JP3000508B2 - マイクロ波焼却装置 - Google Patents
マイクロ波焼却装置Info
- Publication number
- JP3000508B2 JP3000508B2 JP6063257A JP6325794A JP3000508B2 JP 3000508 B2 JP3000508 B2 JP 3000508B2 JP 6063257 A JP6063257 A JP 6063257A JP 6325794 A JP6325794 A JP 6325794A JP 3000508 B2 JP3000508 B2 JP 3000508B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- combustion chamber
- primary combustion
- microwave
- incineration
- incinerated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23G—CREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
- F23G5/00—Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor
- F23G5/08—Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor having supplementary heating
- F23G5/10—Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor having supplementary heating electric
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23G—CREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
- F23G2204/00—Supplementary heating arrangements
- F23G2204/20—Supplementary heating arrangements using electric energy
- F23G2204/203—Microwave
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Incineration Of Waste (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生ごみ,汚物,廃棄物
等の被焼却物をマイクロ波加熱を利用して焼却処理する
マイクロ波焼却装置に関する。
等の被焼却物をマイクロ波加熱を利用して焼却処理する
マイクロ波焼却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のマイクロ波焼却装置の一例
を示す構成図であり、1は被焼却物Xを収納する一次燃
焼室を形成する処理容器、2は処理容器1を内部に保持
する移動可能な外容器、3と4は外容器2の外部に設け
られたドア部と取手部、5は処理容器1内の被焼却物X
を加熱するためのマイクロ波Mを発生するマイクロ波発
生部であるマグネトロン、6はマグネトロン5で発生し
たマイクロ波Mを処理容器1内へ導く導波管である。
を示す構成図であり、1は被焼却物Xを収納する一次燃
焼室を形成する処理容器、2は処理容器1を内部に保持
する移動可能な外容器、3と4は外容器2の外部に設け
られたドア部と取手部、5は処理容器1内の被焼却物X
を加熱するためのマイクロ波Mを発生するマイクロ波発
生部であるマグネトロン、6はマグネトロン5で発生し
たマイクロ波Mを処理容器1内へ導く導波管である。
【0003】10は前記一次燃焼室である処理容器1と連
通する二次燃焼室を形成する燃焼筒、11は燃焼筒10の上
開口部に固定された触媒、12は燃焼筒10の外周部を覆う
外筒、13は燃焼筒10の上部に設けられた煙突部である。
通する二次燃焼室を形成する燃焼筒、11は燃焼筒10の上
開口部に固定された触媒、12は燃焼筒10の外周部を覆う
外筒、13は燃焼筒10の上部に設けられた煙突部である。
【0004】前記燃焼筒10には、下部に点火ヒータ15が
設けられ、上部に内部温度検知用の熱電対16が設けられ
