JP3542740B2 - 横型ブラインドのボトムレール下限位置調整装置 - Google Patents

横型ブラインドのボトムレール下限位置調整装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、横型ブラインドのボトムレールの下限位置を微調整する調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
横型ブラインドは、ヘッドボックス内に配設されるスラット角度調節装置からラダーコードが吊下支持され、そのラダーコードに多数段のスラットが支持されている。ラダーコードの下端はボトムレールに取着されている。
【0003】
また、各スラットには昇降コードが挿通され、その昇降コードの下端はボトムレールに取着されるとともに、上端部はヘッドボックス内に案内されて、スラット昇降装置に接続される。
【0004】
そして、スラット角度調節装置の動作により、ラダーコードを介して各スラットが同位相で角度調節される。
また、スラット昇降装置の動作により昇降コードが引上げられると、ボトムレールが引上げられて下段のスラットから順次引上げられ、昇降コードが下降すると、ボトムレールが下降して上段のスラットから順次ラダーコードに支持される状態に復帰する。
【0005】
ボトムレールが最下限まで下降したときには、同ボトムレールはラダーコードに吊下支持される状態となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような横型ブラインドは、ボトムレールの下限位置はラダーコードの長さによって決定される。従って、設置現場においてボトムレールの下限位置を微調整する必要が生じた場合には、ラダーコードの長さを微調整する必要がある。
【0007】
このような場合には、ボトムレールへのラダーコード取付位置において、同ボトムレールに嵌着されているテープホルダーを取り外し、ボトムレールに対するラダーコードの掛止め位置を調整している。従って、ボトムレールの下限位置を微調整するための作業が煩雑であるという問題点があった。
【0008】
この発明の目的は、ボトムレールの下限位置の微調整を容易に行い得る調整装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1では、ラダーコードの下端部を巻き取り可能とした巻取軸をボトムレールに取着した。
【0010】
また、前記巻取軸を前記ボトムレールに回転可能に支持し、前記巻取軸を回転操作するための操作装置を前記ボトムレールに設けた。また、前記巻取軸は、前記ボトムレール内に回転可能に支持し、前記操作装置は、前記巻取軸に嵌挿した駆動軸を前記ボトムレールの端部から回転操作可能とした。
【0011】
また、前記ボトムレールの端部にキャップを嵌着し、前記キャップに調整コマを回転操作可能に支持し、前記調整コマに前記駆動軸を嵌合して、前記調整コマの回転操作に基づいて前記巻取軸を回転操作可能とした。
【0012】
請求項では、前記調整コマとキャップとの間には、駆動軸に作用する回転力による該調整コマの回転を阻止する回転阻止装置を設けた。
請求項では、前記巻取軸は、前記ボトムレールに下方から嵌合するテープホルダーに回転可能に支持し、前記ラダーコードを前記ボトムレール外から案内ピンを介して前記巻取軸に案内した。
請求項4では、ラダーコードの下端部を巻き取り可能とした巻取軸をボトムレールに取着した。また、前記巻取軸を前記ボトムレールに回転可能に支持し、前記巻取軸を回転操作するための操作装置を前記ボトムレールに設けた。また、前記巻取軸は、前記ボトムレール内に回転可能に支持し、前記操作装置は、前記巻取軸に嵌挿した駆動軸を前記ボトムレールの端部から回転操作可能とした。また、前記巻取軸は、前記ボトムレールに下方から嵌合するテープホルダーに回転可能に支持し、前記ラダーコードを前記ボトムレール外から案内ピンを介して前記巻取軸に案内した。
【0013】
請求項では、ラダーコードの下端部を巻き取り可能とした巻取軸をボトムレールに取着した。また、前記巻取軸をテープホルダーに回転可能に支持するとともに、該巻取軸の上端にラダーコードの下端部を係合可能とし、前記テープホルダーを前記ボトムレールに嵌着可能とし、前記テープホルダーの下方から前記巻取軸を回転操作して、該巻取軸に前記ラダーコードを巻き取り可能とした。
【0014】
請求項では、ラダーコードの下端部を巻き取り可能とした巻取軸をボトムレールに取着した。また、前記巻取軸は前記ボトムレールの下面に嵌着可能とした調整部材に設け、前記ラダーコードの下端部を前記巻取軸に巻き取った状態で前記調整部材を前記ボトムレールに嵌着可能とした。
