JPH05309834A - インクジェット記録装置及びインクジェットヘッドの回復方法 - Google Patents

インクジェット記録装置及びインクジェットヘッドの回復方法

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JPH05309834A
JPH05309834A JP4117293A JP11729392A JPH05309834A JP H05309834 A JPH05309834 A JP H05309834A JP 4117293 A JP4117293 A JP 4117293A JP 11729392 A JP11729392 A JP 11729392A JP H05309834 A JPH05309834 A JP H05309834A
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明 黒沼
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博 福井
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Preventing or detecting of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/1652Cleaning of print head nozzles by driving a fluid through the nozzles to the outside thereof, e.g. by applying pressure to the inside or vacuum at the outside of the print head

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源投入時に記録ヘッドがキャッピングされ
ているかどうかを判別し、キャッピングされていない場
合には、これに対応した回復制御を行なうことにより、
キャッピングされていない場合でも適切な回復制御を行
なって記録できるインクジェット記録装置及びインクジ
ェットヘッドの回復方法を提供することを目的とする。 【構成】 記録ヘッド90の吐出口を閉塞・開放可能な
キャッピング部93により記録ヘッド90の吐出口が閉
塞されている否かを、キャッピング検知部94により電
源投入時に検知し、吐出口が閉塞されていないことが検
知されると、記録ヘッド90に対して吐出回復処理を行
う回復動作制御回路98を作動させて記録ヘッド90の
吐出口内のインクを吸引した後、その記録ヘッド90の
吐出口からインクを吐出させることにより吐出回復処理
を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被記録媒体上にインク
を吐出して記録を行なうインクジェット記録装置及びイ
ンクジェットヘッドの回復方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット法により記録を行うイン
クジェット記録装置のインクジェットヘッド(記録ヘッ
ド)の主要部分は、インクタンク部分とインク滴を吐出
するノズル部分とで構成されている。このようなインク
ジェットヘッドの基本動作を図3を参照して説明する。
図3は、図2に示すインクジェットヘッド90(記録ヘ
ッド9A〜9Dのいずれでも同じ)のインク吐出部の縦
横断面を模式的に示す図である。
【0003】図3において、記録紙等の被記録媒体1に
対向する記録ヘッド面には、縦方向に所定ピッチで複数
のインク吐出口10が形成されている。そして記録情報
に基づいて各インク吐出口10に対応して設けられた電
気熱変換体(発熱抵抗体など)11を通電加熱すること
により、インク内に膜沸騰現象を生起させてバブル
(泡)11Aを発生させる。このバブルジェット11A
による圧力上昇によりインク吐出口10より吐出させて
飛翔インク滴12を形成して、このインク滴12を被記
録媒体1上に付着させることによりドットパターンによ
る記録が行われる。この後、発熱抵抗体11の駆動を停
止すると記録ヘッド90のノズル内部は冷却されて、バ
ブル(泡)11Aは消失する。
【0004】記録ヘッド90の各インク吐出口に対応し
て電気熱変換体への通電をオン・オフするためのヒート
ドライバ13が設けられており、上述の通電駆動を行う
ための駆動回路(ドライバ)29(図2)の回路基板が
キャリッジ6(図2)に載置されている。尚、図3にお
いて、10Aは液路、10Bは共通液室である。
【0005】通常、インクジェット記録装置において
は、ある一定時間記録を行なわない場合には、記録ヘッ
ド90のノズル内のインクの保温と記録ヘッド90のノ
ズル面の乾燥の防止と汚れを防ぐ等の理由により、ノズ
ル面を密閉する制御(キャッピング)を行なっている。
また、インクジェット記録装置では、電源投入時に記録
ヘッド90を外部の環境に対応した最適な記録可能状態
に保持するために、ある特定の回復制御(ウォーミング
