JPH05306810A - 小型焼却炉 - Google Patents
小型焼却炉Info
- Publication number
- JPH05306810A JPH05306810A JP4128592A JP4128592A JPH05306810A JP H05306810 A JPH05306810 A JP H05306810A JP 4128592 A JP4128592 A JP 4128592A JP 4128592 A JP4128592 A JP 4128592A JP H05306810 A JPH05306810 A JP H05306810A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hopper
- materials
- ash
- opening
- incinerator body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 投入が容易で投入後の臭気発散を阻止し、灰
出しが確実で全工程を自動的に行うことが可能な小型焼
却炉を提供すること。 【構成】 固定部と開閉部とに分けたバルベートホッパ
ーにスライド蓋を施し、前記開閉部とスライド蓋とを操
作する機構を施し、コンベアでバルベートホッパーに連
絡した焼却炉体には揺動ロストルと灰落しピストンと、
灰出しコンベア及びこれらの作動機構を設けたこと。 【効果】 被焼却物の投入が容易で臭気の発散を防ぎ、
全ての操作を自動で行うことができる焼却炉を得る。
出しが確実で全工程を自動的に行うことが可能な小型焼
却炉を提供すること。 【構成】 固定部と開閉部とに分けたバルベートホッパ
ーにスライド蓋を施し、前記開閉部とスライド蓋とを操
作する機構を施し、コンベアでバルベートホッパーに連
絡した焼却炉体には揺動ロストルと灰落しピストンと、
灰出しコンベア及びこれらの作動機構を設けたこと。 【効果】 被焼却物の投入が容易で臭気の発散を防ぎ、
全ての操作を自動で行うことができる焼却炉を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型焼却炉に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、100kg/day〜1000k
g/dayの小型焼却炉では投入から灰出しまでの作業
は全て人手により行っていた。更に投入に際しては熱気
影響及び発生するガスに暴露され、ガスが悪性の場合は
危険であった。それに灰出しが不完全で炉の能力、耐久
性に重大な欠陥が生じ、あらゆる点で不完全であった。
g/dayの小型焼却炉では投入から灰出しまでの作業
は全て人手により行っていた。更に投入に際しては熱気
影響及び発生するガスに暴露され、ガスが悪性の場合は
危険であった。それに灰出しが不完全で炉の能力、耐久
性に重大な欠陥が生じ、あらゆる点で不完全であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、投入
焼却の工程を全て自動で行うことが可能な小型焼却炉を
提供することにある。又投入が容易で、投入後の臭気発
散を阻止でき、灰出しが確実に行われるものを得ること
にある。
焼却の工程を全て自動で行うことが可能な小型焼却炉を
提供することにある。又投入が容易で、投入後の臭気発
散を阻止でき、灰出しが確実に行われるものを得ること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次のとお
りである。
りである。
【0005】固定部と開閉部とに分けたバルベートホッ
パーを備え、該バルベートホッパーの開口部に施したス
ライド蓋と前記ホッパー開閉部を自動開閉する機構を設
け、バルベートホッパーの下方と焼却炉体の上方とをコ
ンベアにより連絡させ、炉体に対してメインバーナーと
アフターバーナーを対設し、炉体内に揺動ロストルと灰
落しピストンとを設置し、灰落しピストンにより送出さ
れた灰を炉外に導く灰出しコンベアを装備し、揺動ロス
トル、灰落しピストン、灰出しコンベアの作動機構を有
することを特徴とする小型焼却炉。
パーを備え、該バルベートホッパーの開口部に施したス
ライド蓋と前記ホッパー開閉部を自動開閉する機構を設
け、バルベートホッパーの下方と焼却炉体の上方とをコ
ンベアにより連絡させ、炉体に対してメインバーナーと
アフターバーナーを対設し、炉体内に揺動ロストルと灰
落しピストンとを設置し、灰落しピストンにより送出さ
れた灰を炉外に導く灰出しコンベアを装備し、揺動ロス
トル、灰落しピストン、灰出しコンベアの作動機構を有
することを特徴とする小型焼却炉。
【0006】
【作用】スイッチを操作してスライド蓋を開け、又ホッ
パー開閉部を開いて入れ易くなったホッパーに被焼却物
を入れる。投入後はスイッチにより開閉部は閉じ、スラ
イド蓋でホッパーを閉じる。そしてコンベアにより焼却
炉体内に送る。この焼却炉体では前後からバーナーで燃
焼し、灰は揺動ロストルで落し、灰落しピストンで灰出
しコンベアに送り出す。
パー開閉部を開いて入れ易くなったホッパーに被焼却物
を入れる。投入後はスイッチにより開閉部は閉じ、スラ
イド蓋でホッパーを閉じる。そしてコンベアにより焼却
炉体内に送る。この焼却炉体では前後からバーナーで燃
焼し、灰は揺動ロストルで落し、灰落しピストンで灰出
しコンベアに送り出す。
【0007】
【実施例】図示実施例は、バルベートホッパー機構
(1)、投入装置及び焼却炉(2)、灰落し及び灰出し
装置(3)とから構成される。バルベートホッパー機構
(1)は図1,図2に示す構造を備えている。図中1は
バルベートホッパーで固定部1aと開閉部1bに分けら
れ、手前側の狭い開閉部1bはホッパー下端1cを支点
に開閉運動を行う。又バルベートホッパー1にスライド
蓋2が施され、前記ホッパー固定部1aの背面に取付け
たパワーシリンダー4にホッパー開閉部1bとスライド