【0015】
請求項では、前記調整部材を覆うように、前記ボトムレールにテープホルダーを嵌着可能とした。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第一の実施の形態)
図1に示すように、横型ブラインドのボトムレール1は、アルミ押出し形材で形成され、その長手方向複数個所において、ヘッドボックスから吊下支持されるラダーコード2の下端部がテープホルダー3により取着されている。
【0017】
前記ラダーコード2には多数段のスラットが支持され、スラット角度調節装置の動作によりラダーコード2を介して各スラット(図示しない)が同位相で角度調節される。
【0018】
前記ボトムレール1の下面において、前記テープホルダー3の取付位置には取付孔4が形成されている。前記テープホルダー3は、ボトムレール1の下面を覆うように湾曲する底辺5の中央部に支持辺6が立設され、その支持辺6に巻取軸7が回転可能に支持されている。そして、その支持辺6が前記取付孔4に嵌着可能であるとともに、底辺5の前後両端部がボトムレール1の前後両端部に係合可能となっている。
【0019】
前記巻取軸7の外周面には、中心に対し90度の間隔を隔てて係止部8a,8bが形成され、その係止部8a,8bにはラダーコード2の下端部を取着可能となっている。また、前記巻取軸7の中心部には六角孔9が形成されている。
【0020】
図2に示すように、前記ボトムレール1の両端部には、合成樹脂で形成されたキャップ10a,10bが嵌着される。一方のキャップ10aには合成樹脂で形成された調整コマ11が回転可能に支持され、その調整コマ11の基端面には、図3に示すように、プラスドライバーを係合可能とする係止溝12が形成されている。
【0021】
図4に示すように、前記調整コマ11の基端部外周面には、複数の突起13aが中心に対し45度間隔で等間隔に形成され、その突起13aがキャップ10aの軸受孔14の内周面に周方向に等間隔に形成された凹部13bにそれぞれ係合している。
【0022】
従って、調整コマ11の係止溝12にプラスドライバーを係合して回転操作すると、合成樹脂の弾性により突起13aと凹部13bとの係合が外れ、調整コマ11がキャップ10aに対し回転されるようになっている。
【0023】
前記調整コマ11の先端部には軸部が形成され、その軸部の中心部には、六角孔15が形成されている。前記六角孔15には、六角棒状の駆動軸16の一端が嵌合され、その駆動軸16は前記巻取軸7の六角孔9に嵌挿されるとともに、その他端は他方のキャップ10bに回転可能に支持されている。
【0024】
次に、ボトムレール1へのラダーコード2の取付手順を説明する。テープホルダー3の巻取軸7に形成された係止部8a,8bに、ラダーコード2の下端をそれぞれ取着する。
【0025】
そして、ラダーコード2間にボトムレール1を位置させた状態で、テープホルダー3を下方からボトムレール1の取付孔4に嵌着する。すると、図1に示すように、ラダーコード2はボトムレール1の前後両側から同ボトムレール1の下面を経て、取付孔4内に案内され、その端部が巻取軸7の係止部8a,8bに支持された状態となる。
【0026】
次いで、駆動軸16をボトムレール1の一端から同ボトムレール1内に挿入して、巻取軸7の六角孔9に嵌挿する。そして、駆動軸16の一端を調整コマ11の六角孔15に嵌合しながら、ボトムレール1の一端部にキャップ10aを嵌着し、駆動軸16の他端をキャップ10bで支持しながら、同キャップ10bをボトムレール1の他端に嵌着する。
【0027】
このようにして組み立てられたボトムレール1では、図1に示す状態から調整コマ11にプラスドライバーを係合させて回転させ、駆動軸16を介して巻取軸7を矢印方向に回転させると、ラダーコード2が巻取軸7に巻き取られる。
【0028】
すると、ヘッドボックスからボトムレール1までのラダーコードの長さが短縮されるため、ボトムレール1を下限まで下降させた状態では、そのボトムレール1の高さ位置が上昇する。
【0029】
上記のようなボトムレールの高さ調整装置では、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)調整コマ11を回転操作することにより、ヘッドボックスとボトムレール1との間のラダーコード2の長さを調整することができる。従って、ボトムレール1の下限位置を微調整することができる。
【0030】
(2)横型ブラインドの設置現場において、ボトムレール1の下限位置を微調整することができる。