アップ)を行なっている。具体的な例としては、記録ヘ
ッド90のノズル面を拭く制御(拭き)、被記録媒体1
以外の場所へインクの吐出を行なう制御(予備吐出)、
ノズル面よりインクを吸い出す制御(吸引)等がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電源投入時にインクノ
ズルにキャッピングがなされているか否かは、前回装置
の電源がオフされたときの状態による。いま停電等によ
り、インクジェットヘッドがキャッピングされる前に電
源が切られてしまうと、インクノズルがキャッピングさ
れないまま長時間放置されてしまう可能性がある。従
来、ウォーミングアップ時の回復制御は、ノズルがキャ
ッピングされているか否かによらず、常にキャッピング
がされているものとして回復動作を実行していた。従っ
て、例えばインクノズルがキャッピングされる前に装置
の電源がオフされたまま長時間放置されていたような場
合は、ウォーミングアップ時の回復制御だけでは不十分
であり記録動作を開始してもインク滴が吐出されずに記
録が行なわれない可能性がある。又、ウォーミングアッ
プ時の回復制御を常に、キャッピングがされていないも
のとして行なうと、記録ヘッドがキャッピングされてい
た場合でも必要以上に回復動作を行うことになり時間が
必要以上にかかったり、回復動作により無駄に消費され
るインクの量が増える等の問題点が生じる。
【0007】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、電源投入時に記録ヘッドがキャッピングされている
かどうかを判別し、キャッピングされていない場合に
は、これに対応した回復制御を行なうことにより、キャ
ッピングされていない場合でも適切な回復制御を行なっ
て記録できるインクジェット記録装置及びインクジェッ
トヘッドの回復方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のインクジェット記録装置は以下の様な構成を
備える。即ち、インクを吐出する吐出口から被記録媒体
に対してインクを吐出する記録ヘッドにより記録を行う
インクジェット記録装置であって、前記記録ヘッドの吐
出口を閉塞・開放可能なキャッピング手段と、前記記録
ヘッドに対して吐出回復処理を行い、前記吐出口からの
インク吐出の回復を行う吐出回復手段と、前記キャッピ
ング手段により前記吐出口が閉塞されている否かを検知
する検知手段と、電源投入時、前記検知手段により前記
吐出口が閉塞されていないことが検知されると、前記吐
出回復手段を作動させて前記記録ヘッドの吐出口内のイ
ンクを吸引した後、前記記録ヘッドの吐出口からインク
を吐出させることにより吐出回復処理を行なわせる制御
手段とを備える。
【0009】上記目的を達成するために本発明のインク
ジェットヘッドの回復方法は以下の様な工程を備える。
即ち、インクを吐出する吐出口から被記録媒体に対して
インクを吐出する記録ヘッドにより記録を行うインクジ
ェット記録装置におけるインクジェットヘッドの回復方
法であって、電源投入時、記録ヘッドの吐出口がキャッ
ピング手段により閉塞されていないとき、前記記録ヘッ
ドの吐出口内のインクを吸引した後、前記記録ヘッドの
吐出口からインクを吐出させることにより前記記録ヘッ
ドの吐出回復処理を行なわせるようにしたものである。
【0010】
【作用】以上の構成において、記録ヘッドの吐出口を閉
塞・開放可能なキャッピング手段により前記吐出口が閉
塞されている否かを電源投入時に検知し、吐出口が閉塞
されていないことが検知されると、記録ヘッドに対して
吐出回復処理を行う吐出回復手段を作動させて前記記録
ヘッドの吐出口内のインクを吸引した後、その記録ヘッ
ドの吐出口からインクを吐出させることにより吐出回復
処理を行なう。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0012】図1は本実施例のインクジェットプリンタ
の概略構成を示すブロック図である。
【0013】図1において、90は被記録媒体1上にイ
ンクを吐出することにより情報の記録を行なう記録ヘッ
ドである。91は記録ヘッド90にインクを供給するた
めのインク供給路である。92はインク供給路91に脱
着可能に取付けられ、インク供給路91を通じて記録ヘ
ッド90にインクを供給するインクタンク内蔵のインク
カートリッジである。93は必要に応じて記録ヘッド9
0のノズル面を覆うためのキャッピング部である。94
はキャッピング部93が記録ヘッド90のノズル面を覆
っているか否かを検出するためのキャッピング検知部で
ある。95はキャッピング時に記録ヘッド90に対して
インクの吸引動作を行なうための吸引ポンプである。9
6は吸引ポンプ95によって吸引されたインクを溜める
廃インク溜めである。97は記録ヘッド90のノズル面
を拭くための拭き動作部である。98は記録ヘッド9
0,キャッピング部93,吸引ポンプ95及び拭き動作
部97を制御し、一連の回復動作を行なわせる回復動作
制御回路である。99は記録ヘッド90が電源投入時に