ている。前記外容器2と外筒12は、送風ファン17から送
出される空気Aを空気導管18を介して受け、処理容器1
と燃焼筒10内へ外部の空気Aが入るようになっている。
また20は外筒12と燃焼筒10間の間隙部21に設けられたヒ
ータである。
設けられ、上部に内部温度検知用の熱電対16が設けられ
ている。前記外容器2と外筒12は、送風ファン17から送
出される空気Aを空気導管18を介して受け、処理容器1
と燃焼筒10内へ外部の空気Aが入るようになっている。
また20は外筒12と燃焼筒10間の間隙部21に設けられたヒ
ータである。
【0005】次に、前記マイクロ波焼却装置における焼
却作動について説明する。被焼却物Xを投入した処理容
器1を外部に引き出されている外容器2に入れて、外容
器2を所定位置まで移動させる。この状態で図示しない
電源が投入され、マグネトロン5,点火ヒータ15,ヒー
タ20,送風ファン17が動作する。
却作動について説明する。被焼却物Xを投入した処理容
器1を外部に引き出されている外容器2に入れて、外容
器2を所定位置まで移動させる。この状態で図示しない
電源が投入され、マグネトロン5,点火ヒータ15,ヒー
タ20,送風ファン17が動作する。
【0006】マグネトロン5ではマイクロ波Mが発生
し、処理容器1内において、マイクロ波Mによって初期
的に被焼却物Xを加熱して水気を蒸発させる。蒸発が進
むと被焼却物Xは乾燥し、発熱することで部分的に炭化
しはじめ、さらに被焼却物Xは分解してガスを発生す
る。この分解ガスは、燃焼筒10へ上昇し、点火ヒータ15
にて点火されて燃焼することになる。
し、処理容器1内において、マイクロ波Mによって初期
的に被焼却物Xを加熱して水気を蒸発させる。蒸発が進
むと被焼却物Xは乾燥し、発熱することで部分的に炭化
しはじめ、さらに被焼却物Xは分解してガスを発生す
る。この分解ガスは、燃焼筒10へ上昇し、点火ヒータ15
にて点火されて燃焼することになる。
【0007】前記燃焼で発生した排気ガスOは、ガス中
に含まれる未燃焼成分(CO,異臭要素等)が触媒11にお
いて反応して除去,無臭化され、煙突部13内で空気Bと
混合し希釈されて外部へ出る。
に含まれる未燃焼成分(CO,異臭要素等)が触媒11にお
いて反応して除去,無臭化され、煙突部13内で空気Bと
混合し希釈されて外部へ出る。
【0008】前記処理容器1における燃焼の進行によっ
て、被焼却物Xは、気化成分がなくなり、炭化,灰化さ
れる。燃えにくい炭化物でもマイクロ波Mによって完全
に燃焼させることができる。
て、被焼却物Xは、気化成分がなくなり、炭化,灰化さ
れる。燃えにくい炭化物でもマイクロ波Mによって完全
に燃焼させることができる。
【0009】焼却が完了した後、外容器2を外方へ移動
して処理容器1を外部に取り出し、処理容器1内の灰化
物の投棄を可能にする。
して処理容器1を外部に取り出し、処理容器1内の灰化
物の投棄を可能にする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のマイクロ波
焼却装置では、焼却前の作業として、処理容器1への被
焼却物の投入,処理容器1の外容器2内への収納,外容
器2の所定位置への移動等が必要であり、また焼却後の
作業として、外容器2の外方への移動,外容器2からの
処理容器1の取り出し,処理容器1からの灰化物の投棄
等が必要であって、作業者にとって煩雑で非衛生的な作
業となっており、作業の簡素化が望まれている。
焼却装置では、焼却前の作業として、処理容器1への被
焼却物の投入,処理容器1の外容器2内への収納,外容
器2の所定位置への移動等が必要であり、また焼却後の
作業として、外容器2の外方への移動,外容器2からの
処理容器1の取り出し,処理容器1からの灰化物の投棄
等が必要であって、作業者にとって煩雑で非衛生的な作
業となっており、作業の簡素化が望まれている。
【0011】本発明の目的は、作業の自動化を可能にし
て作業性の向上を図るとともに非衛生的な作業をなくす
ことができるマイクロ波焼却装置を提供することにあ
る。
て作業性の向上を図るとともに非衛生的な作業をなくす
ことができるマイクロ波焼却装置を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、被焼却物を収納する一次燃焼室と、一次
燃焼室内の被焼却物を加熱するためのマイクロ波を発生
するマイクロ波発生部と、一次燃焼室からの可燃ガスを