蓋2は連けいしている。即ち、ホッパー固定部背面に支
持体50を固着し、これにパワーシリンダー4を取付
け、そのピストン杆51の先をホッパー固定部1aに支
点軸6で枢着したアーム5に接続し、ホッパー開閉部1
bにアーム8を、又スライド蓋2にもアーム7を連結
し、両アーム8及び7を前記支点軸のアーム5にピン5
3により連結する。そして図では省略してあるがスイッ
チを押すとパワーシリンダー4が作動してピストン杆5
1が伸びアーム5は支点軸6を中心に回わるので、ホッ
パー開閉部1bは図2の状態より図3のように開き、同
時にスライド蓋2も移動してごみの投入が可能になる。
ごみ投入後はホッパー開閉部1b及びスライド蓋2は図
2の状態に復帰させる。かくして臭気の外部流出を阻止
する。9は臭気を強制的にダクト10を経て焼却炉内に
導入し、ごみの燃料用に利用する送風機である。
(1)、投入装置及び焼却炉(2)、灰落し及び灰出し
装置(3)とから構成される。バルベートホッパー機構
(1)は図1,図2に示す構造を備えている。図中1は
バルベートホッパーで固定部1aと開閉部1bに分けら
れ、手前側の狭い開閉部1bはホッパー下端1cを支点
に開閉運動を行う。又バルベートホッパー1にスライド
蓋2が施され、前記ホッパー固定部1aの背面に取付け
たパワーシリンダー4にホッパー開閉部1bとスライド
蓋2は連けいしている。即ち、ホッパー固定部背面に支
持体50を固着し、これにパワーシリンダー4を取付
け、そのピストン杆51の先をホッパー固定部1aに支
点軸6で枢着したアーム5に接続し、ホッパー開閉部1
bにアーム8を、又スライド蓋2にもアーム7を連結
し、両アーム8及び7を前記支点軸のアーム5にピン5
3により連結する。そして図では省略してあるがスイッ
チを押すとパワーシリンダー4が作動してピストン杆5
1が伸びアーム5は支点軸6を中心に回わるので、ホッ
パー開閉部1bは図2の状態より図3のように開き、同
時にスライド蓋2も移動してごみの投入が可能になる。
ごみ投入後はホッパー開閉部1b及びスライド蓋2は図
2の状態に復帰させる。かくして臭気の外部流出を阻止
する。9は臭気を強制的にダクト10を経て焼却炉内に
導入し、ごみの燃料用に利用する送風機である。
【0008】次に投入装置及び焼却炉(2)は図1、図
3、図4に示す構造である。図中11は焼却炉でバルベ
ートホッパー1の下に設けたバルベートスクリュー15
に連絡するスクリューコンベア14に連通し上部に投入
扉21を施してある。バルベートホッパー1と炉11内
にセンサー13,12を設ける。ホッパーセンサー13
によってごみの存在を確認して焼却炉11に信号を送
る。炉内にごみがなければ炉内センサー12でホッパー
スクリュー15及びスクリューコンベア14は作動す
る。炉内センサー12でごみを確認し、ごみをそれ以上
受入れる必要がないとの信号でスクリューコンベア14
及びホッパースクリュー15は停止し待機する。尚スク
リューコンベア14及びホッパースクリュー15の運転
中はそれぞれごみ質が異なるため、回転数を数段階に変
化させることによって適量のごみを炉内センサー12の
指示で炉内に安定した供給ができる。又ホッパーセンサ
ー13によってごみがないことの信号が発せられると、
自動停止回路に移行し、自動的投入は止まる。但し投入
扉21はスクリューコンベア14の始動停止で連動開閉
する。図中17はメインバーナー、18はアフターバー
ナー、19は温度センサー、20は水スプレー、22は
炉11の一次室、23は二次室、24は煙突25に通じ
る再燃ブロックである。
3、図4に示す構造である。図中11は焼却炉でバルベ
ートホッパー1の下に設けたバルベートスクリュー15
に連絡するスクリューコンベア14に連通し上部に投入
扉21を施してある。バルベートホッパー1と炉11内
にセンサー13,12を設ける。ホッパーセンサー13
によってごみの存在を確認して焼却炉11に信号を送
る。炉内にごみがなければ炉内センサー12でホッパー
スクリュー15及びスクリューコンベア14は作動す
る。炉内センサー12でごみを確認し、ごみをそれ以上
受入れる必要がないとの信号でスクリューコンベア14
及びホッパースクリュー15は停止し待機する。尚スク
リューコンベア14及びホッパースクリュー15の運転
中はそれぞれごみ質が異なるため、回転数を数段階に変
化させることによって適量のごみを炉内センサー12の
指示で炉内に安定した供給ができる。又ホッパーセンサ
ー13によってごみがないことの信号が発せられると、
自動停止回路に移行し、自動的投入は止まる。但し投入
扉21はスクリューコンベア14の始動停止で連動開閉
する。図中17はメインバーナー、18はアフターバー
ナー、19は温度センサー、20は水スプレー、22は
炉11の一次室、23は二次室、24は煙突25に通じ
る再燃ブロックである。
【0009】灰落し及び灰出し装置(3)は図3〜図5
に示すように、焼却炉11の下にカバー37で被われた
灰出しコンベア26を設ける。炉内のロストル27は押
し棒34を備え、その先端は軸33を支点に揺動するア
ーム32に連結し、軸33に別のアーム31も枢支して
その先はクランク30及び29に連絡させ、クランク2
9,30はモータ28に連けいし、押し棒34を前後に
揺動させてロストル27を揺動させる。36は円形棒状
の灰落しピストン36によりロストル27で落された灰
を灰出しコンベア26上に送る。ロストル27及び灰出
しコンベア26の停止はタイマーで行ない、灰落しピス
トン36の前進端及び後退端の停止はリミットスイッチ
で行う。
に示すように、焼却炉11の下にカバー37で被われた
灰出しコンベア26を設ける。炉内のロストル27は押
し棒34を備え、その先端は軸33を支点に揺動するア
ーム32に連結し、軸33に別のアーム31も枢支して
その先はクランク30及び29に連絡させ、クランク2
9,30はモータ28に連けいし、押し棒34を前後に