キャッピングされているか否かによって異なる回復動作
の内容を予め記録しておくメモリである。100はキャ
ッピング部93から吸引ポンプ95によって吸われたイ
ンクが、廃インク溜め96に溜まるまでに、インクが流
れるインク流入路を示している。
【0014】図2は、本発明の好適な一実施例として電
気熱変換体である吐出エネルギー発生手段を有し、イン
クジェット法により記録を行うカラーインクジェット記
録装置の記録ヘッド周辺の構成例を示す図である。
【0015】図2において、用紙またはプラスチックシ
ートなどの被記録材1は記録領域の上下に配置された一
対の搬送ローラ2,3のそれぞれによって支持され、シ
ート送りモータ4で駆動される搬送ローラ2の回転によ
って矢印A方向へ搬送される。被記録材1の記録面前方
には、これと平行にガイドシャフト5が設けられてお
り、このガイドシャフトに沿ってキャリッジ6が摺動可
能に取り付けられており、キャリッジモータ7の回転に
より移動されるワイヤ8により矢印B方向に往復され
る。
【0016】このキャリッジ6には、インクジェットヘ
ッドである記録ヘッド90が搭載されている。この記録
ヘッド90はカラー画像用の記録ヘッドであり、キャリ
ッジ6の走査方向にそれぞれシアン(C),マゼンタ
(M),イエロー(Y),ブラック(Bk)の各色のイ
ンクに対応させて設けた4個の記録ヘッド90、即ち、
黒ヘッド9A,シアンヘッド9B,マゼンタヘッド9
C,イエローヘッド9Dが図示のように順番に配置され
ている。各記録ヘッド90の前面、即ち被記録媒体1の
記録面と所定間隔(例えば0.8mm)を於て対向する面
には、複数(例えば48個または64個)のインク吐出
口が、キャリッジ6の走査方向に略直交する方向に縦一
列に配置されたインク吐出部が設けられている。
【0017】本実施例のインクジェット記録装置の外装
ケース(不図示)に取付けられる操作パネル160に
は、オンライン/オフライン切換えキー16A、ライン
フィードキー16B、フォームフィードキー16C、記
録モード切換キー16D等のキー設定部のほか、複数の
アラームランプ16Eや電源ランプ16F等の警告ラン
プを含む表示部が設けられている。
【0018】図4は、図2に示したインクジェット方式
のカラーインクジェット記録装置の制御回路の構成を示
すブロック図である。
【0019】図4において、マイクロプロセッサ形態の
CPU21は、インターフェイス22を介してホスト装
置14に接続されており、ホスト装置14のコントロー
ラからデータメモリ23に読込まれた指令信号(コマン
ド)や記録情報、ならびにROM形態のプログラムメモ
リ24やRAM形態のワーキングメモリ25等に格納さ
れたプログラムや記録指令データに基づいて記録動作を
制御している。CPU21は、出力ポート26およびモ
ータドライバ27を介してキャリッジモータ7やシート
送りモータ4を制御するとともに、データメモリ23に
格納されている記録情報に基づきヘッド駆動回路29を
介して記録ヘッド9を駆動することにより、被記録材1
上に所望の画像を記録することができる。
【0020】図2に示す、前述した操作パネル160上
の各操作キー16A〜16Dからのキー信号は、入力ポ
ート32を介してCPU21に伝達され、またアラーム
ランプ16Eや電源ランプ16F等の警告ランプ表示に
対しては出力ポート36を介して制御信号が供給され
る。符号33は、装置の外装の底面部分などに設けられ
たディップスイッチ(DIPSW)33であり、そのキ
ー出力は入力ポート34を介してCPU21に伝達され
る。
【0021】また、電源回路28からは、制御ロジック
回路を動作させるためのロジック駆動電圧VCC(例えば
5V)、各種モータ駆動電圧VM (例えば30V)、リ
セット電圧RESET,記録ヘッド90の電気熱変換体
11に通電し発熱させるためのヒート電圧VH (例えば
25V)、および記録ヘッド90の保護用バックアップ
電圧VDD等が出力される。そしてヒート電圧VH は記録
ヘッド90に、バックアップ電圧VDDは、ヘッド駆動回
路29及び記録ヘッド90にそれぞれ印加される。尚、
本実施例では、インクカートリッジ92の挿入位置によ
りインクの種類(色)に関する情報を入力ポート34を
介してCPU21に取り込む機構を設けている。
【0022】図5は、本実施例のインクジェット記録装
置におけるウォーミングアップ動作を表わすフローチャ
ートである。この制御は回復動作制御回路98により実
行され、この制御を実行するプログラムは回復動作制御
回路98に接続されているメモリ99に記憶されてい
る。
【0023】この処理は装置の電源投入と同時に開始さ
れ、まずステップS1でキャッピング検知部94により
インクジェットノズルのキャッピングが行われているか
を検知し、キャッピングが行われている時はステップS
2に進み、そのキャッピング動作を解除する。そしてス
テップS3に進み、拭き動作部97を起動してインクジ
ェットノズルの前面を拭く拭き動作を行い、次にステッ
プS4でインクの吐出量を少なくして予備吐出を行う。
