JPH05307844A - 速度検出装置および速度制御装置 - Google Patents

速度検出装置および速度制御装置

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JPH05307844A
JPH05307844A JP4139747A JP13974792A JPH05307844A JP H05307844 A JPH05307844 A JP H05307844A JP 4139747 A JP4139747 A JP 4139747A JP 13974792 A JP13974792 A JP 13974792A JP H05307844 A JPH05307844 A JP H05307844A
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JP
Japan
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speed
output
light spot
sampling
track
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JP4139747A
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English (en)
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Haruyuki Suzuki
晴之 鈴木
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/08505Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
    • G11B7/08529Methods and circuits to control the velocity of the head as it traverses the tracks

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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタル的な回路構成によって回路定数等の
影響を受けないようにして、安定な速度検出動作と速度
制御動作とを可能にする。 【構成】 トラッククロス検出手段と、トラッククロス
パルスの計数手段と、計数手段の出力を定期的にサンプ
ルする手段とを備えた速度検出装置において、サンプル
手段の少なくとも1サンプル以前のサンプル値と、現在
のサンプル値との差に基いて、光スポットとトラックと
の間の相対速度を検出する相対速度検出手段を設ける。 【効果】 横断トラック数をカウントする計数手段を定
期的にサンプリングし、その差分値によって速度検出を
行うので、簡単にデジタル値で検出速度の情報が得られ
誤差の少ない制御が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ディスク装置など
のシーク回路における速度検出装置および速度制御装置
に係り、特にデジタル的な回路構成によって回路定数等
の影響を受けないようにして、安定な速度検出動作と速
度制御動作とを可能にした速度検出装置および速度制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスク装置においては、光デ
ィスクに集光させた光スポットが、光ディスク上のトラ
ックを横切る度ごとに一定数のトラックパルスを発生さ
せるトラックパルス発生手段と、このトラックパルスの
周波数から光スポットの移動速度を検出する速度検出手
段とからなるシーク手段を備えている(例えば、特開平
2−33731号公報)。
【0003】この従来の光ディスク装置では、光スポッ
トと光ディスクのトラックとの間の相対速度を検出する
ために、光スポットとトラックとの相対移動に応じて周
期的に得られるトラックパルスの周波数を、電圧に変換
する回路、いわゆるF/V変換器が一般に用いられてい
る。図5は、F/V変換器について、その要部構成の一
例を示す機能ブロック図である。図において、11はモ
ノマルチバイブレータ(MM)、12はアンプ、13は
抵抗器、14はコンデンサを示し、また、INは入力信
号、MMOはモノマルチバイブレータ11の出力、OU
Tはアンプ12の出力信号を示す。
【0004】図6は、図5に示したF/V変換器の動作
を説明するためのタイムチャートである。各信号波形に
付けられた符号は、図5の符号位置に対応している。こ
の図6にMMOで示すように、モノマルチバイブレータ
11は、入力信号INの立上りでトリガされて、一定幅
のパルスを出力する。
【0005】このモノマルチバイブレータ11の出力M
MOが、後段のアンプ12で増幅されて、図6にOUT
で示すような出力信号が、アンプ12から発生されるこ
とになる。ところが、このF/V変換器は、アナログ回
路であり、その出力は、アナログ回路定数のバラツキ
