JPH05308273A - 入力バッファ回路 - Google Patents

入力バッファ回路

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JPH05308273A
JPH05308273A JP4138086A JP13808692A JPH05308273A JP H05308273 A JPH05308273 A JP H05308273A JP 4138086 A JP4138086 A JP 4138086A JP 13808692 A JP13808692 A JP 13808692A JP H05308273 A JPH05308273 A JP H05308273A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力信号の振幅レベルが小さく、入力の高レ
ベルが電源電圧より小さく、低レベルがしきい値電圧よ
り大きい入力信号に対してCMOS振幅レベルにインタ
ーフェースできる入力バッファ回路を得ることを目的と
する。 【構成】 入力信号の差動で動作する増幅器25a,2
5b,25cを用いて、前段は2つの増幅器25a,2
5bの対称形とし、後段は前段の2つの出力を入力とす
る増幅器25cで構成し、増幅器25a,25bの2つ
の入力端子1,2には、同位相で相互に信号レベルの反
転した信号を入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CMOS入力バッフ
ァ回路に関し、特に、入力信号の振幅レベルが小さく、
入力の高レベルが電源電圧より小さく低レベルがCMO
Sインバータのしきい値電圧より大きい入力信号を、C
MOS振幅レベルに等しいレベルにインターフェースで
きるものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のCMOS入力バッファ回
路である。図において、27はソースが電源Vcc(第1
の電源ノードの電位である5V)に接続されたPMOS
トランジスタ(第1導電型のMOSトランジスタ、以
下、PMOSTrと称す)、28はソースがグランド
(第2の電源ノードの電位である0V)に接続されたN
MOSトランジスタ(第2導電型のMOSトランジス
タ、以下、NMOSTrと称す)であり、PMOSTr
27とNMOSTr28とはそのドレイン同士が接続さ
れている。
【0003】また、1は入力信号端子であり、PMOS
Tr27とNMOSTr28のゲートに接続されてい
る。また29は出力信号端子であり、PMOSTr27
とNMOSTr28のドレインに接続されている。
【0004】次に動作について説明する。この回路は、
入力信号端子1からの入力信号が、PMOSTr27,
NMOSTr28のゲートに入力されると、出力信号端
子29からはその論理レベルを反転した信号を出力す
る。
【0005】即ち、入力信号が“H”であれば、PMO
STr27がオフ,NMOSTr28がオンし、出力端
子29からは“L”が出力される。また、入力信号が
“L”であれば、PMOSTr27がオン,NMOST
r28がオフし、出力端子29からは“H”が出力され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のCMOS入力バ
ッファ回路は以上のように構成されているので、入力信
号の論理振幅レベル△Vが小さく、入力信号V1 がVDD
>V1 >Vth>0(VDD:電源電圧,Vth:NMOST
rのしきい値電圧)であるとき、例えば、ECL回路を
プラスの電源で駆動したときに得られる、3.3V−
4.1Vの間を論理振幅とする入力信号を入力したと
き、PMOSTr,NMOSTrはともに導通状態とな
り、入力信号が△Vで振幅しても、出力電圧が電源電圧
レベルや接地電圧レベルに応答しにくくなり、さらに貫
通電流が常に流れてしまうという問題点があった。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、△V:VDD>△V>0の振幅
レベルの入力信号で応答し、入力バッファ回路として動
作できる回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る入力バッ
ファ回路は、2つの入力の差電位で動作する増幅器を3
つ用いて振幅増幅回路を構成し、この3つの増幅器のう
ち、前段は2つの増幅器の対称形で構成し、2つの入力
端子に同相かつ論理レベルが相互に反転した信号を入力
することで、前段の2組の増幅器の出力端子にそのレベ
ルを増幅した信号を得、これをさらにもう一つの差動で
動作する増幅器の2つの入力端子に入力することで、そ
の出力レベルを電源電圧あるいは接地電圧レベルの間を