そしてステップS5に進み、吸引量を少なくして吸引ポ
ンプ95により吸引動作を行う。こうしてウォーミング
アップ動作が終了する。
【0024】一方、ステップS1でキャッピングが行わ
れていない時はステップS6に進み、拭き動作部97を
起動してインクジェットノズルの前面を拭く拭き動作を
行い、次にステップS7に進み、インクの吸引量を多く
するようにして吸引ポンプ95により吸引動作を行う。
次にステップS8に進み、インクの吐出量を多くして予
備吐出を行う。キャッピングがされていなかった時のウ
ォーミングアップ動作が終了する。
【0025】このように本実施例によれば、電源オフ時
にインクジェットノズルのキャッピングがされていなか
った場合は、インクジェットノズルが乾燥している可能
性があるため、より入念に記録ヘッドの回復動作を行
う。これに対し、キャッピングが行われている時は通常
の回復動作を行って、無駄なインクの消費や回復動作に
おける余分な時間の浪費を抑えることができる。
【0026】前述の第1の実施例においては、電源投入
時にキャッピング検知部94によりキャッピングがされ
ていることが検知されるか否かにより回復動作を変更す
る制御を示したが本発明はこれに限定されるものでな
く、図6のフローチャートで示すように電源投入時にキ
ャッピングがされていないことを検出すると、キャッピ
ングをしてあるときに行う回復動作の前又は後で、キャ
ッピングされている場合の動作と同じか、又はそれとは
異なる所定の回復動作を行うようにしてもよい。図6の
フローチャートは、キャッピングがされていないことを
検出すると、キャッピングをしてあるときに行う回復動
作の前に、キャッピングされている場合の動作と同じ回
復動作を行う場合の処理を示している。このプログラム
もメモリ99に記憶されている。
【0027】ステップS11で、キャッピング検知部9
4によりヘッドのキャッピングがなされているかどうか
を検知し、キャッピングがされている時はステップS1
5に進むが、キャッピングがなされていない時はステッ
プS12に進み、拭き動作部97を起動してインクジェ
ットヘッドの前面の拭き動作を行うと共に、ステップS
13でインクの吐出量を少なくして予備吐出動作を行
う。そしてステップS14に進み、吸引ポンプ95によ
り吸引量を少なくして吸引動作を実行する。次にステッ
プS15に進み、キャッピングがされていた場合の処理
に進む。
【0028】ステップS15ではキャッピング部93に
よりキャッピングを解除し、ステップS16でインクジ
ェットヘッドの拭き動作を行い、ステップS17で吐出
するインク量を少なくして予備吐出動作を行う。そして
ステップS18に進み、吸引量を少なくして吸引ポンプ
95による吸引動作を行う。こうしてウォーミングアッ
プ処理が終了する。
【0029】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を形成し、記
録を行うインクジェット方式の記録ヘッド、記録装置に
おいて優れた効果をもたらすものである。
【0030】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状にすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0031】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、優れた記録を行うことができる。
【0032】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成としても良い。加
えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリット
を電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭5
9−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収
する開口を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭5
9−138461号公報に基づいた構成とすることもで
きる。
【0033】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。
【0034】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0035】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定にでき
るので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるい
はこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせに
よる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モ
ードを行うことも安定した記録を行うために有効であ