燃焼させる二次燃焼室とを備えたマイクロ波焼却装置に
おいて、複数個の前記一次燃焼室を移動可能に設け、さ
らに各一次燃焼室を、被焼却物の投入可能な位置と前記
二次燃焼室に連結可能な位置とに移動させる駆動部を設
けたことを特徴とする。
め、本発明は、被焼却物を収納する一次燃焼室と、一次
燃焼室内の被焼却物を加熱するためのマイクロ波を発生
するマイクロ波発生部と、一次燃焼室からの可燃ガスを
燃焼させる二次燃焼室とを備えたマイクロ波焼却装置に
おいて、複数個の前記一次燃焼室を移動可能に設け、さ
らに各一次燃焼室を、被焼却物の投入可能な位置と前記
二次燃焼室に連結可能な位置とに移動させる駆動部を設
けたことを特徴とする。
【0013】また被焼却物の投入可能な位置において被
焼却物を一次燃焼室へ投入する投入手段を備えたことを
特徴とする。
焼却物を一次燃焼室へ投入する投入手段を備えたことを
特徴とする。
【0014】また被焼却物の投入可能な位置において一
次燃焼室の被焼却物収納量を検知するセンサを備えたこ
とを特徴とする。
次燃焼室の被焼却物収納量を検知するセンサを備えたこ
とを特徴とする。
【0015】また一次燃焼室内に残留した灰化物を外部
に投棄可能に前記一次燃焼室を駆動する駆動部を備えた
ことを特徴とする。
に投棄可能に前記一次燃焼室を駆動する駆動部を備えた
ことを特徴とする。
【0016】また一次燃焼室を二次燃焼室に対して連結
可能位置で接離可能に移動させる駆動部を備えたことを
特徴とする。
可能位置で接離可能に移動させる駆動部を備えたことを
特徴とする。
【0017】
【作用】前記構成の本発明のマイクロ波焼却装置では、
複数の一次燃焼室を備えることで、被焼却物の投入と焼
却とを同時に行うことが可能になり、しかも一次燃焼室
に対する被焼却物投入位置と燃焼可能位置間の移動を駆
動部によって自動的に行う。
複数の一次燃焼室を備えることで、被焼却物の投入と焼
却とを同時に行うことが可能になり、しかも一次燃焼室
に対する被焼却物投入位置と燃焼可能位置間の移動を駆
動部によって自動的に行う。
【0018】また投入手段を備えることにより、被焼却
物の一次燃焼室への自動投入が可能になる。
物の一次燃焼室への自動投入が可能になる。
【0019】また一次燃焼室の被焼却物の収納量を検知
するセンサを備えておくことにより、収納過多の防止が
可能になり、しかも一定収納量に達したときに燃焼可能
位置へ一次燃焼室を移動させるように移動制御も可能に
なる。
するセンサを備えておくことにより、収納過多の防止が
可能になり、しかも一定収納量に達したときに燃焼可能
位置へ一次燃焼室を移動させるように移動制御も可能に
なる。
【0020】また一次燃焼室に灰化物投棄用の駆動部を
設けることにより、一次燃焼室内の灰化物を外部に自動
的に投棄させることが可能になる。
設けることにより、一次燃焼室内の灰化物を外部に自動
的に投棄させることが可能になる。
【0021】また一次燃焼室を二次燃焼室に対して接離
可能にすることにより、燃焼可能位置で二次燃焼室に対
して接合させることで連結状態の気密性が保持され、二
次燃焼室に対して離すことで一次燃焼室における前記投
入位置と燃焼可能位置間の移動が円滑に行われる。
可能にすることにより、燃焼可能位置で二次燃焼室に対
して接合させることで連結状態の気密性が保持され、二
次燃焼室に対して離すことで一次燃焼室における前記投
入位置と燃焼可能位置間の移動が円滑に行われる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0023】図1は本発明の一実施例における構成を説
明するための正面図、図2は本実施例の平面図であり、
30は装置本体であって、装置本体30には、図7に基づい
て説明した加熱用マイクロ波を発生するマグネトロン
5,導波管6,二次燃焼室を形成する燃焼筒10と、具体
的には図示していないが、外筒12,煙突部13,送風ファ
ン(図には一対を示してある)17,空気導管18が設けら
れ、さらに図1,図2には図示していないが、図7の従
来例に設けられている触媒11,点火ヒータ15,熱電対1
6,ヒータ20等が同様に設けられている。
明するための正面図、図2は本実施例の平面図であり、
30は装置本体であって、装置本体30には、図7に基づい
て説明した加熱用マイクロ波を発生するマグネトロン
5,導波管6,二次燃焼室を形成する燃焼筒10と、具体
的には図示していないが、外筒12,煙突部13,送風ファ