や、増幅器のオフセットあるいはゲイン誤差等の原因に
よって、可成りの誤差成分を有している。
【0006】F/V変換器では、このような誤差が存在
することにより、シーク速度制御が不安定になりやす
い、という問題がある。その上、シーク速度制御ループ
それ自体も、F/V変換器、減算器、アンプ等のアナロ
グ回路で構成されており、誤差が生じやすいハード構成
であるから、同様に、安定な速度制御を行うのは困難で
ある、という不都合があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
アナログ回路を使用した速度検出装置におけるこのよう
な不都合を解決し、回路定数等の影響をほとんど受けな
いデジタル的な回路で構成することによって、安定した
速度制御が可能な速度検出装置および速度制御装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
ディスクのトラックと光スポットとの相対移動に応じ
て、周期的なトラッククロスパルスを得るトラッククロ
ス検出手段と、前記トラッククロスパルスを計数する計
数手段と、前記計数手段の出力を定期的にサンプリング
するサンプリング手段、とを備えた速度検出装置におい
て、前記サンプリング手段の少なくとも1サンプル以前
のサンプル値と、現在のサンプル値との差に基いて、前
記光スポットとトラックとの間の相対速度を検出する相
対速度検出手段を備えた構成である。
【0009】第2に、ディスクのトラックと光スポット
との相対移動に応じて、周期的なトラッククロスパルス
を得るトラッククロス検出手段と、前記トラッククロス
パルスを計数する計数手段と、前記計数手段の出力を定
期的にサンプリングするサンプリング手段、とを備えた
速度検出装置において、前記サンプリング手段の少なく
とも1サンプル以前のサンプル値と、現在のサンプル値
との差に基いて、前記光スポットとトラックとの間の相
対速度を検出する相対速度検出手段と、前記相対速度の
信号をデジタル的に平滑するデジタルフィルタ手段と、
前記計数手段の出力に応じてデジタル的に目標速度信号
を発生する目標速度信号発生手段と、前記デジタルフィ
ルタ手段の出力と、前記目標速度信号とをデジタル的に
比較する比較手段、とを備え、前記比較手段の比較結果
に応じて前記光スポットを駆動するように構成してい
る。
【0010】第3に、ディスクのトラックと光スポット
との相対移動に応じて、周期的なトラッククロスパルス
を得るトラッククロス検出手段と、前記トラッククロス
パルスを計数する計数手段と、前記計数手段の出力を定
期的にサンプリングするサンプリング手段、とを備えた
速度検出装置において、前記サンプリング手段の少なく
とも1サンプル以前のサンプル値と、現在のサンプル値
との差に基いて、前記光スポットとトラックとの間の相
対速度を検出する相対速度検出手段と、前記計数手段の
出力に応じてデジタル的に目標速度信号を発生する目標
速度信号発生手段と、前記相対速度の信号と、前記目標
速度信号とをデジタル的に比較する比較手段と、前記比
較手段の比較結果をデジタル的に平滑するデジタルフィ
ルタ手段、とを備え、前記デジタルフィルタ手段の平滑
結果に応じて前記光スポットを駆動するように構成して
いる。
【0011】
【作用】この発明の速度検出装置および速度制御装置で
は、サンプリング手段の少なくとも1サンプル以前のサ
ンプル値と、現在のサンプル値との差に基いて、光スポ
ットとトラックとの間の相対速度を検出する相対速度検
出手段を設けることにより、デジタル的な構成による速
度検出を可能にしている(請求項1から請求項3の発
明)。さらに、このようにして検出された相対速度信号
をデジタル的に平滑して目標速度信号とを比較し、その
比較結果に応じて光スポットを駆動したり(請求項2の
発明)、あるいは、相対速度信号と目標速度信号とをデ
ジタル的に比較し、その比較結果をデジタル的に平滑し
平滑結果に応じて光スポットを駆動する(請求項3の発
明)。
【0012】
【実施例1】次に、この発明の速度検出装置および速度
制御装置について、図面を参照しながら、その実施例を
詳細に説明する。この実施例は、請求項1と請求項2の
発明に対応している。
【0013】図1は、この発明の速度検出装置につい
て、その要部構成の一実施例を示す機能ブロック図であ
る。図において、1はディスク、2は光ヘッド、3はカ
ウンタ、4は目標速度発生手段、5は速度検出手段で、
51はその第1のDフリップフロップ回路(D1)、5
2は第2のDフリップフロップ回路(D2)、53は減
算器、6はデジタルフィルタで、61はその係数aを有
するアンプ、62は係数bを有するアンプ、63は加算
手段、64は第3のDフリップフロップ回路(D3)、
7は比較器、8は係数cを有するアンプ、9はクロック
発生手段を示し、また、TCはトラッククロスパルス、
TCNはカウンタ3から出力されるトラッククロスパル
ス計数信号、VRは光スポットの移動目標速度信号、V
D1は検出速度信号、VD2は平滑された検出速度信
号、VEは比較器7の出力、CLKはクロックパルス信
号を示す。
