向)に付勢されている。そして、操作框10でネ ット2を収納ケース5から引き出して建物開口部を閉鎖すると、紐15,15を 介して巻取ローラ16,16のスプリングにエネルギーが蓄積され、ネット2を 折り畳んで開放する時、このスプリングに蓄積されたエネルギーにより紐15, 15を介してネット2が自動的に折り畳まれるようになっている。
【0014】 ここで、ネット2を収納ケース5から引き出した閉鎖状態において、風圧等の 作用により該ネット2が不必要にネット面に垂直な方向に膨出、変形してアコー ディオン式の折り畳み状態が崩れるのを防止するため、該ネット2を、前記閉鎖 状態において各プリーツの折角θが鋭角即ち60〜90度になるような長さに形 成しておくことが好ましく、このように折角θを鋭角に設定することにより、プ リーツによる補強効果を高めてネット2の強度を大きくすることができる。
【0015】 また、前記ネット2をスプリングの力で折り畳んで開放する場合に、操作框1 0が収納ケース5に勢い良く衝突するのを防止するため、図4に示すように、前 記ネット2の折り畳み時の重なり厚さTを収納ケース5の深さDより若干大きく しておくことが望ましい。
【0016】
【考案の効果】
以上に詳述した如く、本考案の防虫網戸は、ネットをアコーディオン式に伸縮 させることによって開閉自在としたので、該ネットを巻き取るための巻取軸が不 要であり、また、該ネットの長さを、該ネットを収納ケースから引き出した閉鎖 状態において各プリーツの折角が60〜90度になるような大きさに形成したの で、プリーツによる補強効果によってネットの強度が高くなり、風圧等の作用に より該ネットが不必要にネット面に垂直な方向に膨出、変形してアコーディオン 式の折り畳み状態が崩れるのを確実に防止することができる。
【0017】 また、ネットをスプリングの力で折り畳んだ時の重なり厚さを収納ケースの深 さより大きくしたので、該ネットの開放時に、操作框が収納ケースに勢い良く衝 突するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の防虫網戸の一実施例を示す部分破断正
面図である。
【図2】図1におけるA−A線での断面図である。
【図3】図1におけるB−B線での断面図である。
【図4】ネットを折り畳んで開放した状態の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 網戸枠 2 ネット 5 収納ケース 10 操作框 15 紐 16 巻取ローラ θ 折角 T 重なり厚さ D 収容部の深さ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のプリーツを施すことによりアコー
    ディオン式に伸縮自在となしたネットを、網戸枠の一辺
    を構成する収納ケース内に収容し、該ネットの先端に開
    閉操作用の操作框を取り付け、前記収納ケース内にはス
    プリングを駆動源とする巻取ローラを設け、該巻取ロー
    ラに紐を巻き付けて該紐の先端を前記操作框に固定する
    ことにより、前記ネットを常時開放方向に付勢させ、該
    ネットを、収納ケースから引き出して建物開口部を閉鎖
    したときの各プリーツの折角が60〜90度になるよう
    な長さに形成したことを特徴とする折り畳み式網戸。
  2. 【請求項2】 前記ネットをスプリングの力で折り畳ん
    だ時の重なり厚さを収納ケースの深さより大きくしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式網戸。
JP5858291U 1991-06-28 1991-06-28 折り畳み式網戸 Pending JPH053591U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5858291U JPH053591U (ja) 1991-06-28 1991-06-28 折り畳み式網戸

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JPH053591U true JPH053591U (ja) 1993-01-19

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ID=13088459

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JP5858291U Pending JPH053591U (ja) 1991-06-28 1991-06-28 折り畳み式網戸

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05248154A (ja) * 1992-03-03 1993-09-24 Fujisash Co 網 戸
JPH0617585A (ja) * 1993-03-31 1994-01-25 Seiki Juko Kk 折り畳み式網戸
JP2009270296A (ja) * 2008-05-02 2009-11-19 Ykk Ap株式会社 建具および建具の施工方法
KR200496365Y1 (ko) * 2021-12-09 2023-01-10 금중식 주름 방충망의 가이드 줄 연결구조
KR200496546Y1 (ko) * 2022-02-03 2023-02-23 금중식 주름 방충망의 가이드 줄 연결구조

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