JPH054549Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH054549Y2 JPH054549Y2 JP2084487U JP2084487U JPH054549Y2 JP H054549 Y2 JPH054549 Y2 JP H054549Y2 JP 2084487 U JP2084487 U JP 2084487U JP 2084487 U JP2084487 U JP 2084487U JP H054549 Y2 JPH054549 Y2 JP H054549Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow
- lock
- cord
- head box
- operating rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 13
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Blinds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案はベネシヤンブラインドのボトムレール
の昇降とスラツトの傾斜開閉を一本の操作棒を介
して行う装置の改良に関するものである。
の昇降とスラツトの傾斜開閉を一本の操作棒を介
して行う装置の改良に関するものである。
[従来技術]
ブラインドのヘツドボツクスから垂下する一本
のロツドを回転することによりブラインドを開閉
し、そのロツドから垂下する昇降コードを引いて
ブラインドを昇降する装置は、実開昭59−132894
号、特公昭61−56383号等により公知である。そ
の装置はヘツドボツクスから斜め下方に突出する
中空軸を備え、その中空軸はヘツドボツクス内に
おいて歯車機構を介してスラツトを傾斜させる回
転軸に連結され、その中空軸に中空自在継手を介
して中空の操作ロツドが連結され、ボトムレール
を昇降させる昇降コードはヘツドボツクスから中
空軸と中空自在継手を経て中空の操作ロツドの下
端に付設されたコードロツク機構を介して外へ引
出されていた。
のロツドを回転することによりブラインドを開閉
し、そのロツドから垂下する昇降コードを引いて
ブラインドを昇降する装置は、実開昭59−132894
号、特公昭61−56383号等により公知である。そ
の装置はヘツドボツクスから斜め下方に突出する
中空軸を備え、その中空軸はヘツドボツクス内に
おいて歯車機構を介してスラツトを傾斜させる回
転軸に連結され、その中空軸に中空自在継手を介
して中空の操作ロツドが連結され、ボトムレール
を昇降させる昇降コードはヘツドボツクスから中
空軸と中空自在継手を経て中空の操作ロツドの下
端に付設されたコードロツク機構を介して外へ引
出されていた。
[考案が解決しようとする問題点]
従来の装置において、中空の操作ロツドが金属
管又は剛性の大きな合成樹脂製パイプであれば何
の問題もないが、比較的軟らかい合成樹脂製パイ
プを中空の操作ロツドとして使用すると、第3図
に示すように、ボトムレールを上昇したときに、
内部を通る昇降コードの張力によつて操作ロツド
26が曲がるために外観が見苦しくなるという問
題が起きていた。
管又は剛性の大きな合成樹脂製パイプであれば何
の問題もないが、比較的軟らかい合成樹脂製パイ
プを中空の操作ロツドとして使用すると、第3図
に示すように、ボトムレールを上昇したときに、
内部を通る昇降コードの張力によつて操作ロツド
26が曲がるために外観が見苦しくなるという問
題が起きていた。
本考案はこの問題を解決するためになされたも
のであり、その目的とするところは、一本の操作
ロツドを介してブラインドの昇降と開閉を操作す
る装置であつて、操作ロツドが比較的軟らかい材
質であつても、ブラインド上昇時に見苦しくなら
ないものを提供することにある。
のであり、その目的とするところは、一本の操作
ロツドを介してブラインドの昇降と開閉を操作す
る装置であつて、操作ロツドが比較的軟らかい材
質であつても、ブラインド上昇時に見苦しくなら
ないものを提供することにある。
[問題を解決するための手段]
前記目的を達成するため本考案の特徴とする手
