JPH05306723A - 油圧式動力伝達継手 - Google Patents

油圧式動力伝達継手

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JPH05306723A
JPH05306723A JP11327992A JP11327992A JPH05306723A JP H05306723 A JPH05306723 A JP H05306723A JP 11327992 A JP11327992 A JP 11327992A JP 11327992 A JP11327992 A JP 11327992A JP H05306723 A JPH05306723 A JP H05306723A
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JP
Japan
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magnetic body
movable magnetic
solenoid coil
coil
current
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Application number
JP11327992A
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English (en)
Inventor
Satoru Suzuki
悟 鈴木
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Fuji Univance Corp
Original Assignee
Fuji Univance Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 車両の駆動力配分に使用する油圧式動力伝達
継手に関し、アクチュエータの位置検出を低コストで、
かつ高い信頼性をもって行うことを目的とする。 【構成】 アクチュエータがソレノイドコイル23と、
ソレノイドコイル23への通電によって変位する可動磁
性体24により構成されるとともに;ソレノイドコイル
23と並列に可動磁性体24の変位を検出する検出コイ
ル54を設け;ソレノイドコイル23に流す励磁電流と
検出コイル54に発生する電圧との関係によって、可動
磁性体24の位置を判別する判別手段を設けるように構
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の駆動力配分に使
用する油圧式動力伝達継手に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、例えば特願平3−3382
15号において、下記のような油圧式動力伝達継手を提
案している。すなわち、この油圧式動力伝達継手は、相
対回転可能な入出力軸間に設けられ、前記両軸の差動回
転によって駆動される油圧ポンプと;該油圧ポンプの出
口部に設けられ吐出油の流動抵抗を制御する制御弁と;
外部からの信号によって、該制御弁を作動させるアクチ
ュエータを備え;前記両軸の回転速度差および外部から
の制御信号に応じたトルクを伝達する油圧式動力伝達継
手において;外部の部材に固定され、ソレノイドコイル
を取り巻いて継手と非接触状態に保持される磁気枠と、
継手内部に軸方向への移動および傾斜可能に支持される
とともに、前記コイルへの通電によって磁気吸引力を発
生する可動磁性体と、により前記アクチュエータを構成
し、前記可動磁性体の継手軸中心から離れた対称位置
に、前記制御弁としての第1の制御弁と、第2の制御弁
を設けるとともに、前記第1の制御弁に対しては弱く作
用し、第2の制御弁に対しては強く作用するように、前
記可動磁性体を吸引方向とは逆方向に付勢するリターン
スプリングを設け、前記コイルへの電流を非通電状態に
することにより前記制御弁を作動させない状態と、弱通
電状態にすることにより前記第1の制御弁のみを作動さ
せる第2の制御状態と、強通電状態にすることにより前
記第1,第2両方の制御弁を作動させる第3の制御状態
の3段階に制御するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の油圧式動力伝達継手にあっては、制御弁が実
際に制御信号どうりに動作したのかどうかが分からない
ため、制御の信頼性に不安がある。また、継手そのもの
が回転しており、アクチュエータが継手内部にあるた