【0014】この図1に示したこの発明の速度検出装置
について、まず、従来と共通する動作から説明する。デ
ィスク1に光スポットを集光し、光スポットとディスク
1上のトラックとの相対移動を行うと、その移動に対応
して光ヘッド2から、公知のトラッククロスパルスTC
が発生される。
【0015】このトラッククロスパルスTCは、カウン
タ3に入力され、パルスTCの立上りおよび立下りのエ
ッジ毎に、順次カウントされる。したがって、カウンタ
3から出力されるトラッククロスパルス計数信号TCN
は、光スポットのトラック横切り数を示すことになる。
【0016】この計数信号TCNが、同じく公知の目標
速度発生手段4へ与えられて、光スポットの移動目標速
度信号VRが出力される。この目標速度発生手段4は、
例えば、移動させたいトラック数Nと計数信号TCNと
の差(残トラック数)、すなわち、N−TCNの平方根
に比例した値の移動目標速度信号VRを生成する。
【0017】この関係を式で示せば、 VR=K1 *√(N−TCN) …… (1) となる。この式(1) の関係式による演算は、その演算結
果をROM等にテーブルとしてストアしておいてもよい
し、CPU等の演算装置でその都度演算してもよい。以
上の動作は、従来と同様である。
【0018】この発明の速度検出装置では、この計数信
号TCNを、同時に、相対速度検出手段を構成する速度
検出手段5へ入力して、検出速度信号VD1を得るよう
にしている。速度検出手段5の内部には、クロック発生
手段9から定期的に出力されるクロック信号CLKに同
期して、計数信号TCNをサンプリングするサンプリン
グ手段が設けられている。
【0019】このサンプリング手段は、ハードウエア構
成では、例えば、第1のDフリップフロップ回路51
と、第2のDフリップフロップ回路52であり、ソフト
ウエア構成では、「クロック信号CLKに同期して計数
信号TCNを読み、メモリにストアする」手段に相当す
る。この第1のDフリップフロップ回路51と、第2の
Dフリップフロップ回路52は、カスケードに接続され
ており、それぞれの出力が減算器53へ与えられて減算
される。
【0020】この場合に、第1のDフリップフロップ回
路51の出力に対して、第2のDフリップフロップ回路
52の出力は、1クロック時間だけ遅れているので、減
算器53の出力は、1クロック時間における計数信号T
CNの変化量、すなわち、光スポットが1クロック時間
内に何トラック横切ったか、を示す情報となる。したが
って、減算器53の出力(速度検出手段5の出力)であ
る検出速度信号VD1は、光スポットの移動速度に比例
した量である。以上の動作を図示すれば、次の図2のよ
うになる。
【0021】図2は、この発明の速度検出装置におい
て、速度検出手段5の動作を説明するタイムチャートで
ある。各信号波形に付けられた符号は図1の符号位置に
対応しており、また、Timeは図2の左端を基準にし
たクロック信号CLKの数を示す。
【0022】この図2に示すように、クロックパルスC
LK毎に、計数信号TCNの値がD1(第1のDフリッ
プフロップ回路51)にロードされる。この図2では、
一般的なデジタル回路の動作に合せて、CLK(クロッ
クパルス)とD1(第1のDフリップフロップ回路5
1)およびD2(第2のDフリップフロップ回路52)
の入力の変化が一致したときは、直前のD入力がロード
される場合を示している。
【0023】例えば、Time=1〜2のCLKでは、
TCN=0がD1にロードされ、次のTime=2〜3
のCLKでは、TCN=1がD1にロードされる。ここ
で、VD1(検出速度信号)=D1−D2であるから、
Timeが大きくなって、TC(トラッククロスパル
ス)の周波数(すなわち、光スポットの移動速度)が大
きくなると、それに対応してVD1の値も大きくなる。
【0024】このように、VD1(検出速度信号)は、
光スポットの速度に対応しており、その速度を表わす情
報である。この発明では、このVD1(検出速度信号)
を、次段の図1のデジタルフィルタ6へ入力して、平滑
化する。
【0025】デジタルフィルタ6は、係数aと係数bと
を有しており、また、CLK(クロックパルス)に同期
して、加算手段63の出力をストアするサンプリング手
段として、D3(第3のDフリップフロップ回路64)
を備えている。加算手段63は、 VD2=a*VD1+b*D3 …… (2) の演算を行う。
【0026】ここで、D3の性質は、先のD1,D2と
同じである。このデジタルフィルタ6の出力VD2が、
平滑された検出速度信号であり、目標速度発生手段4か
ら出力される光スポットの移動目標速度信号VRと、比
較器7によって比較される。
【0027】その比較結果が増幅されて、光ヘッド2を
含む図示しない公知の光スポット駆動手段へ与えられ、
光スポットを、その速度が移動目標速度信号VRに応じ
た値になるよう駆動する。次に、デジタルフィルタ6の
動作を、次の図3の具体的数値例によって説明する。
【0028】図3は、この発明の速度検出装置における
デジタルフィルタ6について、その具体的な数値例を示
す図である。図の符号は、図1および図2と同様であ