揺動させてロストル27を揺動させる。36は円形棒状
の灰落しピストン36によりロストル27で落された灰
を灰出しコンベア26上に送る。ロストル27及び灰出
しコンベア26の停止はタイマーで行ない、灰落しピス
トン36の前進端及び後退端の停止はリミットスイッチ
で行う。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、被焼却物の投入は容易
で、臭気の発散を防ぎ、又特に押しボタンスイッチ一つ
の操作で灰出し工程まで円滑に行ない、連続自動焼却が
できる。
で、臭気の発散を防ぎ、又特に押しボタンスイッチ一つ
の操作で灰出し工程まで円滑に行ない、連続自動焼却が
できる。
【図1】正面図。
【図2】ホッパー部の作動状態を示す正面図。
【図3】炉体の縦断正面図。
【図4】同半部の横断平面図。
【図5】図3の一部の拡大図。
(1) バルベートホッパー (2) 投入装置及び焼却炉 (3) 灰出し装置
Claims (1)
- 【請求項1】 固定部と開閉部とに分けたバルベートホ
ッパーを備え、該バルベートホッパーの開口部に施した
スライド蓋と前記ホッパー開閉部を自動開閉する機構を
設け、バルベートホッパーの下方と焼却炉体の上方とを
コンベアにより連絡させ、炉体に対してメインバーナー
とアフターバーナーを対設し、炉体内に揺動ロストルと
灰落しピストンとを設置し、灰落しピストンにより送出
された灰を炉外に導く灰出しコンベアを装備し、揺動ロ
ストル、灰落しピストン、灰出しコンベアの作動機構を
有することを特徴とする小型焼却炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4041285A JPH0735890B2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | バルベートホッパー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4041285A JPH0735890B2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | バルベートホッパー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05306810A true JPH05306810A (ja) | 1993-11-19 |
JPH0735890B2 JPH0735890B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=12604178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4041285A Expired - Lifetime JPH0735890B2 (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | バルベートホッパー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735890B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010227872A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Onumagumi:Kk | 低温分解処理装置における処理物の供給装置 |
CN117380364A (zh) * | 2023-10-07 | 2024-01-12 | 连云港班庄水泥有限责任公司 | 一种建筑水泥砌块废料用回收再利用装置及其使用方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56106809U (ja) * | 1980-01-18 | 1981-08-19 | ||
JPS5710002A (en) * | 1980-06-20 | 1982-01-19 | Kobe Steel Ltd | Recovery of power from waste heat |
JPH0211809A (ja) * | 1988-06-29 | 1990-01-16 | Aisin Seiki Co Ltd | 弁開閉時期制御装置 |
-
1992
- 1992-02-27 JP JP4041285A patent/JPH0735890B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56106809U (ja) * | 1980-01-18 | 1981-08-19 | ||
JPS5710002A (en) * | 1980-06-20 | 1982-01-19 | Kobe Steel Ltd | Recovery of power from waste heat |
JPH0211809A (ja) * | 1988-06-29 | 1990-01-16 | Aisin Seiki Co Ltd | 弁開閉時期制御装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010227872A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Onumagumi:Kk | 低温分解処理装置における処理物の供給装置 |
CN117380364A (zh) * | 2023-10-07 | 2024-01-12 | 连云港班庄水泥有限责任公司 | 一种建筑水泥砌块废料用回收再利用装置及其使用方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0735890B2 (ja) | 1995-04-19 |
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