め、その変位を検出するのは機械的な方法や、光学的方
法では困難かつ、信頼性にとぼしく、また、実現しても
コストの高いものになる。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、アクチュエータの位置検出を
低コストで、かつ高い信頼性をもって行うことができる
油圧式動力伝達継手を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、相対回転可能な入出力軸間に設けられ、
前記両軸の差動回転によって駆動される油圧ポンプと;
該油圧ポンプの出口部に設けられ吐出油の流動抵抗を制
御する制御弁と;外部からの信号によって、該制御弁を
段階的に変位させるアクチュエータを備え;前記両軸の
回転速度差および外部からの制御信号に応じたトルクを
伝達する油圧式動力伝達継手において;前記アクチュエ
ータがソレノイドコイルと、該ソレノイドコイルへの通
電によって変位する可動磁性体により構成されるととも
に;前記ソレノイドコイルと並列に前記可動磁性体の変
位を検出する検出コイルを設け;前記ソレノイドコイル
に流す励磁電流と前記検出コイルに発生する電圧との関
係によって、前記可動磁性体の位置を判別する判別手段
を設けたものである。
【0006】
【作用】電磁式のアクチュエータはその特性上、可動磁
性体が変位して、エアギャップが小さくなるに従って磁
気抵抗が小さくなる。また、アクチュエータの動作電流
にはヒステリシスが存在するために、動作に必要な電流
といったん動作した状態を保持するに必要な電流は異な
る。
【0007】したがって、ソレノイドコイルに流す電流
を動作電流と保持電流の間で変化させてもアクチュエー
タの動作には支障がない。一方、アクチュエータの磁気
回路には、励磁電流と磁気抵抗によって決まる磁束が流
れるが、励磁電流の変化に対する磁束の変化は磁気抵抗
が小さい程大きくなる。
【0008】したがって、この磁束変化を検出するコイ
ルをソレノイドコイルと並列に巻いておき、励磁電流の
変化に対する検出コイルの発生電圧をチェックすれば、
アクチュエータの位置が判る。このため、本発明におい
ては、次のような効果が得られる。継手自体としてはソ
レノイドコイルに並列に検出コイルを設けるだけなの
で、低コストで、かつ高い信頼性をもって、アクチュエ
ータの位置を判別することができる。
【0009】また、判別手段としてのコントローラ側で
も検出コイルの電圧を検出する回路の追加だけで済むた
めコストが安い。CPUによってはもともとこの機能を
持っているものもある。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図13は本発明の一実施例を示す図であ
る。まず、構成を説明すると、図1において、1はハウ
ジングであり、ハウジング1は図示しない出力軸に連結
され、出力軸と一体的に回転する。
【0011】ハウジング1は非磁性体でできたハウジン
グ非磁性部1Bと、磁性体でできた他の部分が一体とな
っている。2はカムであり、カム2はハウジング1の内
側面に所定の角度回転可能に支持される。カム2は、複
数のカム山とカム谷からなるカム面2Aを有し、その外
周であって、側面にカム山があるところに位置決め兼ト
ルク伝達用の複数の突起2Bを有する。
【0012】カム2は、その突起2Bがハウジング1に
形成した切欠き1Aに係合して、ロータ3の回転方向に
ハウジング1と一体で回転し、ロータ3の回転方向が変
わると、カム2はロータ3とともにつれ回りし、カム2
の突起2Bがハウジング1の切欠き1Aに当るまで回転
した後に、ハウジング1と一体で回転する。ロータ3は
ハウジング1内に回転自在に収納され、入力軸4に結合
され、入力軸4と一体で回転する。
【0013】ロータ3には、軸方向に複数個のプランジ
ャー室5が形成され、プランジャー室5内は複数個のプ
ランジャー6がリターンスプリング7を介して摺動自在
に収納されている。また、ロータ3には複数の吸入吐出
孔8が各プランジャー室5に通じるように形成されてい
る。9は吸入ポート10、吸入路11および吐出ポート
12が形成されたバルブであり、バルブ9は、ハウジン
グ1の切欠き1Aに突起13を係合させることにより、
ハウジング1に位置決め固定されている。
【0014】また、吐出ポート12は高圧室14に連通
し、高圧室14は、バルブ9に形成したオリフィス(流
動抵抗発生手段)15を介して吸入ポート10に連通可
能となっている。プランジャー6が吸入行程にある場合