る。
【0029】この図3では、先の式(2) による演算結果
を一覧表として示しており、入力されるVD1(検出速
度信号)は、先の図2と同一であるが、縦方向に並べて
図示している。また、Timeは、0と1を省略し、2
から後の数値を示している。
【0030】D3の初期値は0とし、また、係数a=
0.25、係数b=0.75の場合である。したがっ
て、先の式(2) は、次の式(3) で示すことができる。 VD2=0.25*VD1+0.75*D3 …… (3)
【0031】この式(3) による演算結果を、D3=VD
2として、第3のDフリップフロップ回路64(D3)
にストアし、次の「Time」に備える。例えば、Ti
me=3では、D3=0であるから、VD2=0.25
となり、また、Time=4では、D3=0.25(T
ime=3でのVD2がストア値となる)であるから、
VD2=0.1875となる。
【0032】以下も同様の動作が行われ、それぞれの演
算結果が、第3のDフリップフロップ回路64(D3)
にストアされる。この図3から一見して明らかなよう
に、VD1に対して、VD2は滑らかに平滑されてい
る。
【0033】このように、VD2(デジタルフィルタ6
の出力、すなわち、検出速度信号)が平滑化されている
ので、比較器7の出力VEは、急激な変化がない。その
ため、光スポットも急激に駆動されることがないので、
安定な速度制御が可能になる。
【0034】その上、比較器7の出力VEは、デジタル
値であるから、トラッククロスパルスTCから比較器7
の出力VEまでの間にアナログ回路が介在せず、正確な
制御を行うことができる。この比較器7の出力VEに応
じて光スポットを駆動するには、例えば、D/A変換器
によって電圧に変換すれば、容易に駆動することができ
る。
【0035】この場合でも、誤差は、D/A変換器とそ
の後段の駆動回路(いずれも図示せず)の誤差だけです
み、従来の方式のように、初段の速度検出からアナログ
回路で行う方式に比べて、大幅に誤差を低減することが
できる。また、比較器7の出力VEを、PWM(Pulse
Width Modulation )回路等の公知のパルス変換器を
通して、直接光ヘッド駆動手段へ与えれば、より少ない
誤差で制御を行うことが可能になる。
【0036】
【実施例2】次に、この発明の速度制御装置について、
他の実施例を説明する。この実施例は、請求項3の発明
に対応している。
【0037】図4は、この発明の速度検出装置につい
て、他の実施例を示す機能ブロック図である。図におけ
る符号は図1と同様であり、また、VE1は比較器7の
出力、VE2はデジタルフィルタ6の出力を示す。
【0038】この図4に示す実施例では、速度検出手段
5の出力である検出速度信号VD1を、直接比較器7へ
与えて、目標速度発生手段4から出力される光スポット
の移動目標速度信号VRと比較している。すなわち、先
の実施例の図1では、検出速度信号VD1を平滑化する
ために、デジタルフィルタ6を介して比較器7で比較し
ていたが、この実施例では、先に検出速度信号VD1と
移動目標速度信号VRとを比較し、その比較結果である
比較器7の出力VE(図4ではVE1に相当する)を、
デジタルフィルタ6へ入力して平滑化する。
【0039】また、この図4の実施例では、目標速度発
生手段4の構成上の制約から、光スポットの移動目標速
度信号VRの値が連続的に発生されず、飛びとびの値が
得られるとき、好ましい効果が得られる。例えば、目標
速度発生手段4の演算語長が8ビットしかなく、移動目
標速度信号VRの最大値を「255」近くまでとらなけ
ればならないとき(すなわち、最大シーク速度が大きい
装置の場合)には、移動目標速度信号VRは整数値しか
表現できない。
【0040】この場合に、この移動目標速度信号VR
を、例えば、先の実施例で平滑された検出速度信号VD
2と比較しても、速度信号VRが「1」だけ変化するタ
イミングで、比較器7の出力VE1も「1」だけ変化し
てしまい、急激な駆動力変動となり、好ましくない光ス
ポットの動きが生じる、という不都合がある。そこで、
この図4のように、まず、検出速度信号VD1と移動目
標速度信号VRとを比較し、その比較結果である比較器
7の出力VE1を、デジタルフィルタ6へ入力して平滑
化すれば、検出速度信号VD1と移動目標速度信号VR
のいずれか一方あるいは両方に急激な変化があっても、
両者がまとめて平滑化され、ゆるやかな変化になる。
【0041】その結果、光スポットは、急激に駆動され
ることがなく、好ましい移動制御が行われる。なお、こ
の実施例の場合にも、デジタルフィルタ6の出力VE2
までは、完全にデジタル値であり、先の実施例で述べた
効果と同様の効果が得られることはいうまでもない。
【0042】
【発明の効果】請求項1の発明では、横断トラック数を
カウントする計数手段を定期的にサンプリングし、その
差分値によって速度検出を行うようにしている。したが
って、簡単にデジタル値で検出速度の情報が得られるこ
とになり、誤差の少ない制御が可能になる。
【0043】請求項2の発明では、先の請求項1の発明