段は、昇降コードのコードロツク機構を操作ロツ
ドの上方の中空自在継手に近い位置に設けたこと
にある。
段は、昇降コードのコードロツク機構を操作ロツ
ドの上方の中空自在継手に近い位置に設けたこと
にある。
[作用]
ブラインドのボトムレールを上昇させたとき、
スラツトとボトムレールの全重量は主としてコー
ドロツクの摩擦抵抗と釣合うので、コードロツク
からヘツドボツクスに至る部分の昇降コードに張
力が生ずるが、コードロツクから下側の操作ロツ
ドの内部を通つて外に引出される部分の昇降コー
ドは張力を受けない。したがつて、コードロツク
から下の操作ロツドが軟らかい材質のものであつ
ても、曲がるおそれはない。
スラツトとボトムレールの全重量は主としてコー
ドロツクの摩擦抵抗と釣合うので、コードロツク
からヘツドボツクスに至る部分の昇降コードに張
力が生ずるが、コードロツクから下側の操作ロツ
ドの内部を通つて外に引出される部分の昇降コー
ドは張力を受けない。したがつて、コードロツク
から下の操作ロツドが軟らかい材質のものであつ
ても、曲がるおそれはない。
[実施例]
本考案の装置を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
明する。
第1図に示すように、ヘツドボツクス10にホ
ルダ12が固定され、そのホルダに中空軸14が
回転自在に軸受けされる。中空軸14はヘツドボ
ツクス10から斜め下方に突出し、その下端部に
は中空の自在継手16が連結される。中空継手1
6の下端部に中空の短ロツド18が固定され、短
ロツド18の下端部にロツク受け21が固定され
る。その短ロツドにはキー27とキー溝28を介
してスリーブ20が一体回転かつ摺動自在に外嵌
される。ロツク受け21とスリーブ20の間にば
ね22が介在してスリーブ20を常に上方へ押し
上げる。スリーブ20の下端部にロツク23が挿
入され、そのロツク23は止めリング24によつ
てスリーブに保持される。ばね22によりロツク
23の頭部はロツク受け23に弾圧され、ロツク
23の基部には昇降コード30を通す孔25があ
けられる。スリーブ20の止めリング24の下側
に比較的軟らかい合成樹脂製の中空の操作ロツド
が固定される。
ルダ12が固定され、そのホルダに中空軸14が
回転自在に軸受けされる。中空軸14はヘツドボ
ツクス10から斜め下方に突出し、その下端部に
は中空の自在継手16が連結される。中空継手1
6の下端部に中空の短ロツド18が固定され、短
ロツド18の下端部にロツク受け21が固定され
る。その短ロツドにはキー27とキー溝28を介
してスリーブ20が一体回転かつ摺動自在に外嵌
される。ロツク受け21とスリーブ20の間にば
ね22が介在してスリーブ20を常に上方へ押し
上げる。スリーブ20の下端部にロツク23が挿
入され、そのロツク23は止めリング24によつ
てスリーブに保持される。ばね22によりロツク
23の頭部はロツク受け23に弾圧され、ロツク
23の基部には昇降コード30を通す孔25があ
けられる。スリーブ20の止めリング24の下側
に比較的軟らかい合成樹脂製の中空の操作ロツド
が固定される。
中空軸14の上端部にはベベルギヤ11が固定
され、そのベベルギヤとかみ合うベベルギヤ13
はホルダ12に支持される。ベベルギヤ13は回
転軸15に直結されるか、又はピニオンを介して
回転軸を駆動する。回転軸15にドラム17が固
定され、そのドラムにはラダーコード31の上端
部が掛けられる。ラダーコード31は各スラツト
34を支持し、下端はボトムレール36に止着さ
れる。ボトムレール36は昇降コード30に吊り
下げられ、昇降コード30は各スラツトを貫通し
てヘツドボツクス10内に入り、図外のガイドロ
ールを介して中空軸14に入る。ついで、昇降コ
ード30は自在継手16を経て短ロツド18の下
端のロツク受け21とロツク23の間を通り、ロ
ツク23の孔25から中空の操作ロツド26の中
に入り、その操作ロツドの下端から外へ引出され
る。
され、そのベベルギヤとかみ合うベベルギヤ13
はホルダ12に支持される。ベベルギヤ13は回
転軸15に直結されるか、又はピニオンを介して
回転軸を駆動する。回転軸15にドラム17が固
定され、そのドラムにはラダーコード31の上端