(3)ボトムレール1の下限位置の微調整を行うために、テープホルダー3をボトムレール1から取り外す必要はない。従って、その微調整作業を容易に行うことができる。
【0031】
(4)調整コマ11の突起13と、キャップ10aの凹部13bとの係合により、ボトムレール1の重量による巻取軸7の回転を阻止することができる。従って、微調整されたボトムレール1の下限位置を確実に維持することができる。
【0032】
(5)同一の巻取軸7でラダーコード2の各下端部を巻き取るので、ボトムレール1の両側のラダーコード2の長さを常に同一としながら、同ラダーコード2の長さを調整することができる。
(第二の実施の形態)
図5に第二の実施の形態を示す。この実施の形態は、ラダーコード2の下端部を巻取軸7の共通の係止部17に取着する構成としたものであり、その他の構成は前記実施の形態と同様である。
【0033】
すなわち、テープホルダー3の底辺5近傍において、支持辺6から底辺5に沿って案内ピン18が突出され、各ラダーコード2はそれぞれ案内ピン18を経て共通の係止部17に取着されている。
【0034】
このような構成により、前記第一の実施の形態で得られた作用効果に加えて、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)案内ピン18でラダーコード2を係止部17に向かって案内することができるので、ラダーコード2の巻取軸7への巻取り動作時に、ラダーコード2とテープホルダー3との摩擦を低減して、ラダーコード2を軽微な操作力で巻取軸7に巻き取ることができる。
(第三の実施の形態)
図6〜図9は、第三の実施の形態を示す。前記実施の形態と同様に構成された部分は、同一符号を付して説明する。
【0035】
図6に示すように、テープホルダー21の中央部には、上方に向かって突出する巻取軸22が回転可能に支持され、その巻取軸22の上端部にはラダーコード2を係止するための係止溝23が形成されている。
【0036】
図7に示すように、前記巻取軸22の下端部は、前記テープホルダー21の下面に露出され、マイナスドライバーやコイン等を係合可能とした操作溝24が形成されている。
【0037】
前記ラダーコード2は、その縦糸の下端部が互いに接続されて、前記係止溝23に挿入可能となっている。また、ボトムレール1の下面には、前記第一の実施の形態と同様な取付孔4が形成されている。
【0038】
このような下限位置調整装置では、図7に示すように、あらかじめラダーコード2の下端部を巻取軸22の係止溝23内に挿入した状態で、図8に示すように、テープホルダー21をボトムレール1に嵌合する。
【0039】
ボトムレール1の下限位置を調整する場合には、巻取軸22の操作溝24にマイナスドライバーDを係合させて、同巻取軸22を一方へ回転操作すると、ラダーコード2が巻取軸22の周囲に巻着され、図9に示すように、ボトムレール1が上昇する。
【0040】
また、他方へ回転操作すれば、ラダーコード2が巻取軸22から巻き戻されて、ボトムレール1が下降する。
なお、ボトムレール1上方の横糸を切断すれば、ボトムレール1の吊下位置を横糸のピッチ以上の範囲で調整可能であり、この場合には、切断された横糸上に支持されていたスラットがボトムレール1上面に支持される状態となる。
【0041】
また、ボトムレール1の重量による巻取軸22の逆転は、ボトムレール1とラダーコード2との間の摩擦により阻止される。
上記のようなボトムレールの下限位置調整装置では、次に示す作用効果を得ることができる。
【0042】
(1)巻取軸22を回転操作することにより、ヘッドボックスとボトムレール1との間のラダーコード2の長さを調整することができる。従って、ボトムレール1の下限位置を微調整することができる。
【0043】
(2)横型ブラインドの設置現場において、ボトムレール1の下限位置を微調整することができる。
(3)ボトムレール1の下限位置の微調整を行うために、テープホルダー21をボトムレール1から取り外す必要はない。従って、その微調整作業を容易に行うことができる。
【0044】
(4)各ラダーコード2毎に巻取軸22を設けることができるので、各ラダーコード2に弛みが生じても、各ラダーコード2毎にその弛みを吸収することができる。
【0045】
(5)前記第一及び第二の実施の形態より簡便な構成で、ボトムレール1の下限位置の微調整を行うことができる。
(第四の実施の形態)
図10〜図14は、第四の実施の形態を示す。前記実施の形態と同様な部分は同一符号を付して説明する。
【0046】