る。
【0036】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。
【0037】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化するもの、もしくは
液体であるもの、あるいは上述のインクジェット方式で
はインク自体を30°C以上70°C以下の範囲内で温
度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるよう
に温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号
付与時にインクが液状をなすものであればよい。
【0038】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、記録媒体に到達する時点では既に固
化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初め
て液化する性質のインクの使用も本発明には適用可能で
ある。このような場合インクは、特開昭54−5684
7号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載
されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状ま
たは固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対
して対向するような形態としてもよい。本発明において
は、上述した各インクに対して最も有効なものは、上述
した膜沸騰方式を実行するものである。
【0039】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、ワードプロセッサやコンピュータ等の情報
処理機器の画像出力端末として一体または別体に設けら
れるものの他、リーダ等と組み合わせた複写装置、さら
には送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を取る
ものであっても良い。
【0040】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できることは言うまでもない。
【0041】以上説明したように本実施例によれば、電
源投入時にインクジェットヘッドがキャッピングされて
いるか否かを検出し、その状態に応じてインクジェット
プリンタのウォーミングアップ時の制御を変更すること
により、より確実にまた無駄のないウォーミングアップ
制御を行なうことができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
源投入時に記録ヘッドがキャッピングされているかどう
かを判別し、キャッピングされていない場合には、これ
に対応した回復制御を行なうことにより、キャッピング
されていない場合でも適切な回復制御を行なって記録で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のインクジェット記録装置の機能構成
を示す機能ブロック図である。
【図2】本実施例のインクジェット記録装置の記録ヘッ
ド周辺の構成を説明するための図である。
【図3】本実施例のインクジェット記録装置の記録ヘッ
ドの断面を模式的に表した図である。
【図4】本実施例のインクジェット記録装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図5】本実施例のインクジェット記録装置のウォーミ
ングアップ時の制御を示すフローチャートである。
【図6】本発明の他の実施例のインクジェット記録装置
のウォーミングアップ時の制御を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 被記録媒体 2,3 搬送送りローラ 4 シート送りモータ 6 キャリッジ 7 キャリッジモータ 9A シアン用記録ヘッド 9B マゼンタ用記録ヘッド 9C イエロー用記録ヘッド 9D ブラック用記録ヘッド 90 記録ヘッドユニット 92 インクカートリッジ 93 キャッピング部 94 キャッピング検知部 95 吸引ポンプ 97 拭き動作部 98 回復動作制御回路 160 操作パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/185 8306−2C B41J 3/04 102 R (72)発明者 面 眞一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出する吐出口から被記録媒体
    に対してインクを吐出する記録ヘッドにより記録を行う
    インクジェット記録装置であって、 前記記録ヘッドの吐出口を閉塞・開放可能なキャッピン
    グ手段と、 前記記録ヘッドに対して吐出回復処理を行い、前記吐出
    口からのインク吐出の回復を行う吐出回復手段と、 前記キャッピング手段により前記吐出口が閉塞されてい