ン(図には一対を示してある)17,空気導管18が設けら
れ、さらに図1,図2には図示していないが、図7の従
来例に設けられている触媒11,点火ヒータ15,熱電対1
6,ヒータ20等が同様に設けられている。
【0024】さらに一次燃焼室を形成する複数(本実施
例では2個)の処理容器31a,31bが支持体32の対向位置
に設けられている。支持体32は、装置本体30に支軸33を
中心に水平方向に回転可能に設けられ、第1のモータ34
にて回転駆動される。また各処理容器31a,31bは、支持
体32に支承軸35を中心に開口側が下向きになるように回
転可能に設けられ、第2のモータ36にて回転駆動され
る。
例では2個)の処理容器31a,31bが支持体32の対向位置
に設けられている。支持体32は、装置本体30に支軸33を
中心に水平方向に回転可能に設けられ、第1のモータ34
にて回転駆動される。また各処理容器31a,31bは、支持
体32に支承軸35を中心に開口側が下向きになるように回
転可能に設けられ、第2のモータ36にて回転駆動され
る。
【0025】処理容器31a,31bは、支持体32の回転によ
って、被焼却物Xを搬送する投入手段であるベルトコン
ベア37の直下の被焼却物投入可能位置と、燃焼筒10の直
下で燃焼筒10に連結可能な位置との間を移動する。前記
被焼却物投入可能位置における処理容器31a,31bの開口
側上方には、処理容器31a,31bに投入される被焼却物X
の収納量を検知して制御信号である出力を発生する光学
的センサ38が配設されている。
って、被焼却物Xを搬送する投入手段であるベルトコン
ベア37の直下の被焼却物投入可能位置と、燃焼筒10の直
下で燃焼筒10に連結可能な位置との間を移動する。前記
被焼却物投入可能位置における処理容器31a,31bの開口
側上方には、処理容器31a,31bに投入される被焼却物X
の収納量を検知して制御信号である出力を発生する光学
的センサ38が配設されている。
【0026】燃焼筒10の下方の装置本体30には、処理容
器31a,31bが燃焼筒10と連結可能なこの位置において、
処理容器31a,31bを燃焼筒10に対して接離可能に上下移
動させるリンク機構40と第3のモータ41とからなる接離
駆動部が設置されている。
器31a,31bが燃焼筒10と連結可能なこの位置において、
処理容器31a,31bを燃焼筒10に対して接離可能に上下移
動させるリンク機構40と第3のモータ41とからなる接離
駆動部が設置されている。
【0027】次に前記構成の本実施例の動作を図3〜図
6に基づいて説明する。
6に基づいて説明する。
【0028】図3において、ベルトコンベア37によって
搬送された被焼却物Xは、一方の処理容器31aへ順次落
下することで入り、光学的センサ38によって被焼却物X
が所定量に達したことが検知されると、その検知出力を
受けた制御部(図示せず)がベルトコンベア37を停止させ
る。
搬送された被焼却物Xは、一方の処理容器31aへ順次落
下することで入り、光学的センサ38によって被焼却物X
が所定量に達したことが検知されると、その検知出力を
受けた制御部(図示せず)がベルトコンベア37を停止させ
る。
【0029】次に制御部は、第1のモータ34を動作させ
て、図4に示すように、支持体32を支軸33を中心にして
時計方向に回転させる。この状態では前記第3のモータ
41が動作してリンク機構40によって支持体32あるいは処
理容器31a,31bが下がって、装置本体30と燃焼筒10部分
に対して接触しないようになっており、前記支持体32の
回転を円滑にしている。
て、図4に示すように、支持体32を支軸33を中心にして
時計方向に回転させる。この状態では前記第3のモータ
41が動作してリンク機構40によって支持体32あるいは処
理容器31a,31bが下がって、装置本体30と燃焼筒10部分
に対して接触しないようになっており、前記支持体32の
回転を円滑にしている。
【0030】支持体32の回転によって、一方の処理容器
31aは燃焼筒10直下の連結可能な位置(燃焼可能位置)に
達し、また他方の処理容器31bはベルトコンベア37の直
下の被焼却物投入可能位置に移動する。この状態で制御
部は、図5に示すように、第3のモータ41を動作させて
一方の処理容器31aを燃焼筒10部分に接合させるように
リンク機構40を動作させる。
31aは燃焼筒10直下の連結可能な位置(燃焼可能位置)に
達し、また他方の処理容器31bはベルトコンベア37の直