は、バルブ9の吸入ポート10とロータ3の吸入吐出孔
8が通じる位置関係となり、オリフィス15、吸入路1
1、吸入ポート10、ロータ3の吸入吐出孔8を通じ
て、プランジャー室5にオイルを吸入することができ
る。
【0015】また、プランジャー6が吐出行程にある場
合は、吸入行程と逆の関係となり、ロータ3の吸入吐出
孔8はバルブ9の吐出ポート12、高圧室14に通じ
る。16は磁性体のリテーナであり、リテーナ16はハ
ウジング1の内周に固定され、ハウジング1と一体で回
転する。リテーナ16には挿入孔17,18が形成さ
れ、挿入孔17,18にはバルブ9の突出部19,20
がそれぞれ挿入される。なお、21はオイルシール43
の抜け止めを行うスナップリングである。
【0016】入力軸4はベアリング44およびベアリン
グ53によりハウジング1に支持されている。22は磁
気枠であり、磁気枠22は外部の部材に固定され、継手
と非接触状態に保持される。磁気枠22は継手軸に対し
て同心状に配置され、磁気枠22内にはソレノイドコイ
ル23が収納される。
【0017】24はソレノイドコイル23への通電によ
り磁気吸引力を発生する可動磁性体であり、可動磁性体
24はハウジング1内にリテーナ16に相対して移動可
能に収納される。可動磁性体24の図中右方向へのスト
ッパとしてはストッパリング25がハウジング1の内周
に設けられている。26はロックバルブとしての第1の
制御弁であり、第1の制御弁26は一端側がバルブ9の
バルブ孔27内に摺動自在に収納され、また、他端側が
可動磁性体24に形成した挿入用切欠き部28に挿入さ
れている。第1の制御弁26と可動磁性体24の間には
リリーフ用のスプリング29が介装されている。
【0018】30はフリーバルブとしての第2の制御弁
であり、第2の制御弁30は、一端側がバルブ孔31内
に摺動自在に収納され、他端側の溝部32が可動磁性体
24に形成した挿入用切欠き部33に挿入されている。
可動磁性体24、ソレノイドコイル23および磁気枠2
2が全体としてアクチュエータを構成しており、アクチ
ュエータは第1,第2の制御弁26,30の作動を制御
する。
【0019】リテーナ16と可動磁性体24の間には、
図2および図3に示すように、上側の2ケ所において、
付勢力が強いスプリング34が、また、下側の2ケ所に
おいて、付勢力が弱いスプリング35が、それぞれ介装
されている。スプリング34,35は可動磁性体24の
継手軸中心を通る垂直線に対して、それぞれ対称となる
位置に設けられ、スプリング34間には第2の制御弁3
0が、スプリング35間には第1の制御弁26が、それ
ぞれ設けられている。
【0020】第1の制御弁26と第2の制御弁30は可
動磁性体24の継手軸中心から離れた対称位置に設けら
れる。36,37はリテーナ16と可動磁性体24を連
結し、スプリング34,35を挿入する抜け止めピンで
ある。図1中、38はハウジング1と一体で回転するア
キュームレータピストンであり、アキュームレータピス
トン38は、封入油の熱膨張を吸収するために設けられ
ている。アキュームレータピストン38とハウジング1
に固定したカバー39の間にはリターンスプリング40
が介装されている。
【0021】51は接触防止部材としてのリング状部材
(非磁性体)であり、リング状部材51は吸引対象部材
であるリテーナ16側または可動磁性体24側に設けら
れる。これにより、通電時でも可動磁性体24がリテー
ナ16に接触しないようにしている。これは電流を切っ
た時に、残留磁気によって可動磁性体24がリテーナ1
6に吸引されたままになることを防止する為のものであ
り、これにより、ハウジング1、リテーナ16、可動磁
性体24は磁気特性の悪い安価な鋼材を使うことができ
る。
【0022】なお、41はスプライン、42,43はオ
イルシール、44はベアリング、45はニードルベアリ
ング、46,47,50はシールリングである。ここ
で、54は検出コイルであり、検出コイル54はソレノ
イドコイル23と並列に設けられる。検出コイル54は
ソレノイドコイル23に流れる励磁電流の変化に対する
磁束の変化を検出する。
【0023】すなわち、図4に示すように、検出コイル
54の発生電圧は、アンプ55で増幅され、A/D変換
器56でデジタル信号に変換された後にCPU(判別手
段)57に入力する。CPU57は発生電圧のレベルに
より可動磁性体24の位置を判別する。ソレノイドコイ
ル23にはトランジスタ58と電流検出抵抗59が直列
に接続されている。CPU57がアンプ60を介してト
ランジスタ58をオンにすると、ソレノイドコイル23
