JPH1054675A - 予熱装置付きアーク炉 - Google Patents

予熱装置付きアーク炉

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Publication number
JPH1054675A
JPH1054675A JP21173696A JP21173696A JPH1054675A JP H1054675 A JPH1054675 A JP H1054675A JP 21173696 A JP21173696 A JP 21173696A JP 21173696 A JP21173696 A JP 21173696A JP H1054675 A JPH1054675 A JP H1054675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
scrap
furnace
preheating device
arc furnace
Prior art date
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Pending
Application number
JP21173696A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Takahashi
勉 高橋
Tamotsu Nomura
保 野村
Kunio Matsuo
国雄 松尾
Yukio Niwa
幸雄 丹羽
Yoichi Nakanishi
洋一 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
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Publication of JPH1054675A publication Critical patent/JPH1054675A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

Landscapes

  • Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】予熱装置内のスクラップを斜め方向に投下させ
たり、アーク炉の電極下近傍に斜方向に投下させること
を目的とする。 【解決手段】アーク炉20の上方に予熱装置10を設け、予
熱装置10は、塔体14内に装入したスクラップを支持する
ゲート50を有し、ゲート50を開け、ゲート50上のスクラ
ップを投下する予熱装置付きアーク炉1において、ゲー
ト50を斜めに傾けて停止し、ゲート50のフィンガー52の
上面を伝わらせてスクラップを斜め方向に投下させるよ
うに開閉手段60を備えたことを特徴とする。スクラップ
を斜め方向にずらして投下するから、塔体14の真下から
ずらして投下させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予熱装置付きアー
ク炉に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来から、アーク炉の真上に塔体状の予
熱装置を備え、溶解原料を加熱してそれを溶解させると
共に、その時に生ずる排ガス熱を、次に溶解をすべき溶
解原料の予熱に利用し、省エネルギーを図り得るように
している。
【0003】この種のアーク炉としては、特公表平3−
505625号公報が知られている。このアーク炉は、
炉体内部にスクラップを溶解するための空間を備える炉
本体と、その炉本体の上側を塞ぐ炉蓋とから構成され、
炉蓋には上記溶解により生ずる排ガスを排出するための
開口部が備えてある。上記炉蓋にはスクラップの加熱用
の電極が付設されて、又スクラップの貯留空間を備える
貯留槽が上記開口部と連通する状態に付設してある。上
記炉体は出湯のために傾動自在に構成してあるものが知
られている。
【0004】上記のようなアーク炉によれば、上記電極
からのアークによってスクラップを加熱して溶解させる
ことができる。しかもその時に生ずる高温の排ガスを上
記貯留空間に通してそこに貯留したスクラップを予熱で
きるので、排熱を利用して省エネルギーを図ることがで
きる。
【0005】しかし、このような予熱装置では、一般的
にアーク炉の中心部に電極が備えられているために予熱
装置は脇の方に設けられている。しかも、予熱装置の真
下にしかスクラップを投下できない。このため、炉壁近
くにかたよらせてスクラップが投下され、電極下に投下
されるスクラップの量がが少ない。従って、熱効率が悪
かったり、予熱装置側の炉壁付近のスクラップが溶け難
いという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、ス
クラップを斜め方向に投下させることを第1の目的と
し、アーク炉の電極下近傍にスクラップを斜方向に投下
させることを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段、発明の実施の形態及び発
明の効果】本発明は、アーク炉の上方に炉蓋を設け、該
炉蓋上部に予熱装置を設け、前記予熱装置は、塔体の内
部に装入されたスクラップを支持するゲートを有し、該
ゲートを開けることによって、該ゲート上に支持された
スクラップを投下する予熱装置付きアーク炉において、
前記ゲートを斜めに傾けて停止し、該ゲートのフィンガ
ーの上面を伝わらせてスクラップを斜め方向に投下でき
るように開閉手段を備えたことを特徴とする。
【0008】本発明によると。ゲートを斜めに傾けて停
止し、ゲートのフィンガーの上面を滑らせてスクラップ
を斜め方向に投下できるから、予熱装置の真下からずら
してスクラップを投下できる。又、前記ゲートを斜めに
傾けた際に、炉体の中心に向かってフィンガーが傾くよ
うに塔体内の炉壁側に前記ゲートを設けると、炉壁側に
設けたゲートを傾けて停止させるとフィンガーの上面を
伝わらせてスクラップをアーク炉の中心部に投下させる
ことができる。
【0009】又、前記ゲートは、観音開きとし、前記炉
壁側のフィンガーの長さを他方のフィンガーの長さより
長くし、前記開閉手段は当該長い方のフィンガーを斜め
に傾けて停止し、他方の短いフィンガーについては全開
するように構成すると、大型の塔体の場合にゲートを観