論理振幅とし、さらにその出力でCMOSインバータの
トランジスタを応答せしめるようにしたものである。
【0009】また、この発明に係る入力バッファ回路
は、3つの増幅器と接地ノードの間にそれぞれ第3ない
し第5のNchトランジスタを設けるとともに、第3の
増幅器の出力とCMOSインバータの入力との間に、2
入力NAND回路を設け、この第3ないし第5のトラン
ジスタのゲートに制御信号を与えるとともに、その一方
の入力に上記第3の増幅器の出力が入力される上記2入
力NAND回路の他方に上記制御信号を入力するように
したものである。
【0010】さらに、この発明に係る入力バッファ回路
は、3つの増幅器と接地ノードの間にそれぞれ第3ない
し第5のPchトランジスタを設けるとともに、第3の
増幅器の出力とCMOSインバータの入力との間に、2
入力NAND回路を設け、この第3ないし第5のトラン
ジスタのゲートに制御信号を与えるとともに、その非反
転入力に上記第3の増幅器の出力が入力される上記2入
力NAND回路の反転入力に上記制御信号を入力するよ
うにしたものである。
【0011】
【作用】この発明においては、3つの増幅器のうち、前
段には2組の対称形で構成し、2つの入力端子は同相で
反転信号を入力することで、前段の2組の増幅器での出
力端子のレベルを増幅し、さらにもう一つの差動で動作
する増幅器の2つの入力端子に入力することで、出力レ
ベルを電源電圧あるいは接地電圧レベルに振幅させるこ
とで最終段のバッファ回路を応答させる。
【0012】また、この発明においては、3つの増幅器
と接地ノードの間に第3ないし第5のNchトランジス
タを設けるとともに、第3の増幅器の出力とCMOSイ
ンバータの入力との間に、2入力NAND回路を設け、
この第3ないし第5のトランジスタと2入力NAND回
路を共通の制御信号で制御するようにしたので、動作が
不要な時に貫通電流が流れるのを防止できる。
【0013】さらに、この発明においては、3つの増幅
器と接地ノードの間に第3ないし第5のPchトランジ
スタを設けるとともに、第3の増幅器の出力とCMOS
インバータの入力との間に、2入力NAND回路を設
け、この第3ないし第5のトランジスタと2入力NAN
D回路の反転入力を共通の制御信号で制御するようにし
たので、動作が不要な時に貫通電流が流れるのを防止で
きる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は本発明の一実施例による入力バッファ回路
装置を示す。図において、従来例と同一符号及び同一記
号のものは同一または相当部分を示し、その説明を省略
する。
【0015】2は入力端子1と同一の入力端子である
が、同位相かつ論理レベルが相互に反転した信号が入力
される。3,4および6,5は、それぞれ、入力端子
1,2から入力される入力信号の差動電位を受ける、第
2導電型の第1および第2のMOSトランジスタとして
の一対のNMOSTrであり、そのソースは共通接続さ
れて、後述するトランジスタ21,22を介して接地ノ
ードに接続されている。7,8および9,10はNMO
STr3,4および5,6の負荷となる、第1導電型の
第1および第2のMOSトランジスタとしてのPMOS
Trであり、そのソースは共通接続されて電源ノードに
接続されるとともに、そのドレインはトランジスタ3,
4および5,6のドレインにそれぞれ接続され、かつそ
のゲートは共通接続されて、トランジスタ7,3および
9,5の共通ドレインに接続されている。
【0016】そして上述のトランジスタ3,4,7,
8,21により第1の増幅器としての増幅器25aが、
トランジスタ5,6,9,10,22により第2の増幅
器としての増幅器25bがそれぞれ構成されている。
【0017】また、11,12は、それぞれ、増幅器2
5a,25bの出力端子16,18から入力される入力
信号の差動電位を受ける、第2導電型の第1および第2
のMOSトランジスタとしての一対のNMOSTrであ
り、そのソースは共通接続されて、後述するトランジス
タ23を介して接地ノードに接続されている。13およ
び14はNMOSTr11および12の負荷となる、第
1導電型の第1および第2のMOSトランジスタとして
のPMOSTrであり、そのソースは共通接続されて電
源ノードに接続されるとともに、そのドレインはトラン
ジスタ11および12のドレインにそれぞれ接続され、
かつそのゲートは共通接続されて、トランジスタ13,
11の共通ドレインに接続されている。
【0018】そして上述のトランジスタ11,12,1
3,14,23により第3の増幅器としての増幅器25
cが構成されている。
【0019】そして、以上の第1の増幅器25a,第2
の増幅器25bおよび第3の増幅器25cにより、3.
