JPH053167U - ふきとり材の収納容器 - Google Patents

ふきとり材の収納容器

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JPH053167U
JPH053167U JP5090191U JP5090191U JPH053167U JP H053167 U JPH053167 U JP H053167U JP 5090191 U JP5090191 U JP 5090191U JP 5090191 U JP5090191 U JP 5090191U JP H053167 U JPH053167 U JP H053167U
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JP
Japan
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container
window
wiping
front lid
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP5090191U
Other languages
English (en)
Inventor
曉廣 東
淳文 中江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH053167U publication Critical patent/JPH053167U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手や顔等その他種々のものを拭くためのふき
とり材を収納する容器を、列車内や屋内等の適宜位置に
設置し、ふきとり材を収納する容器の取出口を密閉し、
ふきとり材を常に清潔な状態で保存するとともに、ウェ
ット式のふきとり材を用いてもふきとり材の乾燥を防止
できるふきとり材の収納容器を提供すること。 【構成】 多数枚のふきとり材17を収容する容器1の
前部に窓3を形成するとともに、前記窓3を開閉する前
蓋4を設け、さらに前蓋4をマグネットにより容器前部
に吸着させて窓3の閉鎖時に窓3を密閉する様にしたも
のとしている。また、窓3の周囲にシート状マグネット
材5を装着するとともに、前蓋4の少なくとも一部を前
記シート状マグネット材5により吸着される材料により
構成したものとしてもよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、手や顔を拭いたり、テーブルや便座等を拭く種々のふきとり材を 収納する容器の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、手や顔を拭いたり、テーブルや便座等を拭く種々のふきとり材は、ほと んどが袋状の容器に詰められていたり、箱状の容器に詰められていたりしている が、この種の容器を、列車内や屋内等の適宜位置に設置したものは存在しなかっ た。このため、この種の容器の取出口を、密閉する構造も考えられていなかった 。
【0003】 また、従来の袋状の容器や箱状の容器では、中に収納されているふきとり材が 容器の取出口に露出する構造となっていたので、ふきとり材を清潔な状態で保存 することができなかった。さらに、この様な構造の容器に、ウェット式のふきと り材を用いた場合には、ふきとり材が乾燥してしまうことがあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
そこでこの考案では、手や顔等その他種々のものを拭くためのふきとり材を収 納する容器を、列車内や屋内等の適宜位置に設置し、ふきとり材を収納する容器 の取出口を密閉し、ふきとり材を常に清潔な状態で保存するとともに、ウェット 式のふきとり材を用いてもふきとり材の乾燥を防止できるふきとり材の収納容器 を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そのためにこの考案の請求項1記載のふきとり材の収納容器は、多数枚のふき とり材を収容する容器の前部に窓を形成するとともに、前記窓を開閉する前蓋を 設け、さらに前蓋をマグネットにより容器前部に吸着させて窓の閉鎖時に窓を密 閉する様にしたものとしている。
【0006】 この考案の請求項2記載のふきとり材の収納容器は、請求項1記載の考案にお いて、窓の周囲にシート状マグネット材を装着するとともに、前蓋の少なくとも 一部を前記シート状マグネット材により吸着される材料により構成したものとし ている。 この考案の請求項3記載のふきとり材の収納容器は、請求項1記載の考案にお いて、窓の周囲にパッキン材を配し、容器の前部と前蓋をマグネットにより引き 合い、窓を密閉する様にしたものとしている。