音開きにすると片開きに比べてフィンガーに掛かるモー
メントを小さくできる。又、炉壁側のフィンガーの長さ
を長くしてあるから炉の中心に向けて投下できる。短い
方のフィンガーを全開するから途中でスクラップが引っ
掛かるようなことがない。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図に基づいて説明する。予
熱装置付きアーク炉1は、図1に示すようにアーク炉2
0の上方に炉蓋30を介して予熱装置10を備えてあ
る。
【0011】アーク炉20としては、偏心アーク炉を用
いており僅かな傾動角度で出湯できる形をしている。さ
らに、炉蓋30は、炉体21に当接させる下部の開口3
1を有すると共に上部に予熱装置10と当接させる開口
32を設け、炉蓋30の中心からずらして電極挿通孔3
4を設けてある。この電極挿通孔34に電極22を昇降
自在に設けてある。
【0012】炉蓋30の上方に上部開口部32に合わせ
て予熱装置10を備えてある。この際、予熱装置10
は、炉壁23から外側に一部分はみださせて設けてあ
る。予熱装置10は、上方にスクラップの装入口11を
有し、下方にアーク炉20の炉蓋30と接続させるため
の開口部12を有し、装入口11と開口部12との間に
内部空間13を有する塔体14を設けてある。尚、塔体
14の内部空間13に通気孔を有した開閉可能な上段の
ゲート40と下段のゲート50を設けてある。
【0013】ゲート40,50は、塔体内で下方に観音
開きできるようにフィンガーを備え両側に回転自在の軸
体を設けてある。上段のゲート40は、スクラップを下
段のゲート50上に真下に投下するだけであるから左右
対象に設けてある。
【0014】下段のゲート50のフィンガーは、図2に
示すように左側のフィンガー51を短くし、炉壁側に当
たる右側のフインガー52の長さを長く設けてある。ゲ
ート50を開閉するための開閉装置60は、回転自在な
軸体61に複数のフィンガー52を取付けてあり、軸体
61に取付けた操作用のレバー62の操作でもって下方
に開閉したり点線で示すように途中で停止したりできる
ようにしてある。
【0015】63は油圧シリンダーでありブラケット6
4を用いて塔体14に取付けてある。 尚、油圧シリン
ダー63のピストンロッドをレバー62に連結してあ
る。フィンガー51の開閉装置はフィンガー52が途中
で止まらないで全開するようにしてある。
【0016】又、図1に戻り、下段のゲート50より下
部の内部空間13aから上段のゲート40の上部の内部
空間13bに排ガスを送るためのバイパスダクト15を
備えると共に塔体中間部から外部に排ガスを排出させる
ための排出ダクト16を備えてある。
【0017】そして、予熱装置10や炉蓋30をアーク
炉の補修等の際に横に移動するための台車19を塔体1
4の下部に備えてある。このような予熱装置付アーク炉
1の操業は、操作用のレバー62を操作して下段のゲー
ト50を開けてやりスクラップをアーク炉20内に投下
する。この際、フィンガー51は点線で示すように全開
させてやり、フィンガー52は点線で示すように途中で
停止してやるとゲート上のスクラップは矢印の方向に斜
めに滑らせて移動しながらアーク炉20の電極下方向に
投下される。尚、スクラップが斜め方向に投下されるの
で直下へ投下するより炉床への衝撃が少ない。次に下段
のゲート50を閉じて上段ゲート40を開けてやり下段
のゲート50の上にスクラップを投下し、再び下段のゲ
ート50を前記と同様に開けてゲート上のスクラップを
電極下方向に投下させる。
【0018】その後、上段のゲート40と下段のゲート
50を閉じ、上部開口部11を開け、バスケット80か
らスクラップを上段のゲート40の上に装入し、上段の
ゲート40を開けて下段のゲート50上にスクラップを
投下し、上段のゲート40を閉じて次のバスケット80
からスクラップを装入して装入口11を閉じる。この際
の下段のゲート50へのスクラップ装入は上段のゲート
40を開いて置き直接に装入することもできる。次に電
極22に通電しアーク炉20内のスクラップをアーク熱
或は酸素を負荷した燃焼熱によってスクラップを加熱し
溶融する。この際に発生する排ガスはアーク炉20内を
上昇して炉蓋30を介して上方の予熱装置10の塔体1
4内に入る。一部の排ガスは下段のゲート50の通気孔
を通過して上昇し下段のゲート50の上のスクラップを
下方から加熱しながらスクラップの隙間を通り抜けて、
その後排出ダクト16から塔体14の外部に排出され
る。
【0019】又、残りの排ガスは内部空間13aからバ
イパス15を通って塔体14内の内部空間13bに入り
上段のゲート40の上のスクラップを上方から加熱しな
がらスクラップの隙間を通り抜けて、その後排出ダクト
16から塔体14の外部に排出される。
【0020】このように、排ガスを下の方からと上の方
からとに分けて塔体14内に送るからスクラップの上面
も下面も均一に予熱することができる。このようにして
塔体14内のスクラップが加熱される。加熱されたスク
ラップはアーク炉20内に追加装入される。この場合も
最初の装入の場合と同じ操作を行なう。後は、この繰り
返しである。
【0021】このようにして、所定量の溶湯が溜るとア
ーク炉20を傾動して出湯する。以上、本発明の実施例
について説明したが、本発明の趣旨の範囲を越えない限
り種々の実施ができる。例えば、観音開きのゲートで説
明したが小さなアーク炉の場合はフィンガーの長さが短
いから片開きのゲートにしてもよい。又、実施例では電
極下の方向にスクラップを投下したが、他に投下したい
方向があればその方向に向けてゲートが傾くように軸体
を設けてやるとよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の予熱装置付きアーク炉の要部を表す
断面図。
【図2】 ゲートの開閉装置の要部を表す断面図。
【符号の説明】
1…予熱装置付きアーク炉、10…予熱装置、13…内
部空間、20…アーク炉、30…炉蓋、40,50…ゲ
ート、51,52…フィンガー、60…開閉装置、61
…軸体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹羽 幸雄 愛知県江南市布袋町西布154 (72)発明者 中西 洋一 愛知県名古屋市南区扇田町60番地