下の被焼却物投入可能位置に移動する。この状態で制御
部は、図5に示すように、第3のモータ41を動作させて
一方の処理容器31aを燃焼筒10部分に接合させるように
リンク機構40を動作させる。
【0031】図5において、図7に基づいて説明したマ
イクロ波加熱による焼却が一方の処理容器31a内に収納
された被焼却物Xに対して行われる。また、この焼却中
にベルトコンベア37を動作させ、他方の処理容器31bに
被焼却物Xの投入がなされる。
イクロ波加熱による焼却が一方の処理容器31a内に収納
された被焼却物Xに対して行われる。また、この焼却中
にベルトコンベア37を動作させ、他方の処理容器31bに
被焼却物Xの投入がなされる。
【0032】ここで、処理容器31a,31bのいずれかにお
いて焼却処理が終了している状態であれば、図3,図4
に基づいて説明した動作後、焼却が終了した方の処理容
器31bを所定位置に移動させる。そして、第2のモータ3
6を動作させて、その処理容器31bを上下逆転するように
支承軸35を中心に回転し、この回転によって焼却後に残
った灰化物Dを灰受体50に落下させて回収するようにす
る。
いて焼却処理が終了している状態であれば、図3,図4
に基づいて説明した動作後、焼却が終了した方の処理容
器31bを所定位置に移動させる。そして、第2のモータ3
6を動作させて、その処理容器31bを上下逆転するように
支承軸35を中心に回転し、この回転によって焼却後に残
った灰化物Dを灰受体50に落下させて回収するようにす
る。
【0033】前記処理容器31bの回転が終了して所定の
位置に戻ったときに、制御部では、図3に基づいて説明
した動作からの処理動作を繰り返して行うように制御す
る。
位置に戻ったときに、制御部では、図3に基づいて説明
した動作からの処理動作を繰り返して行うように制御す
る。
【0034】なお、前記処理容器の設置数は、少なくと
も2個であればよく、また燃焼筒も処理容器の設置数あ
るいは処理速度の設定等によって複数個設置することが
考えられる。
も2個であればよく、また燃焼筒も処理容器の設置数あ
るいは処理速度の設定等によって複数個設置することが
考えられる。
【0035】また被焼却物Xの収納量を検知するため
に、仕様によっては光学的センサ38に代えて電気的ある
いは機械的センサを使用することも考えられる。
に、仕様によっては光学的センサ38に代えて電気的ある
いは機械的センサを使用することも考えられる。
【0036】また駆動部である前記第1のモータ34,第
2のモータ36,第3のモータ41は、それぞれ独立した3
個のモータであるとして説明したが、1〜2個のモータ
を設置して適宜の駆動力伝達手段にて各部に駆動力を伝
達することも考えられる。
2のモータ36,第3のモータ41は、それぞれ独立した3
個のモータであるとして説明したが、1〜2個のモータ
を設置して適宜の駆動力伝達手段にて各部に駆動力を伝
達することも考えられる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマイクロ
波焼却装置は、請求項1記載の発明によれば、被焼却物
を収納してマイクロ波加熱が行われる一次燃焼室の被焼
却物投入位置と燃焼可能位置との間の移動を自動的に行
え、しかも一次燃焼室を複数設置したことによって被焼
却物の投入と焼却とを同時に行うことが可能であって、
作業性を向上させることができる。
波焼却装置は、請求項1記載の発明によれば、被焼却物
を収納してマイクロ波加熱が行われる一次燃焼室の被焼
却物投入位置と燃焼可能位置との間の移動を自動的に行
え、しかも一次燃焼室を複数設置したことによって被焼
却物の投入と焼却とを同時に行うことが可能であって、
作業性を向上させることができる。
【0038】請求項2記載の発明によれば、被焼却物を
一次燃焼室へ自動的に投入でき、非衛生的な作業をなく
すことができる。
一次燃焼室へ自動的に投入でき、非衛生的な作業をなく
すことができる。
【0039】請求項3記載の発明によれば、センサにて
一次燃焼室の被焼却物の収納過多を防止でき、しかも一
次燃焼室移動等の自動制御が可能になる。
一次燃焼室の被焼却物の収納過多を防止でき、しかも一
次燃焼室移動等の自動制御が可能になる。
【0040】請求項4記載の発明によれば、一次燃焼室
内の灰化物の自動投棄ができ、非衛生的な作業をさらに
なくすことができる。
内の灰化物の自動投棄ができ、非衛生的な作業をさらに
なくすことができる。