図10に示すように、ボトムレール1の下限位置を調整するための調整部材25は、合成樹脂で形成され、底辺26の中央部にほぼ四角形状の嵌合部27が形成され、その嵌合部27の中央部には上方へ突出する巻取軸28が形成されている。
【0047】
前記巻取軸28は、その中心線に対し線対称状に形成された一対の軸部から構成され、各軸部の上端は巻取軸28の中心線に向かって下る斜面29a,29bとして形成される。
【0048】
前記斜面29a,29bの下縁は互いに密接し、その下方には中空部30が形成されている。従って、ラダーコード2の横糸を斜面29a,29bから中空部30内に容易に案内可能であるとともに、中空部30内に案内された横糸は、斜面29a,29bの下縁部が返しとして作用するため、中空部30から容易には抜けないようになっている。
【0049】
ボトムレール1の下面には、前記調整部材25の嵌合部27を弾性的に嵌合可能とした四角孔31が形成されている。
図14に示すように、テープホルダー32は、前記調整部材25をボトムレール1の四角孔31に嵌合した状態で、同調整部材25を覆うように、下方からボトムレール1に嵌合可能となっている。
【0050】
上記のようなボトムレールの下限位置調整装置では、図11に示すように、調整部材25を使用しない場合には、ラダーコード2の下端部の横糸上にボトムレール1を配設し、その横糸を挟着するようにテープホルダー32をボトムレール1に嵌合すると、ボトムレール1がラダーコード2の下端に吊下支持される。
【0051】
ボトムレール1の下限位置を調整する場合は、図12に示すように、ボトムレール1の下方に位置するラダーコード2の横糸を調整部材25の中空部30内に挿通し、その状態で調整部材25を水平方向に回転させて、その横糸及び縦糸を巻取軸28に巻着してラダーコード2の長さを適宜調整する。
【0052】
そして、調整部材25の嵌合部27をボトムレール1の四角孔31に嵌合し、さら調整部材25を覆うようにテープホルダー32をボトムレール1の下面に嵌合する。
【0053】
すると、調整部材25の巻取軸28に巻着したラダーコード2の横糸及び縦糸の長さに応じて、ボトムレール1の下限位置が上昇する。
なお、第三の実施の形態と同様に、ボトムレール1上方の横糸を切断すれば、ボトムレール1の吊下位置を横糸のピッチ以上の範囲で調整可能であり、この場合には、切断された横糸上に支持されていたスラットがボトムレール1上面に支持される状態となる。
【0054】
上記のようなボトムレールの下限位置調整装置では、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)調整部材25を回転させて、その巻取軸28にラダーコード2を巻着することにより、ヘッドボックスとボトムレール1との間のラダーコード2の長さを調整することができる。従って、ボトムレール1の下限位置を微調整することができる。
【0055】
(2)横型ブラインドの設置現場において、ボトムレール1の下限位置を微調整することができる。
(3)各ラダーコード2毎に調整部材25が設けられているので、各ラダーコード2に弛みが生じても、各ラダーコード2毎にその弛みを吸収することができる。
【0056】
(4)巻取軸28の上端に形成された斜面29a,29bにより、横糸を中空部30に容易に挿通することができる。
(5)テープホルダー25をボトムレール1に嵌着すると、調整部材25はテープホルダー32に覆われて露出することはない。従って、通常使用時には調整部材25が露出しないので、この横型ブラインドの美観を向上させることができる。
【0057】
(6)前記第一及び第二の実施の形態より簡便な構成で、ボトムレール1の下限位置の微調整を行うことができる。
上記実施の形態は、次に示すように変更することもできる。
・第一及び第二の実施の形態において、突起13a及び凹部13bを45度間隔で形成したが、その他の任意の角度としてもよい。突起13a及び凹部13bの間隔を45度より小さくすると、さらに細かな微調整を行うことができる。
・突起13a及び凹部13bに代えて、任意のワンウェイクラッチ装置としてもよい。
・前記巻取軸7を、ボトムレール1の下面からウォーム機構を介して回転駆動可能としてもよい。
・第三の実施の形態において、巻取軸22の係止溝23にラダーコード2の横糸を挿通して、同巻取軸22の回転にともなってその横糸に続いて縦糸を巻き取るようにしてもよい。