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーク炉の上方に炉蓋を設け、炉蓋の上
    方に予熱装置を設け、 前記予熱装置は、塔体の内部に装入されたスクラップを
    支持するゲートを有し、該ゲートを開けることによっ
    て、該ゲート上に支持されたスクラップを投下する予熱
    装置付きアーク炉において、 前記ゲートを斜めに傾けて停止し、該ゲートのフィンガ
    ーの上面を伝わらせてスクラップを斜め方向に投下でき
    るように開閉手段を備えたことを特徴とする予熱装置付
    きアーク炉。
  2. 【請求項2】 前記ゲートを斜めに傾けた際に、炉体の
    中心に向かってフィンガーが傾くように塔体内の炉壁側
    に前記ゲートを設けたことを特徴とする請求項1記載の
    予熱装置付きアーク炉。
  3. 【請求項3】 前記ゲートは、観音開きとし、前記炉壁
    側のフィンガーの長さを他方のフィンガーの長さより長
    くし、前記開閉手段は当該長い方のフィンガーを斜めに
    傾けて停止し、他方の短いフィンガーについては全開す
    るように構成したことを特徴とする請求項2記載の予熱
    装置付きアーク炉。
JP21173696A 1996-08-09 1996-08-09 予熱装置付きアーク炉 Pending JPH1054675A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21173696A JPH1054675A (ja) 1996-08-09 1996-08-09 予熱装置付きアーク炉

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21173696A JPH1054675A (ja) 1996-08-09 1996-08-09 予熱装置付きアーク炉

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1054675A true JPH1054675A (ja) 1998-02-24

Family

ID=16610743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21173696A Pending JPH1054675A (ja) 1996-08-09 1996-08-09 予熱装置付きアーク炉

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JP (1) JPH1054675A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000075589A1 (de) * 1999-06-08 2000-12-14 Sms Demag Aktiengesellschaft Vorwärmeinrichtung
CN103185463A (zh) * 2011-12-27 2013-07-03 钢铁普蓝特克股份有限公司 电弧炉
JP2017106658A (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 大同特殊鋼株式会社 予熱装置付アーク炉

Cited By (5)

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CN103185463B (zh) * 2011-12-27 2015-04-01 钢铁普蓝特克股份有限公司 电弧炉
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