におけるデジタル検出速度の情報をデジタル的に平滑化
するので、誤差が少なくて、しかも、急激な駆動力変化
も少ない制御が可能になり、安定かつ正確な速度制御を
行うことができる。
【0044】請求項3の発明では、先の請求項1の発明
におけるデジタル検出速度の情報とデジタル目標速度の
情報との比較結果を、デジタル的に平滑化している。し
たがって、同様に、目標速度値に大きな変化があって
も、誤差が少なく、しかも、急激な駆動力変化も少ない
制御が可能になり、安定かつ正確な速度制御を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の速度検出装置について、その要部構
成の一実施例を示す機能ブロック図である。
【図2】この発明の速度検出装置において、速度検出手
段5の動作を説明するタイムチャートである。
【図3】この発明の速度検出装置におけるデジタルフィ
ルタ6について、その具体的な数値例を示す図である。
【図4】この発明の速度検出装置について、他の実施例
を示す機能ブロック図である。
【図5】F/V変換器について、その要部構成の一例を
示す機能ブロック図である。
【図6】図5に示したF/V変換器の動作を説明するた
めのタイムチャートである。
【符号の説明】
1 ディスク 2 光ヘッド 3 カウンタ 4 目標速度発生手段 5 速度検出手段 51 第1のDフリップフロップ回路(D1) 52 第2のDフリップフロップ回路(D2) 53 減算器 6 デジタルフィルタ 61 係数aを有するアンプ 62 係数bを有するアンプ 63 加算手段 64 第3のDフリップフロップ回路(D3) 7 比較器 8 係数cを有するアンプ 9 クロック発生手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクのトラックと光スポットとの相
    対移動に応じて、周期的なトラッククロスパルスを得る
    トラッククロス検出手段と、 前記トラッククロスパルスを計数する計数手段と、 前記計数手段の出力を定期的にサンプリングするサンプ
    リング手段、とを備えた速度検出装置において、 前記サンプリング手段の少なくとも1サンプル以前のサ
    ンプル値と、現在のサンプル値との差に基いて、前記光
    スポットとトラックとの間の相対速度を検出する相対速
    度検出手段を備えたことを特徴とする速度検出装置。
  2. 【請求項2】 ディスクのトラックと光スポットとの相
    対移動に応じて、周期的なトラッククロスパルスを得る
    トラッククロス検出手段と、 前記トラッククロスパルスを計数する計数手段と、 前記計数手段の出力を定期的にサンプリングするサンプ
    リング手段、とを備えた速度検出装置において、 前記サンプリング手段の少なくとも1サンプル以前のサ
    ンプル値と、現在のサンプル値との差に基いて、前記光
    スポットとトラックとの間の相対速度を検出する相対速
    度検出手段と、 前記相対速度の信号をデジタル的に平滑するデジタルフ
    ィルタ手段と、 前記計数手段の出力に応じてデジタル的に目標速度信号
    を発生する目標速度信号発生手段と、 前記デジタルフィルタ手段の出力と、前記目標速度信号
    とをデジタル的に比較する比較手段、とを備え、 前記比較手段の比較結果に応じて前記光スポットを駆動
    することを特徴とする速度制御装置。
  3. 【請求項3】 ディスクのトラックと光スポットとの相
    対移動に応じて、周期的なトラッククロスパルスを得る
    トラッククロス検出手段と、 前記トラッククロスパルスを計数する計数手段と、 前記計数手段の出力を定期的にサンプリングするサンプ
    リング手段、とを備えた速度検出装置において、 前記サンプリング手段の少なくとも1サンプル以前のサ
    ンプル値と、現在のサンプル値との差に基いて、前記光
    スポットとトラックとの間の相対速度を検出する相対速
    度検出手段と、 前記計数手段の出力に応じてデジタル的に目標速度信号
    を発生する目標速度信号発生手段と、 前記相対速度の信号と、前記目標速度信号とをデジタル
    的に比較する比較手段と、 前記比較手段の比較結果をデジタル的に平滑するデジタ
    ルフィルタ手段、とを備え、 前記デジタルフィルタ手段の平滑結果に応じて前記光ス
    ポットを駆動することを特徴とする速度制御装置。
JP4139747A 1992-05-01 1992-05-01 速度検出装置および速度制御装置 Pending JPH05307844A (ja)

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US08/050,680 US5371726A (en) 1992-05-01 1993-04-21 Velocity controlling apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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