に励磁電流が流れる。励磁電流は電流検出抵抗59によ
り検出され、アンプ61で増幅され、A/D変換器62
によりデジタル値に変換された後にCPU57に入る。
【0024】次に、動作を説明する。まず、通常特性に
ついて説明する。ソレノイドコイル23に通電しないと
きは、可動磁性体24は磁気吸引力を発生しない。した
がって、スプリング34,35は圧縮されない。このた
め、図5に示すように、第2の制御弁30は高圧室14
と吸入路11を連通させるバルブ孔31を閉止した状態
にある。
【0025】一方、第1の制御弁26はオリフィス15
を開放しているので、オイルは矢印で示すように流れ
る。すなわち、吐出ポート12に押し出されたオイル
は、高圧室14、オリフィス15を通って吸入路11に
供給される。このとき、オリフィス15の抵抗により高
圧室14、吐出ポート12およびプランジャー室5の油
圧が上昇し、プランジャー6に反力が発生する。このプ
ランジャー反力に逆ってカム2を回転させることにより
トルクが発生し、カム2とロータ3との間でトルクが伝
達される。
【0026】このときのトルク特性は、図6のAに示さ
れ、差動回転数ΔNの2乗に比例したトルクTとなる。
次に、ロックの特性について説明する。ソレノイドコイ
ル23に弱通電したときは、強いスプリング34は圧縮
しないが、弱いスプリング35を圧縮するので、可動磁
性体24の下側は、リング状部材51を介してリテーナ
16に当接した状態になる。
【0027】このため、図7に示すように、第2の制御
弁30は高圧室14と吸入路11を連通するバルブ孔3
1を閉止した状態のままであるが、第1の制御弁26は
リリーフ用のスプリング29の圧縮力によりオリフィス
15を閉止する。このときトルク特性は、図6のBに示
され、ロックの状態になる。次に、フリーの特性につい
て説明する。
【0028】ソレノイドコイル23に強通電したとき
は、可動磁性体24は弱いスプリング35だけでなく、
強いスプリング34を圧縮して、移動し、全体がリング
状部材51を介してリテーナ16に当接した状態にな
る。このため、図8に示すように、第1の制御弁26は
オリフィス15を閉止した状態を保持し、第2の制御弁
30は、高圧室14と吸入路11を連通するバルブ孔3
1を開放する。このため、高圧室14のオイルは、オリ
フィス15を通らないで、そのまま吸入路11に流れ
る。
【0029】このときのトルク特性は、図6のCに示さ
れ、フリーの状態になる。ここで、図9に示すように、
電磁式のアクチュエータはその特性上可動磁性体24が
変位してエアギャップが小さくなるにしたがって、磁気
抵抗が小さくなる。すなわち、図9(A)に示すよう
に、可動磁性体24とリテーナ16との間のエアギャッ
プが大きい通常特性のときは磁気抵抗は大きい。また、
図9(B)に示すように、可動磁性体24の片側がリテ
ーナ16と当接するエアギャップが中程度のロック特性
のときは磁気抵抗は中程度になる。
【0030】一方、図9(C)に示すように、可動磁性
体24とリテーナ16が当接し、エアギャップがなくな
るフリー特性のときは磁気抵抗は小さくなる。また、可
動磁性体24の動作電流にはヒステリシスが存在するた
めに、動作に必要な電流と一旦動作した状態を保持する
のに必要な電流は異なる。したがって、ソレノイドコイ
ル23に流す電流を動作電流と保持電流の間で変化させ
てもアクチュエータの動作には支障がない。
【0031】例えば、図10に示すように、ロック特性
を設定するためのロック設定電流とロック特性を保持す
るロック保持電流は値が異なっており、ロック設定電流
の値をロック保持電流の値に低下させてもロック特性を
保持することができる。また、図11にフリー特性に切
替えるフリー電流と、フリー特性を解除するためのフリ
ー解除電流との関係を示す。また、ロック電流とロック
解除電流の関係を同じく図11に示す。ロック電流はロ
ック設定電流より小さく、ロック解除電流はロック保持
電流より小さい。
【0032】一方、アクチュエータの磁気回路には、励
磁電流と磁気抵抗によって決まる磁束が流れるが、励磁
電流の変化に対する磁束の変化は磁気抵抗が小さい程大
きくなる。すなわち、図12に示すように、励磁電流の
変化に対して、磁気抵抗が大きい通常特性のときは磁束
の変化は小さく、磁気抵抗が中程度のロック特性のとき
は、磁束の変化は中程度であり、磁気抵抗が小さいフリ
ー特性のときは磁束の変化は大きくなる。
【0033】したがって、ソレノイドコイル23に流す
励磁電流の変化に対する検出コイル54の発生電圧をC