3V−4.1Vを論理振幅とし、同位相かつ相互に論理
レベルが反転した一対の入力信号の振幅を増幅し、CM
OSレベルの信号に変換する振幅増幅回路25が構成さ
れている。
【0020】これは、上述のように、第1の増幅器25
aと第2の増幅器25bが上記一対の入力信号を対称形
で受け、この第1,第2の増幅器25a,25bの増幅
出力を上記第3の増幅器25cで差動増幅してその振幅
をCMOSレベルに拡大し、その出力を後述するバッフ
ァ回路30に出力するものである。
【0021】また、30はPMOSTr27とNMOS
Tr28とから構成されたバッファ回路(CMOSイン
バータ)である。
【0022】26はこのバッファ回路30と増幅器25
cの間に設けられた2入力NAND回路であり、その一
方の入力が増幅器25cの出力端子20に、その他方の
入力がトランジスタ21,22,23のゲートとともに
制御信号端子24に接続されている。
【0023】PMOSTr7,9,13はそれぞれゲー
トとドレインが接続されているので、PMOSTr7,
8,9,10,13,14はそれぞれ定電流源として動
作する。また、NMOSTr3,4,5,6,11,1
2のソースに接続されたNMOSTr21,22,23
は制御信号端子24に高レベル(第2の電源電位)の制
御信号が供給されたとき、増幅器として動作状態とな
る。
【0024】次に動作について説明する。上記のように
構成された増幅器25a,25bのNMOSTr4,6
のドレインからの出力端子16、18は、NMOSTr
11,12,23およびPMOSTr13,14によ
り、上記増幅器25a,25bと同様に構成された増幅
器25cのNMOSTr11,12に接続されている。
即ち、本実施例装置は3組の増幅器25a〜25cで構
成されている。
【0025】そしてこの最終段の増幅器25cのNMO
STr12からの出力端子20と、制御信号端子24と
を入力した2入力NANDゲート26に接続され、その
出力がCMOSバッファ回路30に伝達される。
【0026】ここで、入力端子1の電位V1 および入力
端子2の電位V2 がVDD>V1 >V2 >Vth>0で与え
られるものとする。但し、VDDは電源電圧,VthはNM
OSTrのしきい値電圧である。
【0027】すると、増幅器25bのNMOSTr6は
その導通度が増し、増幅器25aのNMOSTr4はそ
の導通度が下がるので、ほぼ同じに増幅器25aの出力
端子16は高レベル,増幅器25bの出力端子18は低
レベルにそれぞれ変化する。この2つの出力端子16,
18からの出力信号は最終段の増幅器25cのNMOS
Tr11,12に入力伝達され、NMOSTr11はそ
の導通度が増し、12はその導通度が下がり、これによ
り出力端子20は高レベルとなり、2入力NAND回路
26に伝達される。
【0028】このとき、増幅器が動作状態であるので2
入力NAND回路26は低レベルとなり、CMOSバッ
ファ回路のPMOSTr27は導通状態,NMOSTr
28は非導通状態となり、出力端子29にはほぼ電源電
圧レベルの電圧が出力信号として現れる。
【0029】一方、入力端子1,2の電圧の関係が、つ
まりVDD>V2 >V1 >Vth>0のときは、上記と逆に
出力端子29にほぼ接地のレベルの電圧が出力信号とし
て現れる。
【0030】また、この入力バッファ回路の出力信号が
不必要な場合、制御信号端子24に接地レベルの電圧を
入力することで、上記の増幅器は非動作状態となり、2
入力NANDの出力は電源電圧に固定され、出力端子2
9は接地レベルに固定される。このため貫通電流が流れ
ることを防ぐことができる。
【0031】このように、上記実施例によれば、2つの
増幅器とその後段の1つの増幅器とで構成された、増幅
器の前段の2つの増幅器の2つの入力端子に、論理振幅
レベル△Vが、VDD>V1 ,V2 >Vth>0のとき△V
=|V1 −V2 |(△Vは振幅レベル)である振幅の小
さい入力信号が、位相が同じで、かつ相互に反転した一
対の入力信号として入力されると、その出力端子は、そ
れぞれ高レベル、低レベルに電圧が変化し、さらに後段
の増幅器はさらに高レベル、あるいは低レベルに電圧が
増幅されるのでバッファ回路の出力端子が電源電圧レベ
ル、接地レベルを出力できる効果がある。
【0032】また、上記実施例によれば、各増幅器を構
