JPH02118314A - ごみ処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はごみを焼却、減量させるごみ処理装置に関する
ものである。

従来の技術 従来、この種のごみ処理装置は、第４図に示すように上
部に開閉自在な蓋１ｏ１を有する燃焼炉１ｏ２の内面に
断熱性の炉材１０３を貼シ巡らし、その側壁面に外部へ
連通する排気口１０４を設け、この排気口１０４の下流
側には浄化器１０５を接続している。前記燃焼炉１０２
の内底部には、先端が内側に突出するようにヒーター１
０６が固定され、そのヒーター１０６の端子部１０６ａ
は燃焼炉１０２の外側に突出している。そして前記燃焼
炉１０２の内部には金属製の処理容器１０７を前記ヒー
ター１０６の上に置いている。処理容器１０７の底には
ヒーター１０６を包み込む筒部１０７ａが形成され、そ
の筒部１ｏ７＆の全周には多数の開口部１ｏ７ｂが設け
られている。そしてこの開口部１０７ｂから処理容器１
０７内へ燃焼に必要な空気を流入させる給気口１０８を
前記燃焼炉１０２の底面に設け、との給気口１０Ｂに連
絡して送風機１０９を備えている。

そして、蓋１０１をあけ、ごみ１１０を投入し蓋１０１
をしめた後ヒーター１０６に通電すると、ヒーター１０
６の熱エネルギーによりごみ１１０が加熱、焼却され発
生した排ガヌは浄化器１０６によって浄化され排出され
ていた。装置の動作は、ごみ量に応じて予め定めたプロ
グラムタイマー（図示せず）の設定時間により制御され
るものであり、まず浄化器１０６と送風機１０９を動作
させ浄化器１０５を十分な機能状態にしてからヒーター
１０６を動作させ設定時間後にヒーター１０６と浄化器
１０５を停止して焼却処理を終了させ、その後装置を送
風冷却させてから送風機１０９を停止するものであった
。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、焼却処理の設定時間を一般
的には焼却残しがないようにと必要時間より長めに設定
するためエネルギーを浪費するほか、ごみの内容によっ
ては余分に焼却時間を設定しても焼却に電時間がかかり
、未処理の状態で装置が停止するなど、操作が繁雑であ
ることおよび誤操作の恐れがあるなどの課題があった。

また焼却終了を判定する方法として温度検知を用いる場
合、たとえば焼却炉１０２内雰囲気温度を検知する方法
があるが、ごみの燃焼状態の経過に非常にバラツキがあ
ったり温度検知部が８００℃程度の高温燃焼ガスにさら
されるため寿命や信頼性に欠けるなどの課題があった。

本発明は上記課題を解決するもので、焼却終了を自動的
に判定して運転を停止することにより、適切な時間でご
みを焼却することができるごみ処理装置を提供すること
を目的とするものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、ごみを加熱燃焼さ
せるヒーターの端子部の温度を検知する温度検知手段を
設け、この温度検知手段が検出した温度を信号としてご
みの焼却終了を判定する焼却終了判定手段と、この焼却
終了判定手段からの信号によシヒーターを制御するヒー
ター駆動手段とを備えた蕃−燦尋湊巷母構成参−七参〇
である。

作　　用 この構成により、温度検知手段が高温燃焼ガスにさらさ
れることなく燃焼炉内のごみの温度を間接的に検出し、
この温度の信号にもとづいて焼却終了判定手段がごみの
焼却終了を判断し、この焼却終了判定手段からの信号に
よシヒーター駆動手段でヒーターへの通電を停止させ、
自動的に運転を停止することとなる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図にもとづき説
明する。図において、燃焼炉１は金属あるいはセラミッ
クなどの耐熱性の高い材料で形成された枠体１ａに、耐
熱性が高く断熱効果を有するセラミックファイバーなど
の炉材１ｂを内張すしたもので上部にはごみ２を投入す
るための開閉自在な蓋４を設けである。燃焼炉１内底部
には炉材１ｂを貫通して燃焼炉１内に突出させたごみ２
を加熱するためのヒーター３を設けている。そして前記
燃焼炉１の内部には金属製の処理容器６が置かれておす
、この処理容器６の底には前記ヒーター３にかぶさシ包
み込むように筒部６ａが形成されている。そしてこの筒
部５ａは全面に複数の穴６ｂが設けられ、燃焼に必要な
空気と熱を通過させる。前記燃焼用の空気は前記ヒータ
ー３が燃焼炉１の内底部を貫通する部分に給気口６を設
け、この給気口６に連通して設けた送風機７によシ送ら
れる。一方前記燃焼炉１の側壁の一部に排気口８を開口
し、これに連通して排ガス用の加熱ヒーター９と触媒１
０を備えた排ガスを浄化する浄化器１１が設けられてい
る。またごみ２を加熱するヒーター３は先端側の高温発
熱部３ａと、比軟的発熱の少ない端子部３ｂからなり、
この端子部３ｂにはその温度を検知するサーミスタなど
の温度検知手段３Ｃを設けている。