部が掛けられる。ラダーコード31は各スラツト
34を支持し、下端はボトムレール36に止着さ
れる。ボトムレール36は昇降コード30に吊り
下げられ、昇降コード30は各スラツトを貫通し
てヘツドボツクス10内に入り、図外のガイドロ
ールを介して中空軸14に入る。ついで、昇降コ
ード30は自在継手16を経て短ロツド18の下
端のロツク受け21とロツク23の間を通り、ロ
ツク23の孔25から中空の操作ロツド26の中
に入り、その操作ロツドの下端から外へ引出され
る。
操作ロツド26を回すと、その回転はスリーブ
20、短ロツド18、自在継手16、中空軸1
4、ベベルギヤ11,13を介して回転軸15に
伝達されるから、ドラム17が回転する。その結
果、ラダーコード31の両側の一方が上がり他方
が下がるから、スラツト34の傾斜が変化してブ
ラインドが開閉する。昇降コード30を引くと、
ボトムレール32が引下げられてブラインドが上
昇し、放すと、昇降コード30はロツクされてブ
ラインドは停止する。操作ロツド26を下に引い
てスリーブ20を下げると、ロツク23がロツク
受け21から外れ、昇降コード30はロツクから
解放されるので、ボトムレール32は自重で下が
りブラインドは下降する。これらの操作は従来の
ものと実質的に同一である。
20、短ロツド18、自在継手16、中空軸1
4、ベベルギヤ11,13を介して回転軸15に
伝達されるから、ドラム17が回転する。その結
果、ラダーコード31の両側の一方が上がり他方
が下がるから、スラツト34の傾斜が変化してブ
ラインドが開閉する。昇降コード30を引くと、
ボトムレール32が引下げられてブラインドが上
昇し、放すと、昇降コード30はロツクされてブ
ラインドは停止する。操作ロツド26を下に引い
てスリーブ20を下げると、ロツク23がロツク
受け21から外れ、昇降コード30はロツクから
解放されるので、ボトムレール32は自重で下が
りブラインドは下降する。これらの操作は従来の
ものと実質的に同一である。
第2図に示すように、ブラインドを上昇して停
止すると、昇降コード30のコードロツク機構を
内蔵したスリーブ20から上の部分はボトムレー
ル32と全スラツト34の重量による張力を受け
るが、その下方の操作ロツド26内の部分には張
力が作用しないから、操作ロツド26が比較的軟
らかい合成樹脂製のパイプであつても、曲がるお
それは全くない。
止すると、昇降コード30のコードロツク機構を
内蔵したスリーブ20から上の部分はボトムレー
ル32と全スラツト34の重量による張力を受け
るが、その下方の操作ロツド26内の部分には張
力が作用しないから、操作ロツド26が比較的軟
らかい合成樹脂製のパイプであつても、曲がるお
それは全くない。
[考案の効果]
本考案の装置は、コードロツク機構の下側に操
作ロツドがあるから、ブラインドを上昇したとき
のボトムレールとスラツトの自重は操作ロツド内
の昇降コードには作用しない。したがつて、操作
ロツドに比較的軟らかい材質のものを使用して
も、従来のコードロツク機構が操作ロツドの下端
部にあつたものとは異なり、ブラインドの上昇時
に操作ロツドが曲がるおそれはない。又、あらか
じめ長目の操作ロツドを取付け、設置場所におい
て適当な長さに切断することにより、操作ロツド
の長さを最適な状態にすることができるという効
果も得られる。
作ロツドがあるから、ブラインドを上昇したとき
のボトムレールとスラツトの自重は操作ロツド内
の昇降コードには作用しない。したがつて、操作
ロツドに比較的軟らかい材質のものを使用して
も、従来のコードロツク機構が操作ロツドの下端
部にあつたものとは異なり、ブラインドの上昇時
に操作ロツドが曲がるおそれはない。又、あらか
じめ長目の操作ロツドを取付け、設置場所におい
て適当な長さに切断することにより、操作ロツド
の長さを最適な状態にすることができるという効
果も得られる。
第1図は本考案の一実施例の装置を備えたブラ
インドの要部の側断面図、第2図は第1図のブラ
インドが上昇したときの状態を示す正面図、第3
図は従来のものの第2図に相当する図である。 図において、10はヘツドボツクス、11はベ
ベルギヤ(歯車機構)、13はベベルギヤ(歯車
機構)、14は中空軸、15は回転軸、16は中
空自在継手、17はドラム、18は短ロツド、2