成する1対のNMOSTrと接地端子との間にNMOS
Trを設けるとともに、最終段の増幅器の出力とCMO
Sバッファ回路との間に、2入力NAND回路を設け、
回路の動作が必要な時はこれらを制御信号で駆動するよ
うにしたので、制御信号を“L”レベルにすることで出
力端子の電圧を接地レベルに固定でき、貫通電流が流れ
るのを防ぐことができ、回路の低消費電力化を図ること
ができるという効果がある。
【0033】図3は本発明の他の実施例による入力バッ
ファ回路を示す。この実施例は、図1の実施例のNMO
Sトランジスタ21,22,23の代わりにPMOSト
ランジスタ31,32,33を設け、かつともに非反転
信号を入力する2入力NANDインバータ26の代わり
に増幅器25cの出力を非反転入力で受け、PMOSト
ランジスタ31,32,33のゲートに入力させる制御
信号を反転入力で受ける2入力NANDインバータ36
を設けたものである。
【0034】この実施例によれば、各増幅器を構成する
1対のNMOSTrと接地端子との間にPMOSTrを
設けるとともに、最終段の増幅器の出力とCMOSバッ
ファ回路との間に、2入力NAND回路を設け、回路の
動作が必要な時はこれらを制御信号で駆動するようにし
たので、制御信号を“H”レベルにすることで出力端子
の電圧を接地レベルに固定でき、貫通電流が流れるのを
防ぐことができ、回路の低消費電力化を図ることができ
るという効果がある。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る入力
バッファ回路によれば、第2導電型の第1,第2のMO
Sトランジスタのソース同士を共通接続して第2の電源
ノードに接続し、第1導電型の第1,第2のMOSトラ
ンジスタのソース同士を共通接続して第1の電源ノード
に接続するとともに、そのドレインを第2導電型の第
1,第2のMOSトランジスタのドレインと相互に共通
接続し、かつそのゲート同士を共通接続して第1および
第2導電型の第1のMOSトランジスタの共通ドレイン
に接続し、第2導電型の第1,第2のMOSトランジス
タのゲートを第1,第2の入力とし、かつ第1および第
2導電型の第2のMOSトランジスタの共通ドレインを
出力とする増幅器を3つ用意し、第1の増幅器の第1,
第2の入力および第2の増幅器の第2,第1の入力に同
位相かつ相互に論理レベルが反転した信号を入力し、第
1,第2の増幅器の増幅出力を第3の増幅器の第1,第
2の入力に入力して第1,第2の入力の論理振幅をCM
OSレベルに拡大する振幅増幅回路を構成し、かつ第3
の増幅器の出力をCMOSインバータに入力するように
したので、第1,第2の増幅器に入力された論理振幅が
小さい信号を順次増幅でき、第1,第2の電源電位の間
を論理振幅とする信号をCMOSインバータより出力で
きる。
【0036】また、本発明に係る入力バッファ回路によ
れば、第1ないし第3の増幅器を構成する第2導電型の
第1,第2のMOSトランジスタと第2の電源ノードと
の間に第2導電型の第3ないし第5のNMOSトランジ
スタを設けるとともに、第3の増幅器の出力とCMOS
インバータとのあいだに2入力NAND回路を設け、こ
の第3ないし第5のMOSトランジスタと2入力NAN
D回路を制御信号により非動作時にオフするようにした
ので、制御信号を“L”レベルにすることで出力端子の
電圧を第2電源電位レベルに固定でき、貫通電流を防ぐ
ことができ、回路の低消費電力化を図ることができる。
【0037】さらに、本発明に係る入力バッファ回路に
よれば、第1ないし第3の増幅器を構成する第2導電型
の第1,第2のMOSトランジスタと第2の電源ノード
との間に第2導電型の第3ないし第5のPMOSトラン
ジスタを設けるとともに、第3の増幅器の出力とCMO
Sインバータとのあいだに2入力NAND回路を設け、
この第3ないし第5のMOSトランジスタと2入力NA
ND回路を制御信号により非動作時にオフするようにし
たので、制御信号を“L”レベルにすることで出力端子
の電圧を第2電源電位レベルに固定でき、貫通電流を防
ぐことができ、回路の低消費電力化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による入力バッファ回路を
示す回路図である。
【図2】従来の入力バッファ回路を示す図である。
【図3】この発明の他の実施例による入力バッファ回路