【0007】 この考案の請求項4記載のふきとり材の収納容器は、請求項1記載の考案にお いて、前蓋にシート状マグネット材を装着するとともに、窓の周囲の少なくとも 一部を前記シート状マグネット材により吸着される材料により構成したものとし ている。
【0008】
【作用】
請求項1、2及び4記載の考案は上記の構成により、容器前部に形成した窓を 前蓋によって密閉することができる。 請求項3記載の考案は上記の構成により、窓の周囲にパッキン材を配している ので、窓を前蓋によって確実に密閉することができるとともに、前蓋の開閉を長 い間繰り返し行っても容器の前部と前蓋が傷つくことがない。
【0009】
【実施例】
以下、この考案に係るふきとり材の収納容器を実施例として示した図面に従っ て説明する。 図1乃至図3に示す様に、1は容器で、全体が略直方体なステンレス又は合成 樹脂等から成っている。
【0010】 前記容器1の胴部1aに形成した開放部1bを開閉する蓋2を着脱自在に設け 、前記容器1の前部に窓3を形成するとともに、容器1の前部には窓3を開閉自 在に操作する様にした前蓋4を設けている。 容器1の前部に形成した窓3は、この実施例では菱形となっているが、これに 限定することなく、丸や三角等その他様々な形にすることができる。
【0011】 また、容器1の前面にはシート状マグネット材5を装着している。このシート 状マグネット材5は、容器1の前面と同じ大きさに形成するとともに、容器1の 窓3の大きさに合わせて孔を開けている。 容器1の窓3を開閉する前記前蓋4の上部は、容器1の前面の上部に蝶番6を 介して取り付けられている。また、前蓋4は前記シート状マグネット材5と吸着 する様に磁性を有する材料(例えば、ステンレス・鉄等)で構成している。さら に、前蓋4には開閉操作が簡単にできる様につまみ7を設けている。
【0012】 この実施例では、シート状マグネット材5を容器1の前面に装着し、前蓋4を 磁性を有する金属性等のものとしているが、これとは逆に、容器1の前面に磁性 を有する金属性等のものを装着し、前蓋4の方をシート状マグネット材5として 実施することもできる。 次に、この考案に係るふきとり材の収納容器の内部を、簡単に説明する。
【0013】 容器1の内側底部の前後方向には、2本のレール8、及び1つの溝9をそれぞ れ平行に形成している。前記レール8は、頂部が細い円弧状となっているが、こ れに限定することなく、断面が尖頭状のもの、その他種々の頂部が細いものとし て実施することができる。前記溝9には、バネ10を巻き付けた鉄線11を配し ている。この鉄線11の両端は、それぞれ容器1の前後に設けた係止部12、1 2に係止させている。
【0014】 また、容器1の内部には押圧部材13を設けている。この押圧部材13は、前 板14、後板15及びつなぎ板16から成っており、ふきとり材17を容器1の 前方に押圧するためのものである。さらに、バネ10の一端は容器1後部の係止 部12の前部に当接し、他端は押圧部材13の前板14の後部に当接する様にし ている。
【0015】 前記ふきとり材17としては、不織布、紙、ナプキン、ティッシュ、濡れティ ッシュ、及びトイレットペーパー等の種々のものを用いることができる。 図4は、この考案に係るふきとり材の収納容器の容器1前部と、前蓋4の別実 施例を示す図面で、容器1の前蓋4を開けた状態の部分拡大斜視図である。 容器1前部の窓3の周囲にはパッキン材18を配し、前記窓3の下方には長方 形で薄い板状のマグネット19を取り付けている。
【0016】 前蓋4の裏側の下部には、容器1前部に取り付けているマグネット19と、同 じ大きさで同じ形状とした薄い板状のマグネット19を取り付けている。 前記両マグネット19、19は一方をS極、他方をN極としている。また、前 記両マグネット19、19同士が吸着したときに、パッキン材18の厚みと両マ グネット19、19の厚みが同一となる様にしているので、容器1の窓3は完全 に前蓋4で密閉されることになる。
【0017】 図5は、図4に示したふきとり材の収納容器の容器1前部と、前蓋4のさらに 別の実施例を示す図面で、容器1の前蓋4を開けた状態の部分拡大斜視図である 。 容器1前部の窓3の周囲にパッキン材18を配し、前記窓1の下方には長方形 で板状のマグネット19を取り付けている。
【0018】 前蓋4はマグネット19と吸着する様に磁性を有する材料(例えば、ステンレ ス・鉄等)で構成している。 また、図4及び図5に示した前蓋4の表面には、開閉操作が簡単にできる様に 、それぞれつまみ(図示せず)を設けている。 さらに、前記パッキン材18の厚みとマグネット19の厚みが同一となる様に しているので、容器1の窓3は完全に前蓋4で密閉されることになる。