【0041】請求項5記載の発明によれば、一次燃焼室
を他部に接触させないで前記移動ができるので動作が円
滑かつ確実に行えるとともに、燃焼可能位置での二次燃
焼室と一次燃焼室との気密性を確実に保持できる。
を他部に接触させないで前記移動ができるので動作が円
滑かつ確実に行えるとともに、燃焼可能位置での二次燃
焼室と一次燃焼室との気密性を確実に保持できる。
【図1】本発明のマイクロ波焼却装置の一実施例におけ
る構成を説明するための正面図である。
る構成を説明するための正面図である。
【図2】本実施例の平面図である。
【図3】本実施例の動作の説明図である。
【図4】本実施例の動作の説明図である。
【図5】本実施例の動作の説明図である。
【図6】本実施例の動作の説明図である。
【図7】従来のマイクロ波焼却装置の一例の構成図であ
る。
る。
1,31a,31b…処理容器(一次燃焼室)、 2…外容器、
5…マグネトロン(マイクロ波発生部)、 6…導波
管、 10…燃焼筒(二次燃焼室)、 11…触媒、 12…外
筒、 13…煙突部、 15…点火ヒータ、 16…熱電対、
17…送風ファン、 18…空気導管、 20…ヒータ、
32…支持体、 34…第1のモータ、 36…第2のモー
タ、 37…ベルトコンベア(投入手段)、 38…光学的セ
ンサ、 40…リンク機構、 41…第3のモータ、 50…
灰受体、 X…被焼却物、 D…灰化物。
5…マグネトロン(マイクロ波発生部)、 6…導波
管、 10…燃焼筒(二次燃焼室)、 11…触媒、 12…外
筒、 13…煙突部、 15…点火ヒータ、 16…熱電対、
17…送風ファン、 18…空気導管、 20…ヒータ、
32…支持体、 34…第1のモータ、 36…第2のモー
タ、 37…ベルトコンベア(投入手段)、 38…光学的セ
ンサ、 40…リンク機構、 41…第3のモータ、 50…
灰受体、 X…被焼却物、 D…灰化物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 刀川 和彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 伊藤 直行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 倉井 良昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−306011(JP,A) 特開 昭63−290313(JP,A) 特開 平5−215317(JP,A) 実開 昭60−71833(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23G 5/10 ZAB F23G 5/44 ZAB
Claims (5)
- 【請求項1】 被焼却物を収納する一次燃焼室と、一次
燃焼室内の被焼却物を加熱するためのマイクロ波を発生
するマイクロ波発生部と、一次燃焼室からの可燃ガスを
燃焼させる二次燃焼室とを備えたマイクロ波焼却装置に
おいて、複数個の前記一次燃焼室を移動可能に設け、さ
らに各一次燃焼室を、被焼却物の投入可能な位置と前記
二次燃焼室に連結可能な位置とに移動させる駆動部を設
けたことを特徴とするマイクロ波焼却装置。 - 【請求項2】 被焼却物の投入可能な位置において被焼
却物を一次燃焼室へ投入する投入手段を備えたことを特
徴とする請求項1記載のマイクロ波焼却装置。 - 【請求項3】 被焼却物の投入可能な位置において一次
燃焼室の被焼却物収納量を検知するセンサを備えたこと
を特徴とする請求項1または2記載のマイクロ波焼却装
置。 - 【請求項4】 一次燃焼室内に残留した灰化物を外部に
投棄可能に前記一次燃焼室を駆動する駆動部を備えたこ
とを特徴とする請求項1,2または3記載のマイクロ波
焼却装置。 - 【請求項5】 一次燃焼室を二次燃焼室に対して連結可
能位置で接離可能に移動させる駆動部を備えたことを特
徴とする請求項1,2,3または4記載のマイクロ波焼
却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6063257A JP3000508B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | マイクロ波焼却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6063257A JP3000508B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | マイクロ波焼却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07269823A JPH07269823A (ja) | 1995-10-20 |