PU57で判別することにより、可動磁性体24の位置
を判別することができる。例えば、図13に示すよう
に、励磁電流として、ロック設定電流を流し、その後ロ
ック保持電流とした場合、この励磁電流の変化に対応し
た電圧を検出コイル54で検出することができる。検出
コイル54の検出電圧は、CPU57で判別され、可動
磁性体24がロックポジションにあることを判別するこ
とができる。
【0034】このように、継手自体としては、ソレノイ
ドコイル23に並列に検出コイル54を設けるだけであ
るため、可動磁性体24の位置を低コストで、かつ高い
信頼性をもって判別することができる。また、コントロ
ーラ側でも検出コイル54の電圧を検出する回路を追加
するだけで済むので、コストが安くてすむ。CPU57
によってはこのような機能をもともと持っているものも
ある。
【0035】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、アクチュエータの位置を、低コストで、かつ高い信
頼性をもって判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図
【図2】リテーナと可動磁性体の断面図
【図3】可動磁性体の正面図
【図4】制御系を示す図
【図5】通常特性の動作説明図
【図6】トルク特性を示すグラフ
【図7】ロック特性の動作説明図
【図8】フリー特性の動作説明図
【図9】磁気抵抗の変化の説明図
【図10】励磁電流と各特性の関係を示す図
【図11】励磁電流と各特性の関係を示す図
【図12】励磁電流と磁束の関係を示す図
【図13】ロック電流と検出電圧の関係を示す図
【符号の説明】
1:ハウジング 1A:切欠き 1B:ハウジング非磁性部 2:カム 2A:カム面 2B:突起 3:ロータ 4:入力軸 5:プランジャー室 6:プランジャー 7:リターンスプリング 8:吸入吐出孔 9:バルブ 10:吸入ポート 11:吸入路 12:吐出ポート 13:突起 14:高圧室 15:オリフィス 16:リテーナ(吸引対象部材) 17,18:挿入孔 19,20:突出部 21:スナップリング 22:磁気枠 23:ソレノイドコイル 24:可動磁性体 25:ストッパリング 26:第1の制御弁 27:バルブ孔 28:挿入用切欠き部 29:リリーフ用のスプリング 30:第2の制御弁 31:バルブ孔 32:溝部 33:挿入用切欠き部 34:強いスプリング 35:弱いスプリング 36,37:抜け止めピン 38:アキュームレータピストン 39:カバー 40:リターンスプリング 41:スプライン 42,43:オイルシール 44:ベアリング 45:ニードルベアリング 46,47,50:シールリング 51:リング状部材(接触防止部材) 53:ベアリング 54:検出コイル 55,60,61:アンプ 56,62:A/D変換器 57:CPU(判別手段) 58:トランジスタ 59:電流検出抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対回転可能な入出力軸間に設けられ、前
    記両軸の差動回転によって駆動される油圧ポンプと;該
    油圧ポンプの出口部に設けられ吐出油の流動抵抗を制御
    する制御弁と;外部からの信号によって、該制御弁を段
    階的に変位させるアクチュエータを備え;前記両軸の回
    転速度差および外部からの制御信号に応じたトルクを伝
    達する油圧式動力伝達継手において;前記アクチュエー
    タがソレノイドコイルと、該ソレノイドコイルへの通電
    によって変位する可動磁性体により構成されるととも
    に;前記ソレノイドコイルと並列に前記可動磁性体の変
    位を検出する検出コイルを設け;前記ソレノイドコイル
    に流す励磁電流と前記検出コイルに発生する電圧との関
    係によって、前記可動磁性体の位置を判別する判別手段
    を設けたことを特徴とする油圧式動力伝達継手。
JP11327992A 1991-12-20 1992-05-06 油圧式動力伝達継手 Pending JPH05306723A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010183795A (ja) * 2009-02-09 2010-08-19 Mitsubishi Motors Corp 電気自動車の充電リレー溶着判定装置

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