【0019】 次に、この考案に係るふきとり材の収納容器の使用状態について説明する。 この考案に係るふきとり材の収納容器は、列車内や屋内等のトイレ、洗面所、 さらに新幹線のビュッフェ等の適宜場所に、1個、又は2個並列に設置して使用 するものである。 上記の適宜場所に設置した容器1の上部の蓋2を外し、押圧部材13を容器1 の後部まで移動させると、押圧部材13の後板15の下部が容器1の後部の係止 部12に当たるとともに、押圧部材13の前板14と容器1の前部との間にふき とり材17を収納可能な空間ができ、かつ、この空間が最大となるので、ふきと り材17を、最も多く容器1内に収納することができる。
【0020】 次に、容器1の上から多数枚のふきとり材17を前記空間に入れて、容器1の 後部へ移動させていた押圧部材13を離すと、バネ10の弾性復帰力により押圧 部材13がふきとり材17を容器1の前方へ押すことになる。この時、ふきとり 材17の底部が、容器1の前後方向の内底に形成した2本のレール8の頂部上を スライドする。すると、容器1前部の窓3の内側にふきとり材17の最前列のも のが位置することになる(図2参照)。
【0021】 さらに、つまみ7を一方の手指でつまんで前蓋4を開け、他方の手指で容器1 の窓3から前記ふきとり材17を一枚取り出すと、次のふきとり材17が前のふ きとり材17と同じ位置に来ることになる。この様にして、容器1前部の窓3か らふきとり材17を一枚ずつ取り出して使用する。 上述の様に、前蓋4を開放して容器1の窓3からふきとり材17を取り出して も、前蓋4は自重により蝶番6部分を支点として下方へ回動し、窓3を閉じるこ とになる。また、図4及び図5では、窓1の周囲にパッキン材18を配している ので、窓1を前蓋4によって確実に密閉することができるとともに、前蓋4の開 閉を長い間繰り返し行っても容器1の前部と前蓋4が傷つくことがない。
【0022】 窓3を有する容器1前部と、前蓋4はシート状マグネット材5、又はマグネッ ト19等で吸着することにより、前蓋4が窓3を密閉することになるので、ふき とり材17を収容する容器1の取出口を密閉し、ふきとり材17を常に清潔な状 態で保存することができる。また、容器1内に収容するふきとり材を、ウェット 式のものとした場合には、ふきとり材の乾燥を防止することができる。
【0023】
【考案の効果】
この考案は、上述の様な構成を有するものであり、従って、手や顔等その他種 々のものを拭くためのふきとり材を収納する容器を、列車内や屋内等の適宜位置 に設置し、ふきとり材を収納する容器の取出口を密閉し、ふきとり材を常に清潔 な状態で保存するとともに、ウェット式のふきとり材を用いてもふきとり材の乾 燥を防止できる優れたふきとり材の収納容器を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るふきとり材の収納容器の前蓋を
開けた状態を示す斜視図。
【図2】図1に示す収納容器の前蓋を閉じて容器上部の
蓋を開けた状態の一部切欠斜視図。
【図3】図1に示す収納容器の前蓋を閉じた状態の中央
断面図。
【図4】この考案に係るふきとり材の収納容器の前蓋を
開けた状態の容器前部と前蓋の別実施例を示す部分拡大
斜視図。
【図5】図4に示す容器前部と前蓋の別実施例を示す部
分拡大斜視図。
【符号の説明】
1 容器 3 窓 4 前蓋 5 シート状マグネット材 17 ふきとり材 18 パッキン材 19 マグネット

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数枚のふきとり材を収容する容器の前
    部に窓を形成するとともに、前記窓を開閉する前蓋を設
    け、さらに前蓋をマグネットにより容器前部に吸着させ
    て窓の閉鎖時に窓を密閉する様にしたことを特徴とする
    ふきとり材の収納容器。
  2. 【請求項2】 窓の周囲にシート状マグネット材を装着
    するとともに、前蓋の少なくとも一部を前記シート状マ
    グネット材により吸着される材料により構成した請求項
    1記載のふきとり材の収納容器。
  3. 【請求項3】 窓の周囲にパッキン材を配し、容器の前
    部と前蓋をマグネットにより引き合い、窓を密閉する様
    にした請求項1記載のふきとり材の収納容器。
  4. 【請求項4】 前蓋にシート状マグネット材を装着する
    とともに、窓の周囲の少なくとも一部を前記シート状マ
    グネット材により吸着される材料により構成した請求項
    1記載のふきとり材の収納容器。
JP5090191U 1991-07-02 1991-07-02 ふきとり材の収納容器 Pending JPH053167U (ja)

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