を示す回路図である。
【符号の説明】
1,2 入力端子 29 出力端子 3,4,5,6,11,12,21,22,23 NM
OSトランジスタ 7,8,9,10,13,14,31,32,33 P
MOSトランジスタ 25 振幅増幅回路 25a,25b,25c 増幅器 26,36 2入力NANDインバータ 30 バッファ回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 そのソース同士が共通接続されて第1の
    電源ノードに接続された第1導電型の第1および第2の
    MOSトランジスタ、 そのソース同士が共通接続されて第2の電源ノードに接
    続された第2導電型の第1および第2のMOSトランジ
    スタを備え、 上記第1導電型の第1および第2のMOSトランジスタ
    のゲート同士が共通接続されるとともに該第1導電型の
    第1のMOSトランジスタのドレインに接続され、 上記第1導電型の第1および第2のMOSトランジスタ
    と第2導電型の第1および第2のMOSトランジスタの
    ドレイン同士がそれぞれ共通接続され、 上記第2導電型の第1および第2のMOSトランジスタ
    のゲートには第1および第2の入力ノードがそれぞれ接
    続され、 かつ、上記第1導電型および第2導電型の第2のMOS
    トランジスタの相互に共通接続されたドレインには出力
    ノードが接続されてなる第1ないし第3の増幅器からな
    り、 上記第1の増幅器の第1,第2の入力ノードには、振幅
    レベルが小さくその第1のレベルが第1の電源ノードの
    電位より小さくその第2のレベルがCMOSインバータ
    のしきい値よりも大きい、互いに同位相かつ相互に信号
    レベルが反転した第1,第2の入力信号がそれぞれ入力
    され、 上記第2の増幅器の第1,第2の入力ノードには、上記
    第2,第1の入力信号がそれぞれ入力され、 上記第3の増幅器の第1,第2の入力ノードには上記第
    1,第2の増幅器の出力ノードがそれぞれ接続されてな
    り、 上記第1,第2の入力信号の論理振幅をCMOSレベル
    に拡大する振幅増幅回路と、 該振幅増幅回路の出力を反転した、上記第1および第2
    の電源ノードの電位の間を論理振幅とする信号を出力す
    るCMOSインバータとを備えたことを特徴とする入力
    バッファ回路。
  2. 【請求項2】 上記第1ないし第3の増幅器を構成す
    る、上記第2導電型の第1および第2のMOSトランジ
    スタの相互に共通接続されたソースと第2の電源電位と
    の間に、第2導電型の第3ないし第5のMOSトランジ
    スタを設けるとともに、 上記第3の増幅器の出力ノードと上記CMOSインバー
    タの入力ノードとの間に2入力NANDゲート回路を設
    け、 かつ上記第3ないし第5のMOSトランジスタのゲート
    を制御信号に接続し、 上記2入力NAND回路の一方の入力は上記第3の増幅
    器の出力信号が接続されるとともに、他方の入力は、上
    記制御信号が接続され、 上記制御信号によって、動作が不必要なときに貫通電流
    を制御することを特徴とする請求項1記載の入力バッフ
    ァ回路。
  3. 【請求項3】 上記第1ないし第3の増幅器を構成す
    る、上記第2導電型の第1および第2のMOSトランジ
    スタの相互に共通接続されたソースと第2の電源電位と
    の間に、第1導電型の第3ないし第5のMOSトランジ
    スタを設けるとともに、 上記第3の増幅器の出力ノードと上記CMOSインバー
    タの入力ノードとの間に一方が非反転入力,他方が反転
    入力である2入力NANDゲート回路を設け、 かつ上記第3ないし第5のMOSトランジスタのゲート
    を制御信号に接続し、 上記2入力NAND回路の非反転入力は上記第3の増幅
    器の出力信号が接続されるとともに、反転入力は、上記
    制御信号が接続され、 上記制御信号によって、動作が不必要なときに貫通電流
    を制御することを特徴とする請求項1記載の入力バッフ
    ァ回路。
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