制御装置１２は、前記温度検知手段３ｃの出力を入力す
る焼却終了判定手段１３と、この判定結果に基づいてヒ
ーター３への通電を停止するヒーター駆動手段１４とか
ら構成されている。なお１６はスタートスイッチである
。

次に第２図により、焼却終了判定の原理を説明する。第
２図は、処理容器６内のごみ２とヒーター３の端子部３
ｂの温度変化を測定したものである。図において破線が
ごみ２の温度変化、実線が前記端子部３ｂの温度変化を
表したものであるが、ごみ２の温度変化と端子部３ｂの
間には相関性があり、加えて焼却の終了時期には双方に
顕著な温度上昇があることがわかった。したがって、温
度検知手段３Ｃにより端子部３ｂの温度を検出し、この
温度が所定温度に到達したことを焼却終了判定手段１３
で判定すれば、焼却終了を決定することができる。

第３図に要部の具体的な回路の一例を示す。送風機７．
ヒーター３．浄化器１１は制御装置１２によりオンオフ
制御されるスイッチング手段１３ａ〜１３Ｃ９電源スイ
ツチ１６を介して交流電源に接続されている。この制御
装置１２は、スタートスイッチ１５からの信号で、送風
機７と浄化器１１へ通電するようにスイッチング手段１
３ａと１３ｃをオンする。すると浄化器１１が活性状態
となり、送風機７により燃焼炉１内へ空気が送風される
。

そして浄化器１１が十分活性化した後スイッチング手段
１３ｂがオンしてヒーター３を加熱する０処理容器６内
には、蓋４をあけて投入されたごみ２が入っておりヒー
ター３の熱エネルギーで強く加熱される。そしてごみ２
は脱水、乾燥して減量し、ついには着火して焼却される
ものである。このとき温度検知手段３ｃからの温度信号
により制御装置１２が焼却終了を判定すると、スイッチ
ング手段１３ｂと１３ｃをオフしてヒーター３と浄化器
１１を停止させる。その後引き続いて送風機７は動作さ
せ、装置を送風冷却した後スイッチング手段１３ａがオ
フして送風機７を停止させ、処理を完了させるものであ
る。

次に上記のように構成したごみ処理装置の焼却過程の動
作について説明する。前記スイッチング手段１３ｂがオ
ンしてヒーター３が通電されると、処理容器５内のごみ
２の温度が上昇するとともにヒーター３の端子部３ｂの
温度も上昇する。そして温度検知手段３Ｃからの温度出
力を制御装置１２の焼却終了判定手段１３に入力し、こ
の焼却終了判定手段１３において第２図に示す所定温度
Ｈに到達したかどうかを判定する。そして所定温度Ｈに
到達すると、スイッチング手段１３ｂをオフしてヒータ
ー３への通電を停止し、焼却過程を終了するものである
。

発明の効果 以上のように本発明によれば、ごみの焼却終了を、ヒー
ターの端子部の温度を検知することによって決定し、こ
の結果に基づいてヒーターへの通電を停止させ焼却過程
を終了させる構成としたものでる遥から、ごみの量や質
によって左右される加熱時間の設定をその都度行う必要
がなく、操作が簡単で誤操作の発生もなく、さらに温度
検知手段が２００℃程度の比較的低い温度レベルのもの
でよく、しかも燃焼ガスに直接さらされることがないた
め、長寿命で信頼性の高すごみ処理装置が実現できるも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のごみ処理装置の縦断面図、
第２図は同ごみ処理装置におけるとみおよびヒータ一端
子部の温度特性図、第３図は同ごみ処理装置の要部回路
図、第４図は従来のごみ処理装置を示す縦断面図である
。 １・・・・・・燃焼炉、３・・・・・・ヒーター、３ｂ
・・・・・・端子部、３Ｃ・・・畠温度検知手段、４・
・・・・・蓋、１２・・・・・・制御装置、１３・・・
・・・焼却終了判定手段、１４０、・・・・ヒーター駆
動手段。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名１−
−一乃ミに九に戸 ３〜−ビータ 第 図 第 図 ３ｃｍ；？Ｌｉ在和シ丘 １５−−−スターＬスイ、７テ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 開閉自在な蓋を有する燃焼炉と、この燃焼炉の内底部に
   突出するごみ加熱用のヒーターと、このヒーターの端子
   部の温度を検知する温度検知手段と、この温度検知手段
   が検出した温度を信号として、ごみの焼却終了を判定す
   る焼却終了判定手段と、この焼却終了判定手段からの信
   号により前記ヒーターを制御するヒーター駆動手段とを
   備えたごみ処理装置。