0はスリーブ、21はロツク受け、22はばね、
23はロツク、25は孔、26は操作ロツド、3
0は昇降コード、31はラダーコード、32はボ
トムレール、34はスラツトをそれぞれ示す。
インドの要部の側断面図、第2図は第1図のブラ
インドが上昇したときの状態を示す正面図、第3
図は従来のものの第2図に相当する図である。 図において、10はヘツドボツクス、11はベ
ベルギヤ(歯車機構)、13はベベルギヤ(歯車
機構)、14は中空軸、15は回転軸、16は中
空自在継手、17はドラム、18は短ロツド、2
0はスリーブ、21はロツク受け、22はばね、
23はロツク、25は孔、26は操作ロツド、3
0は昇降コード、31はラダーコード、32はボ
トムレール、34はスラツトをそれぞれ示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1) ヘツドボツクスに回転駆動可能に支持され
た回転軸と、前記回転軸に固定されたドラム
と、前記ドラムに掛けられたラダーコードと、
前記ラダーコードに支持されたスラツトと、前
記ヘツドボツクスに固定されたホルダに支持さ
れた中空軸と、前記ホルダに設けられて前記回
転軸と前記中空軸を連結する歯車機構と、中空
自在継手を介して前記ヘツドボツクスから突出
する前記中空軸の下端部に一体回転するように
連結されたコードロツク機構と、それに続く中
空の操作ロツドと、一端が前記ヘツドボツクス
から垂下してボトムレールに止着され他端が前
記ヘツドボツクスから前記中空軸、前記自在継
手、前記中空操作ロツドを経て外へ引出された
昇降コードとからなる装置であつて、前記コー
ドロツク機構は、前記中空自在継手の下端部に
固定された短ロツドと、前記短ロツドの下端部
に設けられたロツク受けと、前記短ロツドに一
体回転するが軸方向に摺動自在に外嵌されたス
リーブと、前記スリーブに内設されて前記ロツ
ク受けと頭部が係合するロツクと、前記スリー
ブと前記ロツク受けの間に介在して前記ロツク
を前記ロツク受けに押圧するばねとからなり、
前記短ロツドは前記中空自在継手下端部と前記
スリーブとを近接させて連結し、前記昇降コー
ドは前記ロツク受けと前記ロツクの間を経て前
記ロツクの基部の孔から前記中空操作ロツドの
中に入ることを特徴としてなるブラインド操作
装置。 2) 中空の操作ロツドは比較的軟らかい合成樹
脂製パイプであることを特徴としてなる実用新
案登録請求の範囲第1項記載のブラインド操作
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2084487U JPH054549Y2 (ja) | 1987-02-17 | 1987-02-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2084487U JPH054549Y2 (ja) | 1987-02-17 | 1987-02-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63129096U JPS63129096U (ja) | 1988-08-24 |
JPH054549Y2 true JPH054549Y2 (ja) | 1993-02-04 |
Family
ID=30816732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2084487U Expired - Lifetime JPH054549Y2 (ja) | 1987-02-17 | 1987-02-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054549Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-02-17 JP JP2084487U patent/JPH054549Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63129096U (ja) | 1988-08-24 |
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