    る否かを検知する検知手段と、 電源投入時、前記検知手段により前記吐出口が閉塞され
    ていないことが検知されると、前記吐出回復手段を作動
    させて前記記録ヘッドの吐出口内のインクを吸引した
    後、前記記録ヘッドの吐出口からインクを吐出させるこ
    とにより吐出回復処理を行なわせる制御手段と、 を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 インクを吐出する吐出口から被記録媒体
    に対してインクを吐出する記録ヘッドにより記録を行う
    インクジェット記録装置であって、 前記記録ヘッドの吐出口を閉塞・開放可能なキャッピン
    グ手段と、 前記記録ヘッドに対して吐出回復処理を行い、前記吐出
    口からのインク吐出の回復を行う吐出回復手段と、 前記キャッピング手段により前記吐出口が閉塞されてい
    る否かを検知する検知手段と、 電源投入時、前記検知手段により前記吐出口が閉塞され
    ていることが検知されると、前記吐出回復手段を作動さ
    せて前記記録ヘッドの吐出口からインクを吐出させた
    後、前記記録ヘッドの吐出口内のインクを吸引すること
    により吐出回復処理を行なわせる制御手段と、 を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 インクを吐出する吐出口から被記録媒体
    に対してインクを吐出する記録ヘッドにより記録を行う
    インクジェット記録装置であって、 前記記録ヘッドの吐出口を閉塞・開放可能なキャッピン
    グ手段と、 前記記録ヘッドに対して吐出回復処理を行い、前記吐出
    口からのインク吐出の回復を行う吐出回復手段と、 前記キャッピング手段により前記吐出口が閉塞されてい
    る否かを検知する検知手段と、 電源投入時、前記検知手段により前記吐出口が閉塞され
    ていることが検知されると、前記吐出回復手段を作動さ
    せて前記記録ヘッドの吐出口からインクを吐出させた
    後、前記記録ヘッドの吐出口内のインクを吸引すること
    により吐出回復処理を行なわせるとともに、前記検知手
    段により前記吐出口が閉塞されていないことが検知され
    ると、少なくとも前記吐出回復手段を作動させて前記記
    録ヘッドの吐出口からインクを吐出させた後、前記記録
    ヘッドの吐出口内のインクを吸引することにより吐出回
    復処理を行なわせた後、前記吐出口が閉塞されている場
    合の処理を再度実行する制御手段と、 を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記吐出回復手段による前記記録ヘッド
    の吐出口内のインクの吸引は、前記検知手段により前記
    吐出口が閉塞されていることが検知される場合に比べて
    吸引量を多くすることを特徴とする請求項1に記載のイ
    ンクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記吐出回復手段による前記記録ヘッド
    の吐出口からインクを吐出させる吐出回復処理は、前記
    検知手段により前記吐出口が閉塞されていることが検知
    される場合に比べてインクの吐出量を多くすることを特
    徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 インクを吐出する吐出口から被記録媒体
    に対してインクを吐出する記録ヘッドにより記録を行う
    インクジェット記録装置におけるインクジェットヘッド
    の回復方法であって、 電源投入時、記録ヘッドの吐出口がキャッピング手段に
    より閉塞されていないとき、前記記録ヘッドの吐出口内
    のインクを吸引した後、前記記録ヘッドの吐出口からイ
    ンクを吐出させることにより前記記録ヘッドの吐出回復
    処理を行なわせることを特徴とするインクジェットヘッ
    ドの回復方法。
  7. 【請求項7】 インクを吐出する吐出口から被記録媒体
    に対してインクを吐出する記録ヘッドにより記録を行う
    インクジェット記録装置におけるインクジェットヘッド
    の回復方法であって、 電源投入時、記録ヘッドの吐出口がキャッピング手段に
    より閉塞されているとき、前記記録ヘッドの吐出口から
    インクを吐出させた後、前記記録ヘッドの吐出口内のイ
    ンクを吸引することにより吐出回復処理を行なわせ、前
    記吐出口が閉塞されていないときには、少なくとも前記
    記録ヘッドの吐出口からインクを吐出させた後、前記記
    録ヘッドの吐出口内のインクを吸引することにより吐出
    回復処理を行なわせた後、前記吐出口が閉塞されている
    場合の処理を再度実行することを特徴とするインクジェ
    ットヘッドの回復方法。
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