・第三の実施の形態において、ラダーコード2の縦糸の下端を巻取軸22にそれぞれ取着し、次いでテープホルダー21をボトムレール1に嵌合した後に、巻取軸22を回転させて、ラダーコード2を巻取軸22に巻き取るようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明はボトムレールの下限位置の微調整を容易に行い得る調整装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボトムレール下限位置調整装置を示す断面図である。
【図2】ボトムレール下限位置調整装置を示す断面図である。
【図3】ボトムレールを示す側面図である。
【図4】キャップを示す側面図である。
【図5】第二の実施の形態を示す断面図である。
【図6】第三の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図7】第三の実施の形態の下限位置調整動作を示す説明図である。
【図8】第三の実施の形態の下限位置調整動作を示す説明図である。
【図9】第三の実施の形態の下限位置調整動作を示す説明図である。
【図10】第四の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図11】第四の実施の形態の下限位置調整動作を示す説明図である。
【図12】第四の実施の形態の下限位置調整動作を示す説明図である。
【図13】第四の実施の形態の下限位置調整動作を示す説明図である。
【図14】第四の実施の形態の下限位置調整動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ボトムレール
2 ラダーコード
7,22,28 巻取軸

Claims (7)

  1. ラダーコードの下端部を巻き取り可能とした巻取軸をボトムレールに取着し、前記巻取軸を前記ボトムレールに回転可能に支持し、前記巻取軸を回転操作するための操作装置を前記ボトムレールに設け、前記巻取軸は、前記ボトムレール内に回転可能に支持し、前記操作装置は、前記巻取軸に嵌挿した駆動軸を前記ボトムレールの端部から回転操作可能とした横型ブラインドのボトムレール下限位置調整装置であって、
    前記ボトムレールの端部にキャップを嵌着し、前記キャップに調整コマを回転操作可能に支持し、前記調整コマに前記駆動軸を嵌合して、前記調整コマの回転操作に基づいて前記巻取軸を回転操作可能としたことを特徴とする横型ブラインドのボトムレール下限位置調整装置
  2. 前記調整コマとキャップとの間には、駆動軸に作用する回転力による該調整コマの回転を阻止する回転阻止装置を設けたことを特徴とする請求項1記載の横型ブラインドのボトムレール下限位置調整装置。
  3. 前記巻取軸は、前記ボトムレールに下方から嵌合するテープホルダーに回転可能に支持し、前記ラダーコードを前記ボトムレール外から案内ピンを介して前記巻取軸に案内したことを特徴とする請求項1又は2に記載の横型ブラインドのボトムレール下限位置調整装置。
  4. ラダーコードの下端部を巻き取り可能とした巻取軸をボトムレールに取着し、前記巻取軸を前記ボトムレールに回転可能に支持し、前記巻取軸を回転操作するための操作装置を前記ボトムレールに設け、前記巻取軸は、前記ボトムレール内に回転可能に支持し、前記操作装置は、前記巻取軸に嵌挿した駆動軸を前記ボトムレールの端部から回転操作可能とした横型ブラインドのボトムレール下限位置調整装置であって、
    前記巻取軸は、前記ボトムレールに下方から嵌合するテープホルダーに回転可能に支持し、前記ラダーコードを前記ボトムレール外から案内ピンを介して前記巻取軸に案内したことを特徴とする横型ブラインドのボトムレール下限位置調整装置。
  5. ラダーコードの下端部を巻き取り可能とした巻取軸をボトムレールに取着し、前記巻取軸をテープホルダーに回転可能に支持するとともに、該巻取軸の上端にラダーコードの下端部を係合可能とし、前記テープホルダーを前記ボトムレールに嵌着可能とし、前記テープホルダーの下方から前記巻取軸を回転操作して、該巻取軸に前記ラダーコードを巻き取り可能としたことを特徴とする横型ブラインドのボトムレール下限位置調整装置。
  6. ラダーコードの下端部を巻き取り可能とした巻取軸をボトムレールに取着し、前記巻取軸は前記ボトムレールの下面に嵌着可能とした調整部材に設け、前記ラダーコードの下端部を前記巻取軸に巻き取った状態で前記調整部材を前記ボトムレールに嵌着可能としたことを特徴とする横型ブラインドのボトムレール下限位置調整装置。
  7. 前記調整部材を覆うように、前記ボトムレールにテープホルダーを嵌着可能としたことを特徴とする請求項記載の横型ブラインドのボトムレール下限位置調整装置。
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