JP3000508B2 true JP3000508B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=13224037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6063257A Expired - Fee Related JP3000508B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | マイクロ波焼却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3000508B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
MY144444A (en) * | 2006-12-13 | 2011-09-15 | Liew Yuan Chin | Microwave oxidizer |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP6063257A patent/JP3000508B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07269823A (ja) | 1995-10-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3000508B2 (ja) | マイクロ波焼却装置 | |
GB2517980A (en) | Combustion apparatus | |
JPH0546397B2 (ja) | ||
CN116293727A (zh) | 高含水率污泥连续自维持阴燃炉 | |
RU2089786C1 (ru) | Способ обезвреживания и уничтожения твердых отходов, преимущественно госпитальных, и устройство для его осуществления | |
US3728977A (en) | Household rubbish reduction system | |
JP3689792B2 (ja) | 汚泥等の炭化・焼却処理方法並びにその装置 | |
KR200218477Y1 (ko) | 슬러지 및 일반쓰레기 소각처리 시스템 | |
WO2006050603A1 (en) | Incinerator for incinerating waste material | |
KR102661740B1 (ko) | 소각 발전 시스템의 연료 공급 장치 | |
JP3579774B2 (ja) | バーナー加熱式高分子焼却機 | |
JPH1122947A (ja) | ストーカ式ごみ焼却炉 | |
JPH10169936A (ja) | 廃棄物炭化処理装置 | |
JPS58124192A (ja) | ロ−タリ−キルン | |
KR100407225B1 (ko) | 슬러지 및 일반쓰레기 소각처리 시스템 | |
JP3369456B2 (ja) | 炭化装置および炭化処理方法 | |
JP3048298B2 (ja) | 焼却溶融炉 | |
JP3499111B2 (ja) | キルン炉の運転制御方法 | |
JPH10122528A (ja) | 有機性廃棄物の灰化方法及び灰化装置 | |
JPH02118314A (ja) | ごみ処理装置 | |
JPH10300040A (ja) | 廃棄物の焼却方法、及び、回転式の小型焼却装置 | |
JP2000310407A (ja) | 焼却炉 | |
JPH09280522A (ja) | 焼却炉 | |
JPH0972528A (ja) | 汚泥乾燥装置を有するごみ焼却炉 | |
WO2008072947A1 (en) | Microwave oxidizer |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |